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【進撃の巨人】ユミルの壮絶な過去と正体をネタバレ紹介!クリスタと仲が良い理由も

2021.08.01

進撃の巨人に登場するユミルはそばかす顔でキツイ話し言葉、鋭い目つきもカワイイとコアなファンが多いキャラです。その本当の正体とは?壮絶な過去を持つユミルを登場から最後まで、死亡理由やクリスタとの関係、ユミルの過去など、ネタバレを含みながら考察していきます。

  1. 【進撃の巨人】ユミル登場までのあらすじを紹介
  2. 【進撃の巨人】ユミルの基本的なプロフィールを紹介
  3. 【進撃の巨人】ユミルとクリスタが仲良しな理由
  4. 【進撃の巨人】ユミルの正体は顎の巨人だった
  5. 【進撃の巨人】ユミルの過去が壮絶だった
  6. 【進撃の巨人】ユミルの民とは何者なのか
  7. 【進撃の巨人】ユミルは偶然知性巨人となれた

進撃の巨人原作コミック第2巻5話目「絶望の中で鋭く光る」、進撃の巨人TVアニメ第3話「絶望の中で鋭く光る-人類の再起-(1)」で、ユミルが初登場しました。ユミルがどのように登場したのか?ユミル初登場までのあらすじを簡単に紹介します。

四方を50メートル以上の壁で囲まれる町「シガンシナ地区」で、少年エレンは日々を暮らしていました。エレンと暮らしを共にしている少女ミカサはエレンの良き相談相手で、幼馴染のアルミンと共に壁の中で平穏な毎日を送っていたのです。

ある日、エレンが英雄と呼び、憧れの存在である「調査兵団」が壁外調査を終え帰還することを知り、ミカサと一緒に見にいきます。しかし、エレンが見たのは、ボロボロになった調査兵団でした。

悲惨な姿で帰還した調査兵団を見たエレンでしたが、壁の外がどうなっているのか知りたいエレンは、調査兵団に入団することを強く思ったのです。

大型巨人が壁を破壊

ある日、エレンとミカサ、アルミンが三人で話をしていると、突如として現れた大型巨人が壁に穴を開けます。そして壁の穴から次々と巨人が町へと侵入してきました。

壁が破壊された衝撃でエレンの家は崩れ落ち、エレンの母親カルラが下敷きになってしまいます。逃げられなくなったカルラをエレンは最後まで助けようとしました。しかし侵入してきた巨人に捕食され無情にもエレンの目の前で死亡してしまったのです。

【ユミル初登場】訓練兵団に入団

エレンは兵士になるためにミカサ、アルミンと共に訓練兵団に入団しました。入団後、新兵の入団式が始まります。各自が自己紹介している時に突如、芋を食べだす新兵の女がいました。芋女の名前は「サシャ・ブラウス」と言います。入団式の最中に芋を食べたことでキース教官の逆鱗に触れ、サシャは死ぬ間際まで走れと命じられました。

日が暮れ、他の訓練兵が食事の間も走らされていたサシャの元に同じ訓練兵のクリスタが現れ、水とパンを渡しにきます。そこに「お前、いいことしようとしてだろ。」とユミルが登場しました。

ここまでがユミル初登場までのあらすじです。その他の詳しい内容はseason1から3の最後までを考察した、下記の進撃の巨人ネタバレ記事を参照してください。

進撃の巨人に登場するユミルはどんな人物なのか?ユミルのプロフィールなどネタバレを交えて考察していきます。

ユミルの経歴プロフィール

ユミルのプロフィールは、身長172cm、体重63kg、所属は調査兵団です。誕生日は2月17日、第104期訓練兵団に14歳で入団します。調査兵団に入団してからユミルが死亡するまでの年齢は17歳でした。

ユミルは進撃の巨人のストーリ序盤で初登場していますが、しばらくの間は名前も明かされていませんでした。のちにユミルという名前でマーレの出身だったことが明らかになります。ストーリ序盤はミステリアスな女の子だったと言えるでしょう。

