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呪術廻戦

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【呪術廻戦】伏黒恵の強さや能力を紹介!全式神一覧~領域展開までネタバレ解説

2021.08.01

呪術廻戦の伏黒恵は、両面宿儺に気に入られるほどの強さを持つキャラです。そんな伏黒恵について、術式や能力、全式神の特徴から、領域展開まで紹介します。紹介するうえで、呪術廻戦最新話までのネタバレを含みます。最後には、声優も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

  1. 【呪術廻戦】伏黒恵登場までのあらすじ
  2. 【呪術廻戦】伏黒恵の基本プロフィール
  3. 【呪術廻戦】伏黒恵の術式「十種影法術」を紹介
  4. 【呪術廻戦】伏黒恵の最終奥義とは?
  5. 【呪術廻戦】伏黒恵覚醒で領域展開を取得!
  6. 【呪術廻戦】伏黒恵が戦い続ける理由
  7. 【呪術廻戦】伏黒恵が宿儺に見込まれる理由
  8. 【呪術廻戦】八握剣異戒神将魔虚羅とは?
  9. 【呪術廻戦】伏黒恵の声優
  10. 【呪術廻戦】伏黒恵は主人公を凌ぐ強さの持ち主

呪術廻戦に登場する伏黒恵について紹介する前に、まずは呪術廻戦のあらすじを振り返ってみましょう。伏黒恵は、呪術廻戦第1話で登場します。伏黒恵が登場するまでの呪術廻戦のあらすじを紹介するうえで、ネタバレ要素を含みます。呪術廻戦序盤のネタバレですが、注意してください。呪術廻戦は、宮城県仙台市にある杉沢第三高校に通う、高校1年生の虎杖悠仁が主人公の漫画です。

虎杖は、両親の顔を見たことがなく、祖父に育てられていました。虎杖は、育ての親である祖父が入院したのをきっかけに、お見舞いのために高校では帰る時間に融通が利く、オカルト研究部に所属します。しかし、祖父は虎杖に「お前は強いから人を助けろ」を言ったのを最後に死亡しました。一方、高校生活ではオカルト研究部の先輩が喜ぶと思って虎杖が拾って渡した「指」が原因である事件が起こります。

虎杖が拾った指は、1000年以上前に存在した呪いの王と呼ばれた両面宿儺の指だったのです。そして、宿儺の指の封印を先輩が学校で解いたため、呪いが発生します。虎杖は、宿儺の指を回収しようとしていた呪術師である伏黒恵と出会いました。結果的に、虎杖は宿儺の指を体内に取り込み、伏黒恵と協力して呪いを倒すことに成功するのです。

呪術廻戦は大人気アニメですが、呪術廻戦が面白い理由は、以下の記事で詳しく紹介しています。呪術廻戦が面白い理由を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

呪術廻戦のあらすじを振り返ったところで、次は伏黒恵について紹介します。伏黒恵は、どのような人物なのでしょうか。伏黒恵の強さや能力を知る前に、まずは基本情報を確認してみましょう。しかし、伏黒恵について紹介する中で、呪術廻戦のネタバレ要素を含みます。ネタバレを避けたい方は、注意してください。

伏黒恵の経歴プロフィール

呪術廻戦に登場する伏黒恵は、身長175cm程度の男性キャラです。身長は成長中のため、呪術廻戦の物語が進む中で成長する可能性が高いでしょう。誕生日は12月22日で、年齢は16歳です。呪術高専東京校に通う高校1年生で、後に入学してくる主人公虎杖悠仁とヒロイン釘崎野薔薇の同級生でもあります。伏黒はすでに、二級呪術師の資格を持つほど強いキャラです。

ネタバレになりますが、伏黒恵は呪術師界御三家の1つである禪院家の血筋を引いています。そのため、幼い頃から呪術師の存在を理解しており、高校1年生で二級呪術師の資格を持っていたのです。伏黒恵とは違うキャラですが、呪術師の中でも最強と呼ばれている五条悟については、以下の記事で紹介しています。五条悟に詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

伏黒恵の人物像や特徴

呪術廻戦の伏黒恵は、冷静沈着で戦況を判断する能力に長けています。しかし、口数が少ない特徴もあり、他人にはそっけないと思われることも多くあります。実際には、仲間思いのキャラで、戦いの最中に仲間をかばうシーンもありました。アニメ呪術廻戦で登場した伏黒恵は、黒髪で全体的に髪が広がっているのが特徴です。

それでは、伏黒恵の強さである能力を紹介します。ここでは、「十種影法術(とくさのかげほうじゅつ)」で使用できる全ての式神を紹介するので、参考にしてください。しかし、呪術廻戦のネタバレを含みます。呪術廻戦のネタバレを避けたい方は、注意してください。

