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天空の城ラピュタ

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「天空の城ラピュタ」の都市伝説!気になる裏設定や宮崎駿監督の着想はどこから?!

2021.07.14

公開されて以来、常に高い人気を得続けている、日本のアニメーション作品代表作でもある「天空の城ラピュタ」。宮崎駿監督が手がけたこちらの作品ですが、裏設定や都市伝説も度々話題を集めています。今回の記事で、そんなラピュタの裏設定や都市伝説をチェックしていきます。

  1. 【天空の城ラピュタ】作品概要【裏設定】
  2. 【天空の城ラピュタ】ラピュタ語の宮崎駿監督の着想はどこから?【都市伝説・裏設定】
  3. 【天空の城ラピュタ】ラピュタ語で紐解くシータとムスカ【都市伝説・裏設定】
  4. 【天空の城ラピュタ】ガリバー旅行記との関係性【都市伝説・裏設定】
  5. 【天空の城ラピュタ】ドーラ一家の集まったいきさつは?【都市伝説・裏設定】
  6. 【天空の城ラピュタ】シータはドーラの娘?【都市伝説・裏設定】
  7. 【天空の城ラピュタ】幻のエンディングと呼ばれるもう1つの結末【都市伝説・裏設定】
  8. 【天空の城ラピュタ】ムスカの先祖?【都市伝説・裏設定】
  9. 【天空の城ラピュタ】ムスカの落下シーン【都市伝説・裏設定】
  10. ラピュタの都市伝説・裏設定についてまとめ
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まず最初に、天空の城ラピュタという作品の概要情報をおさらいしておきましょう。

