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【呪術廻戦】漏瑚(じょうご)は特級呪霊のボスで強い?領域展開や能力まで解説

2021.08.02

呪術廻戦の漏瑚(じょうご)は、特級呪霊に分類される強さを持ちます。しかし物語が進む中で、切ない死に方をしました。そんな漏瑚について、領域展開などの能力や行動の意味、花御が登場する死亡経緯を紹介します。アニメ化されていない部分もあるため、ネタバレを含みます。

  1. 【呪術廻戦】漏瑚登場までのあらすじ
  2. 【呪術廻戦】漏瑚の基本プロフィールを紹介
  3. 【呪術廻戦】漏瑚の呪術とは
  4. 【呪術廻戦】漏瑚の領域展開を紹介
  5. 【呪術廻戦】漏瑚VS五条先生がアツい
  6. 【呪術廻戦】漏瑚が宿儺を求める理由と目的
  7. 【呪術廻戦】漏瑚が死亡?宿儺との激戦
  8. 【呪術廻戦】漏瑚の声優
  9. 【呪術廻戦】漏瑚は呪霊ながらも味のあるキャラ

漏瑚について紹介する前に呪術廻戦に漏瑚が登場するまでのあらすじを振り返ってみましょう。呪術廻戦の世界には、呪いが実体化した呪霊と呼ばれる存在と呪霊を祓う呪術師が登場します。そんな世界で虎杖悠仁が通う一般的な高校に、1本の指が保管されていました。その指は「両面宿儺の指」と呼ばれるもので、かつて呪いの王として存在していた人物の指です。

封印された宿儺の指は圧倒的な強さを持つからこそ、弱い呪いを寄せ付けない能力があります。そのため、呪いが集まりやすい学校等に保管されているのです。しかし、虎杖が指を見つけ、指を渡した先輩が封印を解いてしまいます。その結果、学校に呪いが集まり、呪術師として宿儺の指の行方を追っていた伏黒恵が戦闘を開始しました。虎杖も学校に駆け付け呪霊と初めて戦闘を行います。

虎杖は負傷する伏黒恵を見て、自分から宿儺の指を体内に取り込み、両面宿儺の指の器になったのです。そのため、呪術師が通う呪術高専に編入します。その後、呪術師としてさまざまな呪霊と闘いを行います。そんな中、敵側の呪霊が集まり、会話をするシーンで漏瑚は初登場しました。呪術廻戦アニメ第6話で漏湖は初登場します。

伏黒恵については、以下の記事で詳しく紹介しています。伏黒恵の強さや能力を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

漏瑚が呪術廻戦に初登場した流れが分かったところで、次は基本プロフィールを確認してみましょう。漏瑚のプロフィールを紹介する中でネタバレ要素を含みます。

漏瑚の経歴プロフィール

漏瑚は、人が大地を恐れる負の感情から生まれた呪霊です。呪術廻戦に登場する多くの呪霊の中でも「特級呪霊」に位置しています。呪霊は強さにより階級別で分けられており、特級呪霊は最上位です。それほどの強さを持つ呪いであり、アニメで登場する呪いの中でも呪術師と対等に渡り合います。誕生日や身長、体重などの基本情報は公開されていません。

漏瑚の人物像や特徴

漏瑚は単眼で頭部に火山の噴火口のようなものが付いているのが特徴です。嘘偽りのない負の感情こそが正しい感情であり、それから生まれた呪霊達が真の人間だと考えている切ない呪霊です。言葉は聞き取れなくとも、意味は理解できるという不思議な花御、タコのような見た目をしている陀艮など漏湖と同じく特級呪霊に分類される呪いと共に行動をしています。

呪術師がよく使用する呪術は、呪霊達も使用できるのが特徴です。中でも特級呪霊に分類される呪い達は当たり前のように使用します。次は、漏瑚が使用する呪術について紹介します。漏瑚の能力を紹介する中でネタバレ要素を含むので、注意してください。

漏瑚の術式:火礫蟲(かれきちゅう)

火礫蟲は、漏瑚がよく使用する能力の1つで、小型の羽が付いた呪霊を生み出す力です。1匹1匹の威力はないように見えますが、実際には触れると奇声を発し、相手がひるんでいる間に大爆発を起こす強さを持っています。

漏瑚の術式:極ノ番「隕」(ごくのばんいん)

極ノ番隕は、巨大な隕石を相手に向かって投げる能力です。ビル数棟であれば簡単に吹き飛ばせるほどの威力を持っています。頭上から落とされると避けるのが難しい術式です。

続いて漏湖の領域展開を紹介します。領域展開は、呪術師の中でも数名の実力者しかたどり着けないと言われている最強の能力です。そんな中、特級呪霊の漏瑚は領域展開を発動する強さを持っています。漏瑚の領域展開は「蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)」です。

