【シャーマンキング】打ち切り？シャーマンキングとは？
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『シャーマンキング』は、週刊少年ジャンプにて1998年から2004年まで連載された漫画です。シャーマンキング主人公の少年麻倉葉が全知全能の霊能力者（シャーマン）になるまでの戦いを描いた漫画です。
単行本は全32巻。2001年にはアニメ化もされ、主人公の麻倉葉を佐藤ゆうこさん、主人公の後のお嫁さんになる恐山アンナは、声優の林原めぐみさんが、そして主人公の双子の兄で最強のラスボス・麻倉葉王は高山みなみさんが演じました。のちにトレーディングカードやドラマCDも発売され、2004年には青森県警むつ警察署のマスコットキャラクターに恐山アンナが選ばれました。
【シャーマンキング】打ち切りになった理由は？
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シャーマンキングの中途半端な最終回の迎え方と、最終回ページコマの下の方に突然の蜜柑（未完）が描かれていた事から「シャーマンキングは打ち切りになった」ともっぱらの噂でしたが、シャーマンキングの打ち切りの噂はどうやら真実のようです。シャーマンキングは、シャーマンキング連載末期、掲載していた週間少年ジャンプでのアンケートの結果が最下位近くでずっと低迷を続けていたため、打ち切りになりました。
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しかしシャーマンキング連載終了後に行われた声優・林原めぐみ（恐山アンナの声優）のラジオ番組『林原めぐみのTokyo Boogie Night』にて、シャーマンキング作者武井宏之氏からの直々の手紙で、シャーマンキング打ち切りは不本意だったと作者が伝えたと語られています。ちなみにシャーマンキング最終ページの蜜柑は「未完」を掛けた作者さんなりのブラックジョークだったそうです。
【シャーマンキング】打ち切りの補完は完全版で！
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シャーマンキングは上記の理由で打ち切りになり、週間少年ジャンプ内ではシャーマンキングの物語も中途半端なところで終わっていましたが、後に発行された「シャーマンキングコミック完全版」ではちゃんとした終わり方を見届けることが出来ます。
それまで発行されていたシャーマンキングコミックスとは別に、ジャンプコミックでも描けなかったオリジナルのストーリーを描き下ろし、既存のシャーマンキングコミックより約380ページも追加され、シャーマンキング完全版は発売されました。完全版は全27巻です。
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ちなみに、シャーマンキング完全版でない打ち切り版の終わり方は、全知全能のシャーマンになるためのバトルの決勝戦に向かう途中であったのにもかかわらず、突然なんの前触れもなく麻倉葉ら主人公たちがRPG風の衣装で登場し、「僕たちの戦いはこれからだ」といった終わり方をしました。
そしてラスボスのハオ（少年）が何故か「プリンセスハオ」として女装姿で登場したり、「？？？」な最終回でしたが、最終的には登場人物の小山田まん太が見た夢、といったオチがついて終わりました。シャーマンキング作者はインタビューで後に「上手にまとめて終わりたくなかった」と語っています。シャーマンキング最終ページの蜜柑は作者の無念だったのですね。
【シャーマンキング】続編の「フラワーズ」も打ち切り！？
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いろいろなことがあり、打ち切りになったシャーマンキングですが、2011年9月、『ジャンプ改』復活連載することが発表されました。それからは同年11月から翌年3月までは登場キャラクターたちの過去を描いた読み切りが連載され、次月である4月には、シャーマンキング主人公の麻倉葉の息子である朝倉花が主人公の漫画「シャーマンキングFLOWERS（フラワーズ）」の連載がスタートしたのです。
しかしなんともツイていないというべきか、ジャンプ改は、2年後の2014年10月を持って休刊になってしまいました。シャーマンキングフラワーズも同時期に連載終了、以降については未定と発表されました。
【シャーマンキング】打ち切りを経て…続編連載中！
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そんな二転三転してしまったシャーマンキングですが、2018年1月に「SHAMAN KING（シャーマンキング）新章-プロローグ-」が連載されることが発表されました。今度は講談社の「少年マガジンエッジ」からです。
