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アイロンワッペンの付け方紹介!最適な温度でのり・接着剤を強化?

2024.02.25

誰でもお手軽に付けられるイメージのアイロンワッペン!実は付け方のコツ・温度とポイントをマスターするだけで、のりが剥がれにくく綺麗に付けられるようになるんです。アルファベットやひらがな、キャラクターが可愛いワッペン。コツとポイントを分かりやすく教えます!

  1. アイロンワッペンと相性の良い素材・悪い素材
  2. アイロンワッペンの付け方コツとポイント①:表示を確認
  3. アイロンワッペンの付け方コツとポイント②:アイロンを準備
  4. アイロンワッペンの付け方コツとポイント③:付ける位置を確認
  5. アイロンワッペンの付け方コツとポイント④:あて布を準備
  6. アイロンワッペンの付け方コツとポイント⑤:アイロンを当てる
  7. アイロンワッペンの付け方コツとポイント⑥:強度を高める
  8. アイロンワッペンの付け方コツとポイント⑦:ナイロン素材など相性の悪い素材へ付ける方法
  9. 園児にオススメのアイロンワッペン
  10. アイロンワッペンの剥がし方
  11. まとめ
  12. 関連記事
お手軽簡単に付けることができるのが魅力のアイロンワッペン。 高温のアイロンを使うので素材の相性によっては剥がれやすかったり、素材自体を駄目にしてしまったりすることもあります。 まず始めにアイロンワッペンと素材の相性について調べました。

相性の良い素材

アイロンの熱で接着する為熱に強い素材と相性が良いです。 綿や麻などの天然素材、とくにデニム生地とは相性が抜群です。
引用: http://1.bp.blogspot.com/-ad45mzCc-8U/VD3RgMH1IwI/AAAAAAAAoDs/03UP6IXx80M/s800/fashion_jean_jacket.png

相性の悪い素材

反対に熱に弱いナイロン、アクリル、ポリエステルなどの化学繊維、革や合皮、伸縮するニットなどは相性が良くありません。 また相性の良い素材でも表面がデコボコしていたり、防水加工しているものは接着力が弱まります。
これらの生地はアイロンワッペンとは相性が良くありませんが、接着剤を使ったり直接縫い付けたり、他の方法なら付けることが出来るので後ほど詳しく紹介したいと思います。
引用: http://1.bp.blogspot.com/-WSjNGgytQmU/UaVVQlZOF3I/AAAAAAAAUDE/jSBef7qmJSc/s800/sweater_teami.png
引用: http://4.bp.blogspot.com/-7d9gtgZP8zk/UsZtOUSG02I/AAAAAAAAczw/OkFZohxAjcI/s800/rucksack_backpack.png
アイロンワッペンと相性の良い素材でも、念のため洗濯表示マークを確認します。
引用: http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/guide_ima/wash_23.gif
上記表示マークは以前のものです。 平成28年12月1日より洗濯表示マークが下記のように変更になりました。
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引用: https://encrypted-tbn3.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcRLjotYEayUAwY8y1wTNLmliajqubhhrKsHQw9g70GoTDWUSa4p
中温高温表示なら問題なく付けられます。アイロンワッペンは中温(140-150℃)で接着するものが殆どなので低温表示だとアイロンのみで接着するのは難しいかもしれません。
引用: http://3.bp.blogspot.com/-eCbh1pjaho8/UnXnQPZ-CGI/AAAAAAAAaLY/h_4gJ9BHle4/s800/kaden_iron.png
引用: http://2.bp.blogspot.com/-mIrzNXAA69Y/VYJre-pTjLI/AAAAAAAAueE/mSBqhzJdZeA/s800/iron_dai.png
アイロンとアイロン台を準備します。生地を痛めるのを防ぐため高温ではなく中温(140-150℃)に設定。スチーム機能がある場合は蒸気を使うことで接着力が増す場合もあるようですが、基本的には水分に弱いためドライで設定するのが良いと思います。さらにアイロン台を使う事でより圧着出来ます。
中温で付けるワッペンが多いですが、必ず袋の裏面などの注意書きを確認して記載通りの温度設定にするように気をつけましょう!
失敗を防ぐためにも付けたい位置を正確に定めます。

