『ハイキュー!!』とは
『ハイキュー!!』とは、古舘春一原作のスポーツ漫画です。タイトル通りバレーボールを題材にしており、烏野高校を舞台に、センスはあるものの素人同然の主人公・日向翔陽と、才能も技術もある天才・影山飛雄のコンビが、仲間たちとともに全国の舞台を目指していくという本作。主人校以外にも様々なライバル校が登場し、それぞれにドラマのある展開が魅力的な作品でもありますね。
アニメ化や舞台化もすでにされており、近年の人気作が通る道はすでに通過済みの漫画作品でもあります。アニメも、ジャンプ漫画だからかもしれませんが、アニメ3期までの放送が済んでおり、その人気ぶりがうかがえますね。アニメは、総集編が劇場版として放映され、アニメ総集編ながら多くの人気を集めました。
漫画は現在最終章に入っていますが、2020年1月からはアニメ4期の放送も決定しており、まだまだ『ハイキュー!!』人気は衰えることはないでしょう。ここでは、アニメ4期にも登場するライバル校キャラのひとり、夜久衛輔について紹介していきます。
【ハイキュー!!】夜久衛輔の基本プロフィール
学校:音駒高校
クラス:3年5組
誕生日:8月8日
身長 / 体重:165.2cm / 60.2kg
好物:野菜炒め
最近の悩み:後輩がなんか色々心配
主人公たちが通う学校と古くから因縁のある音駒高校に通う夜久。バレー漫画なため、キャラクターは基本的に170cmを超えており、決して「小さい」ということではないのですが、他に比べると小柄な選手になりますね。漫画内での出番も多く、メインライバル校のキャラという以上に、優秀なリベロという彼の存在感の強さがよくわかります。
【ハイキュー!!】夜久衛輔のいる音駒高校とは?
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東京都にある都立高校で、「ねこま」と読みます。男子はブレザーで、女子はセーラ服のような描写とブレザーの描写の両方あり、おそらくどちらかは間違いなのでしょうが、大きなリボンが印象的でもありますね。主人校である烏野も男子は学ラン、女子はブレザーなので、この漫画内において、男子がブレザーだから女子もブレザーとは言い切れません。
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音駒高校男子バレー部
音駒高校男子バレー部は通称「ネコ」と呼ばれており、猫のようにしなやかなチームプレーが特徴で、烏野のコーチ・烏養コーチ曰く“天才と呼べる選手はいないが、高い守備力を有している穴がない”チームです。
音駒高校と『ハイキュー!!』の主人公がいる烏野高校は、監督同士が昔からライバル関係にあるため、日向たちが入部する数年前までは交流があり、遠征に行き合う関係でした。これまで漫画内で主人公たちは多くの学校と対戦し、多くの因縁の相手を作ってきましたが、そのなかでもライバル校の代表と言えるのがこの音駒高校ですね。
音駒と烏野は、両監督が引退したことで交流が途絶えてしまっていましたが、音駒の猫又監督が復帰したこと、烏野顧問の武田先生がアプローチをかけたことで再び交流を持つように。それ以降はまた昔のように、切磋琢磨し合うライバルとして、友として、師として交流を重ねるようになったのです。
【ハイキュー!!】夜久衛輔のいる音駒高校男子バレー部員の名前に隠された秘密
