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【ヘボット】最終回まとめ!感動の結末!?考察・感想の声について集めてみた

2021.06.09

『ヘボット!』最終回は、いつものギャグやパロディネタが飛び出しただけにとどまらず、思いもよらぬ感動を呼び、大変話題となりました。こちらでは『ヘボット!』の最終回について、あらすじや内容の他、考察や感想などもまとめました。

  1. 感動!?の最終回!【ヘボット!】とは
  2. 感動!?の最終回!【ヘボット!】どんな最終回?あらすじは
  3. 感動!?の最終回!【ヘボット!】最終回にも忘れないパロディネタ
  4. 感動!?の最終回!【ヘボット!】は高度なループものアニメだった!?
  5. 感動!?の最終回!【ヘボット!】いつもの日曜を繰り返していた主人公たち
  6. 感動!?の最終回!【ヘボット!】最後のシーンは?
  7. 感動!?の最終回!【ヘボット!】公式が二次創作を推奨するアニメ
  8. 感動!?の最終回!【ヘボット!】考察勢の見解・感想は?
  9. 感動!?の最終回!【ヘボット!】まだまだ終わらない!DVD計画
  10. 感動!?の最終回!【ヘボット!】最終回について考察・感想まとめ
『ヘボット!』とは2016年9月から2017年9月まで約1年の間、メ~テレ・テレビ朝日系列で日曜朝7時から30分枠で放送されていたいわゆる「ニチアサキッズアニメ」です。製作はバンダイとメ~テレ、ホビー方面へも展開していましたので「ホビアニ」とも言えます。
内容は主人公ネジルとヘボットが共にボキャバトルを繰り広げながらネジを集めるというストーリー。ホビアニということと「ニチアサ」の時間帯ということから子供向けのギャグアニメだろうと思われていました。
ところが放送が始まると子供が好きそうな下ネタ・ギャグの中に巧妙なパロディネタが使われたり、いつものギャグパートの間にシリアスなパートが潜んでいたりで大人のファンも増やし、様々な考察を繰り広げるガチ勢が多く登場するようになったアニメです。
そんな『ヘボット!』は最終回もまた大きな話題を呼び、考察勢が大忙しとなるのです。最終回はいつ放送だったかというと2017年9月24日の日曜でした。
ざっくりあらすじをご紹介すると、49話がそもそも実質最終回のようなものでかなり色々なことに決着をつけ、その後残ったネジルとヘボットがどうなるのか…が描かれるかと思われました。
ところが最終回でもいつもの『ヘボット!』で、自らのアニメを批判し、ネジルたちが取り締まられて違うアニメが始まろうとしたり、虚無ヘボが現れて宇宙滅亡の危機に襲われるもめみ子によってあっさり世界が救われたりである意味視聴者にとっては「丸く」おさまった最終回でした。
『ヘボット!』最終回にも、いつものようにパロディネタを突っ込んでくることは忘れません。冒頭からいきなり「DAY OF THE DEAD-死霊のえじき」のパロディネタが飛び出します。これは1985年の作品ですからリアルですぐに分かる世代というとやはり見ている子供たちのご両親世代もしくはもっと上の層かもしれませんね。いずれにしろマニアックすぎます。
さらには「ラピュタ」「千の風になって」などまさに最終回でもやりたい放題です。最後まで『ヘボット!』らしいところを貫いていましたね。
結局、『ヘボット!』は裏のシリアスパートのキャラたちによって1話ごとにリセットされており、49話ではそもそも1話のアバンがネジルたちの未来の姿だった、ということが分かります。つまり『ヘボット!』は子供向けのギャグアニメでありながら大人にも理解困難な高度なループもののアニメだったんですね。
ただし49話ではキャラそれぞれが「自分の」選択をしていくことでそのループを回避することに成功するわけです。
そうして迎えた最終回はそのループから抜け出した主人公たちがいたわけですが、すんなり終わるかと思いつつ、アニメの乗っ取りにあったり宇宙破滅の危機に陥ったりします。このあたりはいつもの『ヘボット!』だなと妙な安心感がありました。
