コンセントがゆるいときの対策
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掃除機などの電化製品のコンセントを長年使い続けていると、ゆるくなってぬけやすくなることがあります。コンセントがゆるい状態のまま電化製品を使い続けていると、コンセントとプラグの隙間にほこりが溜まり、火災の原因になってしまいます。そんなときには、コンセントを抜けにくくする対策が必要です。
コンセントがゆるいときの対策:コンセントの交換
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コンセントがゆるいときの対策の一つに、コンセントそのものを交換する方法があります。ただし、賃貸住宅にお住まいの方は壁コンセントの交換は家主などの許可が必要です。また、壁コンセントの交換は、電気工事士の資格がないとできません。
コンセントがゆるいときの対策:プラグの端子を広げる
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賃貸住宅にお住まいの方は、なるべく安く対処したいですよね。そこでおすすめなのが「プラグの端子を広げる」ことです。
プラグの端子の広げ方は、とても簡単。プラグと指の間に10円玉などの硬貨を挟んで広げるだけです。プラグの端子を少し広げるだけでコンセントの中できちんと引っかかり、プラグが抜けにくくなります。
コンセントがゆるいときの対策:抜け止めコンセント
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コンセントがゆるいときの対策として、抜け止めコンセントに交換するという方法もあります。始めに斜めに差し込み、軽くひねることでプラグの端子が固定されて抜けにくくなります。
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賃貸住宅にお住まいの方は壁コンセントを交換するのは難しいかもしれないので、抜け止めコンセントタイプの延長コードで対応すると良いでしょう。
コンセントがゆるいときの対策:配線カバー
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コンセントがゆるくなる大きな原因に、コードを足で引っかけてしまうことがあります。コンセントはプラグの部分を持って引き抜くことが大切です。
足などで引っかけて抜いてしまうと、コンセントやコードに負荷がかかり、断線やゆるみで火災の原因になってしまいます。ですから、配線カバーなどでコードの部分を覆うことで足などで引っかけて抜けてしまうことを防ぐことができます。
コンセントがゆるいときの対策:コンセントプラグの交換
引用: https://jp.misumi-ec.com/linked/material/el/MSM1/PHOTO/10400462750.jpg?$product_view_b$
コンセントそのものを交換することは電気工事士の資格が必要で、一般の方にはできません。特に、賃貸住宅にお住まいの方は難しいでしょう。でも、コンセントプラグの交換であれば、電気工事士の資格が必要ではなく、簡単に行うことができます。
コンセントプラグの交換で準備するもの
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コンセントプラグを交換するには、交換用の新しいコンセントプラグとドライバー、ラジオベンチかカッターナイフ、ハサミが必要です。
コンセントプラグの交換手順
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コンセントプラグを交換するときには、電化製品のスイッチを切り、コンセントを抜いてから始めてください。
まず、ラジオペンチかカッターナイフ、はさみなどでコンセントプラグの付け根の部分を切断します。次に、コードの内部にある2本の電線を5cmくらいまで2つに分けてください。
続いて、2つに分けた電線の端を2cmほど皮膜を剥きます。ビニール皮膜を剥くときには、回しながら剥くと電線がねじれて後の作業がしやすくなります。
最後に、新しいコンセントプラグのカバーをドライバーを使って開き、2つに分けた電線をそれぞれつないでいけば終了です。
コンセントがゆるいときの対策:電気店に修理依頼する
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コンセントの状態によっては、電気店に修理を依頼してもらった方がよいケースもあります。まず、コンセントにひびや破損が見られるときです。また、コンセント内部の金属がすり減っているときも電気店に相談した方がよいでしょう。さらに、コンセントに焼けた跡が見られるときも自分で修理をしない方がよいでしょう。
まとめ
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コンセントがゆるいときには、プラグの端子を広げる方法やコンセントやプラグを交換することで解決します。ただし、コンセントの状況によっては電気店などで修理をしてもらった方がよいケースもあります。一歩間違えば火災の原因にも繋がりますので、必要な対策をしっかり選んでください。