テニス漫画の代表作である『テニスの王子様』は、漫画家・許斐剛による作品で中学校のテニス部がテーマとなっています。1999年から2008年まで週刊少年ジャンプにて連載され、続編『新テニスの王子様』も連載スタート。「テニプリ」、「新テニ」という愛称で男女問わず幅広い層で人気を博し、テレビアニメからミュージカルまで幅広く展開しました。

名前：白石蔵ノ介（しらいし くらのすけ）

身長 / 体重：178cm / 64kg

誕生日：4月14日

血液型：B型

プレイスタイル：オールラウンダー

委員会：保健委員

得意科目：化学

苦手科目：なし

よく訪れる学校スポット：保健室

趣味：チェス、健康体操、小説執筆

好きな色：若草色

好きな食べ物：チーズリゾット、完全食、自分で作った薬草そば

好きな本：植物図鑑、小説の書き方指南書

好きな音楽：トランス系

テニス以外の特技：毒草を見分けられること、カブトムシと仲良くなれること

新テニでは、合格組として当初から合宿に参加し、その物腰の柔らかさから立海の赤也を天使化まで導きました。赤也とのダブルス中には左腕の秘密も明かされ、これまでの実力にスピードが加わり、不二との戦いや謙也との戦いでは本当の実力を押さえた状態で勝利したことが明らかになりましたね。

また、白石は高校生に混ざり世界大会に出場する中学生メンバーに選ばれ、そのバランスの良さを褒められていたましたが、それ以上伸び悩んでいました。白石は確かに優秀な選手で、バランスの良さが彼のテニスの持ち味ではありますが、これといった特徴がないということは、特別得意なことがないということで、何かひとつ秀でているものがある相手にはなかなか通用しません。

自分のテニスについて悩んだ白石は、高校生の背中を見て自分の体を破ることに成功。これまでの「基本に忠実なテニス」というスタンスは崩さず、パワーやスピードなど、パラメーターをそれぞれ特出して引き出せるようになったことで、さらなる力を得ました。これからさらなる活躍が期待できそうですね。

テニスの王子様の白石蔵ノ介の声優を務めるのは、声優の細谷佳正さんです。本作で知名度を上げ、第8回声優アワードでは助演男優賞を受賞しました。『ちはやふる』綿谷新役、『黒子のバスケ』日向順平役、『キングダム』王賁役、『進撃の巨人』ライナー・ブラウン役、『ハイキュー!!』東峰旭役などが代表作に挙げられます。

他にも『僕のヒーローアカデミア』『ゴールデンカムイ』『坂道のアポロン』『一週間フレンズ。』『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』『テラフォーマーズ』『文豪ストレイドッグス』『スタミュ』『斉木楠雄のΨ難』『亜人』などの人気作で主要キャラクターの声優を務めています。

本作の白石をはじめ、方言のキャラクターの声優を多く担当しており、そこを話題にされることも多いです。また、スポーツもののアニメへの起用や、赤髪キャラの声優を担当することもあり、ファンからはそこをネタにされたりもしますね。

『THE BEST OF RIVAL PLAYERS ⅩⅩⅩⅠ Kuranosuke Shiraishi』

『prayer』

『バレンタイン・キッス』

『Dear Prince～テニスの王子様達へ～』

『Empty Sky』

白石はアルバムでのキャラソン発表が多く、ソロでのシングル発売はあまりないですね。アルバムにはシングルで発表済みの楽曲も含まれていたりするので、これから白石のキャラソンを購入する方はアルバム購入がいいかもしれませんね。

『Dear Prince～テニスの王子様達へ～』

『恋の激ダサ絶頂!』

『色褪せないあの空へ』

『Love Festival』（ユニット別2曲有り）

『アオゾラSTAGE』

『Brave heart』

『Party Time』（ユニット別3曲有り）

白石はテニプリ終盤になって登場したキャラクターなので、所属ユニットもそれほど多くなく、人気キャラにしては少々少なめかもしれません。新テニになり、学校の垣根を超えやすくなったことで、新たなユニット結成もあるかもしれませんね。

『Medicine or...?』

『POISON』

『毒と薬』

『THE PRINCE OF TENNIS Ⅱ SHITENHOJI SUPER STARS』

白石は個人のアルバムと学校別アルバムの2種類を発売しています。四天宝寺メンバーが全員集まることはあっても、それぞれのキャラとのデュエットなどはあまりないようですね。学校別アルバムにはソロと全員で歌った曲が収録されていますよ。

テニスの王子様は2003年にはミュージカル化されています。人気漫画がミュージカル化ということ自体珍しいことではありませんが、当時はまだ2.5次元というものがメジャーではなく、「少年漫画」「スポーツもの」「キャストが男性のみ」という珍しい要素が3つ揃ったミュージカルはほかにありませんでした。

そんなテニミュにて、四天宝寺Aの白石蔵ノ介役を担当したのは春川恭亮さんです。ファンからは「ハル様」の愛称で親しまれ、テニミュ出演ごはテレビドラマ『ろくでなしBLUES』『シュガーレス』『高校入試』『ポプラの秋』『夜行観覧車』などに出演していました。

四天宝寺Bの白石役は佐々木喜英さん。ファンからは「ヒデ様」や、テニミュファンからは「ドヤ様」などと呼ばれ親しまれていました。舞台を中心に活躍しており、「ミュージカル 黒執事」や「舞台 刀剣乱舞 」などの人気作に出演されています。

「ミュージカル テニスの王子様 2nd season」で白石を担当したのは、安西慎太郎さん。舞台を中心に活躍しており、舞台では「舞台 四月は君の嘘」、ドラマでは「男水!」に出演。2019年に公演された「絢爛とか爛漫とか」では主演を勤められました。

「ミュージカル テニスの王子様 3rd season」で白石を担当したのは増子敦貴さん。2015年から始まった3rdシーズンで、2018年から白石を担当されています。まだデビューして数年の若手ではありますが、「ミュージカル・リズムステージ 夢色キャスト」や「舞台『仮面ライダー斬月』-鎧武外伝-」などの人気作に出演しており、今後の活躍が期待されます。

強豪校の部長ということで作内でも露出は高く、更にお色気イケメンキャラとして敵ながら女性を中心に人気の高いキャラクターです。担当声優さんとの人気も相まって、登場当初から変わらず根強い支持がありますが、「新テニ」での活躍でさらにファンが増えそうですね。

ただのイケメンではなく、四天宝寺のキャラらしくお笑いを忘れない部分なども魅力的な部分。「新テニ」でさらなる進化を見せた白石が、今後世界と戦うなかでどう活躍していくのが、注目したいところです。