蓋棺鉄囲山は火山の内部のような領域を展開します。一般人や下級の呪術師であれば、領域に入った段階で肉体が焼き切れ死亡する能力です。さらに、領域展開の中では攻撃が必ず命中するため、火山弾など高温の中で火山に関係する攻撃を相手に仕掛けることができるのです。

最強の呪術と言われる領域展開については、以下の記事で詳しく紹介しています。領域展開の攻略法考察が知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

呪術廻戦の物語が進む中で漏瑚は、最強の呪術師と呼ばれている五条悟と戦闘を繰り広げます。次は、特級呪霊である漏瑚と最強の呪術師である五条悟の戦いを紹介します。紹介する中で、呪術廻戦のネタバレ要素を含むため、注意してください。

【漏瑚vs五条】漏瑚が独断で仕掛ける

漏瑚や花御は、夏油傑と手を組み行動しています。しかし、夏油傑に五条は殺すのではなく獄門疆(ごくもんきょう)で封印すべきだと言われます。漏瑚は自分が倒すと言い切り、五条が1人でいる時に奇襲を仕掛けました。五条は漏瑚の接近に近づき、対応します。漏瑚は協力者である夏油傑から宿儺の指8、9本分の強さと言われたことに自信を持ったため、奇襲を仕掛けたのです。

【漏瑚vs五条】漏瑚の領域展開を発動

漏瑚は、五条の頭上から奇襲を仕掛けますが、五条は簡単に回避します。五条は漏瑚に何者か問いますが、お構いなしに火山が爆発するような攻撃を仕掛けました。その後も、五条の問いを無視しながら火礫蟲や爆破を駆使して一斉攻撃を行います。五条の周りで爆発を繰り返す自身の攻撃を見て、死亡したと思い込みます。しかし、爆発の煙がなくなると五条は無傷でその場に立っていたのです。

驚いている漏瑚を見て、五条は自身の能力を教えます。五条は無限に関係する能力を持っているため、自身の周りにも無限を作っているのです。そのため、物理攻撃はもちろん、漏瑚の能力のように爆発だとしても無限の中で無になってしまいます。攻撃が当たらない圧倒的な強さを持つ五条を見た漏瑚は、領域展開を発動しました。

【漏瑚vs五条】漏瑚が完敗する

領域展開を発動し、自身の領域に五条を引き込んだ漏瑚は殺せると意気込みます。しかし、五条の強さは圧倒的で五条も領域展開を発動しました。領域展開を両者が発動した場合、より強い領域を作った方が場を制します。その結果、五条の領域がその場を制し、漏瑚は完敗します。五条を死亡するまでに追い込めず、頭部だけになった漏瑚は死亡するかと思われました。

しかし、花御が助けに来たため殺されずに済みます。拠点に帰った漏瑚は、五条の強さを認め、目的を達成するために夏油傑の計画に従うことに決めたのです。

漏瑚と五条の戦いは、虎杖にとって意味のあるものでした。というのも、五条は戦いの中で虎杖を戦場まで連れてきて、領域展開の意味や存在を説明したのです。漏瑚が戦闘を挑まなければ、虎杖は領域展開の意味や呪霊の存在を身近で学べる機会がなかったでしょう。五条については、以下の記事で詳しく紹介しています。五条悟について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

呪術廻戦の物語が進む中で、漏瑚は宿儺の力を求めるようになります。なぜプライドの高い漏瑚が宿儺を求めるようになったのでしょうか。次は漏瑚が宿儺を仲間にしたい意味を紹介します。紹介する中で呪術廻戦のネタバレ要素を含むため、注意してください。

全ては漏瑚の夢の為

呪いこそが真の人間だと思い込んでいる漏瑚にとって「呪いの王」と呼ばれていた両面宿儺は神のような存在です。例え自分達が死亡したとしても両面宿儺を生き返らせることこそが、理想の世界を作るために必要だと考えています。両面宿儺を仲間に引き入れ、呪術師はもちろん、全ての人間を殺すことを目的にしているのです。

漏瑚にとって両面宿儺の復活はそれほど意味のあることであり、重要視しています。呪霊達が人間として生きていくために、両面宿儺の協力が絶対に必要なのです。

両面宿儺を仲間に引き入れようと考えている漏瑚は、呪術廻戦の物語が進む中で宿儺と闘い切ない死に方を迎えます。切ないと言われる漏瑚の死に方は、どのようなものだったのでしょうか。続いては、2人の激闘を紹介します。そのため、呪術廻戦のネタバレ要素を含みます。アニメ版ではまだ放送されていない部分を紹介するため、注意してください。