『ハイキュー!!』は、漫画を読んでいけばわかりますが、それぞれの学校に生き物の名前が入っており、主人校たちにとってのメインライバル校のキャラには、動物の名前やそれぞれの特性にあった名前がつけられています。この音駒高校も例外ではなく、学校の呼ばれ方が「ネコ」であること、監督の名前が「猫又」であることからわかるように、部員の名前も猫や生き物に関したものになっているのです。
黒尾鉄朗は「黒(黒猫)」
「クロ」という呼ばれ方や、尻尾を表す「尾」が入っていることからもわかるように、黒尾は黒猫を表していると想定されます。彼のアニマル化の姿が黒猫であるので、この予想は間違ってはいないでしょう。また、黒尾は自分たちを「血」として喩えていることから、名前に「鉄」が入っているのではないかと予想されます。
海信行は「海(ウミネコ)」
黒尾、夜久とともに3年間部活を引っ張ってきた海は「ウミネコ」を表していると考えられます。「ネコ」とついていますが、ウミネコはカモメに似た鳥ですね。何かと正反対で競い合っていた黒尾と夜久とニコニコと見つめる姿は、地上でキャットファイトする猫を眺める鳥のようにも思えます。
孤爪研磨は「爪」
研磨という名前も合わせてそうですが、研磨は「爪」を表しているでしょう。猫と言えばやはり鋭い爪ですよね。研磨はどちらかというと、爪を研いでいつでも狩りができるよう準備している猫というより、悠々自適な家猫という雰囲気がありましたが、試合中相手をどう負けさせるか考えている場面などは、爪を研いでいる猫のようですね。
山本猛虎は「虎」
こちらも名前に入っているのでそのままですが、山本は「虎」でしょう。彼自身も、彼の妹も背景に虎が表れており、彼のモチーフが「虎」であるのは間違いないのではないかと考えます。主人校に通う田中と合わせて龍虎コンビになりますね。3年生たちが可愛らしいなか、エースらしい動物と言えるのではないでしょうか。
福永招平は「招(招き猫)」
おそらく猫又監督の次に猫っぽい顔つきの福永。「福を招く」で、彼は「招き猫」を表していると考えられます。無口なキャラクターで、喋るときもダジャレを言うときくらいというなかなかキャラクターの濃い人物ですが、当初相容れなかった研磨と山本の喧嘩を仲裁したり、決めるときはバシッと決めるところなど、まさに招き猫のようですよね。
犬岡走は「犬」
「ネコ」と呼ばれる学校で、猫のようなプレイをするメンバーのなか「犬」が名前に入った犬岡。犬岡は名前にもある通り犬をイメージしているでしょう。通じ合う日向と犬岡を見て福永が「ドッグラン」と思っていますし、彼が犬なのはおそらく日向と相対する相手だからと考えられます。また、ポジションが海の後釜であることも猫ではない理由かもしれませんね。
灰羽リエーフは「リエーフ(獅子)」
リエーフも山本と一緒で、名前自体に「獅子」という意味があります。まだまだライオンほどの強さとどっしり感は見られませんが、リエーフは今後どんどん成長していくでしょう。大型のネコ科動物の名前が自身の名前になっているということは、山本のように、エースと呼ばれる存在になることを暗示しているからではないでしょうか。
夜久衛輔は…
「夜(夜行性)」あるいは「夜久(イリオモテヤマネコ生息地の屋久島)」だと推測されます。彼は、「守りの音駒」と呼ばれる、メンバー誰しもが守備力の高い高校で、最もレシーブ力が問われるリベロに選ばれるほど、その実力は突出しています。夜久がいることで、守備のレベルは格段に上がりますし、彼はメンバーを包むような存在ということを表しているのではないでしょうか。
【ハイキュー!!】バレーボール選手としての夜久衛輔とは?
