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バケモノの子

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【バケモノの子】九太の声優は?かっこいいと人気!一郎彦との関係やその後を解説

2021.07.28

バケモノの子の九太は行き場を無くしバケモノの世界に迷い込んだ男の子で、そこで熊徹の弟子として心身共に成長していく主人公です。視聴者からかっこいいと人気で声優も豪華。そんなバケモノの子の九太について敵対する一郎彦との関係やその後についても含めて解説します。

  1. 九太が主人公!“バケモノの子”とは
  2. 【バケモノの子】九太と熊徹との出会いとは
  3. 【バケモノの子】九太と熊徹の師弟関係とは
  4. 【バケモノの子】人間の世界に再び足を踏み入れた九太
  5. 【バケモノの子】九太と一郎彦
  6. 【バケモノの子】九太と熊徹が迎えた結末とは
  7. 【バケモノの子】九太の名言とは
  8. 【バケモノの子】九太は声優も豪華!?
  9. 【バケモノの子】九太に対するネット上の声
  10. 【バケモノの子】九太についてのまとめ
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九太が主人公の“バケモノの子”は“時をかける少女”や“サマーウォーズ”などで有名な細田守監督の長編オリジナル作品の第4作目で、スタジオ地図製作のアニメ映画です。
“バケモノの子”は前作と同じように細田監督が脚本を務め、主人公の熊徹と九太(蓮)が送る親子のような人生を、熊徹の友である多々良と百秋坊目線で描いた新冒険活劇となっています。主な舞台はバケモノが住む街“渋天街”。少年・蓮がひょんなことからこの渋天街に足を踏み入れたことで、熊徹と蓮の共同生活が始まります。

両親との離別

後に九太と呼ばれるようになる少年・蓮は‟バケモノの子”の物語開始時点で両親の離婚を機に父が失踪し、その後交通事故により母を亡くしています。そうして次々と降りかかった不幸によりだいぶ心が荒れ、情緒不安定で生意気な言動が目立つようになりました。親戚のところへ養子になることとなった引っ越し当日も、周囲の大人たちに噛みつきその場から逃げ出し渋谷の街へと姿を消したのです。

チコとの出会い

親戚の家に引き取られる日に渋谷の街に身を隠した蓮ですが、夜になっても行く当てもなく路頭に迷っていました。すると目の前に謎の生き物が現れます。蓮はその謎の生き物を“チコ”と名付け行動を共にすることにしました。

熊徹との出会い

チコと共に高架下の駐輪場で一晩過ごすことにした蓮。するとそこに謎の2人組がやってきて、そのうちの大柄で強そうな男に「一緒に来るか?」と声を掛けられます。蓮は最初こそ拒絶しますが、ひとりで生きていく強さを求めてその男を追いかけます。そして気付くとバケモノの街“渋天街”に迷い込んでしまったのです。
バケモノに捕まえられそうになりながらも必死に逃げる蓮は、豚のバケモノ・百秋坊によって救われます。そして追いかけていた謎の2人組と再会し、声を掛けてきた男は熊の姿をしたバケモノであり“バケモノの子”のもう一人の主人公である熊徹、もう1人が猿の姿をしたバケモノ・多々良であることを知るのです。

熊徹の弟子となり蓮から九太へ

熊徹は長老となった今の宗師の後継者候補になるために弟子を探していましたが、根性のある奴がいないとなかなか見つけられずにいました。しかし自分を追ってバケモノの世界へ飛び込んできた九太には見込みがあると感じ、弟子に取ると自宅へ連れて行って名乗らない蓮の年齢・9歳からとって“九太”と名付けたのです。九太は熊徹の弟子になることを拒みましたが、街の者たちがみな熊徹を応援していないことを知り、熊徹は自分と同じく一人ぼっちであると感じて弟子入りを受け入れることにしました。

性格が合わない

‟バケモノの子”の九太と熊徹は全くと言って性格が合いませんでした。九太は続く不幸により生意気な性格になっていて、熊徹も粗暴で自分勝手な性格をしていたため、毎日のように衝突しいがみ合っていたのです。
しかしお互いに自分をさらけだし些細なことで衝突し真正面から向き合う日常が2人を心身共に成長させ、親子のような絆で結ばれるようになっていったのです。

