甘酒で風邪が治る?
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初詣の際によく売っていることから、甘酒といえば冬に飲むものと思っている人も少なくありません。でも実は、甘酒にはとても栄養が豊富に含まれており、健康美容にも良いとされています。そのため、1年問わず取り入れるのが勧められています。
そんな甘酒ですが、甘酒を摂り入れることにより風邪が治るとも言われています。果たして本当に風邪にいいのかどうか、効果効能も含めて見ていきましょう。
基本的な甘酒の効果効能
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甘酒には大きく分けて2種類あり、酒粕や米麹があります。そして、どちらにもコウジ酸という美肌を保つために必要な栄養が含まれており、美容効果だけでなく、疲労回復効果などもあります。さらに、甘酒を飲むだけでエネルギー源となります。
【甘酒の栄養素】ビタミンB1・B2・B6、 葉酸、食物繊維、アミノ酸、食物繊維、オリゴ糖
甘酒の疲労回復に役立つのがビタミンB群です。また、コウジ酸の働きによりメラニンの生成を抑えてくれるため、シミやくすみの予防にもつながります。
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そしてアミノ酸は、髪を綺麗に健やかにしてくれます。食物繊維とオリゴ糖の作用で腸内の善玉菌を増やし、腸内環境が整うことにより美肌効果をアップしてくれます。
甘酒の風邪に効く栄養素
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このように様々な栄養素と効果効能がありますが、もちろん風邪にも効くと言われています。特に風邪に良いとされているのが「ビタミンB群・ブドウ糖・葉酸・オリゴ糖・アミノ酸」です。
甘酒には、必要な栄養が豊富に含まれているので、1杯飲めばこれらを一気に摂り入れられます。これらの栄養素が、食事から摂った栄養素の吸収をも助けてくれ、そして腸内環境が整うことにより免疫力もアップします。
風邪をひいてしまったときはもちろんですが、風邪をひくかもしれないというときにぜひ飲んで、悪化を防ぎましょう。
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甘酒の風邪に効果的な飲み方
甘酒には様々な飲み方がありますが、特に風邪のときに良い飲み方を解説します。
甘酒の風邪に効果的な飲み方⑴栄養ドリンクと併用
まず、風邪の際に甘酒を飲むときにおすすめなのが、栄養ドリンクと一緒に摂取することです。甘酒により吸収率が高まっているため、より栄養ドリンクの栄養素を効果的に吸収することができます。そのため、風邪をひいた際は栄養ドリンクのみではなく甘酒と一緒に摂り入れると良いでしょう。
また、すでに風邪をひいている場合は寝る前に飲むのがおすすめですが、日頃の風邪予防として飲む際は朝がおすすめです。甘酒の1日の量は200mlです。これを朝と晩2回分けて飲みましょう。
甘酒の風邪に効果的な飲み方⑵消化の良いものと食べる
食欲がないときは甘酒と栄養ドリンクだけでも良いですが、消化の良い食べ物と一緒に甘酒を取り入れるのも良いですね。おかゆやうどん、雑炊などがおすすめです。
甘酒の風邪に効果的な飲み方⑶温めて飲む
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甘酒は冷やした方がいいのか温めた方がいいのか迷いますよね。特に風邪をひいた際はどちらが良いのでしょうか?
まず、栄養素に関してはどちらも大差はありません。ただし、風邪のときは免疫力も低下して体も冷えやすくなっていますので、無論温かい方がおすすめ。風邪でなければ、暑い時期に夏バテ予防として冷やした甘酒を飲むのは大丈夫です。
甘酒で一晩で風邪を治す方法
大事な会議や仕事試験などがあるなど、一晩で風邪を治したいときもあるかと思います。そんなときは以下のようにして過ごしましょう。
⑴コンビニで栄養ドリンクと甘酒を購入
帰宅前に、コンビニでユンケル黄帝液と一緒に甘酒を購入しましょう。次の日どうしても休めない場合は、前日の仕事は早めに切り上げるのが良いです。
ユンケル黄帝液は、風邪の引き始めに効くのでおすすめです。栄養ドリンクと一言で言っても、様々な種類があるので、迷ったらまずこちらを買いましょう。
食欲がなくてもこのドリンクと甘酒だけで十分栄養が補給できます。栄養価の高い栄養ドリンク、を甘酒の吸収率でより効果的に取ることができるからです。
ちなみに甘酒は飲めば飲むほどいいというわけではありません。所定の量で十分効果が期待できるので飲み過ぎはやめておきましょう。
⑵早めに寝る
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風邪が悪化しますので、いつまでも遅くまで起きているのではなく、早めに横になって体を休ませてあげましょう。
栄養補給と休養が風邪には一番大事ですので、購入してきた栄養ドリンクと甘酒を飲んだら、なるべく早くベッドに入りましょう。
⑶水分も摂る
