胡蝶蘭の植え替えの上手な方法！時期や土は？肥料などを使った手入れ法も紹介♪

【胡蝶蘭の上手な植え替え&お手入れ方法】1.はじめに

鮮やかな色で大きな花が咲く胡蝶蘭は、ゴージャスな雰囲気があり、開店祝いやお祝いなどによく利用されていますよね。その理由は、胡蝶蘭の花言葉にあったり、お手入れ方法が簡単だったりすることにもよります。ここでは、胡蝶蘭の上手な植え替えの方法、植え替えの時期や肥料、胡蝶蘭に適した鉢、またお手入れ方法などをご紹介します。

【胡蝶蘭の上手な植え替え&お手入れ方法】2.胡蝶蘭について

新しいお店が開店した店先に大きな華やかな花を置いてあることがありますよね。そういうところに胡蝶蘭は使われていることがよくあり、そこで見ることはあるかもしれません。また、お祝いなどで頂いて知っている方もいるかもしれません。胡蝶蘭とは、ランの一種で、東南アジアを中心とした熱帯から亜熱帯エリアに生息している花です。蝶が舞うような姿から胡蝶蘭と名付けられました。

胡蝶蘭は土の中に根を張って育つ植物ではなく、森林などの高い木の枝やみきなどに根を張って生息しています。そのため、鉢植えなどで育てる場合も土は使わず、土の代わりになる水コケやバークなどに根を張って育ちます。

【胡蝶蘭の上手な植え替え&お手入れ方法】3.胡蝶蘭の花言葉

開店祝いやお祝いなどに使われる胡蝶蘭は、その見た目の華やかさだけではなく、花言葉に思いを込められることにも理由があります。胡蝶蘭の花言葉は、「幸せが飛び込んでくる」や「純粋な愛」、「あなたを愛しています」などです。いかにもお祝いに使えそうな花言葉ですよね。また、胡蝶蘭はいろんな色があるため、色別で花言葉もちがってきます。どの色もポジティブなお祝いに向いている言葉なのですが、それぞれの色の意味がわかっていると、より強いメッセージを伝えられますよね。

胡蝶蘭の色別の花言葉をご紹介します。白は「清純」。結婚式のお祝いのお花としてよく使われます。ピンクは「あなたを愛します」「親愛」。深い愛情を意味しているので、母の日などにも送られるようです。黄色や青、紫など珍しい色の胡蝶蘭の花言葉は、まだ新しい品種なので花言葉は決まっていませんが、胡蝶蘭の全体的に使われる「幸せが飛び込んでくる」の花言葉を使えます。

【胡蝶蘭の上手な植え替え&お手入れ方法】4.プレゼントでもらったあとの手入れは?

胡蝶蘭を自分で買うことがなくてもプレゼントで鉢植えをいただくことはあるかもしれません。そんな時は、鉢に入っているので、そのまま飾っている人もいるかもしれませんが、ラッピング材に包まれている場合、ラッピング材をそのままにしていると、鉢の中が蒸れてしまいます。胡蝶蘭は風通しのよい環境が好きなので、プレゼントでもらったら、ビニールなどのラッピング材は外しい風通しのよい環境にしましょう。

【胡蝶蘭の上手な植え替え&お手入れ方法】5.育て方-水やり

胡蝶蘭の生育期は5月から9月頃です。生育期は、根がよく水を吸うので、鉢のそこから流れる出るくらいのたっぷの水をあげてください。また、冬の時期は、生育しないので、水やりはそれほどやらなくても大丈夫です。胡蝶蘭の育て方で大切なのは、水をやりすぎないと言うことでする水をやりすぎると根腐れさせてしまうので気をつけなければなりません。水やりの際、受け皿に水が溜まっていたら必ず捨てるようにしましょう。

【胡蝶蘭の上手な植え替え&お手入れ方法】6.育て方-環境

胡蝶蘭は風通しのよい環境を好む花です。また、日光も必要ですが、直射日光を当ててしまうと枯れてしまうこともあるので注意が必要です。窓際に置く場合は、レースのカーテンなどで直射日光を遮るようにしましょう。胡蝶蘭は寒さに弱いので、できれば室内で育てたいですが、もしも屋外に置く場合は、寒い時期を避けて、木陰に置くとよいです。

【胡蝶蘭の上手な植え替え&お手入れ方法】7.肥料

胡蝶蘭はわりと育てやすくお手入れもしやすい花ですが、毎年花を咲かせたいと思うならば、やはり肥料は与えた方がよいです。でも、大きく育ってほしいからと言ってどんどん肥料をあげるのは間違いで、肥料をあげる時期は決まっています。肥料をあげる時期を間違えると根腐れをさせてしまうので、せっかく肥料をあげたのに逆効果な結果になってしまいます。

胡蝶蘭の肥料をあげる時期は、生育で5月から9月頃が適した時期と言えます。気温か15℃ほどを保っている時期でしたら肥料をあげても大丈夫です。冬の寒い時期に肥料をあげると根腐れするので、寒いから栄養を!と思うと逆効果になってしまいます。また、肥料をあげられる時期でも、お花が咲いている時には肥料をあげない方がよいです。お花が落ちてしまう可能性があります。

また、肥料をあげる時期には、根の状態を確認してから肥料をあげましょう。新しい根がしっかりとのびているようならば肥料をあげても大丈夫です。肥料をあげる時期が来てもまだ根がしっかりと伸びていないようならば、根がしっかりと成長していないと、与えた栄養をしっかり吸収してくれないので、もう少し成長するまで肥料を与えるのを待った方がよいです。

【胡蝶蘭の上手な植え替え&お手入れ方法】8.植え替えの時期

胡蝶蘭の植え替えの時期はいつがよいのでしょうか?胡蝶蘭の植え替えは、4月頃がちょうど良いです。寒い冬は避けた方がよいです。また、季節に関係なく病気になっている胡蝶蘭はいつでも植え替えをしましょう。植え替えの見極めの時期は、花が終わって寄せ植えのコンディションがよくない時は植え替えをした方がよいです。また、2年以上植え替えていない単鉢の場合も植え替えをする方がよいです。小さな鉢のままで育てていると根の部分が混み合って来ます。一株づつ鉢に植え替えるのがよいです。

【胡蝶蘭の上手な植え替え&お手入れ方法】9.植え替えの方法

胡蝶蘭の植え替えは、胡蝶蘭の根や葉っぱを健康に育てるために大切なことです。胡蝶蘭の植え替えには、土を使わないでください。胡蝶蘭は、着生植物で木の樹皮の割れ目などに着生して成長する植物ですので、植え替えの際も育った環境に近い環境を作ってあげるのがよいです。土で育つ植物ではありませんので、くれぐれも土に入れ替えたりしないでください。