日焼け止め乳液とは
日焼け止め乳液とはズバリ!
紫外線対策もできてしまう便利な乳液のことです
日焼け止め乳液は「乳液+日焼け止め」なので、肌の水分・油分を補う乳液、そして日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ日焼け止めの役割を持つ成分が配合されています。刺激が弱いものやノンケミカルで肌に優しい成分で作られているものが多いのが日焼け止め乳液の特徴です。
※日焼け止め乳液は刺激が弱いものや、ノンケミカルの製品が多いですが全てがそうではありません。ですので「日焼け止め乳液=敏感肌用」ではありません。間違った認識で選ぶことは、肌トラブルの原因になってしまいます。
日焼け止め乳液と他のタイプの比較
日焼け止めのタイプは大きく分けて7つ
日焼け止めのタイプは約7種類。ジェルタイプ・クリームタイプ・乳液(ミルク)タイプ・パウダータイプ・ローションタイプ・スプレータイプ・飲むタイプの7種類です。その他にもシートタイプ、スティックタイプなどもありますが大きく分けてこの7つが日焼け止めの基本の種類でしょう。
日焼け止めそれぞれのメリットデメリット
<ジェルタイプ>
◎ベタつきにくく塗りやすい。質感が良い/▲刺激が強い成分が多い。
<クリームタイプ>
◎高い保湿効果を持ち防水性が高く乾燥肌にもおすすめ/▲油分が多く伸びにくい、落としにくい
<ローションタイプ>
◎最も肌に優しく化粧水のように使える/▲落ちやすく効果も薄い
<スプレータイプ>
◎時間がないときでも簡単に日焼け止め対策ができる。また背中などの手が届きにくい所でも簡単に使える/▲全体に塗りにくかったり、周囲に飛び散るムラになりやすい。
<パウダータイプ>
◎メイクの上から塗りなおせる、べたつかない/▲紫外線対策としては効果が低い
<飲むタイプ>
◎ムラにならず、べたつかない上に塗り残しがない。敏感肌、汗をかきやすくても大丈夫/▲コスパの悪さと効果が実感出来にくい
日焼け止め乳液のメリットデメリット
<メリット>
日焼け止めと乳液なので、スキンケアと日焼け止めを一緒におこなうことができ、下地効果があるものだとメイクのアイテム数が減り、時短にもなります。また色つきのものであれば、その上から軽くパウダーするだけで、出かけることができます。伸びがよいためムラになりづらく、ベタつきにくいというのが最大のメリットでしょう。石鹸だけで洗い流せるものなどもあるので落としやすさも1つのメリットです。
<デメリット>
大きなデメリットはありませんが、強いていうのであれば、日焼け止め乳液はベタつきいくいのですが、サラサラな質感が好きな人であればベタつきが気になるかも知れません。
日焼け止め乳液の選び方
シーンにあったSPF/PA値を選ぶ
それぞれのシーン・シチュエーションにあったSPF/PAで日焼け止め乳液を選びましょう。その前に少しだけSPFとPAについて簡単に説明します。
<紫外線>
紫外線には大きく分けて3つの種類があります。太陽光の90~95%を占めるUV-A、太陽光の5~10%を占めるUV-B、地上まで届かない紫外線でしたが最近オゾン層の破壊により近い将来地上に届く可能性があるUV-C。UV-Cがもっとも危険な紫外線ではあるのですが、今の所確認されているのが標高の高い山の頂上などなので、ここでは触れずにUV-AとUV-B、SPFとPAについて説明します。
<紫外線UV-Aと日焼け止めのPAの関係>
紫外線の大多数を占める、UV-Aは肌の奥深く、真皮まで届き、コラーゲンを破壊し、シワやたるみの原因になってしまう紫外線です。またUV-Aは1年中、雨や曇りなど関係なく地上に降り注いでいます。
PAはこのUV-Aに対する日焼け止めの効果を表していて、+の多さがUV-Aに対する効果の高さを示します。簡単に説明するとPAの+の多さはシミ、たるみなどに対しての抵抗力の強さを表しています。また2018年現在のPAのランクは++++が最高値と定められています。
<紫外線UV-BとSPFの関係>
UV-BはUV-Aよりもより悪影響を及ぼすもので、肌の奥まで届かないものの、肌の表面にメラニン色素を増加させ、シミ、そばかすをできやすくさせてしまう紫外線です。また炎症や乾燥を引き起こすことも多々ある紫外線です。
SPFとはUV-Bを防止してくれる日焼け止めの効果を表す数値のこと。焼けの進行を遅らせることができる、という意味です。ちなみのSPF50は50時間効くということではなく、肌が日焼けするのを時間とSPF数値の掛け算で、遅らせることができる時間の目安、ということです。SPFが高いほど長い時間守ってくれるということになります。2018年現在日本のSPFは最大50までとされています。
<注意>
※どちらも高ければ高い方が良さそうではありますが、高くなればなるほど肌に優しいものばかりではありません。必要最低限の防御で肌に優しいものを選ぶことが大切です。またSPFが高ければ高いほど長い時間守ってくれるから塗りなおさなくていいわけでもありません。日焼け止めは塗った瞬間から効果が少しずつ位落ちてきます。落とすまで永遠に効果が続くわけではないの一度塗って安心せず、で3−4時間でこまめに塗りなおしましょう。
数値が高ければ高いほど肌への負担は大きくなります。シーンにあった最適な数値の日焼け止め乳液を使いましょう。ではどれくらいのSPF/PA数がそれぞれの活動の中で最適なのでしょうか。
SPF10~20/PA++の強さだと?