まずシワを伸ばす

引用: http://2.bp.blogspot.com/-xRCndQyS0GA/UO1Dp-CmtbI/AAAAAAAAKe8/jUAlrToyvSA/s1600/sentaku_iron.png
付けたい部分が完全に乾いていることを確認し、アイロンなどでシワを伸ばします。 その際に毛玉や埃などが付いていれば全て取り除いておきます。(ぴったり密着させる事でより接着力を高めるため)

ズレないコツ①:マスキングテープを使う

引用: https://www.sozai-library.com/wp-content/uploads/2016/12/9339-450x337.jpg
位置が決まったらワッペンを置き端をマスキングテープで固定しておくとズレることがなく便利です。

ズレないコツ②裁縫用接着剤を使う

ワッペンの裏に少しだけ裁縫用接着剤を塗り固定しておくことでズレることがなく便利です。 (接着剤はアイロンで接着する前の仮止めなので端に少しだけ塗る程度にしておきます)
薄手の白いハンカチがあればベストですが、綿素材の薄めのタオル、ガーゼなどでも代用出来ます。
専用の当て布ならメッシュ素材になっており、あて布をしながら様子が見れてとっても便利です!
ワッペンの上にあて布をかぶせます。ワッペンがズレないように上から5秒ほどアイロンで押さえ仮止めします。(マスキングテープを使用している場合は高温で変形してしまう恐れがあるため仮止め後のこの時点で取り除いておきます)
再びあて布をかぶせアイロンを上から5秒ほど押しあてては離し確認、押しあてては離し確認を繰り返して、端まできちんと付いたらOKです。(アイロンを横に滑らせるとワッペンがズレたり生地がよれたりする可能性があるため必ず上から押さえるようにあてましょう!)
せっかく付けたワッペンがすぐに取れてしまってはショックですよね。より強度を高めるコツとポイントを調べてみました。

裏からもアイロンをあてる

ワッペンを付けた部分の裏側から、あて布をあてて同じように上から押さえるようにアイロンをあてます。表と同じように何度かあてて離して確認を繰り返し、しっかりと付いていることが確認出来たらそのまま触らずに冷まします。
熱が残っているうちはまだ接着剤が固まりきっていないので、必ずしっかりと冷めるまでそのまま置いておきましょう!(この時に触ってしまうと剥がれてしまう原因になります)

縁をまつり縫いする

引用: http://4.bp.blogspot.com/-iUivm108aww/UnIDMuGHpuI/AAAAAAAAZ3g/PtMk5FEg7tQ/s800/saihou_dougu_hako.png
子供の服などに付ける際は、洗濯の頻度も多く動き回って擦れたりすることもあるので、アイロンで接着したワッペンの周りをぐるっとまつり縫いしておくとさらに安心です。
アイロンワッペンと相性の悪いナイロン、アクリル、ポリエステルなどの素材へのワッペンの付け方をいくつかピックアップしてみました。

接着剤を使う

引用: http://2.bp.blogspot.com/-v-G9xUggQiY/U-8HBaojCHI/AAAAAAAAk90/RLTSO9eG3Jw/s800/bondo.png
貼り付ける素材によって接着剤の種類が違うため、ナイロンや革に付ける際は対応しているのか事前に確認しましょう!
アイロンと同じくお手軽なのはこの方法です。手芸用接着剤を使って貼り付けるだけなので誰でも簡単に出来ます。手芸用接着剤とは下記のような布に使えるタイプのものです。今は100円ショップでもいろんな種類が販売されているようです。

手縫いでの付け方

基本の縫い方は「たてまつり縫い」です。
アイロンや接着剤で付けた上から補強するなら少々粗めに縫っても大丈夫ですが、糸だけで付ける場合は細かく2-3mmくらいの幅で縫うと綺麗に強度も高く仕上がります。
厚みのあるナイロンなどの生地は縫いにくいかもしれませんが少し太めの針を使えば大丈夫です。糸はポリエステルのものが丈夫に出来ます。
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引用: https://lh4.googleusercontent.com/proxy/Qis_7VveDc7X0iVtYW7PE33EMEO-fRhS0qAim5HJ5gk7oYgyJR4kkvTAmDhWT1t6LLzoP__R5dzFAXi_6jB3VBeFKSMoLLh1lgK_uaI4LE6DtpdRgKRvoF6DScDRqTiMf8fXfFf9=w384-h384-nc
可愛く仕上げるなら「ブランケットステッチ」がおススメです。
刺繍糸(2-3本取り)をつかってワッペンの周りをぐるっと縁取って縫ってあげると、より可愛くワッペンが目立つのでお子様の小物などにはこの縫い方も良いかもしれないですね。
引用: http://illustrain.com/img/work/2016/illustrain06-yochien09.png
幼稚園グッズってなかなか子供がお気に入りのものを見つけるのが難しいですよね。これを使えば解決出来るかも!可愛くて便利なアイロンワッペン、ほんの一部ですがピックアップしてみました。

