東京都内にあるパワースポットを紹介します。「仕事運・金運に恵まれない」という方は、紹介するパワースポットを知って、開運祈願を行いましょう。停滞していた運気を変えられるかもしれません。
東京都内のパワーポットのなかで、仕事運を高めてくれるスポットを、8つ紹介します。自然・神社・お寺を巡って、下がってしまった仕事運を高めてみましょう。東京を訪れたついでや、休日などを利用して、取り上げたパワースポットのご利益を授かりましょう。
世田谷区にある自然の渓谷。東急大井町線等々力駅からは、歩いて3分の距離にあります。谷を流れる川や、不動の滝から自然のパワーをいただけます。渓谷のある公園には、緑の生い茂る木々や、古墳、等々力不動などがあるので、渓谷の自然と、お不動様に祭られるご祭神などから、仕事運アップのご利益をいただきましょう。
等々力渓谷から等々力不動へ上がる石段の途中に、不動明王が祭られています。不動明王のご利益は、立身出世・厄払・悪霊退散です。「運に恵まれない」「頑張っても仕事がうまくいかない」ときは、こちらの不動明王にお参りをして、仕事運を高めましょう。
神田明神は、千代田区にある神社です。神社の歴史は古く、1300年もの間、東京の街を守ってきました。戦国時代の武将たちや、関ヶ原の戦いで勝利を願う徳川家康などに崇められてきた神社で、江戸三大祭りと呼ばれる神田祭を2年に一度執り行っています。
ご祭神は、縁結びの神・大己貴命(おおなむちのみこと)、商売繁盛の神・少彦名命(すくなひこなのみこと)、除災厄除の神・平将門命です。神田明神を訪れて、経営する会社や営む商店などの繁盛を願いましょう。
仕事運を高めるお守りは、勝守がおすすめです。徳川家康がこちらで祈りを捧げたことで、関ヶ原の戦いに勝利したといわれています。商売運や仕事運を望む方は、勝守をいただいて、商売繁盛・勝負運を高めるなどのご利益を得ましょう。
明治神宮は、渋谷区にある神社です。社殿は、豊かな常盤の森に囲まれたなかにあり、神宮外苑には野球場や国立競技場などのスポーツ施設が設けられています。お祭りするご祭神は、明治天皇と昭憲皇太后です。たくさんの方に敬われる明治神宮は、初詣で訪れる参拝者は、日本一といわれています。
明治神宮の御苑には、トラ退治で有名な加藤清正が掘ったといわれる井戸があります。井戸からは絶えることなく水が湧き出てています。この井戸を写真に撮り、待ち受けにしてみましょう。ご利益が得られるといわれていますよ。ただし、御苑に入るには500円の御苑維持協力金を払わなくてはいけませんので、注意をしてください。
亀戸天神は、江東区亀戸にある神社で、藤原道真をお祭りしています。かつては東宰府天満宮と呼ばれていました。神社は、太宰府天満宮の神官が祠を建てたことがはじまりだと、いわれています。
学問の神様・菅原道真公のほかにお祭りしている神様は、本殿の隣にある御嶽神社の、卯の神・法性坊尊意僧正です。お参りすると、厄災(火災除・雪除)や商売繁盛、開運のご利益を受けられます。また、卯の神として崇められているので、参拝するなら、その年最初の卯の日や、二の卯、三の卯に訪れましょう。卯槌と呼ばれる杖や、卯の神札を配布しています。
亀戸天神社|公式ホームページ
天満大神(菅原道眞公)、天菩日命(菅家の祖神)を奉祀する亀戸天神社は一般には広く「亀戸の天神さま」「亀戸天満宮」と呼ばれ、
親しまれております。亀戸天神社オフィシャルサイト。
港区の愛宕にある神社です。周囲は会社が立ち並ぶ地区で、愛宕神社は愛宕山のてっぺんに社を構えます。お祭りする神様は、主祭である火の神・火産霊命のほか、水の神・罔象女命、山の神・大山祇命、武徳の神・日本武尊などです。標高26mの山にある愛宕神社は、火災や空襲などを経て、現在の姿に変わりました。四季を感じられる神社を訪問して、愛宕神社のご利益を授かりましょう。
正面の石段を登ると、出世をするといわれています。かつてこの神社を通りかかった徳川家光が、愛宕山の斜面に咲く梅の花を取るように命じました。そのとき、曲垣平九郎が颯爽と馬を乗りこなし、梅の枝を折って家光公に献上したといわれています。家光公から賞賛を得て、平九郎の名は全国各地へと広まったとされているのです。仕事運を上げたい方は、平九郎にあやかり、出世の石段を登ってみましょう。
愛宕神社
東京都港区愛宕一丁目の山頂にある愛宕神社の公式サイト。神社についてや祭典行事、ご参拝のしかたのご紹介。おみくじも。