ごみ捨てやちょっとした買い物、洗濯物を干すなどの日常生活ではこれで十分紫外線をカバーできています。
SPF 20~30/PA ++~+++の強さだと?
スポーツや通勤、散歩などの屋外で1~2時間過ごすのには十分カバーできています。
SPF30~40/PA+++の強さだと?
バーベキューやキャンプなどのアウトドアになどの場合もこの強さで十分カバーできるでしょう。
SPF50/PA +++~++++の強さだと?
長時間の炎天下でのスポーツや海水浴などにはこれくらいが必要でしょう。
シーン別に十分なSPF/PA値をご紹介しました。この数値でカバーしきれるのかな?と思った時はぜひ参考にしてください。
使い勝手で日焼け止め乳液を選ぶ
使い勝手を重視するというのも日焼け止め乳液を選ぶ上で欠かせないポイント。石鹸で洗い落い落とせるものや、下地効果もあるもの、保湿力が高く乾燥を防ぐもの、敏感肌に使えるものや、子供にも使えるものまで、それぞれ自分にあった使い勝手で使いやすい日焼け止め乳液を選びましょう。
価格帯で日焼け止め乳液を選ぶ
値段で選ぶなら、日焼け止め乳液もプチプラからデパコスまでたくさんの種類があります。自分に丁度良い値段のものを見つけましょう。
<シーン別おすすめ日焼け止め乳液>
それではまずシーン・シチュエーションを重視して選びたい人へおすすすめの日焼け止め乳液を紹介。
おすすめ①:日常生活でおすすめの日焼け止め乳液
日常生活で手軽使いたい人におすすめの日焼け止め乳液です。
薬用ホワイトニングプロテクター/トランシーノ
SPF35/PA+++でゴミ捨てなど日常生活でおすすめの日焼け止め乳液です。また下地効果もあり、トラネキサム酸の効果もありシミ予防にも効果的な日焼け止め乳液です。伸びがよく、べたつかなく塗った後の不快感がないという口コミの多い日焼け止め乳液です。
第一三共ヘルスケア トランシーノ 薬用ホワイトニングデイプロテクター 40mL 【医薬部外品】
価格
¥ 3,083
おすすめ②:長時間の外出におすすめの日焼け止め乳液
長時間安心してお出かけしたい向けのおすすめ日焼け止め乳液です。
プロテクターデイタイムシールドEX/イプサ
SPF50/PA++++の日焼け止め乳液です、こちらは紫外線だけでなくチリやホコリからも肌を守ってくれるので長時間の外出時にもおすすめです。伸びもよく白浮きも少ないようで、メイク下地に使っているという口コミも多くありました。
イプサ(IPSA) プロテクター デイタイムシールド EX
価格
¥ 4,860
おすすめ③:海などでおすすめの日焼け止め乳液
絶対焼きたくない人向けにおすすめの日焼け止め乳液です。
パーフェクトUVスキンケアミルク/アネッサ
こちらもSPF50/PA++++の日焼け止め乳液(ミルク)です。ウォータープルーフであり効果も高いので、夏の炎天下の下や海に行くのにもオススメです。スキンケア成分も高く、また石鹸で落ちてクレンジング不要なのもおすすめの理由です。日常使いにしているという口コミはあまりなく、夏に、旅行にいくのに、と日焼けしたくない時にピンポイントで使っている人が多いようです。日焼け止め効果はお墨付きの日焼け止め乳液です。
<使い勝手別おすすめ日焼け乳液>
使い勝手を重視して選びたい人へおすすめの日焼け止め乳液を紹介します。
おすすめ④:クレンジング不要!石鹸でおとせる日焼け止め乳液
石鹸どころかお湯で落ちる!値段もプチプラの嬉しいおすすめ日焼け止め乳液です。
UVミルクEX/NOV
SPF32/PA+++の日焼け止め乳液です。この日焼け止め乳液はノンケミカルで肌にとても優しい上にお湯で落とすことができます。クレンジングどころか石鹸すら必要がありません。また化粧下地にもなり値段もプチプラで敏感肌でも使える優れもの。しかしお湯でも落とすことができるほどの製品であるため、こまめに塗りなおすことをおすすめします。
おすすめ④:メイク下地にもなる日焼け止め乳液
メイク下地にもなる上にスキンケア効果も高いおすすめの優秀日焼け止め乳液です。
ホワイトデーケアレボリューションC/エリクシール