ループをようやく回避した主人公たちのいう「ワイたちはもともと日曜日だけに存在しているのだ」が印象的でしたね。ループものの場合、そのループの渦中にいる人物たちがそれに気づくかどうか、そこもポイントだと思うのです。それに気づいた彼らのすがすがしそうな表情はそれはそれでよかったと思います。
ようやく、日曜以外に、月曜日に進めるようになった彼ら、一応ハッピーエンドといってもいいのでしょう。
『ヘボット!』最終回の最後のシーンは、主人公キャラたちを始めオールキャラが視聴者に向かって「ヘボット!を見てくれたみんな ありがとう」というシーンでした。なかなか、アニメのキャラが視聴者に向かってこういうことを言うってありそうでないんですよね。アニメの世界はあくまでアニメの世界ですから。
でもこのときは『ヘボット!』の世界と視聴者たちのいる空間が繋がったかのような、そんなほっこりしたような気持ちになりました。
また、『ヘボット!』最終回でおそらく最も話題となったのが、アニメの中で「公式が二次創作を推奨した」というところでしょうか。
日曜以外の世界にようやく進めるようになった彼らですが、アニメそのものは最終回です。ということで「このアニメを見た人たちが思い思いのエピソードを考えてくれればいい」「二次創作ってやつ?」「なるほど!」というやり取りがキャラの間で行われたのです。
二次創作という言葉が公式から飛び出すことも驚きなのですが、それを推奨してくるとは…!まさに前代未聞ですよね。
でも、個人的な感想にはなりますが、純粋に、日曜日以外のお話を、ファンのみなさんが思い思いに作ってくれれば、という気持ちの表れとも思えて、それはそれで公式が作品をいかに愛しているかが伝わってくるような気もします。
さて、『ヘボット!』最終回、大人の考察勢の見解や感想はどうでしょうか。いろいろネットやツイッターなどで見てみますと、やはりループもの、ということに対する考察が多く繰り広げられていました。興味深いと思ったのはヒッチコックのサスペンスを例にあげていたり、かなり本格的な考察をしていたのが印象的でした。
それだけに、あそこまで見事なループものを作ってこれたのだから、最終回ではまだまだ色々できたのではという感想をお持ちの方も結構いらっしゃいました。なるほど、色々な考察、感想があるものですね。
ただ、個人的には『ヘボット!』は子供のように頭を空っぽにして見たほうが楽しめるのではないかなとも思いました。
2017年9月24日に最終回の放送を終えた『ヘボット!』ですが、DVDが発売されています。そのDVDは完全受注制で、当初予約数が300に達しなければ発売そのものがない、という予定でした。
ホビアニ系においてDVD300個というのは結構厳しい数字です。ところが最終的に300どころか3200個の予約数を突破、DVDにブルーレイが付く、という超豪華(?)なセットが発売されました。
さらに2018年9月には再販も決定しています。ここまでこちらのまとめを読んでいただき、どんなアニメなのだろうとお思いになった方は是非チェックしてみてください。
こちらでは『ヘボット!』の最終回について、あらすじや考察、感想などをまとめました。たかがキッズアニメと侮るなかれ、放送中から大人によるガチ考察勢が現れ、SFからなにまで色々引っ張り出して考察を繰り広げられる様はなかなかにすごかったですね。
筆者はホビアニもよく見ますが、ホビアニはそもそも「分かりやすい」作りになっているのがお約束なので、こういった光景もなかなか見たことがないなと感じました。
ホビアニではDVDの発売もなかなかままならないですが、『ヘボット!』は幸いDVDの発売があります。気になった方は是非見てみてください。このアニメの本当の面白さはやはり現物を見て初めて分かることだと思います。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://pbs.twimg.com/media/Dg-JI_1U0AAo2m8.jpg