台東区浅草にある浅草寺。国内外の観光客が押し寄せる人気のスポットです。お寺のはじまりは、飛鳥時代に檜前浜成と竹成の兄弟が、隅田川で見つけた観音像です。郷士と呼ばれる役人がこの観音像を自宅に祭り、のちに勝海上人が観音堂を建てました。お祭りするご本尊は、聖観世音菩薩で、どのような人の声にも耳を傾け、苦しみから解き放ってくれます。
商売繁盛の仕事運を高めるなら、銭塚地蔵堂がおすすめです。境内には、六地蔵尊が収められている銭塚地蔵堂があり、兵庫県の西宮市にある銭塚地蔵尊を迎えました。銭塚地蔵尊は、庭に埋まっていた銭のうえに地蔵尊をお祭りしたことが由来とされています。正しい躾を受けていた子どもたちにより、お金を掘り返すことはありませんでした。立派な教育を受けた子供たちにより、家は大きく栄えたとされているのです。
小田急線代々木八幡駅から歩いて5分の距離にある神社。頼家に仕えていた家来の荒井外記智明が、主の死後、夢のなかで神託を受け、鶴岡八幡を迎えたとされています。お祭りする神様は、応神天皇です。厄除開運、産業・文化の発展・守護をする神様といわれています。
本殿の右側に、お稲荷様に囲まれた出世稲荷社があります。本殿への参拝を済ませたら、こちらの神社でも出世を叶えるご利益を授かりましょう。参拝するときは、本殿にお参りをして、稲荷社・天神社・榛名社に参拝し、最後に出世稲荷社を訪れてください。
千代田区永田町にある神社。明治時代には、天皇より東京の鎮護を任せる神社として認められたり、宮内省から貨幣を納めえてもらったりと、高い社格をもっていました。由緒ある日枝神社では、大山咋神をお祭りします。大山咋神は、地主神と呼ばれ、生き物や産業の誕生と終わりを見守る神様です。
日枝神社を訪れたら、境内にある猿田彦神社へも参拝をしましょう。猿田彦命は、道開きの神様です。悪い物を防ぎ、正しい道を示してくれることから、災難・厄除、商売繁盛などのご利益があります。進むべき道に迷ったときに訪れてみましょう。開運につながる道を示してくれます。
金運アップが望める東京都内のパワースポットを紹介します。仕事運よりも金運を高めたいなら、次に紹介する8つの名所を訪れてみましょう。下がった運気を上げてくれるかもしれませんよ。
品川区北品川にある神社で、京浜急行の新馬場駅から歩いて5分ほどの場所にあります。神社のはじまりは、源頼朝が、安房国(現在の千葉県南端)から海運と祈願成就の神・天比理乃咩命を迎えたことです。そのあとに、宇賀之売命と素戔嗚尊も祭られました。さらに、関ケ原の戦いに勝った徳川家康より祈願成就のお礼を収めてもらったり、明治天皇からは神に捧げる供物をいただいたりと、由緒ある神社とされています。
本殿の横には、上社・下社と分かれた阿那稲荷神社があります。一粒萬倍の泉があるのは、下社の方です。いくつかの神社があり、そのなかに金運を上げる泉があります。上社にお参りをしてから、泉で硬貨や印鑑を洗いましょう。商売がうまくいくようにと、お願いしながら水を注いでください。洗った硬貨は、門前町で使うようにしましょう。また、水を持ち帰って、家やお店の隅に撒くとよいとされています。
湯島天満宮は、文京区湯島にあるお宮です。神社は、雄略天皇の命により、天之手力雄命をお祭りしたのがはじまりです。のちに村人たちが、学問の神・菅原道真公をお迎えし、徳川家康から敬われていました。大きな三角屋根の社殿を訪れ、天之手力雄命と菅原道真公のご利益を頂戴しましょう。2月から3月ごろに訪れると、梅の花を楽しめる梅まつりが開かれていますよ。
本殿への参拝を済ませたら、裏手にある戸隠神社にも足を向けてみましょう。こちらには天之手力雄命をお祭りしています。天之手力雄命は、天岩戸を開けたことから、力を象徴する神様です。スポーツや芸事の上達のほか、開運のご利益もあるとされているのです。
湯島天満宮では、富突と呼ばれる宝くじが行われていました。そのため、くじ運アップのご利益があるとされています。宝くじを購入したり、これから買い求めたりする方は、湯島天満宮を訪れてみましょう。
港区は虎ノ門にあるお宮です。東京メトロ虎ノ門駅・2番出口から歩いて1分の場所にあります。お宮は、丸亀の藩主・京極高和が金刀比羅宮を三田に迎えたことがはじまりで、後に虎ノ門へと移されました。ご祭神は、五穀豊穣・海陸安穏の神・大物主神と、金刀比羅宮を敬っていた崇徳天皇です。
