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【進撃の巨人】イルゼ・ラングナーの登場回などまとめ!「イルゼの手帳」のあらすじも

2018.05.02

進撃の巨人は18年7月よりseason3が放送されます。原作コミックス進撃の巨人では、既に多くの謎が詳らかになる中、その始まりだったイルゼ・ラングナーとイルゼの手帳についておさらいすることで、非業の死を遂げたイルゼ・ラングナーに花束を捧げたいと思います。

  1. 進撃の巨人におけるイルゼ・ラングナーとイルゼの手帳とは?
  2. 進撃の巨人のターニングポイントだったイルゼ・ラングナー
  3. 原作マンガ進撃の巨人でのイルゼ・ラングナー
  4. アニメ版進撃の巨人でのイルゼ・ラングナーの扱い
  5. イルゼ・ラングナーのエピソード原作マンガとアニメ版の相違点
  6. アニメ版進撃の巨人イルゼの手帳を彩った声優陣
  7. イルゼ・ラングナーやハンジ・ゾエを抑えて目立つのはやっぱりリヴァイ兵長
  8. インスタ映えした進撃の巨人イルゼ・ラングナー
  9. 進撃の巨人におけるユミルの民のマーレでの歴史
  10. イルゼ・ラングナーの戦果からはじまった進撃の巨人の今後の展開
  11. イルゼの手帳についてのまとめ
イルゼの手帳とは、コミックス5巻の冒頭で「特別編」として掲載されました。トロスト区攻防戦から、過去に遡り、訓練兵時代を、そして、巨人になる能力を身につけたエレンが、エルヴィン、リヴァイとの出会うまで描かれており、まさに、進撃の巨人の人気が不動なものになったところでの、イルゼの手帳というエピソードの投入は、進撃の巨人が、単なる戦闘モノ、アクション作品ではないと知らしめる重要な役割を担っていたと言えるでしょう。
連載当初、進撃の巨人は、多くの読者は’ゾンビモノ’とカテゴライズしていました。特にゾンビモノが好きな方は、その傾向が強かったと思います。巨人が何故いるのか?考えてもしかたがない。いるモノはいるのだから闘わないと。ゾンビモノを観る上で、Whyはある意味禁忌ですらありました。ゾンビの正体は特に気にしないか、最初からわかっているが鉄則でした。
エレンが巨人になったのも、ウルトラマンのパロディかインスパイアで、なぜ巨人化したのかと聞かれると、「そりゃ父ちゃんが巨人に対抗する手段として作った薬をエレンに打ってだなぁ」と、それほど難しくは考えませんでした。
そんな中、登場したイルゼの手帳でのイルゼ・ラングナーという存在は、進撃の巨人は「なぜ巨人がいるのか」「そこに何の意味があるのか」という、命題に向かって、物語を作っていくというメッセージであることを、読者にわかりやすく提示したエピソードでした。当初、「そんなことをして、何の意味がある?」「風呂敷を広げすぎて、後で収まりが付かなくなる典型」と頭の固いお歴々は思ったことでしょう。
しかし、今現在、その広げすぎた風呂敷という名の伏線は見事に回収されようとしています。
諫山創先生は「絵が下手」と散々こき下ろされてきましたが、伏線の張り方と回収力は間違いなく天才です。最近だと、23巻では「主人公は出なかったなぁー」と思っていたら、24巻で実は出ていたとわかったときは「やられたー!」と思いました。諫山先生には、進撃の巨人の次は是非ミステリーを描いて欲しいですね。
進撃の巨人が、トロスト区攻防戦で一段落したところで、イゼルの手紙が発表されました。前述しましたが、単行本5巻です。‘パラディ島‘の歴史と調査兵団の説明から、第34回壁外調査で、仲間が全滅し馬を失い、立体機動装置も故障し、破棄したイゼル・ラングラーが、単独で北を目指し、壁にたどり着こうとするが、状況は絶望的。そんな中、手帳に今を記すことこそ己の戦いと、ペンを走らせるイルゼの前に巨人が現れ、死を覚悟する。
しかし、巨人はイゼルに敬意を示すような姿勢を取り、「ユミルの民」「ユミル様」「よくぞ」と、人の言葉を話す。イルゼは巨人に「存在」「所在」「目的」を問うが、巨人はうめき声を上げ、混乱し、自らの顔を引き千切り、イルゼを捕食する。1年後、リヴァイとハンジによって、イルゼの遺品と手帳を発見する。手帳を読んだリヴァイは言います。「これは…イルゼ・ラングナー……戦果だ」
既にアニメ版でも明らかになっていますが、ユミルの正体はエレンたち104期訓練兵の一人でした。割と目立つポジションにいながら、コミックスの登場人物紹介には出ておらず、アニメ版でも(この時点で判明していましたが)声優の藤田咲さんの役名は‘そばかす’でした。ちなみに、イゼルにもそばかすがあり、目元も似ていないこともないのかもしれない。巨人は、それでイゼルをユミルと勘違いしたんですね。
事実が詳らかになったとき、「またやられたー!」「そういえば名前出ていなかったー!」と悶絶した読者様も多いことでしょう。これこそ、諫山創マジック!トロスト区攻防戦のときのライナーとベルトルトの会話も違和感を思えてたんや、この展開は読めてたんやと強がりをいっている方々に、「アオノホノオ」の岡田斗司夫さんよりお言葉があります。
