フラダンスとは?
フラとはハワイ語で踊りという意味。だからフラダンスは踊りダンスという意味になってしまうため、最近はフラという表示だけが多くみられます。フラはハワイ・ポリネシアで生まれたダンス。その頃、言葉がなかったため踊りという手段で後世に出来事や行事を伝える手段でした。
フラダンスが今、人気な理由はまず初心者にも始めやすいこと。運動神経があるなし関係なく、ゆっくりとしたリズムで気持ちよく踊れるのが若者から中高年まで受け入れられている理由でしょう。ゆっくりとした動きながら、体幹がしっかりしていないとできない動きばかりです。インナーマッスルが鍛えられるほか、下半身の動きが多いため、中高年の心配事のひとつ、寝たきりの心配が回避されそうです。
またハワイアンミュージックの緩やかで気持ちのいい音楽が癒し効果を与えます。フラダンスには笑顔がマストアイテムなので、鬱の予防にも役立ちます。そんないい所ばかりのフラダンス始めてみませんかこのサイトと動画だけでとりあえず、一人でもフラダンスの入口に立つことができます。フラダンスの衣装も素敵で女性らしく、テンションが上がりますよね。上達したらパウスカートを付けて踊るといいでしょう。まずは基本のフラダンスのステップ7つを紹介します。
関連記事
フラダンスの基本のステップ①'Aiha'a(アイハ)
引用: http://www.dancevillage.jp/img/img_lineup_kihon_hula_01.gif
まずは基本の立ちかたです。両足の間はこぶし1個分ほど離して、両ひざを曲げます。この時頭からお尻まで上に引っ張られるようにピンと姿勢を前にも後ろにも倒さないようにしましょう。綺麗な姿勢はフラの基本で、曲の最初から最後までこの姿勢を保ちましょう。
基本の立ちかたと6つのステップをわかりやすく説明している動画です。綺麗に踊れるコツを実際に見てみましょう。
フラダンスの基本のステップ②kao(カオ)
引用: http://www.dancevillage.jp/img/img_lineup_kihon_hula_02.gif
まずは動画でカオのステップを見ていきましょう。カオはフラダンスの基本中の基本。両足のかかとを交互に浮かせながら、腰を反対側に振る簡単な動作です。骨盤の上の筋肉を伸び縮みさせながら優雅に腰を左右に振るのがコツです。フラ初心者はとこれを繰り返し練習すると次のステップに入りやすいでしょう。綺麗に腰が触れるまでやってみてください。ちょっと練習するだけでウエストが引き締まったような気がしてきますね。
基本のフラ動画の48秒からカオのステップが紹介されています。足のつま先はずっとついたまま。かかとを浮かせることで綺麗で簡単に腰が左右に振れます。フラダンスの初心者はまずこの動きをマスターしましょう。腰がに振れてもアイハの姿勢を保つことが大切です。まだまだ簡単なステップですが、基本中の基本です。身体が覚えるまで練習しましょう。
フラダンスの基本のステップ③kaholo(カホロ)
引用: http://www.dancevillage.jp/img/img_lineup_kihon_hula_03.gif
カオの動作にステップを加えて左右に動きます。動画をみればわかりますが、腰の振り方と足のステップを一致させると簡単です。腰を低めに落とし、顔と上半身は固定しておくのがポイントです。初心者はどうしても足の動きにとらわれて上半身ぶれてしまいがち。下腹部に引き締めてアイハの姿勢を崩さずに腰を左右に振るのがコツです。まだまだ簡単なステップです。気持ちよく左右にステップを繰り返してください。
引用: https://www.sankei.com/photo/images/news/170508/sty1705080015-f1.jpg
動画の2分30秒からカホロのステップが紹介されています。コツはアイハの姿勢を保ったまま、足踏みしながら左右に2歩ずつ移動する感じです。足をつく時はつま先からかかと、離すときはかかとからつま先というのを意識すると足さばきが綺麗でなめらかになります。カホロは横だけでなく斜めにも動いたりするアレンジ多様で、フラの代表的なステップです。何回も練習して身体で覚えるようにするといいでしょう。
フラダンスの基本のステップ④hela(ヘラ)
引用: http://www.dancevillage.jp/img/img_lineup_kihon_hula_04.gif
基本のカオのステップに足を斜め前に出す動作を加えます。カオをしながら、左右の足を前に出すステップで、腰を左右に振りながら逆の足を前に出します。リズムにのってやってみましょう。最初の動画では3分30秒からヘラのステップが紹介されています。カオができていれば簡単なステップ。足を前に出してもアイハの姿勢を崩さないように注意しましょう。
