一眼レフで綺麗に写真を撮るコツやテクニックってないのかなぁ。
一眼レフ初心者のあなた。いろいろなものをぱしゃぱしゃ撮影してみるけれど、どれもピンと来ない……。そんな経験、ありませんか? 動きのあるスポーツを撮影しようとした時、風景ではなく人物を撮影しようとした時、どうにも思ったような一枚が撮れなくてイライラした経験、あるのではないでしょうか。今回はそんな一眼レフ初心者のあなたに持って来いの撮影テクニック、コツ、カメラの使い方等をアドバイスいたします。これを読めばあなたも脱初心者? 一眼レフの使い方8選!
脱初心者! 一眼レフの撮り方、コツ、テクニック! その1.データの保存形式はRAW+JPEGに設定
まずご紹介する一眼レフ初心者向けテクニックはデータの保存形式をRAW+JPEGに設定する、というものです。カメラの初期設定では普通、撮影した画像をJPEGで保存しているのですが、RAWというデータ形式で保存することで後々画像を編集する時に格段にやりやすくなります。例えば、スポーツでの撮影で変なところにピントが合ってしまい、背景がぼかしきれなかった時。人物以外の背景のぼかし処理をする必要が出てきますが、この時編集作業がやりやすいのはRAWデータの方なのです。初心者に限らず、撮影した画像の編集作業はカメラマン必須の心得。作業のやりやすさを重視するのは当然です。一度試してみてはいかがでしょうか?
脱初心者! 一眼レフの撮り方、コツ、テクニック! その2.手振れを抑える構え方をマスターする
続いてご紹介する一眼レフ初心者向けテクニックは手振れを抑える構え方をマスターする、というものです。カメラの使い方編ということになるでしょうか。両手でカメラを持ち、肩の力を抜き、脇を閉めて固定し、右目でファインダーを覗き、構図を決める。シャッターは勢いよく押さず、ゆっくりと押す。たったこれだけですが、カメラの使い方の基礎の基礎です。スポーツ撮影の場面でも、人物撮影の場面でも使えます。一度試してみてはいかがでしょうか?
脱初心者! 一眼レフの撮り方、コツ、テクニック! その3.オートフォーカスを使う
続いてご紹介する一眼レフ初心者向けテクニックはオートフォーカスを使う、というものです。ピントの合わせ方には二通りあって、手動で合わせるマニュアルフォーカスという使い方と、自動で合わせるオートフォーカスという使い方があります。初心者におすすめなピントの合わせ方はオートフォーカスです。写真撮影の時には構図や露出を考えたりと、気にすることが色々あります! そんな中、ピントにまで気を遣っているとシャッターチャンスを逃してしまう可能性があるから自動の方がいいというわけです。特にスポーツ撮影や、動いている人物の撮影など、一瞬の勝負が鍵になる撮影においてはこのオートフォーカスは必須のテクニックになって来るでしょう。一度試してみてはいかがでしょうか?
脱初心者! 一眼レフの撮り方、コツ、テクニック! その4.構図を考える(日の丸、三分割、額縁)
続いてご紹介する一眼レフ初心者向けテクニックは構図を考える、というものです。今回ご紹介する構図は撮りたいものを真ん中に持ってくるというテクニック「日の丸」画面を三分割した時の交点に主役を持ってくるテクニック「三分割」主役を何かで囲う「額縁」というテクニック。簡単で綺麗な写真が撮れるのは「日の丸」と「三分割」です。人物の撮影などはこの二つを駆使すればいい写真が撮れるでしょう。森林や風景など、印象的な撮影をしたい時は「額縁」がいいでしょう。その時々によってこれらの構図をうまく使い分けることでいい写真を撮ることができるようになります。一度試してみてはいかがでしょうか?
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脱初心者! 一眼レフの撮り方、コツ、テクニック! その5.(F値の使い方編)背景をぼかせるには
続いてご紹介する一眼レフ初心者向けテクニックは背景をぼかす、というものです。いやいや、背景をぼかすって簡単に言うけどそれが難しいんだって、という方のために簡単な方法をご紹介いたします。コツはいくつかあるのですが、一番簡単なのは「F値を一番小さくする」というもの。こうすることで簡単に背景がぼけた写真を撮ることができます。他にも、「対象に近づく」などの方法があるのですが、なかなかそうもいかない場合の時の「F値を弄る」という方法です。人物の撮影、スポーツ撮影などで一度試してみてはいかがでしょうか?
脱初心者! 一眼レフの撮り方、コツ、テクニック! その6.(F値の使い方編)料理を美味しそうに撮るには
続いてご紹介する一眼レフ初心者向けのテクニックはF値の使い方編です。F値を3.5前後に設定することで料理を美味しそうに撮ることができます。他にも、「料理全体の七割くらいを写すつもりで撮影する」などのテクニックがあります。せっかくカメラを持っているのですから、旅行先や日常で、美味しそうな料理が出てきた時は美味しそうに撮りたいものですよね。味や思い出と一緒に記念になる一枚を撮影してみてください。一度試してみてはいかがでしょうか?
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脱初心者! 一眼レフの撮り方、コツ、テクニック! その7.(F値の使い方編)風景を綺麗に撮るには
続いてご紹介する一眼レフ初心者向けテクニックは風景を上手に撮る方法です。こちらもF値の操作で綺麗な写真を撮ることができます。だいたいF値を11前後にするといいでしょう。スポーツ撮影の時と同様、主役にしたい対象にピントを合わせて、手振れしないように気を付けながらシャッターを切ります。風景は構図が命ですので、撮影する前に撮影位置などを考えるとよりよい写真を撮ることができるでしょう。一度試してみてはいかがでしょうか?
脱初心者! 一眼レフの撮り方、コツ、テクニック! その8.子供の笑顔を引き出すには
続いてご紹介する一眼レフ初心者向けテクニックは子供の笑顔を引き出す方法です。「はーい、撮るよー」なんていうと子供は緊張して表情を硬くしてしまうもの。そんな子供の笑顔を自然に引き出すいい方法があります。それは、「〇〇ちゃんの好きな食べ物は何ー?」と質問をしながら撮る、というものです。ちなみに、一番笑顔を引き出せる質問は「好きな人教えて?」です。一度試してみてはいかがでしょうか?
他にも、人物撮影の際のテクニックの一つに「ものと一緒に撮影する」というものがあります。手に何かを持ってもらって撮影するだけで、「主役と脇役」という構図が簡単に作れるのでいい写真を撮ることができるというわけです。お子さんにお気に入りのおもちゃか何かを持ってもらって一枚撮影すると、いい写真が撮れるかもしれませんね。
脱初心者! 一眼レフの撮り方、コツ、テクニック! 最高の一枚を撮るには
最後に、写真が上達する一番簡単なコツを紹介して終わりにしようと思います。写真が上達する一番のコツ。それは、撮った写真を人に見てもらう、ということです。今の時代は便利です。FacebookやInstagramに載せることで、一度にいろんな人に見てもらい、感想をもらうことができます。一眼レフ初心者の皆さんもぜひそういう機会を利用して、他人に自分の作品を見てもらうようにしましょう。不思議なもので、人の目を意識して撮影すると自然と構図や対象などを気にするようになり、いい写真が撮れるようになります。あなたも人生最高の一枚と出会ってみてください。一度試してみてはいかがでしょうか?