ユミルの人物像や特徴

ユミルは進撃の巨人に登場する人物の中では珍しい黒い髪で目つきが鋭く、そばかすが印象的な少女です。粗暴な話し方で思ったことはすぐに口に出してしまうために、クリスタなど他の同期たちと言い争いになったりすることもありました。

見た目の印象とは裏腹に、頭脳明晰で身体能力は同期たちと比べてもかなり高い水準あります。大好きなクリスタの成績を上げるため手を抜いたとされています。その気になれば訓練兵団卒業試験の成績10位以内に入ることも可能だったでしょう。

また、ユミルは過去に壮絶な経歴を持っています。偽りの自分を演じ続けて過去を生きてきたために、壮絶な最後を迎えることとなりました。その過去が現在のユミルの性格などに反映されているのでしょう。

ユミルはいつもクリスタのことを気にかけています。2人はなぜ仲良しになったのでしょうか?それはユミルの過去とクリスタの過去が大きく影響していました。進撃の巨人の物語を説明しながら、2人が仲良しの理由を考察していきます。

クリスタの過去

ユミルは壮絶な過去から奇跡的に復活したのち、壁内で生活を始めました。

ユミルが生活するためのお金を借りに内地の教会に来た時に偶然、「偉い所の跡取りに妾の子どもがなってしまう。殺してしまえば全てうまくいく。しかし、名前を偽りひっそりと生きていくなら見逃してもいいだろう。」そうやって追い払われ訓練兵に志願した少女がいるという話を聞いてしまいます。

その少女と自身の過去が重なって見えたユミルは、少女を探すために訓練兵に志願することとなりました。

訓練兵時代

訓練兵となった2人が初めて接触したのは、罰走を終えたサシャにクリスタが水とパンを渡そうとしている時でした。ここを境にユミルとクリスタは2人一緒にいる時間が多くなっていきます。

2人でいる時間が長くなるにつれ、クリスタには破滅願望あることをユミルは知りました。ユミルは自身の過去と重なるクリスタを放っておけなくなります。クリスタに自分らしく生きてほしいと願うようになったのです。

雪山での訓練

ある日、104期生は雪山訓練を実施していました。ユミルたちのグループはダズがケガを負い遭難していまいます。このままではダズは死亡してしまうため、ソリに乗せて引きずりながらクリスタは歩いていました。するとユミルが「クリスタはダズを助ける気はない、いい子を演じながら死のうとしている!」そうクリスタに言い放ちます。

クリスタのことを教会で聞いた少女だと確信したユミルは「お前が殺されかけた妾の子どもだろ?」とクリスタに問いかけました。肯定したクリスタに教会での話を打ち明けます。話を聞いたクリスタは、ユミルは自分を探すために訓練兵なったことを知りました。

自分のことを探すために訓練兵となったユミルに「なぜなのか?」と問いかけます。「過去の生い立ちが似ていたから。」と答えました。「それって私と友達になりたかったの?」そう聞き返します。するとユミルは「はぁ?それは違う!」と、少し狼狽しながら返答しました。

ユミルは友達になりたかったことを否定しましたが、その表情や言動を考察すると照れ隠しであると分かります。自身の過去と同じような生き方しかできないクリスタを何とかしてあげたいと思うようになりました。自分らしく生きてほしいという願いは、いつしか愛へと変わっていきます。また、クリスタもユミルのおかげで過去の自分を捨て去り、本当の自分を後に取り戻すことができたのです。

進撃の巨人TVアニメ第30話「ヒストリア」で、ユミルはウトガルド城跡で自身の正体である顎の巨人になりました。正体を明かしたユミルの思いをネタバレ考察していきます。

