まず名探偵コナンがどういった作品なのか、情報をまとめてみました。名探偵コナンは1994年から週刊少年サンデーに連載されている日本の漫画作品です。ジャンルは推理もので、名探偵コナンは2018年の現在でも連載がされている大変歴史ある有名な漫画なんです。
名探偵コナンの連載記録24年以上と週刊少年サンデーで最長の連載記録を更新しており、親子で作品を楽しんでいるファンの方も大勢いらっしゃいます。原作は青山剛昌先生で、2001年には小学館漫画賞を受賞するなど非常に名探偵コナンは評価高い作品になっています。
アニメ版の名探偵コナンも1996年から2018年現在でも放映されており、映画も公開される度に非常に話題になりメディアでも取り上げられています。このことから名探偵コナンは国民的に人気のある日本のコンテンツと言えます。
登場人物をまとめていくまえに、名探偵コナンのあらすじをまとめました。高校生である工藤新一は大人に引けを取らない推理力で事件を解決に導く探偵として、日本警察の救世主と言われるほどに非常に有名な青年でした。ある日工藤新一は幼馴染の毛利蘭と共に遊園地に行くきます。
その遊園地である組織の取引現場を見てしまい薬を飲まされ、殺されそうになります。しかしその薬を飲んだ工藤新一は子供の姿になってしまいます。工藤新一は周囲に危険をもたらす可能性を考え、組織に生きていることがバレないように隣に住んでいた阿笠博士のアドバイスで江戸川コナンと名乗ります。
毛利蘭の父で探偵の毛利小五郎の元で組織の情報を探ろうと生活をはじめます。名探偵コナンは小学校1年生の姿になってしまった工藤新一が江戸川コナンとして生活をしながら様々な事件を解決しつつ、自分の身体を元に戻すために組織を追うお話です。
今回当記事では、名探偵コナンに登場する人達や謎の組織をまとめ一覧にて紹介します。
江戸川コナン(工藤新一)は名探偵コナンの主人公です。工藤新一は高校二年生で、江戸川コナンとして生活している作中では高校は休学している扱いになっています。
推理力もそうですが演技派でもあり、江戸川コナンと生活をするうえでわざと子供らしく振舞ったりすることが多々あります。とくに推理パートでは「あれれ~おかしいぞ~?」という大人を欺く決まり文句は有名で、名探偵コナンラジオの最終回でも取り上げられ非常に話題となりました。
特技はサッカーでサッカーボールを犯人に当てるというシーンもたまに見られます。性格は基本的にはクールなのですが、幼馴染でヒロインの毛利蘭のことになると感情的になるという面もあります。
江戸川乱歩とコナン・ドイルが名前の由来で、子供の姿になってしまったあと自宅で蘭に見つかり焦り背にあった本棚を見て「江戸川コナン」と工藤新一は咄嗟に答えこの名前になりました。
毛利蘭は名探偵コナンのヒロイン的存在の女の子です。工藤新一(江戸川コナン)の幼馴染で、恋人ではないが相思相愛な雰囲気で映画では恋愛要素も描かれています。また江戸川コナンの居候先でもあります。
毛利蘭はとても美人でナンパされることも多いのですが、関東大会で優勝するほどの空手の腕前。優しいのですが勝気な性格もあって身体を張って犯人と対峙するなど、戦う強いヒロインという印象が強いです。
江戸川コナンが工藤新一であることは知らず、気づきそうになってもアリバイを他の人に作ってもらい結局真実には辿りついてはいません。工藤新一に対しては健気に待つ姿勢を見せ、江戸川コナンに対しては弟のように接し一緒に風呂に入ったり寝たりもしています。
容姿の特徴として尖った髪の毛が注目されることが多く、その角のような髪型はどうしてそのようになったのか読者も謎に思っています。ちなみに連載当初毛利蘭の頭に角はなく、だんだん尖っていっている傾向にあります。
毛利小五郎は主人公の江戸川コナンの居候先の探偵事務所の私立探偵で、元刑事の毛利蘭の父になります。事件が起きると江戸川コナンに眠らされ江戸川コナンが毛利小五郎がいかにも解決したように見せかけ推理し解決していくので、「眠りの小五郎」として有名な探偵です。
しかし実際にはとんちんかんな推理をすることが多く、的外れな答えを導きだすことが毛利小五郎はあります。江戸川コナンに眠らされていることには気づいておらず、いつの間にか自分が解決していることになっていることを推理でエネルギーを使い記憶が飛ぶと思い込み受け入れています。
