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君の名は。

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【君の名は。】背景画像の美しさのヒミツは?美術画集も発売!

2021.06.09

『君の名は。』は新海誠監督のアニメーション作品で、興行収入250億円を超えた大ヒットを記録した作品ですね。新海誠監督の作品は背景が美しく「新海ワールド」と呼ばれていますが、『君の名は。』の背景も非常に綺麗でした。新海監督の背景の綺麗さに迫りたいと思います。

  1. 『君の名は。』とはどんな作品?
  2. 【君の名は。】新海誠監督はどんな人?
  3. 【君の名は。】ストーリーはどんな?
  4. 【君の名は。】後半の超展開が凄まじい
  5. 【君の名は。】登場人物を簡単に紹介
  6. 【君の名は。】新海監督の背景が綺麗な理由
  7. 【君の名は。】もともと新海監督は背景が綺麗だった
  8. 【君の名は。】優秀な背景担当を雇っていた
  9. 【君の名は。】綺麗な背景の美術画集が発売
  10. 【君の名は。】背景が綺麗な秘密まとめ

興行収入250億円超えの大ヒット作品

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51s8LcPmYLL.jpg
『君の名は。』は「新海誠」監督のアニメーション作品で、興行収入250億円を超えた大ヒット作として有名です。
地上波でも放送されたことがあるので、視聴した方は多いと思います。
美麗なグラフィックに壮大な音楽、さらにリアリティーとファンタジーの絶妙なバランスが多くの人達を感動の渦に巻き込み、名作となったアニメですね。
現代日本を舞台にしているため視聴者たちも受け入れやすく、聖地には多くのファンが詰め寄るようになりました。

かなり多彩な経歴

監督の名前は「新海誠(しんかいまこと)」監督で、子供時代からSFや宇宙関係の書籍に興味を持ち、当時は珍しかったパソコンを買い与えられ遊んだようです。
生年月日は1973年2月9日で、2018年秋で年齢は45歳ですね。
小学校時代はスピードスケート部に所属し、中学校時代はバレーボール部、高校時代は弓道部と、意外と体育会系の経歴を持っていることがわかります。
大学在学中からアルバイトしていた立川市のゲーム会社「日本ファルコム」に正式に入社した後、ゲーム開発部門への配属を希望しましたが叶わず、ロールプレイングゲームのパッケージ制作する傍ら、自主アニメーションの制作をしていたといいます。
会社員時代は帰宅した後、深夜3時頃までアニメーション制作をし6時に起床するという生活を送っていたようですが、その努力が報われ自主アニメが評価されるようになっていきました。

東京の男子高生と糸守の女子高生の精神が入れ替わる

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71qrItD1XOL._SL1000_.jpg
『君の名は。』は、東京に住んでいる男子高生「立花瀧(たちばなたき)」と、糸守という架空の田舎町に住んでいる女子高生「宮水三葉(みやみずみつは)」の精神が入れ替わり、様々なドラマを繰り広げていく青春アニメです。
性別も生活スタイルも何もかもが違う二人が、原因不明の入れ替わりを体験し、苦労しつつも互いに惹かれ合っていくというストーリーが魅力的ですね。
違い過ぎてお互いの環境を乱しまくる瀧と三葉なのですが、そこで憎み合いながらも愛情を深めていく経過が楽しめ、後半の超展開で一気に物語に引き込まれていきます。

『君の名は。』が盛り上がるのは後半から

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51YAna96V6L.jpg
序盤から美しい作画と引き込まれる設定で魅力的な『君の名は。』ですが、本作は中盤から後半にかけての超展開が凄まじく、そこで視聴者の心をガッツリ掴んでいきます。
本作のキーワードである「ティアマト彗星」の落下から逃れるために、登場人物たちが極限状態で奮闘していく姿が心を打ち、瀧と三葉の精神の入れ替わりの意味がわかってくる所が熱い超展開ですね。
プロローグとエピローグのつながりもとても良く、細部まで見ていけば納得できない所もある作品かもしれませんが、エンターテイメントとして完成度が高い安定した作品となっています。

東京に住んでいる普通の少年:立花瀧

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51IiE6YaB6L.jpg
本作の主人公は「立花瀧(たちばなたき)」という高校二年生で、特筆すべき点はない東京に住んでいるごく普通の少年です。
性格はちょっと気が強いだけで他は真面目な少年で、アルバイトも多く入れているなど頑張り屋な所がありますね。
三葉と身体が入れ替わってからは徐々に三葉に惹かれるようになり、中盤は三葉を探すために岐阜まで行く行動力を見せました。

糸守に住んでいる糸守神社の巫女:宮水三葉

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51hhWLvmzmL.jpg
本作のヒロインは「宮水三葉(みやみずみつは)」という高校二年生ですが、実は時空を超えて瀧と精神が入れ替わっていたため、実際は三葉の方が瀧より三歳年上です。
普通の少女なのですが、やや恥じらいが強く細かいことを気にする性格なので、宮水神社の巫女として生きることに苦痛を感じていました。
瀧と入れ替わってからは余計に東京での暮らしに憧れを抱くようになり、エピローグでは東京で暮らしていましたね。