巨人との遭遇

壁内に巨人が出現しため104期生を含む兵士たちは、各グループに分かれて調査に出かけます。ユミルたちのグループは各村の調査に向かいました。異常は無かったが何かしらの違和感を覚え巨人出現から最初の夜が訪れました。

ライナー、ベルトルトやコニーがいる南班とユミル、クリスタがいる西班は暗闇の中で合流します。身体を休めるためウトガルド城という古城跡で日が昇るのを待つことになりました。しかし、古城跡の周りを多数の巨人に取り囲まれてしまいます。戦闘用の装備を持っていない104期生は塔の中へ避難することにしました。

巨人の群れに先輩兵士達が立ち向かいますが、数の力には勝てず先輩兵士達は次々にやられ全員死亡してしまったのです。立体機動装置が無い104期生がやられるのも時間の問題となりました。するとユミルはクリスタに「雪山での約束を思い出して胸を張って生きてほしい。」と告げます。そして顎の巨人になり巨人の群れに戦いを挑みました。

皆を助けるために正体を明かし巨人化したユミルでしたが、クリスタの後押しも虚しく負けそうになります。しかしそこへ調査兵団の主力部隊が駆け付けました。ユミルの活躍と調査兵団によって巨人の群れは撃退されます。

ユミルを含む能力者が巨人化するには条件があります。巨人化の条件については下記の考察記事をご覧ください。

進撃の巨人TVアニメ第35話「子供達」で、ユミルが幼少期に経験した壮絶な過去が明らかになりました。どのような過去を過ごしてきたのか、簡潔に説明していきます。

【ユミルの過去】ユミルは崇められる存在

ライナー達がエレンをさらい一緒に逃げている時にユミルは過去を思い出します。貧民街で暮らしていた過去の幼少期は死亡寸前でした。ある日、「ユミル・フリッツ」を信仰している男がやってきたのです。「これから新しい人生を過ごすんだよ。」と言われ「ユミル」という名前を与えられました。

ユミルは王家の血筋を受け継ぐ者として崇められる存在となったのです。もちろん王家の血筋など受け継いでなどいません。しかし、地べたじゃない寝床や温かい食事が食べられることで嘘をつき続けることを決めます。

【ユミルの過去】少女ユミルの最後

人々の役に立てるなら嘘をつき続けることにしたユミルでしたが、長くは続きませんでした。マーレ当局の捜査が入ります。今までユミルを崇めていた人々が裏切りユミルが勝手にやったことだと言いました。それでもユミルはこの人たちの役に立てるならと最後まで嘘を続けます。

楽園送りとなったユミルは無垢の巨人にされ、パラディ島に放たれることになりました。約60年の時が過ぎたある日、壁の外にいたマルセル、ポルコたち一行と出会います。巨人の本能でマルセルを捕食しました。マルセルは知性巨人の能力があり、ユミルは顎の巨人の力を引き継ぐことになります。

進撃の巨人に出てくるユミルの民とは、巨人化できる能力を有している民のことです。エルディア人の過去の別称との噂もあります。1700年もの長い間、民族の浄化を慣行しました。過去に古代マーレ国を始祖の巨人から生み出された九つの巨人を使い滅ぼしたとの言い伝えがあります。

マーレがたてた策略でエルディア人の内戦が始まりました。巨人大戦と呼ばれた戦いでエルディア帝国は力を失います。エルディア人の一部はパラディ島に逃げ込み、過去のユミルの民は壁の中と外に分断されることになりました。

進撃の巨人の登場人物ユミルの過去などネタバレしながら考察してきました。ユミルが知性巨人になれたのはまったくの偶然でした。無垢の巨人にされてから約60年もの間ユミルは眠るように過ごしています。

ユミルの眠るすぐそばに知性巨人資格者であったマルセルがやってきました。巨人の本能のままマルセルを捕食します。マルセルにとっては悪夢のような出来事でしたが、ユミルにとっては幸運な過去だったと言えるでしょう。

サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51b3rGA41ML._AC_.jpg