ジョギングを健康的に行うのに最も優れた季節や時間帯は?
ジョギングは年間を通して行えるスポーツです。しかし、健康的な効果を得られる季節や時間帯に差があるのでしょうか?これから、季節と時間を追って、効果が得られるジョギング方法について解説いたしてまいります。また、ジョギングは、走る前には必ず準備体操を行いましょう。ストレッチなどを行い、身体の筋肉や内蔵の隅々まで、血液を行き渡らせ身体のコリも解消してから走りましょう。身体が柔軟になり、怪我などの故障をおこしづらくなります。
また、有酸素運動の効果も出ますので、ダイエットにも最適な状態になります。有酸素運動は、20分以上続けなければダイエット効果はありません。ストレッチなどの有酸素運動プラス、ジョギングの有酸素運動を合わせて20分以上に持っていくことが理想とされます。ジョギング中の心拍数や呼吸数、体温や血圧、走る距離や消費カロリー等は、ジョギングウォッチやアプリなどで管理しましょう。毎日のデータを、携帯アプリやノートに保存して健康管理を常に行うようにしましょう。
1年を通した季節は、気温や湿度、そして日照時間に違いがあります。夏至と冬至の最大最小日照時間は、約2時間半もの時間の開きがあります。それにより、最適なジョギングタイムにも時間帯の差が出ます。健康的で安全に走ることができる、季節別のジョギング方法についてこれから一緒に見てまいりましょう。
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ジョギングで健康になれるおすすめの時間帯を徹底解説!:春①
春の朝のジョギング
春はジョギングには最適の季節です。気温が暖かくなり、湿度も上がってきます。ジョギングに適した気温は、約15℃~25℃が走りやすい気温です。春は、気温的には、ジョギング向きの季節と言えます。春の朝も、暖かくなりジョギングがしやすくなってきます。身体の寒さからの固さや血行不良などが良くなる季節です。早朝の6時代から快適なジョギングを行えます。
ただし、春は三寒四温があり、身体の血管などが弱まり動脈硬化系の病が出やすい季節です。そのことを考慮して、春の朝はジョギングを慎重に行わなければなりません。また、年間を通して朝は血圧が自然に上昇をする時間です。特に、朝の8時~10時には注意が必要です。早朝のジョギングでは、5時~6時代に走るランナーも多いですが、体調が万全でなければ控えたほうが良いと言えるでしょう。
春の夕方のジョギング
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春の夕方のジョギングは、とても走りやすく快適なジョギングタイムを過ごせます。ただ、朝の血圧上昇と同じく夕方の4時~6時代も、血圧が自然に上昇する時間帯です。この時間のジョギングも、体調がおかしいと感じたのなら、控えることをおすすめします。年間を通して、血圧上昇の時間帯は、突然死の可能性がありますので自己健康管理をしっかり行いましょう。
春の夜のジョギング
春の夜のジョギングは、気温が寒くなくなり快適にジョギングを行えます。また、血圧は夕方6時を過ぎると、自然に下がり安定する性質を持っています。1日の栄養補給もし水分も体内に行き届いている夜のジョギングは、おすすめできる時間帯です。ただ、勉強や仕事の疲れが蓄積する時間帯ですので、体力が残っていないと感じたのならジョギングは控えましょう。また、夜は風が寒くなりますので、保温ができるパーカーなどのウェアを忘れずに着てから走りましょう。
ジョギングで健康になれるおすすめの時間帯を徹底解説!:春②
春のジョギングに向くウェア
春は暖かくなりますので、ジョギングウェアも長袖のトップス1枚で走りやすい季節になります。ボトムスはジャージやスキニータイツなどで体温調節を最適に行えます。夕方過ぎや早朝には、アウターにパーカーなどを着用し保温を心掛けましょう。スポーツは、冷えが大敵です。筋肉や内蔵の血流を、常に良好に保ちましょう。
春に必須なジョギンググッズ
春に必要なジョギンググッズは、常温のミネラルウォーターや、スポーツドリンク等です。走りやすい季節なので、あまり重装備にならなくても良い季節でもあります。ただ、三寒四温で身体が炎症を起こしやすくなりますので、水分とビタミンミネラルの摂取は心掛けましょう。