十種影法術とは

十種影法術は、禪院家に伝わる術式の1つで、影を媒体とした術式です。手で影絵を作ることで、式神を呼び起こすことができます。伏黒恵は十種類全ての式神を制御できていませんでしたが、機転を利かせ十種目の術式を呼び起こすことにも成功しました。伏黒恵が十種全てを制御できていないことから分かるように、術式を継承したからと言ってすぐに術式を駆使できるわけではありません。

最初は2体のみの式神が使用可能で、3体目以降の術式は「調伏の義」によって増やす必要があるのです。調伏の義は、手なずけたい式神を召喚し、手持ちの式神を使って倒すことができれば、自分の能力として使用可能になる儀式です。十種類利用できるようになれば、とても強力な能力ですが、1度式神が完全に破壊されるとその式神は二度と召喚できないというデメリットもあります。

【伏黒恵の式神】玉犬「白」(ぎょくけんしろ)

最初に使える術式の1つで、真っ白な犬の見た目をしています。額に下向きの三角形が描かれているのが特徴です。戦闘も可能ですが、犬のように嗅覚による呪力の探索能力が備わっています。伏黒恵が呪術廻戦初期によく利用していた能力です。ネタバレになりますが、呪術廻戦アニメ第4話で特級呪霊に戦闘不能にされてから、1度も登場していません。

【伏黒恵の式神】玉犬「黒」(ぎょくけんくろ)

玉犬白と同じく、最初から使える式神の1つです。真っ黒な見た目の犬で、額に三角形の模様が描かれています。使用方法は白と同じで、戦闘や探索に使えます。玉犬は白も黒も、同じ影絵で呼び出すことができるため、2匹同時に使える能力です。

【伏黒恵の式神】玉犬「渾」(ぎょくけんこん)

玉犬渾は、白がやられた後、黒に能力を引き継いだ式神です。体のほとんどが黒ですが、一部に白が入っています。さらに、白と黒よりも大きい体が特徴です。呪術廻戦アニメ第4話で初登場する能力で、伏黒恵を抱えて敵の攻撃を回避したり、前足の爪で攻撃したりします。戦闘能力は、白や黒よりもはるかに高く、特級呪霊である花御に傷をつけていました。

【伏黒恵の式神】鵺(ぬえ)

鵺は、仮面をつけたような巨大な怪鳥です。両手の親指を交差した形で、呼び出すことができます。初登場は、呪術廻戦アニメ第5話で両面宿儺に身体を乗っ取られた虎杖と闘うときでした。伏黒恵をぶら下げた状態で移動することも可能で、戦闘では呪力をまとって体当たりもできます。宿儺との戦いでは、主に伏黒恵が戦闘を行い、鵺がサポートをしていました。

【伏黒恵の式神】大蛇(オロチ)

大蛇という名の通り、とても大きな蛇です。片手で作れるため、咄嗟の状況でも利用することができます。しかし、大きすぎるため戦闘以外での使用はできません。奇襲攻撃に向いている術式ですが、呪術廻戦アニメ第5話で宿儺に倒され、破壊されました。

【伏黒恵の式神】蝦蟇(がま)

蝦蟇は、人間よりも大きなカエルです。両手でカエルの影絵を作ることで呼び出せます。しかし、戦闘向きではなく主に舌を伸ばして仲間を保護したり、相手の飛び道具を無効化したりする式神です。針崎野薔薇を助けるために、呪術廻戦アニメ第4話で初登場しました。

【伏黒恵の式神】不知井底(せいていしらず)

不知井底は、鵺と蝦蟇を合わせた術式です。蝦蟇のような大きさはありませんが、呪術廻戦アニメ第8話では同時に3匹出していました。見た目は、小さめのカエルに羽が生えた姿です。3匹全てが使用不可にならないかぎり、何度でも利用できるメリットがあります。

しかし、1匹1匹の戦闘能力は高くなく、呪術高専京都校の東堂葵に圧倒されていました。さらに、鵺か蝦蟇のどちらかが破壊されれば、不知井底を使用できなくなるデメリットがあります。

【伏黒恵の式神】満象(ばんしょう)

体全体に独特な模様が描かれている象です。それほど大きくはなく、小象程度の体高です。鼻から大量の水を出すことが可能で、広範囲に攻撃ができます。そして、そのまま自分の体を使って押しつぶす攻撃も可能です。しかし、伏黒恵は満象を調伏したばかりのため、呪力の消費が激しく単体でなければ利用できません。呪術廻戦第11巻で描写された京都校との交流戦で初登場しました。

【伏黒恵の式神】脱兎(だっと)