三葉の妹で印象に残る少女:宮水四葉

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51woEOG%2BHZL.jpg
三葉の妹として所々で存在感を放っているのが、こちらも宮水神社の巫女「宮水四葉(みやみずよつは)」です。
姉と違って細かいことを気にしない性格ですが、良い意味で狭量な所があり、三葉にドン引きする姿が可愛い女の子でした。
四葉は妙に印象に残るキャラクターだったので、なんとなく今後の新海誠監督作品にもモブとして出てきそうな予感がします。

三葉に片思いだけどそれ以上に良き友:勅使河原克彦

ヒロインの三葉に片思いしながらも、それ以上に友情を感じている良い奴キャラが「勅使河原克彦(てしがわらかつひこ)」です。
通称「てっしー」と呼ばれる彼は、極度のオカルトマニアで様々な知識を持っているので、三葉の精神が他の誰か(瀧)と入れ替わっている事態も受け止めていた感がありました。
結局てっしーはその後、後述する「サヤちん」と結婚することになったのがエピローグでわかります。

地味だけど良い子:名取早耶香

三葉の友人で地味だけど良い子が「名取早耶香(なとりさやか)」通称「サヤちん」です。
やや気弱で控え目な印象があるサヤちんですが、三葉に対しては普通の友達をやっていて、てっしーに対してはむしろ強気だったりします。
後半、放送部という利点を生かした活躍を見せますが、やはりそれも地味に終わってしまいましたね。

瀧の憧れの先輩:奥寺ミキ

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51s6ZH-z6UL.jpg
瀧の憧れの先輩で妙に美人過ぎる上に性格も上々な登場人物が「奥寺(おくでら)ミキ」です。
奥寺先輩は見た目はイケイケでビッチ属性に見えるにも関わらず、性格はむしろ清純派で、他人想いな所があるのが良いキャラ過ぎましたね。
現実にもいそうな、外見はギャルだけど中身は普通街道まっしぐらという感じのキャラクターで、とても良いキャラでした。

瀧の悪友の一人:藤井司

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/511ZmSpBQ1L.jpg
瀧の高校の同級生で一番の友達でもあるのが「藤井司(ふじいつかさ)」です。
見た目はクールで冷めた奴に見えますが、根は友達想いで常に瀧のことを心配しています。
奥寺先輩もそうですが、東京組は見た目とギャップのある人物が多めでイイ感じですね。

背景に写真を利用している

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91MIohAvO9L.jpg
新海監督の作品の背景が綺麗な理由は、基本的に背景に実写写真を利用しているためが大きく、不要な部分は削除しているスタイルを取っているからです。
さらに、不足している部分は新たに描き足し、最終的に細かい部分を加工して美しく見せているからですね。
使用しているソフトはphotoshopで、その気になれば一般人でも似たような編集は可能だと思われます。

新海監督はキャラより背景が得意な監督だった

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91jyIDc2CHL.jpg
新海監督はもともとキャラより背景が上手かった監督で、『秒速5センチメートル』からはキャラのクオリティも上がりましたが、初期の『ほしのこえ』と『雲のむこう、約束の場所』はキャラより背景の方が明らかに上手かったです。
キャラのクオリティは初期の頃はお世辞にも高いとは言えなかったのですが、逆に背景のレベルは当時から今の最新アニメ以上のクオリティを誇っており、背景を描くセンスの高さで有名になった監督でもありますね。

背景にポーランドの作家マテウシュ・ウルバノヴィチさんを雇っていた

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61g%2Bb-bF-pL._SX366_BO1,204,203,200_.jpg
新海監督は優秀な背景担当の作家「マテウシュ・ウルバノヴィチ」さんを雇っていて、ウルバノヴィチさんは『君の名は。』の背景を担当したこともあり、同作の背景のクオリティは高かったと言えます。
ウルバノヴィチさんは2018年にイラスト集『東京店構え』を発売し、絵の上手さとオリジナリティーの高さから高い評価を得ました。

最高峰の背景美術画集が2017年に発売された

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51O77CQ3hdL._SX352_BO1,204,203,200_.jpg
『君の名は。』は今の所、最高峰の背景の美しさを誇ったアニメ作品ですが、その美術画集が2017年に発売されました。
amazonでも購入できるので、気になった方はぜひ購入を検討してみてください。

背景が綺麗なのは新海監督の才能

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61cM6ppESfL._SX352_BO1,204,203,200_.jpg
背景が綺麗なのは新海監督の才能で、それを突き詰めた結果、飛びぬけた作品を世に輩出したと言えますね。
全て上で語ったような3DCGによる描写ではないようですが、上手く3Dと手描きを合わせた制作スタイルが成功の秘訣だったのと言えるでしょう。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51O77CQ3hdL._SX352_BO1,204,203,200_.jpg