名札付けワッペン

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引用: https://lh3.googleusercontent.com/proxy/2RcP-QpjgUnXBGxmAuC-r9oobxomSFGA2dH0i4xmCzqvUghHFm5Gc-EN7v0-9T8WXbVt4rRznpwJg_E-mm6_luKhB-BUoDOSY862JMeKGvyOke1eC0A=w384-h384-nc
引用: http://illustrain.com/img/work/2016/illustrain09-youtien1.png
毎日使うスモック。気づいたら名札の部分が穴だらけで伸びちゃったって事ありますよね。これを使えば穴を開けることもなくとっても実用的。ワッペン部分もかわいくて子供も喜んで着てくれそうです。

タオル掛けワッペン

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引用: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcRr5I7_l_m3lWVPVCykjOks7Yhxcgtoa-9fXxx0GcjrOopgXp3R-CKxTuki
子供がお気に入りのタオルを離さないなんてことありませんか?これを使えば幼稚園グッズにそのまま使えちゃうかもしれません。名前入りで落としても安心!
引用: http://3.bp.blogspot.com/-gkfTKer-V1Q/WR_LUpgNlYI/AAAAAAABEfM/ClMiviof3ogiexg8f4AkEoVKhF9ZRCZZwCLcB/s800/toy_stickers.png
アイロンワッペンが汚れちゃったり、必要なくなったり、綺麗にワッペンを剥がせたらまだまだ使えるものはたくさんありますよね。生地をなるべく傷つけず綺麗に剥がす方法調べました。

アイロンで再び加熱する

引用: http://illustrain.com/img/work/2016/illustrain02-kaden04.png
熱を加えることで接着剤が溶けて剥がしやすい状態になります。アイロンではなく手芸用接着剤で付けた場合も同様に熱を加えることで剥がしやすくなりますが、素材自体がアイロンの熱を加えても大丈夫なものか確認してから行うように気をつけて下さい。(ナイロン製のものなどは特に注意!)
剥がしたいワッペンの上にあて布をかぶせます。アイロンを中温程度に熱し10-20秒上から押さえつけるようにあてます。
引用: http://2.bp.blogspot.com/-1LTcQ5XriWs/VHPf9s7lqEI/AAAAAAAApNE/JtTEt6JlQ68/s800/dougu_pincette.png
あて布を外してピンセットなどで端からゆっくり剥がしていきます。(温めた後はかなり高温なので手で直接触ると火傷してしまう可能性があります!)
一度ではがせない場合はスチーム機能を使ってみたり何度か繰り返すことで綺麗にはがれていきます。

ドライヤーを使う方法

引用: http://2.bp.blogspot.com/-6ulo-9MtaqU/UPzH9EKo-kI/AAAAAAAAK0M/Lq0iE4HtGig/s1600/hair_drier.png
時間がない時や高熱には耐えられないものの場合などに有効なのがドライヤーを使う方法です。 素材が変化しないように注意しながらドライヤーの熱をあて端からゆっくりはがしていきます。 (注意は必要ですがこの方法ならナイロン素材でも温度によっては大丈夫なこともあります)

残ったノリの剥がし方

引用: http://2.bp.blogspot.com/-FmKuCtpA5yg/VYJrm7f_6QI/AAAAAAAAug0/GCU1Dj_Jw0k/s800/menbou.png
ワッペンははがれたけれどノリが残ってしまった場合は、上記と同様に温めながらピンセットで少しずつ取り除きます。それでも取れない場合は消毒用エタノールを綿棒に染み込ませ、少しずつノリの部分を擦って落としていきます。(素材によっては変色してしまう恐れがあるので注意が必要です!)
入園シーズンにかかせないアイロンワッペンについて詳しく調べました。 ナイロンなど注意しないといけない素材はありますが、お手軽簡単で可愛くできる主婦の味方!なとっても便利なグッズですね。