ポジション(役割)
リベロに最も求められるのはレシーブ力です。レシーブが上手いことがリベロになれる最低条件と言ってもいいでしょう。そして他のポジションが高身長の方が有利である中、リベロだけは低身長であることが不利にはなりません。なぜなら1つでも多くのボールを繋げるために、低く身構える必要があるからです。加えてコースを読む力やボールを取りに行く俊敏性も求められます。
【ハイキュー!!】夜久衛輔は「守備のエース」
夜久衛輔は都内屈指のリベロであり、音駒の「守備のエース」です。
また教え方も上手いため、後輩へのレシーブ指導も任されています。夜久が守備の要であるのは自身の実力だけでなく、音駒全体のレシーブ力向上に誰よりも貢献しているからなのです。
【ハイキュー!!】夜久衛輔の能力パラメータ
パワー :1
バネ :3
スタミナ :4
頭脳 :4
テクニック:4
スピード:4
【ハイキュー!!】夜久衛輔の外見
夜久衛輔はベージュの猫っ毛の短髪、短く太めの眉毛に猫目のが特徴の人物です。ふわふわの毛や丸い眉がどこか猫又監督にも似てますよね。音駒の関係者は、その多くがつり目で猫っぽい顔立ちをしていますが、夜久はそのなかでも特に目力があり、じっとボールや相手スパイカーを見つめるその視線は、獲物を狙う猫のようです。
音駒は周りも身長の大きいキャラクターが多いため、夜久は作中で最も身長が低いキャラのように思えてしまいますが、実は日向よりは高いのです。そう考えると、日向の身長の低さが非常によくわかりますね。
【ハイキュー!!】夜久衛輔の性格
夜久衛輔の魅力は何と言っても「溢れ出る母性」です。個性が強い音駒の部員の中で誰よりも後輩を気にかけていることが最近の悩みからもわかるように、面倒見の良さが夜久の魅力なのです。もちろん勝ちたいという気持ちも後輩の面倒を見ることの根源にあるはずですが、逃げる者は追いかけるほど厳しく積極的に後輩の指導に当たるのは、根っからのオカン気質が働いているからです。
教え方が上手いのもいつも後輩たちを客観的に見ているからです。同じように洞察力の高いセッターである烏野の菅原と仲が良いのも、各高校での立ち位置が似ているからなのでしょう。怒らせると蹴りが入るほど厳しい先輩ですが、後輩思いで優しい眼差しで見守っている母性に溢れた音駒のお母さん的存在なのです。
【ハイキュー!!】夜久衛輔は他校からの注目度も高い!
高い防御力が武器である音駒でリベロと務めることができるのは、それだけ夜久のレシーブの制度が高いからです。その実力に天才リベロと呼ばれる烏野の西谷も注目し、尊敬している模様。漫画内で屈指の男前キャラである西谷が、「クソかっけぇ」と憧れを表す様子に、チームメイトの田中は夜久を「やばい」と表現しました。それだけで、夜久のリベロとしての技術の高さがわかりますよね。
また、最初に音駒と練習試合したときから、菅原とは非常に息が合っていました。菅原も烏野にとっては母のような存在で、主将の相棒としてチームを引っ張っていく者同士気が合ったのではないでしょうか。夜久も菅原もコミュニケーション能力が高いですし、仲良くなるのも早かったと予想されます。誰とでもすぐ仲良くなれるのは、夜久、そして菅原の長所ですね。
また、5本の指に入るエースと呼ばれている木兎も、夜久は「ボールに触らずしてスパイカーを殺す男」と表現していました。どこに打っても返されるイメージ、拾うという夜久の圧、大きな目でじっと見つめてくる夜久の視線に、スパイカーから失敗を引出させることからそう表現しており、夜久の強さが伝わってくるようですね。
【ハイキュー!!】夜久衛輔に身長の話は禁句!?
それは身長の話です。烏野の日向や西谷よりは大きいものの、やはりバレーボール選手としては165cmは小さい方であり、特に後輩の灰羽リエーフと並ぶと身長の低さが際立っています。本人も背の小ささを気にしているおり触れるとものすごく怒り手(足)が出ることもため、音駒では「夜久に身長の話は禁句」で通っているのです。
もちろん、身長の低さに関しては誰しもが気にしており、夜久と仲の良い菅原も、月島や影山などの高身長組に対し「デカ一年」と言うなど、やはりみんな身長は欲しいよう。174cmある菅原でさえ、大きな1年に対抗心を燃やしているのですから、165cmの夜久が194cmのリエーフに「小さい」と言われて気にするのも無理はないかもしれませんね。
【ハイキュー!!】夜久衛輔の声優とは?
【強化訓練開催】
— ゲーム「ハイキュー!!」 (@haikyu_game) April 2, 2018
「音駒の護りのエース」開催!!
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「夜久」獲得経験値2倍!! さらに音駒のキャラクター獲得経験値1.5倍!!