刑事だった経験から射撃や学生からやっていた柔道が得意で、じつは戦える探偵ではあります。また家族を大事にしており、家族のピンチのときにはとんでもない力を発揮することもあります。
少年探偵団は江戸川コナンが通う帝丹小学校の1年B組みで、江戸川コナンと仲の良い友達グループで結成した探偵団です。リーダーは江戸川コナンがしており、江戸川コナンがいないときは下記項目で詳しく説明しますが灰原哀がグループのまとめ役をしています。
江戸川コナンを少年探偵団に誘った女の子で、明るくて可愛くムードメーカー的な存在です。純粋で天然な面もあり、江戸川コナンに恋心を抱いています。
頭がとても良く誰に対しても敬語で話す礼儀正しい男の子です。そのため灰原哀や江戸川コナンがいない3人で行動をするときは、グループのまとめ役をしています。推理力にも長けている傾向にあるが自意識過剰なのがたまに傷です。当初は吉田歩美に好意を寄せていましたが、灰原哀が加わり日が経っていくにつれ灰原哀への恋心を募らせています。
一応名前だけではありますが、少年探偵団の団長です。体格の良いガキ大将な男の子で、食いしん坊で運動は少し苦手です。正義感が強く他人を思いやる優しい心を持っており、普段はボケポジションですがたまに的確なツッコミをしたりします。ちなみに吉田歩美に恋をしています。
阿笠博士は工藤新一の隣に住んでおり、工藤新一が江戸川コナンであることを知っている人物です。ちなみに阿笠博士の名前は「ひろし」なのですが、発明家であることから「はかせ」と周囲から呼ばれています。
江戸川コナンの協力者で、様々な発明品を江戸川コナンそして少年探偵団に提供をしています。また少年探偵団の保護者役のような存在で、よく一緒に行動をしています。
ある事情から灰原哀と一緒に暮らしています。また事情を知っているということから、江戸川コナンの推理の替え玉になった回も何回かあります。町では発明家というよりも科学者として有名です。じつは阿笠博士はファンの間で黒幕説が囁かれたことがあります。
宮野志保はイギリス系のクォーターで、両親は黒の組織の科学者でした。また姉や自分自身も黒の組織の科学者で、工藤新一が飲んだAPTX(アポトキシン)4869という薬を亡くなった両親から引き継いで姉が研究していました。ちなみにコードネームはシェリーです。
しかし姉が組織にFBI捜査官の赤井秀一を引き入れそれがバレ、ジンに殺されてしまいます。宮野志保はそれに反発して軟禁されてしまいます。死を覚悟してAPTX(アポトキシン)4869を飲んだ宮野志保は工藤新一と同じように子供の姿になってしまいます。
脱走した宮野志保は自分と同じ症状になっていた工藤新一の家を訪ね、行き倒れていたところを阿笠博士に保護されました。
子供の姿になってからは「灰原哀」と名乗り生活をしています。江戸川コナンのように子供らしく振舞う様子はあまりなく、クールで元研究者らしく知的な印象があります。演技力がないわけではなく、必要なときはは子供の演技をします。怒るとすごく怖いのですが、根はすごく優しく自己犠牲な行動をとる傾向にあります。
黒の組織は名探偵コナンに登場する犯罪組織で、国際的な規模で犯罪をしている謎の多い集団です。黒の組織に所属している人達は黒いスーツなどの洋服に身を包んでいるため、江戸川コナンは黒づくめの男と呼んでいます。
黒の組織に所属している幹部達のコードネームはお酒から来ており、あの方と呼ばれているボスのお気に入りだと幹部のなかでも立場が強くなる傾向にあります。
江戸川コナンや灰原哀になる原因になった薬「APTX4869」を開発している組織であり、本来ならばこの薬は証拠を残さず抹殺できる薬で、例外で子供化したのは2人だけです。ちなみにこの薬は元々は不老不死を実現するための薬であったことが可能性として示唆されています。
組織の本当の目的は謎であり、江戸川コナンが組織の真実に辿り着き解決することが名探偵コナンのメインストーリーです。
名探偵コナンは謎の黒い組織と対峙していくストーリーで、江戸川コナンそして灰原哀は本来の姿に戻れるのか、そして毛利蘭との恋愛や初年探偵団との関係など、最終回を想像するだけでもわくわくします。
黒の組織に関しては活動目的など多くの謎があるので、最終回まで予測がつきません。そういったいろいろな考察がファンができるのも、名探偵コナンの魅力です。
以上名探偵コナンの人物や謎の組織、簡単な物語の内容をまとめさせていただきました。読んでいただきありがとうございました。