【シャワーだけのお風呂は危険?!】シャワーだけのデメリット
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まずはシャワーだけで済ませるデメリットをみていきましょう。
実際のところ残業や飲み会など、帰宅が遅くなれば遅くなるほどシャワーで済ませてしまうことが多くなるかと思います。明日のことを考えればむしろより良い選択のようにも思えますが、体のことを考えていくと、どうやらそうとも言い切れないようです。
健康的リスク
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やはり健康的にはよろしくないようで、体からしてみると実はデメリットが大きいのが実情です。
時期にもよりますが、湯船に浸かった場合に比べ、やはり体が冷えやすくなってしまうということが挙げられます。湯船に浸かり、芯から体を温められないため、必然的にこうなってしまうのは仕方がありません。
次にリラックス効果の薄さが挙げられます。最近のシャワーヘッドは凝ったものが多く、肩のコリをほぐすような機能を持ったものもありますが、湯船に浸かった時の浮遊効果から得られるリラックスには及ばないそうです。
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一般的には湯船に浸かった方が、関節や筋肉の負担を和らげられるそうなので、デスクワークも多い昨今、こういったリラックス効果を得られないのは大きなデメリットと言えるでしょう。
また、隅々まで汚れを落とせないというデメリットもあります。入浴に比べ毛穴が開くまでに時間がかかり、尚且つ時短のためにシャワーだけという選択をしている以上、そう長々とシャワーを浴びているということもあまりないのではないでしょうか。
あえてそうした選択を取るという場合、今度は水道代やガス代が心配になってきますね。
水道代などの節約面
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後ほど比較していきますが、実は水道代やガス代など、湯船にお湯を張ってしまったほうが節約になるという話もちらほら…。
こうした水道代などの節約になるとなれば、数字としても目に見えるため実感しやすいかもしれませんね。
ここまではシャワーだけで済ませてしまうデメリットを紹介してきましたが、ここからは入浴で得られるメリットを紹介していきます。
ある意味デメリットの裏返しではあるため、多少内容は被ってしまいますが、入浴とシャワーで済ませる場合を比較しながら、その差をみていきましょう。
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【シャワーだけのお風呂は危険?!】湯船のメリット①
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まずメリットその①は”保温効果”です。
お風呂の場合
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先ほどデメリットの部分でも触れましたが、やはり湯船に浸かることで体の芯から温め、冷えを防止することは健康の基礎になってきます。また、入浴することにより適度に汗をかくため、基礎代謝も上がります。入浴剤などを入れることで特に得られる効果が変わり、バスボムなどを使用しリラックス効果を高めることもできます。
シャワーの場合
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入浴はお湯に満たされた湯船に入るため、全身にお湯が触れることは間違いありませんが、シャワーの場合さっと入って出てしまうことも多いため、あまり広い範囲をカバーできるとも言い難いです。そのため体の芯から温まるといった効果はあまり期待できません。
【シャワーだけのお風呂は危険?!】湯船のメリット②
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メリットその②は、その①でも少し触れた”新陳代謝”についてです。
お風呂の場合
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入浴で体を温めるとやはり汗をかきます。毛穴の老廃物や体内の毒素を排出することによりデトックスが行えるほか、新陳代謝も活発になるため痩せやすい体ができ、美容効果も期待できます。
シャワーの場合
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シャワーヘッドの工夫などにより、古い角質や老廃物を落とす。といった謳い文句の商品も見かけるようになりましたが、やはり発汗による内側からの排出には劣り、新陳代謝の面で見ても、入浴には一歩及ばないといった印象です。
【シャワーだけのお風呂は危険?!】湯船のメリット③
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メリットその③は”疲労回復”です。
お風呂の場合
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湯船に浸かると体調などにもよりますが、血行が促進され、肩こりや腰痛などが楽になったと感じる人は多いようです。
シャワーの場合
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こちらもシャワーの場合は少々劣っているように感じられます。髪や体を洗うことでさっぱりすることは間違いありませんが、入浴に比べると疲労回復の効果もあまりありません。