社殿の右手には、喜代住稲荷神社があります。縁結びのご利益がある結神社の隣です。喜代住稲荷神社は金運のご利益があるといわれているので、金運を高めたい方はこちらの神社にも参拝をしてみてください。
穴八幡宮は、新宿区西早稲田にあるお宮です。周囲には大学や、公園などがあるパワースポット。お宮は、源義家が八万神をお祭りしたのがはじまりで、そののち射芸の守り神として八万宮が迎えられました。ご祭神は、勝運将来・殖産興業の應神天皇(八幡様)、應神天皇の父・仲哀天皇、仲哀天皇の皇后・神功皇后です。穴八幡宮に参拝をすると、開運や出世運、商売を盛り立てるよいご利益が得られます。
金運アップが望める一陽来復のお守りをいただきましょう。提供される期間は、冬至から節分の間です。お守りの種類は、携帯できるタイプと、壁に貼りつけるタイプがあります。壁に貼るお守りをいただいた場合は、貼りつける時間・方角・場所を守りましょう。貼りつける時間は、冬至の日か、大晦日、節分の深夜12時です。貼りつける方角は、年の恵方と反対の方角。貼りつける場所は、壁の高い位置とされています。
黄梅院・高輪銭洗不動は、港区高輪にある曹洞宗のお寺です。江戸三十三観音霊場24番目の札所とされ、不動明王をお祭りしています。お寺にお参りをすれば、家の運気を上げたり、商売の繁盛をもたらしたりと、金運アップのご利益が得られます。
黄梅院には、宝珠から出ている湧水があります。お金に困らないとされる宝珠の湧水で、お金を洗いましょう。お金による苦しみから解放され、幸せになるとされています。「事業や商売がうまくいかない」「これから商いをはじめる」という方は、金運を高めるパワースポットを訪れて、運気を変えてみましょう。
金王八幡宮は、渋谷区渋谷にあるお宮です。渋谷駅からは7分ほどの距離にあります。お寺は、秩父で別当を務めた平武基が日月旗(にしきのみはた)を、納めたことがはじまりです。武功を上げてもらい受けた旗を、八幡宮として崇拝しました。その後、武基の子と孫が戦いで名を上げたことに感謝をし、八幡宮を迎えたのです。ご祭神には、応神天皇をお祭りしています。
金運アップを望むなら、境内にある玉造稲荷社への参拝も忘れずに行いましょう。ご祭神・宇賀御魂命は農業の神とされ、五穀豊穣のほか、商売繁盛のご利益をいただけます。観光や買い物で渋谷を訪れたら、金王八幡宮にも足を運んでみましょう。
中央区日本橋小網町にある神社。強運と厄除で有名な神社です。神社は、恵心僧都という天台宗の僧によって建てられました。民衆を苦しめた流行り病は、恵心僧都が伝えた神のお告げにより収まったとされています。ご祭神は、お稲荷さんと呼ばれる倉稲魂神、市杵島比賣神(弁財天)、福禄寿などです。
この神社にお参りをした方は、戦場から戻って来られたり、空襲による被害を免れたりと、危険や災難から逃れられたといわれています。「ついていない」「悪いことばかりが起こる」という方は、強運・厄除のご利益をいただきましょう。
社殿の左側にあるのが、市杵島比賣神の像と銭洗い井です。こちらの井でお金を洗うと、金運が上がるとされています。洗ったお金は、使わずに財布にしまっておきましょう。洗ったお金が、財を呼び込んでくれます。
11月28日に開かれる収穫祭では、採れたお米を使ったどぶろくが振る舞われます。また、強運・厄除のお守りも提供されます。みみずくのお守りは有料で、数に限りがある貴重なお守りです。そのため、小網神社のご利益をどうしても得たい方は、この日に神社を訪れて、運気を高めるお守りを手に入れましょう。
皆中稲荷神社は、新宿区百人町にある神社です。天文2年に稲荷之大神をお祭りしたことが、はじまりとされています。皆中稲荷神社は、名前にもある通り、皆中(みなあたる)とされる神社です。これは、江戸時代に鉄砲組与力の一人が射撃の腕に悩んでいるところへ、稲荷之大神が夢枕に立ったことが由来。鉄砲組の与力は翌日になると、すべての的に鉄砲の玉を当ててしまったのです。
皆中稲荷神社では、宝くじを入れるためのお財布が売られています。購入した宝くじを部屋の西に置いておくと、ご利益が得られますよ。宝くじで高額当選を望むなら、こちらの神社で宝くじ入れを手に入れてみましょう。
東京にあるおすすめのパワースポットを、仕事運・金運に分けて紹介しました。東京や関東に住んでいる方は、近くを訪れたときにパワースポットを訪れてみましょう。遠くに住む方は、旅行や仕事についでに足を延ばし、開運のご利益をいただいてください。