SPF30/PA++++の日焼け止め乳液です。資生堂独自処方されたm-トラネキサム酸が配合されているので、美白効果もあり、日焼け止め効果も高い日焼け止め乳液です。化粧下地に使うとメイクのもちと、メイク持ちの良さがいいという口コミがとても多く、値段に対してもとても優秀でおすすめです。
エリクシール ホワイト デーケアレボリューション C (SPF30) 35mL 【医薬部外品】
価格
¥ 3,456
おすすめ⑥:保湿力が高い、乾燥しない日焼け止め乳液
乾燥しがちな人におすすめの日焼け止め乳液です。
サンシェルターマルチプロテクション/コスメデコルテ
SPF50+/PA++++で紫外線だけでなく、大気汚染物質もカットしてくれる日焼け止め乳液です。さらにスキンケア効果が高く、洗顔料で落ちるのでクレンジング不要。保湿効果も高いので、乾燥が気になる人におすすめの日焼け止め乳液です。保湿力が違うという口コミが多く、また化粧下地に使っているという人も多いようです。
おすすめ⑦:敏感肌でも使える日焼け止め乳液
敏感肌でも安心して使いたい人におすすめの日焼け止め乳液です。
岡田UVミルク/無添加工房OKADA
SPF20/PA++でまたノンケミカルで敏感肌でも安心して使える日焼け止め乳液です。全て無添加で作られており、石鹸で落ちる上に白浮きしないのでメイク下地にも使える日焼け止め乳液です。赤ちゃんでも使えるほどなので、敏感肌でも安心して使えます。
無添加工房OKADA 天然由来100% 岡田UVミルク (日焼け止め乳液) 5g
価格
¥ 540
おすすめ⑧:子供にも使える日焼け止め乳液
お子さんの日焼け対策したい人におすすめの日焼け止め乳液です。
チャイルドサンスクリーンミルク/ハイム化粧品
SPF20/PA++で無添加で作られていて、子供にも使える日焼け止め乳液です。値段もプチプラであるのも嬉しいポイント。もちろん大人の紫外線対策にも使えて、また石鹸で落ちるのでクレンジング不要です。伸びがよく、きしまないと重宝している人が多いようです。
<価格別おすすめ日焼け止め乳液>
値段を重視して選びたい人へおすすめの日焼け止め乳液。プチプラとデパコスに分けて紹介します。
・プチプラの日焼け止め乳液
プチプラですがスペックの高い日焼け止め乳液です。
おすすめ⑨:おすすめのプチプラ日焼け止め乳液その1
保湿力に期待が持てるプチプラ日焼け止め乳液です。
UVミルク/キュレル
SPF30/PA++でさらにセラミドが配合されているため手軽な上に、保湿力の高いプチプラ日焼け止め乳液です。また下地効果も兼ね備えていのでメイクの前に使っても。また強い日焼け止めを塗る前にこれを塗って下地にするという人もいるようでしたも。プチプラなのでいろんな使い方をしてもストレスがないところがまたおすすめのポイントです。
キュレル UVミルク SPF30 PA++ 30ml
価格
¥ 1,620
おすすめ⑩:おすすめのプチプラ日焼け止め乳液その2
日焼け止め効果も機能性も高いプチプラおすすめ日焼け止め乳液です。
さらさらUVパーフェクトミルク/ビオレ
SPF50+/PA++++でウォータープルーフ機能も兼ね備えている機能性の高いプチプラ日焼け止め乳液です。化粧下地としても使える上に、プチプラでありドラックストアーで買える手軽さからか昔からの愛用者も多いようです。乾燥が気になるという口コミもありました。顔に塗って乾燥が気になる場合は体用にしてもプチプラなので惜しみなく使えるところがおすすめです。
ビオレ さらさらUV パーフェクトミルク SPF50+/PA++++ 40ml
価格
¥ 509
おすすめ⑪:おすすめのプチプラ日焼け止め乳液その3
ニキビ予防も日焼け止めも一気にできちゃうプチプラ日焼け止め乳液です。
薬用UVティントミルク/アクネ
SPF50+/PA++でAcneというだけあり、ニキビ予防もできるというおすすめのプチプラ日焼け止め乳液です。これを使うと吹き出物が出ないという口コミがとても多く、また白浮きせず、ヨレにくいため、軽い外出の時はこれを下地にあとはお粉だけという人も多いようでした。
Acnes(アクネス) 薬用UV ティントミルク 30g【医薬部外品】
価格
¥ 598
・値段もスッペックも高めなデパコスの日焼け止め乳液