荒削りの武術と漠然とした指導

一方で修業はなかなかうまくいきませんでした。と言うのも熊徹の武術は孤児であったため誰からも指導を受けることなく独学で武術を学んで培った粗削りの武術だったからです。さらにこれまで弟子がいなかったため指導の経験もなく、九太の立場に立って考えることができませんでした。
そのため九太は非常に大雑把で漠然とした指導しか受けられず、なかなか武術を取得することができなかったのです。

各地の宗師を訪ねる旅

なかなか修業がうまくいかない熊徹と九太は宗師の勧めで“強さとは何か”を知るために、多々良と百秋坊と共に各地の宗師を訪ねる旅に出ることにしました。そして“強さは人それぞれである”ことを知ったのです。

なりきる修行から一番弟子に

さらに九太は旅から帰ると母の幻影に“なりきる なったつもりで”という助言を受けます。それからと言うもの九太は熊徹の動きを毎日観察し真をするようになりました。そしてその結果足さばきで熊徹をあしらうことができる身のこなしを手に入れ、さらなる修行で剣術や格闘技を習得し、街の子どもたちと互角に戦えるレベルまで成長したのです。
強くなった九太を目の当たりにしたことで、かつて九太がやってきたての頃に意地悪をしていた二郎丸もその実力を認めるようになり、九太は子どもたちと親しくなりました。
そしてさらなる成長を遂げ、九太が17歳になった時には“熊徹の一番弟子”として街で有名な存在となったのです。また九太と共に修行したことで熊徹の武術も洗練されました。

意図せず舞い戻った人間界

青年になった‟バケモノの子”の九太は自尊心が芽生え、自分の稽古は自分で決めたいと言うようになりました。しかし熊徹はまだ未熟者だとその申し入れを受け入れません。そうしてまた熊徹と張り合うようになった九太はある日、逃げ込んだ路地裏を通じて人間界へ再び足を踏み入れることになったのです。

図書館で呼んだ本とある女の子との出会い

人間界へ戻ってきた九太はふと図書館に立ち寄りました。そこで「白鯨」という本を手に取りましたが、ずっと学校に行っていなかった九太は「鯨」が読めず、たまたま隣にいた女子高生・楓に尋ねます。その後楓が不良たちに絡まれているのを見かけて助けたことをきっかけに、九太は楓と親しくなり勉強を教えてもらうことになったのです。

大学進学を目指し父と再会

武術の修行の傍らで楓との勉強に勤しむ九太は、もともと高かった知的好奇心や物分かりの良さ、そして楓の教え方の上手さにより、驚異的な速さで学力を身に着けていきました。そして学力が年相応レベルまで上がったことで、楓に大学進学を勧められたのです。
大学進学を検討するようになった九太は、まずは高卒程度認定試験を受けるために必要な住民票を取得しに行きました。そしてそこで父親の居場所を知り再会を果たしたのです。

居場所に悩み再び行き場をなくす

父親と再会した九太はこれから先、人間界とバケモノ界のどちらで暮らしていけばいいのか悩んでいました。そんな折に熊徹に人間界へ行っていったことを知られ咎められた九太は熊徹に失望しその勢いで渋天街を後にします。しかし何も知らないのに自分の心境を勝手に決めつけ、この先の暮らしのことも決めようとしている父親にも腹を立て拒絶してしまい、結果的に九太はまた行き場を失ってしまったのです。

熊徹VS猪王山の試合にかけつけた九太に待ち受けていたこととは

また行き場を無くした‟バケモノの子”の九太は楓に諭されたもう一度バケモノの世界へ戻りました。偶然二郎丸と出会い自宅に招かれ、熊徹と猪山王が次期宗師の座をかけて闘技試合が行われることを知ります。そして二郎丸から敵対する立場であっても友達だと激励されて握手を交わし、一郎彦が見送りに現れます。すると九太は突如豹変した一郎彦から暴行を受け、胸に謎の穴が空いているのを目撃したのです。
闘技試合当日、九太はこっそり会場に足を運びましたが、自暴自棄になっている熊徹を見て居ても立っても居られず思わず声を掛けます。すると熊徹は戦意を取り戻し、勝利を手にしたのです。
しかし納得のいかない一郎彦が念動力で熊徹を攻撃し倒れてしまいます。激昂した九太の胸にはなんと一郎彦にも現れたあの謎の穴が現れ、念動力で反撃を始めたのです。一郎彦に剣が刺さる寸前でチコに止められますが、九太はそのまま意識を失ってしまいました。

一郎彦と戦うことを決意

目を覚ました九太は熊徹がひん死状態であることと、一郎彦が人間の子であることを知ります。そして自分と一郎彦の胸に現れた穴は心の闇であり、人間にしか生まれないものであることを知り、人間の自分が行くしかないと多々良と百秋坊に止められながらも、一郎彦と戦うことを決意しました。