はい、全くもってその通りです。
進撃の巨人のアニメ版は、原作とは物語の進行が異なり、時系列通り、訓令兵時代→トロスト区攻防戦と物語が進みました。結論から言うと、イルゼの手紙はTVシリーズでは放送されず、コミックス12巻の限定版DVD(OAD)として発表されました。
この構成には疑問点が多々あり、マルコの死によるジャンの心情の変化は、原作ファンから高い評価を得ているにもかかわらず、のっぺりと掻い摘まんだかのような内容にされており、シリーズ構成の小林靖子にゃんの構成ミスなのか、はたまた、OADで一稼ぎしようとした大人たちの策謀なのか?…どう見ても後者だとは思いますが、ともあれ、アニメでのイルゼ・ラングナーは、極めて不遇な境遇に置かれました。
OAD進撃の巨人イルゼの手帳~ある調査兵団員の手記~は、間尺の問題もあり、原作部分は忠実に再現しつつも、前後のエピソードが大幅に付け足されています。
850年、第49回壁外調査の開始からストーリーは始まります。巨人を捕獲しようと熱心なハンジは、エルヴィンに巨人捕獲作戦を立案するものの、却下され、苛つくハンジに余計な一言を言って窒息死させられかけるオルオ。九死に一生を得たオルオに対して「もうその芋臭いしゃべり方やめてくれない」と叱咤するペトラ。その結果、皆さんご存じ、オルオの似てないリヴァイ真似が始まったんですね。どのみち、ペトラには大不評でしたが…
ミケの鼻で巨人を感知し、ハンジが独断専行で捕獲しようとしますが、奇行種の巨人はハンジを無視して、とある樹木に向かいます。そこで捕らえようとしたところ、オルオが食べられそうになり、リヴァイの一撃で巨人は絶命。
ペトラは木の大きな割れ目の中に、首のない人が座りながらミイラ化しているのを発見します。その遺骸こそイルゼ・ラングナー本人。巨人はイルゼを座らせ、崇拝の対象にしていたと見受けられます。ここは原作から追加されたシーンですね。おそらくですが諫山先生のアイデアではないかと推察しています。
この後は原作通りで、最後に壁内に戻ったハンジがイルゼの両親に遺品を渡すシーンがあります。
イルゼ・ラングナーの声優は國立幸さん。「おそ松さん」のチビ太、ガンダムビルドファイターズのレイジ役でも有名ですね。OADオリジナルキャラといえばイルゼ・ラングナーくらいで、他はTV版でおなじみの調査兵団たちが登場します。リヴァイ役の声優さんは神谷浩史さん。ハンジ役の声優は朴ろ美さん。エルヴィン役の声優は小野大輔さん。オルオ役の声優は川田紳司さん、ペトラ役の声優は相川奈都姫と1期後半を彩った声優陣で構成されています。
物語の主人公イルゼ・ラングナーはもちろんですが、OADではハンジの活躍が目立ちます。しかし、やっぱり、最後はリヴァイが持っていくところは全部持っていきます。人気キャラに、人気声優が付いたのだから、ある意味無双ですね。
イルゼ・ラングナーの物語はコミックスでは小ページで、アニメもOADでしたが、発表当時は頭の柔らかい、若い世代には快く受け入れられたようで、Instagramに、イルゼの象徴する画像がアップされていました。そのいくつかを紹介します。
進撃の巨人の物語は大きく進み、コミックスでは23巻からマーレ編に入り、一気に3年の年月が進みました。まだまだ幼かった104期訓練兵の皆さんも大人になってしまいました。
イゼルの手帳の謎は完全に解明されたといってもいいでしょう。ユミルは既に鬼籍に入ったと判断するしかないようです。ユミル・フリッツから始まった人間と巨人(エルディア人)の歴史も詳らかとなり、九つの巨人の存在が明らかとなり、タイトルである「進撃の巨人」の由来もハッキリしました。
25巻でダイバー家当主ヴィリーが語った歴史語りに嘘はないかと思いますが、始祖の巨人の力を奪ったエレン・イェーガーというのは、もちろんパラディ島と戦争を始めるに当たっての戦意高揚でしょう。始祖の巨人とは一体何なのか?誰が継承しているのかが、今後の展開の見所のようです。
原作コミックスでは、良い意味で混迷を極める進撃の巨人ですが、この先の展開は全く読めません。レベリオの収容所にいるエルディア人たちは、このままマーレ人の言いなりで居続けるのか?普通は反乱しますけど、一度洗脳されて、世代を重ねてしまうと厄介ですね。東洋のヒィルズ国の存在も気になります。
捻りのない作品だと、心ある人たちが集まって、マーレをやっつけて終わりなんですが、そうは問屋が卸してくれないの進撃の巨人の真骨頂。思いも寄らない展開や伏線回収で、また、我々に「やられたー!」と地団駄を踏ませてもらいたいものです。
読者目線ではイゼルの手帳から始まった、巨人の歴史の謎解きが、全てではないにしても、9割方は終わりました。ファルコやガビといった若い新キャラも登場したのは、歴史を解明する物語から、未来へ道を切り開く物語へとシフトしてゆく、進撃の巨人の今後の展開を示唆しているように思えます。
改めてコミックスやDVDを見直してみると、「ここはこういう意味だったんだー」「これが伏線だったのか」と驚くこと請け合いです。Season3が始まる前に、復習してみるのもいいかもしれませんね。