両面宿儺の復活

漏瑚と両面宿儺の戦いは、呪術廻戦の物語が進み渋谷事変が起こっている最中でした。虎杖が行動不能になったところで、意識を失っている虎杖の口に漏瑚は宿儺の指を含ませます。そして、強制的に飲み込ませることで虎杖は全部で15本の指を取り込みました。その結果、宿儺に体を乗っ取られ宿儺が目覚めます。復活した宿儺に漏瑚は、完全に虎杖の体を支配するために縛りを作るべきだと伝えたのです。

宿儺はそれを必要ないと断りました。しかし、漏瑚が必死になっている姿を見て宿儺に1発を入れられれば、渋谷の人間を殺し呪霊側についてやると提案したのです。その結果、漏瑚は宿儺を仲間に引き入れるために戦いを始めます。両面宿儺の復活は、呪術廻戦第112話で描かれました。

【呪術廻戦第114話・115話】漏瑚vs両面宿儺

両面宿儺の提案を受けた漏瑚は、宿儺に1発を入れようと奮闘します。2人の戦闘が描かれたのは、呪術廻戦第114話からです。渋谷のあちこちで呪術師と呪霊が戦っている中、ビルが突然爆発します。爆発の中から出てきたのは、両面宿儺と漏瑚でした。宿儺は完全に遊んでいるかのような様子で、漏瑚に1発を入れているところで第114話は終了します。

呪術廻戦第115話で2人の戦闘は細かく描写されました。漏瑚は宿儺に1発を入れようと両手を使って攻撃を繰り出そうとします。しかし、能力を発動する前に宿儺の素早い攻撃により両腕を切断されました。漏瑚は宿儺との圧倒的な力の差を感じますが、諦めずに極ノ番隕を発動します。巨大な隕石を宿儺に向かって投げますが、攻撃は当たらず宿儺は無傷のままだったのです。

宿儺は完全に漏瑚を舐めており、漏瑚が使う火と同じ炎を使って攻撃を仕掛けます。火力勝負を仕掛けてきた宿儺に漏瑚も対応しようとしたところで第115話は終了しました。

【呪術廻戦第116話】漏瑚死亡

呪術廻戦第116話で2人の戦いに終止符が打たれます。火力勝負を仕掛けた宿儺は、炎を矢の形に変え、漏瑚に向けました。その時漏瑚は意識世界で先に死亡した仲間の花御、陀艮と再会します。花御達に漏瑚は謝りますが、花御はまだ真人が残っていると言いました。花御と意識世界で会話をしていると宿儺が現れ、漏瑚が人間になりたかったことを知ります。

そして、漏瑚の強さを認めました。強さを認められた漏瑚は、自然と涙があふれます。今まで激闘を繰り広げていた宿儺に強さを認められ、自然と涙を流す漏瑚の姿を見た読者は「切ない…」と思う人が多かったようです。その後、現実世界に戻った時には、全身が炎に包まれており、そのまま死亡しました。

呪術廻戦に登場するキャラの中でも特に強いキャラ達を以下の記事で詳しく紹介しています。漏瑚以外の強いキャラを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

最後に漏瑚の声優を紹介します。アニメ呪術廻戦で漏瑚の声優を務めている人物は誰なのでしょうか。プライドが高く、切ない死に方をする漏瑚の声優を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

漏瑚の声優は千葉繁

アニメ呪術廻戦で漏瑚の声優を務めているのは、千葉繁です。熊本県出身で81プロデュースに所属しています。日本工学院専門学校俳優・声優科の講師を務めるなど、声優として実力を持つ人物です。元々は社会人として働いていましたが、友人と応募した役者のオーディションに合格します。その後、1976年から声優活動を開始しました。

千葉繁の出演作品

千葉繁が呪術廻戦以外のアニメで出演しているのは、平成天才バカボンの「レレレのおじさん」や鬼滅の刃の「桑島慈悟郎」などです。アニメの主役から脇役までこなす実力を持つ声優として、現在でも活躍しています。

アニメ呪術廻戦に登場するキャラの声優について、以下の記事で紹介しています。漏瑚以外のキャラの声優を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

呪術廻戦の初期から登場し、特級呪霊として活躍していた漏瑚は、戦う相手が強かっただけであり、一般的な呪術師であれば簡単に勝てたでしょう。最強の呪術師と呼ばれる五条や呪いの王と呼ばれる両面宿儺だったからこそ、漏瑚を追い詰められたのです。最後には切ない死に方をする漏瑚は、呪術師の敵でありながら読者に愛されていたキャラだと言えます。

切ない漏瑚の死にはどのような意味があり、今後の呪術廻戦がどのような方向に向かっていくのか楽しみにしておきましょう。

サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41oNzpRhDqL._AC_.jpg