三寒四温の時期には、なぜ動脈硬化系の突然死が多いかを解説します。温度差10℃以上の日が常に起こる春には、血管や内蔵がその温度差・気温の寒暖の差について行けなくなります。例えとして、古くなったゴムホースを血管と見立てましょう。温度差により伸び縮みをするゴムホースは、春の大きい寒暖の差で伸び縮みを繰り返し、ゴムの疲労を起こして破裂してしまいます。それが、人間の血管で引き起こると、心筋梗塞や脳梗塞、脳溢血などの病になります。
実際に、身体の炎症は、春先が1番起こりやすいと言われています。シモヤケなどの炎症も、冬場に多い印象ですが、春の三寒四温の時期が1番多いこともあります。身体全体が、炎症を起こしやすい季節が春です。ですので、少しでも体調がおかしいと感じたのなら、ジョギングは控えてみましょう。
ジョギングで健康になれるおすすめの時間帯を徹底解説!:夏①
夏の朝のジョギング
夏の朝のジョギングに適した時間帯は、早朝の5時からです。夏は暑いですが、比較的に朝は涼しくジョギングを快適に行えます。夏場は、早朝以外の時間帯では、熱中症の危険と背中合わせですので早朝が1番おすすめとなります。
夏の夕方のジョギング
夏の夕方のジョギングは、そろそろ暑さが引いてきた気配の時間帯になります。日照時間が長く、夜の7時半まで暗くはなりません。したがって、夕方のジョギングタイムも、6時過ぎからがベストな時間帯になります。
夏の夜のジョギング
夏の夜のジョギングは、涼しくなる夜にはおすすめです。熱帯夜の日々も続く季節ですが、比較的に夜は快適にジョギングを行えます。
ジョギングで健康になれるおすすめの時間帯を徹底解説!:夏②
夏のジョギングに向くウェア
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夏におすすめのジョギングウェアは、トップスはキャミやランニング、ボトムスはショーパンが良いでしょう。水着に近いウェアでも構わないくらいです。暑いですので、熱中症対策を取り涼しいウェアで走りましょう。通気性が良く、速乾性のある素材を選ぶことは必須です。夏の日差しに映える、カラフルなカラーや大胆なデザインはおすすめします。紫外線が強い季節ですので、サングラスも忘れずに。
夏に必須なジョギンググッズ
夏に必要なジョギンググッズと言えば、水とスポーツドリンクです。熱中症の危険がある季節ですので、適度な水分と塩分やビタミンミネラルの摂取は行うようにしましょう。体を冷やせる、冷却グッズも必要です。風を仰げる扇子などを持つようにもしましよう。
飲む点滴と言われる甘酒です。夏場の栄養補給に、冷やし甘酒も発売されています。ジョギングを行った後に、栄養補給として飲むこともおすすめです。甘くて美味しく、日本人のソウルドリンクです。
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暑さで熱中症を起こしやすい夏には、ジョギングのあとに筋肉の動きを安定させるカリウムが豊富なスイカもおすすめです。カリウムは、摂取し過ぎると低血圧症を引き起こしますが、適度に摂取をすれば、筋肉を最適に保てる強い味方になります。夏場のよく冷やしたスイカは、クールダウンもでき、とてもおすすめのフルーツです。
ジョギングで健康になれるおすすめの時間帯を徹底解説!:秋①
秋の朝のジョギング
秋の朝に適したジョギングの時間帯は、ほとんど春と同じになります。早朝の6時代からジョギングには適します。ただ、春は寒さに慣れた身体が暖かくなり、血行が良くなる傾向があります。秋はその逆で、暑かった夏から身体がクールダウンを自然にする状態です。血行が夏の暑さに慣れた身体では、悪くなり始める季節でもあります。ジョギングのときには、身体のウォーミングアップを忘れずに丹念に行うようにしましょう。
秋の夕方のジョギング
秋の夕方のジョギングも、だいたいは春と同じです。日暮れの時間も早くなり、血圧が上昇する時間帯が夕方の時間です。人は寒くなると血管が縮み、血圧が上昇しやすくなります。秋の夕方のジョギングでは、血圧の測定は忘れずになさって下さい。
秋の夜のジョギング
