進撃の巨人 Before the fallとはどのような作品か
「進撃の巨人 Before the fall」は、全世界累計発行部数が1億円を突破している大人気漫画「進撃の巨人」のスピンオフ作品です。「進撃の巨人」は、人類と巨人の戦いを描いたダーク・ファンタジーです。「進撃の巨人 Before the fall」はどのような内容なのでしょうか?ここでは、作品の内容について紹介します。
※「進撃の巨人 Before the fall」は完結している作品です。本記事は「進撃の巨人 Before the fall」の最新ネタバレをしながら、作品について紹介しています。
作品紹介
「進撃の巨人 Before the fall」は「進撃の巨人」の前日譚を描いた作品です。これまでに、全3巻の小説と全17巻の漫画が書籍として発売されています。「進撃の巨人」の前日譚を描いた作品であるため、「進撃の巨人」の主人公であるエレンや最強の兵士であるリヴァイは登場しません。
作品のあらすじを紹介
巨人の吐瀉物(死亡した母親のエレナ)の中から生まれたキュクロは、その出生の経緯から「巨人の子」として忌み嫌われます。惨めな生活を送るキュクロでしたが、シャルルという少女に出会ったことで、ある望みが生まれます。それは、自分が巨人の子ではなく、人間の子であることを確認することでした。キュクロは、望みを叶えるため、巨人と対面することを決意します。
【進撃の巨人】キュクロのプロフィールを紹介
進撃の巨人の立体機動装置誕生の話が載っている主人公キュクロこの人もリヴァイまでとは言わないが強い pic.twitter.com/PW9zShpoVb
— Ackerman (@13Ackerman) November 11, 2020
キュクロは、漫画版「進撃の巨人 Before the fall」の主人公(小説版「進撃の巨人 Before the fall」では2巻から登場する主人公)です。ここからは「進撃の巨人 Before the fall」の主人公であるキュクロの経歴や人物像について紹介します。
キュクロの経歴プロフィール
キュクロ
— 士貴智志 SHIKI SATOSHI (@shikisatoshi) February 11, 2019
「進撃の巨人 before the fall」
描いてます〜
Kyukuro
「Attack on Titan ~before the fall~」
I am depicting it now.
ズシン pic.twitter.com/vDqMO7mO0P
「進撃の巨人 Before the fall」の主人公であるキュクロは、巨人の吐瀉物(死亡した母親のエレナ)の中から誕生したキャラクターです。その出生の経緯からキュクロは「巨人の子」と呼ばれ、見世物として扱われていましたが、ウォール・シーナの大商人であるダリオ・イノセンシオに買われます。ダリオは、息子であるシャビィを鍛える道具として、キュクロを購入したのです。
シャビィから痛めつけられる日々を送るキュクロは、シャビィの妹であるシャルルと出会います。シャルルは、巨人の子であるキュクロを殺そうとしますが、言葉を話す彼を見て、巨人の子ではないことを確信するのです。その後、シャルルが所有する書物を読み、知識を身に付けたキュクロは、巨人と対峙する道を選ぶことになります。
キュクロの人物像や特徴
「進撃の巨人 Before The Fall」の士貴智志先生サイン会でキュクロ頂き。キュクロ、シャルル、カルディナ、シャビィ、巨人から指定…カルディナと迷った。ゼノフォンが選べたら間違いなくゼノフォンにしてたw pic.twitter.com/42ZGJtP8pb
— くらげん(伴野鼎) (@nora_kuragen) December 20, 2015
キュクロは「進撃の巨人 Before the fall」でもトップクラスの高い身体能力、そして父親であるヒース譲りの胆力を併せ持っています。調査兵団に入団後のキュクロは、その能力を十分に発揮し、「進撃の巨人」に登場するリヴァイのような優秀な兵士へと成長します。
容姿の特徴は、右目に傷が付いていることです。この傷は、巨人信奉者の襲撃の原因がキュクロであると考えたシャビィが、剣で斬りつけた際にできた傷となります。
リヴァイとの共通点
キュクロは、壮絶な幼少期を送っていましたが、「進撃の巨人」に登場する最強の兵士であるリヴァイも、壮絶な幼少期を送っていました。リヴァイの場合、娼館で働いていた母親が若くして亡くなり、生きる術を知らないリヴァイはそのまま衰弱していき、餓死寸前の状態になります。
「進撃の巨人」に登場するリヴァイについては、別の記事にて紹介しています。その記事を読むことで、リヴァイのことを深く知ることができます。
【進撃の巨人】キュクロの活躍を紹介!
