【レディースパンツ・ボトムスの種類】素材の説明
デニム素材
デニムは、インディゴ染料で染められたタテ糸と、染色加工してない白いヨコ糸で綾織した綿の厚地の素材のことを言います。100%綿のデニム生地で作られたものをストレートデニムパンツ、伸縮性のあるポリウレタンと綿の混紡生地で作られたものをスキニーデニムパンツと呼んでいます。
チノクロス素材
厚手の丈夫な綾織の綿布のことをチノクロスと呼びます。チノパンの軍用服の素材としての使用が発祥であり、色はカーキー、ベージュ、グレー、ネイビー、ホワイトなどがあります。デニムよりも光沢があり高級感を与えます。伸縮性のあるポリウレタンの混紡のストレッチタイプもあります。
コーデュロイ素材
コーデュロイは、毛羽立った生地にタテラインが入った、綿横ビロード織りしたパイル織物のことを言います。丈夫で軽量、耐久性があるのが特徴です。最近は薄手のものも開発されており、秋冬だけでなく春夏シーズン仕様のものも出ています。
ウール素材
ウールとは、主にメリノ種の羊毛からつくられた生地のことを言います。カシミヤ、モヘヤ、アルパカ、アンゴラなどの高級素材まで様々な種類があります。
スウェット素材
スウェットは、伸縮性のある厚手の生地のことを言います。吸汗性とリラックス性がが高いためスポーツウェアや部屋着などに多用され、最近はファッションアイテムとしても人気があります。
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【レディースパンツ・ボトムスの種類】丈の説明
ロングパンツ(十分丈)
ロングパンツは、くるぶしが隠れる裾丈(十分丈)のパンツの総称です。
アンクルパンツ(九分丈)
アンクルパンツは、くるぶしが見えるところ(九分丈)で裾をカットしてるパンツのことを言います。
クロップドパンツ(7分丈)
クロップドパンツは、本来パンツシルエットのひとつですが、足首と膝の中間位置の裾丈(七分丈)のパンツの総称として使われています。
ハーフパンツ(五分丈から三分丈/膝から膝上丈)
ハーフパンツは膝丈(五分丈)パンツのことを言います。
ショートパンツ(三分丈から一分丈)
ショートパンツは、膝上10㎝以上の裾丈(三分丈から1分丈)のパンツのことを言います。
【レディースパンツ・ボトムスの種類】形で見分ける①ストレートパンツ
膝から裾までのラインが直線的な形のパンツをストレートパンツと呼びます。膝部分にゆとりがあるのが特徴です。カジュアルからビジネスやフォーマルまで場広いシーンにおいて、取り入れられている定番パンツです。
【レディースパンツ・ボトムスの種類】形で見分ける②裾に向かって細くなるシルエット-丈長め
スリムパンツ
スリムパンツは、ストレートパンツよりも全体的に細身な形のパンツのことを言います。
スキニーパンツ
スキニーパンツは、スリムパンツよりもさらに細く、脚のラインにピッタリフィットした形のパンツを指します。
テーパードパンツ
テーパードとは「次第に先が細くなっていく」という意味であり、テーパードパンツは裾に向かって細くなってるパンツのことを言います。きれいめ・美脚アイテムとして定着し男女問わず支持されています。
テーパードパンツの見分け方
テーパードパンツとスリムパンツとスキニーパンツの区別ついてますか?パッと見ただけではわかりにくいですよね。スリムパンツもスキニーパンツもテーパードパンツも裾が細身になってるのは同じです。スリムパンツもスキニーパンツも全体的に細身なのに対して、テーパードパンツは腰回りや太もも回りがゆったりややルーズな感じになっています。それだけの違いだけなんです。脚のラインがくっきりでてしまうことに抵抗がある人は、テーパードパンツで脚細効果を狙ってみてください!