秋の夜のジョギングは、夕方の血圧上昇も収まりジョギングには向く時間と言えます。まだ、そんなに夜風も寒くはなく、快適にジョギングを行えます。ただ、血行を促進させるため、ウォーミングアップは丹念に行いましょう。
ジョギングで健康になれるおすすめの時間帯を徹底解説!:秋②
秋のジョギングに向くウェア
秋のジョギングに向くウェアは、春と同じになります。トップスはTシャツにパーカーなどの服装がベストです。ボトムスは、ロングのジョギングタイツやレギンス、ジャージなどでちょうど良い気温です。夜風が寒くなり始めますので、トップスはしっかり着てから走りましょう。
秋に必須なジョギンググッズ
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やはり秋も、水です。乾燥する季節になり、脱水も起こりやすく、呼吸器の乾燥も気になり始める季節の到来でもあります。また、冬に向かい、身体が栄養を蓄える季節です。スポーツドリンクは、ゼリータイプだとお腹がすかないです。食後2時間以内は、ジョギングを行うと腹痛を起こしますが、ゼリードリンクなら消化も良く安心です。
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ジョギングで健康になれるおすすめの時間帯を徹底解説!:冬①
冬の朝のジョギング
冬の朝のジョギングは、早朝は寒さが際どいですので避けて、早くても7時頃から始めてみましょう。冬にはマラソン大会が多くあり、学校の体育の授業でも冬場にマラソンをさせる場合が多いです。走ると発汗や体温上昇をしますので、寒い冬がマラソンには適しています。しかし、日中に走ることは多くても、早朝に走るケースは稀です。早朝のジョギングは避けて、気温が上がり始めてからジョギングを行いましょう。
冬の夕方のジョギング
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冬の夕方のジョギングは、3時過ぎ位からが良いでしょう。冬は釣瓶落としと例えられるように、日没が4時半頃ですぐに夜になってしまいます。気温も北風も寒くなり始め、いくら走ってもウォーミングアップをきちんと行っても、身体が固くなり動きづらい状態になります。なるべく早めにジョギングを始め、寒さを考慮したジョギングを行いましょう。
冬の夜のジョギング
冬場の夜のジョギングは、健康面や血行の面、エネルギー消耗率から見て、あまりおすすめは出来ません。どうしてもと言うならば、身体を温める機能のウェアで保温をしっかり行い、首回りをとくに温めて体力を温存させて走りましょう。冬の風の冷たさは、首回りに吹き付けると動脈硬化系の発作を起こしかねません。充分に注意をして走るようにしましょう。
ジョギングで健康になれるおすすめの時間帯を徹底解説!:冬②
冬のジョギングに向くウェア
冬のジョギングは、その寒さから身体を維持するために、かなりのエネルギーをただじっとしているだけでも使っています。ジョギングとなると、さらに寒さが身を守るためにエネルギーを使います。それを防ぐためにも、暖かいウェアで走りましょう。とくに先ほども申しましたが、首回りを冷やさないように気をつけましょう。
冬に必須なジョギンググッズ
冬のジョギングには、身体を温めるお湯をいれた水筒が必要です。スポーツドリンクも、粉末タイプのお湯に溶かして飲む物が販売されています。温かいスポーツドリンクを、水筒に入れて持って行くようにしましょう。身体を冷やさない工夫が必要です。
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冬のジョギングは体力を使い、エネルギーの消耗が激しくなります。ジョギング中に低血糖を起こして、倒れるケースもあります。それを未然に防ぐため、チョコレートなどのお菓子を持って行くようにしましょう。すぐに血糖値を上昇させることが可能のチョコレートは、優れた冬場のジョギンググッズと言えます。
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まとめ
今回は、ジョギングの季節と時間帯での走り方について見てまいりました。ジョギングは、気温や湿度、日照時間によって走り方が少しずつ変化をします。これからジョギングを始める方は、季節と時刻には気を付けて、健康的で効果的なジョギングを行いましょう。