DIYでホイールの塗装にチャレンジ!
ホイールは車の見た目に大きな影響を与えるにも関らず、デザインは意外とシンプル。既製品ではシルバーが一般的で、好きなカラーにしたいときはホイール塗装をする必要があります。ですが塗装業者にホイール塗装を依頼すると、数万円の料金が掛かってしまうのです。
ホイール塗装に掛ける予算を減らしたいときは、DIYがおすすめ!DIYのホイール塗装が初めてでも、しっかり手順通りに作業を進めていけばイメージ通りのホイールが出来上がります。そこで今回はDIYでのホイール塗装の方法をご紹介します。
【ホイール塗装はDIYにおまかせ!】1-塗装前の下処理
車のホイールは道路から近い部分にあるため、運転によって汚れや傷がつきやすくなっています。ホイールはアルミなどの金属製で非常に丈夫な部品ではありますが、小石の跳ね返りなどで簡単に傷がつき、雨水や泥はねで汚れも溜まりやすいのです。
汚れや傷が残っている状態のホイールでは、塗装を施しても仕上がりがきれいになりません。そのため下処理として汚れを洗い落とし、傷は紙やすりで研磨をする必要があります。
紙やすりでホイールを研磨すると、傷がある場所はなめらかな表面になりますが凹凸が残ってしまいます。そのままだと塗料の付きにムラが出てしまうので、へこみはパテで埋めていきます。パテが固まったあとは段差が無くなるよう再度紙やすりで研磨し、凹凸の無い表面を目指しましょう。
【ホイール塗装はDIYにおまかせ!】2-スプレー塗装で色付け
洗浄と研磨が終わったら、スプレーを使いホイール塗装を行います。DIYではスプレー缶タイプの塗料がおすすめで、ホイール専用の商品や耐久性のあるスプレー塗料であれば使用できます。スプレー塗料を選ぶ際はホイールの素材や前塗装の状態に合わせて、サーフェーサーやプライマーも用意しましょう。
DIYの塗装では周囲に塗料が付着しないよう、養生を行います。できるだけタイヤからホイールを外して作業を行う必要がありますが、タイヤに取り付けたままホイール塗装をするときは、タイヤ全体からボルトまでしっかり養生をしましょう。スプレー塗料はわずかな隙間からでも流れ込んでしまうので、テープなどを使い隙間もしっかり塞いでください。
DIYでのホイール塗装では色の付きを良くするために、ミッチャクロンというプライマースプレーを先に使用します。ミッチャクロンが乾いてからスプレー塗料で色を塗っていきましょう。
【ホイール塗装はDIYにおまかせ!】3-重ね塗りで色を濃くする
スプレー塗料は一度吹きかけても発色は穏やかで、目立った変化はありません。乾燥させてから重ね塗りをすることで色が濃くなりますので、焦って一度にスプレーをかけないように気を付けましょう。
塗料は表面が乾いているように見えても、内部がまだ十分に乾いていないことも多いです。その状態で重ね塗りをしてしまうと乾燥が不十分で、色ムラや塗料の剥がれ落ちの原因にもなります。乾燥時間は十分に確保して作業を行いましょう。
DIYでのホイール塗装は色々楽しめる!
DIYでのホイール塗装は、白やマットブラックなど色々なカラーが楽しめます。さらにアルミホイールであればDIYでポリッシュ加工に仕上げることも可能です。DIYでお好みのホイール塗装に仕上げる方法をご紹介します。
【DIYでのホイール塗装はここまで出来る!】1-白やマットブラックに仕上げる
白やマットブラックにホイール塗装するときは、プライマーによる下地処理が重要です。しっかり色をホイールに密着させる必要があるため、下地処理は念入りに行いましょう。
白のホイール塗装は使用中に汚れが付着するのを防ぐため、最後にクリア塗装を行います。クリア塗装により白でも汚れが付きにくくなり、洗車での色落ちも予防できます。洗車後はこまめにクリア塗装を施すと、きれいな白の発色が続くでしょう。
マットブラックは薄く色を重ねて、ツヤを出さないようにしましょう。DIYでのマットブラックは難易度も高いですが、丁寧な作業を続けると上質な仕上がりが期待できます。
【DIYでのホイール塗装はここまで出来る!】2-ポリッシュ加工の方法
ポリッシュ加工はアルミホイールに輝きを持たせるもので、鏡のように美しい見た目が特徴です。ポリッシュ加工はスプレー塗装で光沢を出すのではなく、アルミ磨きによって光沢を出します。アルミ専用の磨き材を使い、ポリッシュ加工に仕上げましょう。
ホイール塗装はDIYでお好みに!
DIYでのホイール塗装の方法と、白やマットブラック・ポリッシュ加工に仕上げる方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?車のホイールをお好みのデザインに仕上げたいときは、DIYでホイール塗装にチャレンジしてみましょう。