【ベストライセンスの上田育弘の現在!商標登録でぼろ儲け】プロフィール
上田育弘(うえだいくひろ)氏は1963年生まれの53歳で、大阪府出身です。元弁理士で、ベストライセンス株式会社の社長でもあります。上田育弘氏は大阪大学を卒業し、大手自動車メーカーに勤めましすが、6年で退社しました。その後、東京大学大学院法学政治学研究家博士課程を修了して、弁理士として活動をスタートさせます。
2013年には日本弁理士会から退会処分を受けます。理由は会費を滞納したことが原因だったようです。この時期からベストライセンス株式会社の名義で商標登録される前の商品を商標登録するようになりました。
【ベストライセンスの上田育弘の現在!商標登録でぼろ儲け】ベストライセンスとは?
上田育弘氏はベストライセンス株式会社を設立し、商標登録に関するビジネスを一人で始めたことがわかっています。社員も上田育弘氏しかいないとわかっています。2014年頃から商標登録に関する事業をスタートしたそうで、「あまちゃん」「じぇじぇ」「STAP細胞はあります」「民進党」など様々な言葉の商法登録をしています。
大量に商標出願をしていることが有名になり、上田育弘氏の知名度も上がったわけですが、なぜ、大量の商標登録を行ったかというと、本来は企業などが権利するものを先に商標登録することでその権利を売却し利益を得るというビジネスモデルを構築し儲けようと考えたからです。
ベストライセンスから出した総出願件数は25000件を超えていると言われています。この数字は日本全国から出願された商標登録の1割にも昇る件数です。しかし、商標登録を行うのにも費用がかかり、この件数だと数千万円以上も必要と言われています。そのため上田育弘氏が商標登録したが、出願手数料を払わなければいけない期間に出願料を払わなかったことで却下されているものも多くあるようです。
【ベストライセンスの上田育弘の現在!商標登録でぼろ儲け】PPAP問題!
上田育弘氏の名前が注目されたのは2016年にYouTube動画が大ヒットし、音楽番組にも引っ張りだことなったピコ太郎さんのPPAPの楽曲をピコ太郎さんが所属しているエイベックスが商法登録しようとしたところ、全く関係ない上田育弘氏の会社が登録していることが判明し話題になりました。
上田育弘氏は全く関係ない「PPAP」の商標登録を行っていたことで注目を集め、他にも「じぇじぇじぇ」「倍返し」などの商標登録も取得していることが判明しました。しかし、PPAPは上田育弘氏と全く関係ない言葉ですので特許庁からは許可は降りずに現在もピコ太郎さんが問題なくPPAPを使用しています。
【ベストライセンスの上田育弘の現在!商標登録でぼろ儲け】こんな物まで登録出願していた
これまで上田育弘氏が商法登録出願を行った商品はドラマ「あまちゃん」の「じぇじぇじぇ」ドラマ「半沢直樹」の「倍返し」など話題になった作品の言葉を始め「一週間フレンズ」「ラブライブ」Y!mobileが話題になった時には「MOBILE(A〜Zまでのアルファベットを冒頭に入れた物)」「STAP細胞はあります」「民進党」など話題になった言葉などを出願していました。
【ベストライセンスの上田育弘の現在!商標登録でぼろ儲け】逮捕はされないの?
全く関係の無い語句を商標登録し儲けている上田育弘氏ですが、これは法律的に問題はないのか?2016年5月には上田育弘氏に直接ではないものの、商標登録の出願に関する注意を行っています。以前からも無関係な商法登録を行っていたことで問題視されていましたが、商標は基本的に先に出願したものに権利があるという制度になっていますので上田育弘氏が行っている行為は法律違反には該当しないので逮捕されるということはありません。
しかし、上田育弘氏の問題点は出願料を支払っていないということです。本来は1件1万2千円の手数料がかかるのですが、上田育弘氏が登録を行ったのは2万5千件と言われており、3億円の手数料が掛かることになります。しかし、商標手数料は出願してから半年〜1年の間の審査期間があり、この期間が手数料は不要になります。この不要期間を狙って上田育弘氏は出願をしています。これに関しても違法ではありません。
多くの商標登録を行っていたものの実際には上田育弘氏は2つの商標しか取得出来ていないようです。特許庁は出願者と関係ない商標など、先物だと思われた場合は登録することが出来ないからです。なので、上田育弘氏の業務と関係ない商標に関してはそもそも審査が通っていないので結果的に上田育弘氏の利益にはなっていません。
【ベストライセンスの上田育弘の現在!商標登録でぼろ儲け】日本国籍ではない?
上田育弘氏は日本国籍ではないとも言われています。実際には中国国籍か韓国国籍ではないかと言われているのですが、その理由は今回のようにヒットした商品に目をつけて商法登録するという手段は中国や韓国で行われているようです。日本ではこのような事業を行うことはありません。
上田育弘氏は弁理士としても活動していたのでその知識から法的ももっており、法律をくぐり抜けてこのビジネスモデルを構築したのではないかと思われます。なので、法的には全く問題はなく、逮捕にも至ってないということになります。
【ベストライセンスの上田育弘の現在!商標登録でぼろ儲け】家族情報!
上田育弘氏の家族情報についてですが、上田育弘氏は一般人ですので、メディアに登場した際にも元弁理士という肩書きしか明かされませんでした。SNSなど情報発信をするツールもありませんでしたので家族情報については一切不明でした。
しかし、住所はベストライセンス株式会社がある場所になっているようです。家族と住んでいたら会社を自宅住所にするということは考え難いですので、家族はいない可能性の方が高いのではないでしょうか!
【ベストライセンスの上田育弘の現在!商標登録でぼろ儲け】現在は?
結果的にPPAPなど商標登録をした権利は上田育弘氏には渡りませんでしたが、ここまで事件に発展してしまってますので、今後の活動は非常に難しいと言われています。現在の活動については不明でしたは、今回のようなことがあってから特許庁の審査も厳しくなったので今後も活動するのは非常に難しいのではないでしょうか。
【ベストライセンスの上田育弘の現在!商標登録でぼろ儲け】今後は?
2018年には商標法の改正が行われました。その改正内容は商法出願の手数料未納を商標出願から分割した時には分割前の出願について元の出願日を維持しないこと。となりました。この商標法の改正は上田育弘氏対策で行われたものと言われています。なので、今後商標ビジネスをすることは非常に難しくなりました。
【ベストライセンスの上田育弘の現在!商標登録でぼろ儲け】まとめ
今回はPPAPの商標登録の出願がエイベックスとは関係のないベストライセンス株式会社が出願していたことでメディアで大きく注目された社長の上田育弘氏について紹介しました。PPAPは商標出願されていましたが、許可は降りずにピコ太郎さんが権利を持っています。中国籍や韓国籍の噂もありましたが、プライベートな情報に関しては一切不明でした。
法を隙間を突いてこずるいビジネスを展開していた上田育弘氏でしたが、現在は商標法の改正も行われていますので今後このビジネスモデルは出来ませんので今後の活動は非常に難しいのではないでしょうか。