足を前に出したり戻したりする時にどうしても上半身が上下してしまいますが、そこは頑張ってアイハの姿勢を崩さず、顔の位置がぶれないようにすることが綺麗なヘラのコツです。
フラダンスの基本のステップ⑤'uehe(ウェヘ)
ウエヘは一度両かかとを浮かしてから素早くおろし、左右の足を浮かせて反対側の腰をあげます。この動作を素早く繰り返すのがウエヘです。このような綺麗なウエヘができたらいいですね。体幹がしっかりしていないと上半身がぶれてしまいます。両足のかかとをあげた時に膝を押し出すようにするのですが、感覚的にはももを持ち上げるようにかかとをあげるとウエヘに近づきます。フラ初心者にとってウエヘは簡単に習得できるステップではないかもしれませんが、動画の通りに何回も練習するとちゃんとできるようになります。
この動画の1分47秒からがウエヘのステップです。スピード感あふれたウエヘのステップは初心者にとって最初にぶつかる壁かもしれません。でもこれを完璧にマスターすると、いろいろなフラが踊れるようになるので、身体が覚えるまで何回も練習しましょう。
フラダンスの基本のステップ⑥lele'uehe(レレウェヘ)
レレウェヘはカオ・ヘラ・ウェヘを組み合わせたステップです。このすべてのステップをマスターしたらレレウェヘに挑戦しましょう。足の動かし方が少し複雑になるので、初心者は基本姿勢のアイハが崩れたり、足に気を取られて全体の動きがぎくしゃくしがち。最初はゆっくりひとつひとつの動作を確認しながら練習しましょう。コツは重心を低くとること。そうすることで自然と腰が滑らかに動きます。やはりアイハが基本です。
引用: http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/edfa26b3f4a3d6e6c162e163367010a0411a5776.36.2.9.2.jpeg
フラダンスの基本のステップ⑦'ami(アミ)
引用: http://www.parti.com.sg/okeiko/files/2014/11/halau_pic4.jpg
アミはアイハの姿勢で腰だけ回すステップです。アイハの姿勢を崩さず、お尻が前や後ろに出ないようにしっかり腹筋を意識して体制を整えます。つま先は平行に。右アミの時は左足に重心をのせ、右足のかかとを浮かせ、滑らかに腰を前・右・後ろに回します。次は左アミ。重心を右に替えて左足を浮かせ、腰を後ろ・左・前に回し、これで一周です。初心者にはなかなか滑らかに腰を回すのが難しいですが、コツは身体をまっすぐ支えて、その周りを腰が回るというイメージで練習するといいでしょう。
こちらの動画はタヒチアンフラ向けですが、アミの基本がわかりやすく紹介されています。腰を前・横・後ろに回す動作をつなげると、こんな風に腰がぐるぐる回るようになるのですね。
フラガールを観てモチベーションアップ!
引用: https://image.video.dmkt-sp.jp/basic/img/title/10001202_h_pc_l.jpg
フラを始めたきっかけが映画「フラガール」だったという人も多いはず。観たことがなければ是非一度みてください。フラガールのフラはタヒチアンで激しい動きですが、その当時茨城県でハワイアンズを作り上げた感動物語を蒼井優と松雪泰子が実際にフラを踊って演じています。
今回紹介したのは、足の動きを中心としたステップでしたが、この映画の中では、手や指先の使い方で相手に気持ちを伝えるというハワイやタヒチの文化が美しく感動的に先生から生徒へ伝えられています。基本のステップを覚えたら、手や指先、表情も使って見ている人を幸せな気持ちにさせてくださいね。
関連記事
フラのステップを覚えて身体も心も健やかに
引用: http://www.culture.gr.jp/culture/Image/job/web-phot/images/033tukasin/images/1039537.jpg
重心を下げた基本姿勢のフラは優雅に踊っているように見えますが、実際は結構な運動量。ウォーキングよりもカロリーを消費するのです。それなのに、こんな風に動画を見るだけで簡単に始められるフラダンス。自然や神に感謝しながら踊るというアクティブなダンスは心も身体も元気にしてくれます。人前で踊る踊らないは考えず、まずは始めてみませんか?
引用: http://musbic.net/wp-content/uploads/2016/12/hula02-678x381.jpg