さすがデパコス。値段もだいぶお高めですが、スペックもだいぶお高めです。
おすすめ⑫:おすすめデパコス日焼け止め乳液その1
見えない力でガードしてくれるデパコス日焼け止め乳液です。
イドラスパークリングプロテクトフルイド/ジバンシー
潤いヴェイルが全方位から守り抜く、“水力発光”プロテクト。 目に見えない強力な「マルチ プロテクト シールド」効果が、紫外線だけでなく、様々な有害な環境やストレスなど、肌トラブルの原因となる内的・外的ストレスを、高い保湿力と多角的なアプローチで1日中ブロック。肌トブルや老化を寄せつけない、くすみのない明るく輝く肌を守ります。 つけていることを忘れるほどの心地よい潤いヴェイルが、肌をしっかりと守り、「イドラ スパークリング」シリーズの高い保湿力が、1日中潤いを生み出し続けます。 季節を問わず使える、ベルベットのように心地よいテクスチュアは、日焼け止め特有の乾燥や圧迫感がなく、カラーレスなのでメイクの邪魔をせず、メイクをしない日にも、首元や手元の日焼け止めとしても最適です。
SPF30/PA++のおすすめデパコス日焼け止め乳液です。とにかく潤いがすごいという口コミが多くとても評価の高い日焼け止め乳液です。保湿力は高いもののべたつくことはないようで、ベタつきが苦手な人でも使いやすく化粧下地に使っている人も多い日焼け止め乳液です。
イドラ スパークリング プロテクト フルイド|大丸松坂屋オンラインショッピング
イドラ スパークリング プロテクト フルイドは大丸松坂屋オンラインショッピングでどうぞ!お中元・お歳暮・内祝い・お祝い、ファッション、コスメ、ベビー&キッズ、インテリアなど豊富な品揃えの百貨店通販サイトです。
また2018年3月2日にSPF50+/PA++++のブランディヴァンUVシードという新しい日焼け止め乳液が発売されます。こちらはよりガードする力がより強く違うシチュエーションで効果が期待できそうです。
おすすめ⑬:おすすめデパコス日焼け止め乳液その2
使った瞬間パッと肌を明るく見せてくれるエパコスおすすめ日焼け止め乳液です。
スノーブルームパーフェクト/ディオール
SPF35/PA+++で塗り心地も良くとても艶も出る日焼け止め乳液です。肌色も均一に見せてくれる効果もあり艶も出るので、下地としてもとても優秀で、人気があるようです。
おすすめ⑭:おすすめデパコス日焼け止め乳液その3
期待の新人デパコスおすすめ日焼け止め乳液です。
UVエクスペールトーンアップ/ランコム
守り抜く。 ランコムUVが更に進化。素肌美を上げるトーン アップ「美人UV」。
2018年2月16日に出たばかりの新作日焼け止め乳液です。SPF50+/PA++++と高いガード力ながら保湿力もあり、また伸びも良くトーンアップもさせてくれ化粧下地としても良いなど、発売したばかりにもかかわらず、いい口コミの多いデパコスおすすめ日焼け止め乳液です。ベタつきも気にならないようで、いろいろと期待のできる新人の日焼け止め乳液です。
日焼け止め乳液は正しく使う
日焼け止め乳液は寝る前には使わない
『乳液』ではありますがこれは日焼け止め効果も兼ね備えてる乳液なので、寝る前に使うのは止めましょう。寝る前にUVケアしても何の意味のなくおすすめしません。朝のスキンケアで取り入れるのがおすすめです。
簡単な日焼け止めの使い方と注意
日焼け止めはたっぷりと使いまたこまめに塗り直ししっかりと洗い流しましょう。一般的な使用量の目安は500円玉1枚分の量だと言われています。また日焼け止め乳液は日常使いしている人が多いと思うのでなかなか1年なくならないということはないとは思いますが、念のため、開封したものは1年以内に使い切るのが理想的です。時間が経つと最近が繁殖してしまったり日焼け止め乳液自体が劣化してしまう恐れがあります。またしっかりと洗い流して肌トラブルを予防しましょう。
日焼け止めの塗り方が気になる方は動画で確認してみてください。
あなたはどれを選ぶ?
日常使いできるものから、メイク下地にもなるもの、またクレンジングのいらないものそして、プチプラからデパコスまでと様々な日焼け止め乳液を紹介しました。自分にあったポイントで日焼け止め乳液を選び、UVケアとスキンケアのどちらもしていきましょう。