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声優・立花慎之介さん
#DABA10周年記念ファン感謝祭 無事に6時間の生放送が終了しました〜😊
— 立花慎之介 (@REAL_1978_TS) October 13, 2019
めっちゃめちゃ楽しかったし、ホントあっという間の6時間でした!!
やりたい無い事いっぱいあるし、またこうやって7人で遊べたら嬉しいですね〜🌟
長時間お付き合いいただき、本当にありがとうございました😍 pic.twitter.com/JShB1HXUxE
【ハイキュー!!】夜久衛輔の声優・立花慎之介について
『黒執事』に登場する「ソーマ・アスマン・カダール」の声優を担当。明るく少々おバカなキャラクターが、澄んだ立花さんの声にぴったりですね。
また、堅物キャラでは、『D.Gray-man』の「ハワード・リンク」などを担当。夜久ともソーマとも違う堅めの声が印象的ですね。
立花さんは、『東京喰種』のオウルもとい、滝澤も演じています。滝澤時の熱血漢ぷりはもちろん、オウル時の頭のネジが外れた演技も見ものですね。
【ハイキュー!!】夜久衛輔の人柄が伝わってくるセリフ
お前は5点ミスったって10点獲ってくれりゃあいいんだよ!あとは相手に獲られなきゃいいハナシだ!
ミスを連発して落ち込んでいるリエーフに向けたセリフです。男前ですよね。みんなに安心感を与えられるリベロは優秀です。リベロが拾ってくれると信じられるからスパイカーはブロックを怖がらずに全力で攻撃ができるからです。音駒にとって夜久は技術だけでなく精神面を支えてくれる存在でもありますね。
【リーグ開催】
— ゲーム「ハイキュー!!」 (@haikyu_game) February 28, 2018
「全国に挑む!音駒スプリング杯」2/28(水)~4/4(水)(予定)開催!!
音駒高校から新★5「夜久&黒尾」「孤爪」リーグ特別メモリー登場!!
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彼だって相当レベルの高いリベロなのに慢心するどころかひたすら上だけを見ている 怖いっスねェ
夜久のプレーを見て西谷が直接賞賛の言葉を告げた時に、夜久が菅原に口にしたセリフです。西谷もそうですが敵であっても相手を褒められるのは、それだけバレーを本気でやっているから。そしてただ褒めるだけでなく、負けねえという意気込みも感じられます。菅原とのほのぼのとした雰囲気を一気に引き締める、まさに「バレーボール選手」らしい言葉ですね。
【ハイキュー!!】夜久衛輔の卒業後の進路
ハイキューの最終章では、過去に出たほとんどのキャラクターのその後の進路を紹介しています。その中でも夜久衛輔は現在、ロシアのバレーボール・スーパーリーグで活躍しています。チーム名はチーグル・エカチェリンブルグで、ポジションはリベロです。
『ハイキュー!!』夜久衛輔についてのまとめ
【高校確率UPガシャ開催】
— ゲーム「ハイキュー!!」 (@haikyu_game) March 27, 2018
音駒レアガシャ登場!!
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夜久衛輔はメインキャラクターではありませんが、非常に人気の高い登場人物です。菅原や西谷などとの絡みも多いため、音駒が登場する場面では必ず見せ場もあり、それが人気の高さに繋がったとも考えられます。リエーフの教育係という立場も、登場と人気を高めている理由かもしれませんね。
春高の試合は、漫画では音駒との対戦がより長く描かれており、今度放送するアニメ4期でも、活躍する夜久の姿が見られると想像されます。動きの加わるアニメではより、夜久の静かに殺す描写が映えそうですね。漫画でも音駒戦は高い人気を集めており、アニメ化を心待ちにする人も多かったでしょう。
夜久だけでなく、春高ではリエーフも大きな成長を遂げており、夜久とリエーフの絡みも見所になりますね。アニメ4期がどこまでやるのかわかりませんが、アニメでは漫画に描かれなかったオリジナル描写も入ると思うので、是非音駒戦までやってもらい、夜久とリエーフ、夜久と菅原の絡みを見せて欲しいですね。アニメでは再び、夜久とリエーフの人気に火がつきそうです。