自分の命を犠牲にして倒すことを決意

九太は一郎彦との戦いに備えるために人間界に向かって楓と渋谷で合流し、白鯨の本を手渡しそれまでの感謝の気持ちを伝えます。すると一郎彦が現れ九太は戦いますが歯が立たず一旦引くことにしました。一郎彦はその際に楓が落とした本も見て、今度は巨大な鯨に姿を変え九太を追います。
地下鉄で逃げる九太は楓の言葉で自分は1人ではないことを実感し、一郎彦と戦う決意をさらに固めました。そして自分の穴を解放させ一郎彦を取り込むという自分の命を犠牲に手段を選んで一郎彦に立ち向かったのです。

九太の胸に宿った熊徹

自らの命を犠牲にして一郎彦と対峙した‟バケモノの子”の九太。すると目の前に大太刀が現れました。なんとその大太刀は宗師から転生する機会を譲ってもらい付喪神となった熊徹でした。そして付喪神となった熊徹が宿る大太刀は九太の穴を埋めるかのように胸に吸い込まれ、九太は一郎彦を見事倒すことができたのです。

人間界で父親と暮らすことに決めた九太

熊徹を胸に宿した九太は渋天街に帰り祝福を受けます。その場には多々良の計らいで楓の姿もあり白鯨を返され受験するか否かを問われます。九太は大学受験をすることに決め人間界で父親と暮らすことに決めたのでした。

負けるな

‟バケモノの子”の九太が闘技試合で負けそうになっている熊徹にかけた言葉です。この言葉で熊徹は形勢逆転し見事宗師の座を勝ち取りました。お互いに大切な存在であることがわかるセリフですよね。

ありがとう 叱ってくれて

ひん死の熊徹を置いて一郎彦を追いかけようとした九太を叱責する百秋坊たちに九太が言った言葉です。生意気だった九太が親のように叱ってくれる百秋坊たちに感謝できるまで成長したことがわかります。九太は強さだけでなく温かい心も手に入れたのです。

“バケモノの子”の幼少期の九太の声を演じたのは女優の宮崎あおいさん

‟バケモノの子”の幼少期の九太の声を演じた宮崎あおいさんは、1985年11月30日生まれ東京都出身の女優さんです。
4歳の時に子役としてデビューし、中学生に上がる頃から本格的に女優として活動しその後モデルとして人気を得ました。2000年以降様々な賞を受賞し、舞台や声優としても活躍するようになりました。“おおかみこどもの雨と雪”の花役を務めたことでも有名です。

“バケモノの子”の青年期の九太の声を演じたのは俳優の染谷将太さん

“バケモノの子”の青年期の九太の声を演じた染谷将太さんは、1992年9月3日生まれ東京都出身の俳優さんです。
7歳の時に子役として活動を始め9歳で映画に出演しました。2010年代には多くの賞を受賞しています。高校時代から映画を自主製作しており、自身が主演した作品のスピンオフ作品で監督を務めたりもしています。“おおかみこどもの雨と雪”の田辺先生役も演じています。
“バケモノの子”の九太は女性ファンも多く、ネット上ではかっこいいと言う声もたくさん上がっています。
“バケモノの子”の九太は周囲の者たちに育てられていると同時に、その者たちの成長も促しています。本作は熊徹と九太、そしてその周囲の者たちが親子のような絆で結ばれていく様が丁寧に描かれており、視聴者も多くを学ぶことができる映画なのです。
“バケモノの子”の九太は作品の中で色んな意味でびっくりするほど成長していきます。そして九太の成長を見守る熊徹を始め周囲の者たちも共に成長していきます。最初は生意気で弱くて何も知らない男の子ですが、それは辛い経験をしたからでありだからこそ強さを求めてがむしゃらに前に進む姿に親心のような気持ちを抱いた視聴者も多かったはずです。熊徹との修行を経て本当の強さを知り、武術だけでなく心も成長した九太はまさに見た目も含めてイケメンです。さらに楓と出会ったことで多くを学び1人ではないことを知って命をかけて一郎彦を倒しに行った姿もまさにイケメンです。だからこそ九太もさることながら、九太と熊徹が主人公の“バケモノの子”という作品は多くの人から愛されているのでしょう。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://pbs.twimg.com/media/Cn-WbBXVIAErqq4.jpg