「進撃の巨人 Before the fall」では、キュクロの身体能力の高さを表現した場面がたくさん描かれています。今回は、漫画版「進撃の巨人 Before the fall」で描かれたキュクロが活躍する場面を2つ紹介します。
※漫画版「進撃の巨人 Before the fall」の内容に触れるため、最新ネタバレをしながら紹介します。
第9話「紅蓮の巨塔」
1つ目に紹介する場面は、「進撃の巨人 Before the fall」第3巻に収録されている第9話「紅蓮の巨塔」です。この話では、キュクロが初めて巨人と対峙し、死亡させることはできませんが、重傷を負わす場面が描かれています。
第30話「逆乱の果て」
2つ目に紹介する場面は、「進撃の巨人 Before the fall」第9巻に収録されている第30話「逆乱の果て」です。この話では、シャルルが建物の上から落ちて、死亡してしまうかもしれない状況の中、キュクロが立体起動装置(この時点では未完成)を使用してシャルルを見事に助け出す場面が描かれています。
【進撃の巨人】最終回ネタバレを紹介!
「進撃の巨人before the fall」最終回執筆中です。
— 士貴智志 SHIKI SATOSHI (@shikisatoshi) March 10, 2019
キュクロとオーガを描くのもあとちょっとなんだな、、、 pic.twitter.com/dmRc43mwGZ
「進撃の巨人 Before the fall」は、打ち切りではなく、無事に完結した作品です。最新ネタバレをしながら、「進撃の巨人 Before the fall」の最終回を紹介します。
「進撃の巨人 Before the fall」の最終回は、父親であるヒースを殺害した巨人のオーガにキュクロが捕まった場面から始まります。キュクロは、ブレードを使ってオーガの指を傷つけることで、巨人の手から脱出しますが、オーガの攻撃を受け、ブレードを折られてしまいます。その絶体絶命の状況を救ったのは、シャビィでした。
シャビィは、オーガの目を攻撃し、その隙に自分が持っていた剣をキュクロに渡します。その剣ともう1本のブレードを使用することで、シャビィと協力して巨人の弱点であるうなじを攻撃し、オーガは死亡します。「進撃の巨人 Before the fall」において、人類が立体起動装置を使用して、初めて巨人を殺した瞬間でした。
【進撃の巨人】キュクロのその後はシャルルと結婚
最新ネタバレとなりますが、「進撃の巨人 Before the fall」の最後の場面で、巨人討伐を果たしたその後、キュクロとシャルルが結婚することが明かされました。ここからは「進撃の巨人 Before the fall」のヒロインであるシャルルが、どのような人物であるのかを紹介します。
シャルルとは?
「進撃の巨人 Before the fall」のヒロインであるシャルルは、大商人であるダリオの娘で、シャビィの妹です。当初は、キュクロを巨人の子と誤解しており、彼を殺そうとしていましたが、その後誤解が解けると、キュクロと交流を深めます。彼に知識や言葉を与え、いつしかお互いに欠かせない存在となっていきます。
小説版では出てこない演出
士貴智志先生、食わず嫌いでゴメンなさい💧
— ぴらり アデハデ家族🎨お絵かきしてる (@pirarinn) July 14, 2020
本家の進撃の巨人が グロくて苦手で、読んでなかったのですが…
やっと キュクロ とシャルルの物語を読みました!
3巻まで無料でありがとうございます!
とりあえず12巻まで買いました!
そうか✨キュクロとシャルルのラブストーリーなのだ
可愛い💕尊い💕 pic.twitter.com/OwSO4dVlqh
「進撃の巨人 Before the fall」の名場面ともいえるキュクロとシャルルが結婚する演出は、漫画版のオリジナル演出であるため、小説版では描かれていません。
クリスタとの共通点
「進撃の巨人」を読んだことのある方は、シャルルの容姿が「進撃の巨人」に登場するあるキャラクターに似ていると考えたのではないでしょうか?その髪の色や端正な顔立ちは「進撃の巨人」に登場するクリスタ・レンズによく似ていると、ファンの間では話題になっています。
「進撃の巨人」に登場するクリスタについては、別の記事で紹介しているため、そちらの記事を読むことで、クリスタというキャラクターを理解することができます。
【進撃の巨人】キュクロの出る前日譚が面白い
本記事では、キュクロとシャルルを中心に最新ネタバレを交えながら、作品を紹介しました。このスピンオフ作品は、小説版と漫画版があり、漫画版の方は小説版にはないオリジナル要素が強いため、小説版では見られない演出もあります。両方の書籍を読むことで、「進撃の巨人 Before the fall」というスピンオフ作品をより深く知ることができるでしょう。