【シャワーだけのお風呂は危険?!】湯船のメリット④
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メリットその④は”リラックス”効果です。
お風呂の場合
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この効果は特に個人差があるところではあるので、感じ方次第ではありますが、実際に入浴によって得られる浮遊効果で関節の負担が軽減され、筋肉もほぐれやすくなるということは間違い無いようです。お気に入りのバスボムなどを用意すれば、気分も上がりリラックスした時間を過ごせること間違いなしです。
シャワーの場合
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シャワーの場合はそもそも、リラックスを求めていないというところがあるのでは無いでしょうか。時間に追われているからこその選択であるため、やはりリラックス効果も期待はできないものと思われます。
【シャワーだけのお風呂は危険?!】湯船のメリット⑤
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メリットその⑤は”体臭予防”です。
お風呂の場合
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湯船につかることで血行が促進されるため、発汗も促されます。汗をかくと体臭のもととなることの多いアンモニアが増えづらくなり、体臭の予防にも効果があると言われています。
シャワーの場合
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この効果が得られるのは汗をかくためであり、シャワーの場合特にそういった発汗作用はないため、こちらの効果もあまり期待できないものと思われます。
【シャワーだけのお風呂は危険?!】シャワーのメリット①
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ここまではお風呂のメリットを紹介してきましたが、ここからはシャワーのメリットにも触れていきます。
まずメリットその①は”衛生面”です。
お風呂の場合
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やはりお湯を溜めて使うものである以上、雑菌を含んでしまうのは仕方のないことと言えます。もちろん使用前には掃除をし清潔に保つことで、体に害はなくメリットを享受できるわけですが、例えば手術後など、少しの菌にも注意を払わなければならない場合などは、あまりおすすめできません。
シャワーの場合
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それに引き換えシャワーの場合は掛け流しであるため、もともと水に含まれる細菌を除けばほぼ雑菌などは含まれないものと考えて良いでしょう。そのため手術後などの雑菌に対してシビアな場面ではシャワーの方をおすすめされる場合が多いです。
【シャワーだけのお風呂は危険?!】シャワーのメリット②
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シャワーのメリットその②は”血圧”についてです。
お風呂の場合
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お風呂のお湯の温度や体温、また気温などにもよりますが、場合によって血圧が急上昇してしまうことがあります。老人が一人で入浴し溺れてしまうのも、こういった血圧の急上昇から体がうまく動かせなくなるといったことが原因として挙げられています。
シャワーの場合
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シャワーの場合も上記の条件により必ず安全が保証されているという訳ではありませんが、すぐ離れればお湯がかからなくなるなど、とっさの対応が取れるためリスクで見ると入浴に比べれば少ないと言えます。
【シャワーだけのお風呂は危険?!】節約にはなるの?
次に、水道代やガス代といった節約面で見ていきましょう。今回は1人暮らしであることを前提に計算していきます。また、ガス代や水道代は自治体などにより変動するため、あくまで目安として参考にしていただければと思います。
ガス代
まずはガス代からですが、一般的な浴槽にお湯を張るのには200Lの水が必要と言われています。平均的な水道の温度20℃を仮に40℃に温めるとすると、ガス代は70円かかるそうです。
一般的にシャワーは1分間で約10Lの水が出ると言われています。ここでガス代が風呂を沸かすのにかかる70円になるまでシャワーを使うと、約25分間ということになります。
つまり、ガス代は”1回お風呂を沸かす=25分シャワーを浴びる”ということになります。25分以上シャワーを使っている人は、お風呂に変えれば節約になるかもしれませんね。
水道代
水道代ですが、先ほどの計算をそのまま使えば答えが出ます。
一度整理しますが、1回お風呂にお湯を張るために必要な水が200L
。シャワーから1分間にでる水が10Lです。単純に計算すれば、”1回お風呂にお湯を張る=10分シャワーを浴びる”ということになります。
つまり水道代の場合は10分以上シャワーを使っている人は、お風呂に変えれば節約になるという計算です。
【シャワーだけのお風呂は危険?!】まとめ
ここまでシャワーのメリット、デメリットをみてきましたがいかがだったでしょうか。
健康的な面や節約的な面から、普段お風呂に浸からない人も、入浴に変えてみるのはいかがでしょうか。