【レディースパンツ・ボトムスの種類】形で見分ける③裾に向かって細くなるシルエット-丈短め
クロップドパンツ
クロップ「crop」は「切り取る」という意味で、クロップドパンツは、裾を途中で切り落としたようなデザインのパンツのこと言います。膝下から足首の中間の丈(六分から七分丈)。ウエストやヒップまわりがややゆったりとしているのが特徴です。
カプリパンツ
裾丈はクロップドパンツとだいたい同じ七分丈。クロップドパンツがウエストやヒップ回りにゆとりがあったのに対して、カプリパンツは上から下まで細身で、ピッタリとしています。サブリナパンツもカプリパンツの一種。オードリー・ヘップバーン主演映画「愛しのサブリナ」が着用したことで、「サブリナパンツ」と呼ばれるようになりました。裾丈は足首とふくらはぎの間(八分丈)で、カプリパンツよりも少し長めなのが特徴。
バミューダパンツ
バミューダ―パンツはハーフパンツの一種で、ハーフパンツよりも細身のシルエットのことを指します。裾丈はハーフパンツ同様、膝位置(五分前後)です。
【レディースパンツ・ボトムスの種類】形で見分ける④ベイカーパンツとカーゴパンツの違い
ベイカーパンツ
ベイカーパンツもカーゴパンツも作業着が原点。ベイカーパンツはパン職人の作業着から、カーゴパンツは貨物船で荷役の作業着から生まれました。どちらも綿素材。ベイカーパンツは前部分に大きなポケットがあるのが特徴です。
カーゴパンツ
カーゴパンツは脇に大きなポケットがついて立体的になってるのが特徴です。ベイカーパンツのほうがスッキリしたシルエットになっています。
【レディースパンツ・ボトムスの種類】形で見分ける⑤ワイドパンツ
ワイドパンツ
ワイドパンツは幅の広いパンツの総称です。パンツの太もも回りの幅が広くなっており、ウエストから裾までストンと落ちるような直線ラインシルエットや裾が広がっているシルエットのものがあります。
ガウチョパンツ
ワイドパンツの一種。裾の広がった7分丈のパンツのことをガウチョパンツと呼びます。
バギーパンツ
ワイドパンツの一種。バギーは「だぶだぶした」という意味。股上が深く、ヒップから裾にかけて極端に太いシルエットのパンツです。
【レディースパンツ・ボトムスの種類】形で見分ける⑥スカートシルエット
スカンツ
ワイドパンツの一種。くるぶし丈あるいはくるぶしが隠れる裾丈で、一見スカートに見えるパンツのことを指します。スカンツはスカートとパンツを合わせた造語です。
スカーチョ
ワイドパンツの1種。7分丈のスカンツのことをスカーチョと言います。ワイドパンツの7分丈の、ガウチョパンツとの区別が難しく、ガウチョパンツよりもスカートっぽく見えるシルエットをスカーチョと呼んでいます。
【レディースパンツ・ボトムスの種類】形で見分ける⑦裾絞りパンツ
ジョガーパンツ/リブパンツ
裾がリブやゴムなどでキュッと絞られてるパンツのことをジョガーパンツと呼びます。ストレッチ性のあるジャージやスウェット素材が使われることが多いです。
サルエルパンツ
サルエルパンツとは、股下が深く腰回りがゆったりとして、お尻部分が垂れ下がっているデザインのことを言います。股下からダボッとしており、膝から足首までギュッと絞られているのが特徴。
【レディースパンツ・ボトムスの種類】サイズ感
履いてみたら入った!ラッキー!とか、少し小さいサイズだったけど強引に贅肉を押し込めてファスナーが閉まってラッキー!とか、少しでも小さなサイズを履いたほうが細く見えると思ってませんか?たとえ入ったとしても、ヒップや太もものハリが強調されてかえって太く大きく見えたりすることありませんか?サイズ感というのは、入るサイズのことではありません。その人の体型が理想的なスタイルに見えるサイズのことです。サイズ感を手に入れるためにはどうしたらいいでしょうか?
まず、3サイズ試着してみましょう。そして、360度すべての角度からチェックします。いつも履くヒールやシューズを持ち込むのもいいかもしれません。ヒップや太もも、膝まわり、ふくらはぎの見え方や全体のバランスを確認します。ウエストはベルトなどで調整できるので、ヒップや太もものサイズに合わせるのがいいでしょう。最後に、店員さんに脚が細く長く見える裾丈にカットしてもらいます。何度も繰り返してるうちに、自分のサイズ感をつかめるようになってきますよ。
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まとめ
いかがでしたか。パンツの種類や特徴を知ってるだけで、自分の体型に合ったパンツの形や丈を試すバリエーションが広がりますよね。基本的なパンツの種類を紹介しましたが、まだまだ他にもパンツの種類があります。いろいろ試しながらスタイル美人を目指しましょう!