もちろん、それとは別で水分補給も大切です。お茶やスポーツドリンクなどで、こまめに水分を摂りましょう。
⑷体を温める
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悪寒がする場合は、体をしっかりと温めておきましょう。もし頭痛があれば、氷枕や熱さまシートで冷やすことにより痛みが和らぎます。
⑸できれば食事も摂る
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もし少しでも食欲があれば、晩御飯を食べましょう。うどんなど消化の良いものがおすすめです。食事として栄養を摂ることで、より風邪も早く治ります。
風邪に効く甘酒レシピ
甘酒はそのままいただいても良いですが、ほんの一手間でより早く風邪に効く甘酒になります。簡単なレシピを紹介しましょう。
風邪に効く甘酒レシピ⑴しょうが甘酒
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1つ目はしょうがを使ったレシピです。しょうがは血行を促進して体を温めたり、殺菌効果もあります。そのため風邪の予防や、風邪で体が弱っているときに、ぜひ甘酒に入れましょう。
甘酒に小さじ1/2ほどのすりおろしたしょうがを入れるだけで、すぐにできます。
甘酒の吸収率を良くする効果と、しょうがの殺菌作用で風邪の菌から守って体を温めてくれます。
風邪に効く甘酒レシピ⑵はちみつ甘酒
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2つ目がはちみつを使ったレシピです。はちみつにも、しょうがと同様に殺菌効果が期待できます。また、はちみつにはビフィズス菌を増やす働きもあるので、腸内環境を整えてくれます。
さらには、ビタミンやミネラルなど栄養も豊富。風邪で食欲がないときの栄養補給としてもおすすめです。
作り方も簡単で、甘酒を飲む際にスプーン1杯分のはちみつを入れるだけです。
風邪で甘酒を飲むときの注意点
風邪薬と併用できるか?
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まず風邪で甘酒を摂取するときに迷うのは、風邪薬との併用ですよね。甘酒には2種類あり、米麹であればノンアルコールですので大丈夫です。
ただしここで注意いただきたいことがあります。風邪薬を飲む際に水の代わりに甘酒を使うのはやめましょう。風邪薬の成分は、水と飲むことを前提にして作られているからです。
甘酒と飲むことにより、体への影響が変わってくるかもしれません。飲む薬の成分によって異なるとは思いますが、飲み合わせが危険という場合があるので、風邪薬を飲む際は必ず水で飲みましょう。
薬は補助として飲む
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また、早く治したいからと言って市販の薬を倍以上飲んでしまう人も少なくありませんが、これは大変危険です。もし甘酒と併用して飲むのであれば、風邪薬は補助程度に飲んでおくようにしましょう。
甘酒の種類と選び方
冒頭でもご説明した通り、甘酒には大きく分けて2種類があります。
甘酒の種類
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まず、米麹は米と麹を合わせて発酵させて作った甘酒です。そして酒粕の甘酒は、酒粕に砂糖を加えて作った甘酒です。どちらも栄養が豊富ですが、風邪にはどっちが効くのでしょうか。
正解は米麹の甘酒です。その理由は、アルコール分と砂糖の量ですね。 米麹は米と米麹のみでアルコールは入っていません。
酒粕は名前のとおり、少量でもアルコールが入っているため、風邪で免疫力が下がっているときにはあまりおすすめできません。
甘酒と合わせて風邪を治す対策
寝るときの環境を整える
また、夜中でも水分補給ができるように、そばにお茶やスポーツドリンクなどを常備しておきましょう。 寝るときの室温も大切です。
例えば、夏場だと暑いからといって、クーラーを一晩つけっぱなしにしておくのは避けた方が良いです。乾燥すると体も冷えてしまいますので、温度も高めの27℃に設定しておくのが良いでしょう。
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そしてもう一つ気をつけるのが湿度です。特に乾燥した冬場には、湿度が一気に下がります。乾燥は咳を悪化させてしまうので、持っている人は加湿器をつけておきましょう。加湿器がないご家庭であれば、洗濯物や濡らしたタオルを部屋に干しておくだけでも十分です。
また、寝る前にスマートフォンやパソコンを見ると、ブルーライトの影響で覚醒してしまい、寝つきが悪くなります。そのため、風邪のときは特に寝る前に見ないようにして、リラックスできる環境を整えましょう。
甘酒で風邪対策をしよう
甘酒で風邪を治すための効果的な飲み方や、風邪に効く甘酒レシピなど様々ご紹介してきました。風邪の際は特に飲み方にも注意が必要ですので、注意点をよく見て早めに風邪を治しましょう。また、風邪をひいていない場合でも風邪予防に効果的ですので、ぜひ取り入れてみてください。