「天空の城ラピュタ」は1986年に公開されたアニメーション映画です。

後に日本を代表するアニメ制作スタジオとなる「スタジオジブリ」の第1作目にあたるアニメ作品になります。

スタジオジブリ結成のきっかけになったとも言える作品です。

原作が存在しない作品であることも大きな特徴。

アニメオリジナル映画作品ということになります。

これは、監督を務めた宮崎駿が小学生の頃に考えていた架空の作品が骨子となっているようです。

「天空の城ラピュタ」には「ラピュタ語」というオリジナルの言語が登場してきます。

例えば、ヒロインにあたるシータ。

彼女のまたの名は「リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ」というもの。

また、悪役ポジションとして登場するムスカにも同じく、

「ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ」

という名前があります。

こういったラピュタ語に関しては「特に深い意味はない」そうです。

しかし、着想自体はケルト語などからということを宮崎駿監督が明らかにされています。

先ほど触れた、シータとムスカの「名前」。

・リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ

・ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ

という、それぞれ立派な名前を持っています。

さて、この名前はラピュタ語ですが、より深く注目してみると、名前に秘められている意味までが分かるようになります。

ラピュタ語で「ウル」は「王」を意味しています。

そして「トエル」は「真」を意味するんだそう。

このことから、シータとムスカは共に王族の血筋の持ち主であることが分かります。

しかし「トエル」つまり、「真の王」であるのは「シータ」だけなのです。

このことを知ると、ムスカがいわば「敗北」してしまったのは必然的な結末だったのかもしれません。

「天空の城ラピュタ」といえばやはり「ラピュタ」という単語が非常に有名。

物語としても非常に重要な役割を担っています。

そんな「ラピュタ」ですが、実は意外なモデルがありました。

それは「ガリバー旅行記」。

ガリバー旅行記には、天空の島「ラピュータ」が登場しているのです。

このラピュータは地上の島を支配している浮島で、高い知性を持った天文学者などが統治している島でした。

事実、「ラピュタ」の企画原案では「ガリバー旅行記第三部に描かれた、空中の浮島ラピュタ」と書かれています。

このことからも、「ガリバー旅行記」に登場する「ラピュータ」という浮島が「天空の城ラピュタ」のモデルになったとみて間違い無いでしょう。

「天空の城ラピュタ」には数多くの魅力的なキャラクターが登場します。

その中でも特に有名で、個性的で魅力的なのが「ドーラ」でしょう。

彼女は海賊(空賊)として飛行石を狙い、最終的にはシータ達に協力してくれる人物です。

そんな彼女率いる「ドーラ一家」こと海賊団。

ドーラを中心にして息子などが共に在籍しています。

実は、このドーラが率いる海賊団の一部は、過去に引き取った戦災孤児たちだという意見が見受けられます。

しかし、明確な資料やソースが見つからないため、これが真実なのか、設定として事実なのかどうかは不明です。

ただ、ドーラは海賊とは言えとても心優しい人物であることは疑いようがありません。

そんな彼女の人柄の良さや温かさがあるからこそ生じてくる考察ですね。

さて、そんなドーラですが作中で「アタシの若い頃にそっくりだよ」とシータに対して言葉をかけています。

お世辞にも現在は外見が似ているとは言えない両者。

しかし、作中でドーラの若い頃の肖像画だと思われる一枚の絵が映り込んでいるシーンがあります。

それを見てみると、確かに美少女な姿が。

絵からも伝わってくるほどに活発そうな少女は、確かに現在のドーラのイメージと重なる部分があります。

そして、こちらは都市伝説ではありますが「シータはドーラの娘だった」という裏設定がある、と囁かれています。

もちろん都市伝説なので事実なのかどうかは分かりません。

しかし次第に本当の親子かのように見えてくる両者の関係を見ていると、そのような仮説が生まれるのも納得かもしれません。

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天空の城ラピュタには、もう1つのエンディングが存在すると噂されることがあります。

「幻のエンディング」と呼ばれることもあり、まさに都市伝説的な扱いを受けているエンディングです。

そのエンディングとは、パズーとシータのその後の描かれ方が全く異なっているというもの。

本来のエンディングでは、ラピュタから2人が脱出し、ドーラたちと合流に成功。

その後は2人がそれぞれの場所へ帰るという内容です。

しかし「幻のエンディング」では、パズーをシータがゴンドラまで送ってから別れるエンディングだと言われています。

実際のところ、スタジオジブリ側が「そのような事実はない」ときっぱりと否定しています。

そのため「幻のエンディング」は本当に幻。

存在していないものということになります。

しかし、このように様々な憶測や都市伝説が広まるというのは、やはり「国民的アニメ作品」であり、大人気を集めている作品特有の現象ですね。

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ラピュタを語る上で外せないキャラクター「ムスカ」。

立場上は悪役ですが、個性的な姿と独特なセリフ回しから、非常に人気の高いキャラクターでもあります。

そんなムスカですが、実は他のアニメ作品に「先祖」にあたるキャラクターが登場しているのです。

それは、ラピュタと同じく宮崎駿監督が手がけた「未来少年コナン」というアニメ。

こちらの作品には「レプカ」というキャラクターが登場します。

このレプカ、実はムスカの先祖にあたる人物だというのです。

今度は都市伝説ではなく「天空の城ラピュタ (ロマンアルバム)」にて語られている公式な設定となります。

そして「未来少年コナン」は「天空の城ラピュタ」の過去にあたる時系列の話であるということも明らかにされています。

公式の裏設定とでも言うべき要素でしょうか。

ラピュタファンで「未来少年コナン」を知らなかったり、見たことがないという方は併せてチェックしてみるといいかもしれません。

より「天空の城ラピュタ」という作品を好きになれるかも。

作中、ムスカはバルスの呪文によって発された強烈な光をまともに受けて「目が、目がぁ〜」と言いながら目を抑えており、目を失明してしまったと考えられています。

その後、ラピュタは崩壊を始めていくのは皆さんご存知の通りです。

このラピュタ崩壊シーンで、よく見てみるとムスカと思われる人影が落下しているシーンがあるというのです。

実際、このシーンは確かに確認できます。

背景とも言えるような部分にまでこだわり抜かれている作品、ラピュタの作画の凄さも分かるシーンですね。

興味のある方は是非よく注意しながら見返してみてください。

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今回の記事で、ラピュタの都市伝説や裏設定について注目してきました。

ラピュタは明確に「裏設定」として公式で認められているものもあれば、ソースや裏付けとなる資料がない都市伝説まで、本当に数多くの噂などが囁かれている作品です。

様々な裏設定や都市伝説を調べた上で、もう一度見返してみると更に新たな発見があるかもしれませんね。

サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://twitter.com/kinro_ntv/status/913772928528818176?s=20