脱兎は、白いウサギを大量に呼び起こす術式です。1匹1匹の強さはあまりなく、何匹ものウサギが一斉に体当たりをすることで、相手をかく乱したり囲んだりできます。呪術廻戦第97話で渋谷事変中に栗坂二良との戦いで使用しました。ネタバレになりますが、脱兎のおかげで、栗坂の術式を解明でき勝利に繋がった重要な術式です。

今回は、呪術廻戦に登場する伏黒恵について紹介しています。以下の記事では、呪術廻戦と同じように面白いと言われている進撃の巨人が面白い理由を紹介しています。進撃の巨人にも興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

ここまで、伏黒恵が使用する十種影法術の9種類を紹介しました。伏黒恵が10種目に呼び起こした能力は、最終奥義と呼んでも過言ではない術式です。次は、伏黒恵の10種類目の式神を紹介します。紹介するうえで、呪術廻戦のネタバレを含みます。ネタバレを避けたい方は、注意してください。

【伏黒恵の最終奥義】布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)とは

布瑠部由良由良とは、伏黒恵が呪術廻戦の作中で何度か発動しようとしていた術式です。伏黒恵が初めてこの術式を使おうとしたのは、呪術廻戦アニメ第5話で宿儺と闘った時でした。この時の伏黒恵は、宿儺に追い詰められ「布瑠部由良由良」「八握」と言いかけますが、術式を出さずに戦いが終わりました。

モチーフは十種神宝

布瑠部由良由良のモチーフは、十種神宝の八握剣と仏教の守護神である魔虚羅大将だと言われています。十種神宝とは、先代旧事本紀紀に登場する10種の宝です。10種の中でも剣は八握剣だけです。

ふるべゆらゆらは死者を蘇らせる?

布瑠部由良由良は、「布瑠の言(ふるのこと)」「ひふみ祓詞(はらえことば)」「ひふみ神言(かみごと)」とも呼ばれる死者を蘇らせる言霊の一節です。

そのため、能力が判明するまでは死者を蘇らせる術式なのではと考察されていましたが、呪術廻戦最新話で布瑠部由良由良と言った時に発動した術式は、八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんちょうっまこら)でした。自らのダメージは回復できる術式ですが、今のところ死者を蘇らせる描写はありません。

呪術廻戦には、領域展開という能力が登場します。伏黒恵特有の能力ではなく、取得している人物であれば元々持っている能力に関する領域展開ができるのです。次は、伏黒恵が取得した領域展開について紹介します。

領域展開とは

領域展開は、術式の最終段階と呼ばれるほどの強さを持つ能力です。術式で付与した領域を呪力で具現化できます。領域展開を使用できる呪術師や呪霊は少なく、誰でも使用できるのもではありません。領域展開の中に相手を引き込むと、発動者の心の中に相手を連れ込みことができ、領域内で発動者が使用した能力は絶対に命中するという強さを持ちます。しかし、大量の呪力を必要とするデメリットもある能力です。

嵌合暗翳庭

伏黒恵の領域展開は、嵌合暗翳庭(かんごうあんえんてい)と呼ばれる能力です。領域の中の地面を影が覆い、式神を複数匹呼び出すことが可能になります。さらに、影から自身の分身を作り出したり、相手の影から玉犬を作り出したりとさらなる強さを発揮しました。

伏黒恵よりも強い「特級呪術師」を持つ、乙骨憂太については以下の記事で紹介しています。乙骨憂太についても知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

伏黒恵が戦い続ける理由は、義理の姉が関係しています。伏黒恵の義理の姉は、伏黒津美紀というキャラです。津美紀が小学校1年生のときに、伏黒恵の父親と津美紀の母親が再婚します。しかし、母親と父親は蒸発し、それ以降は伏黒恵と津美紀の2人で生活していました。津美紀は優しい性格で、「誰かを呪う暇があったら大切な人のことを考えていたい」と話していました。

しかし、そんな優しい津美紀が中学校を卒業と同時に原因不明の呪いにより、寝たきりになったのです。善人と呼ぶのに相応しい津美紀が呪われたことをきっかけに、伏黒恵は「善人を助けたい」という思いで戦い続けています。

読者の間でもかっこいいと言われている伏黒恵が好きな方は、人気漫画ワンピースのかっこいいキャラも気に入るでしょう。そこで、以下の記事ではワンピースに登場するキャラの中でも特にかっこいいキャラを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

呪術廻戦第5話で虎杖の体を乗っ取った宿儺は、伏黒恵を死ぬ寸前まで追い詰めます。しかし、宿儺は伏黒恵が追い込まれたときに「布瑠部由良由良」を発動しようとしたところで、殺すのをやめました。宿儺が伏黒恵を見込んだ理由は、呪術廻戦作中でも明かされていないので、ここでは宿儺が伏黒恵を見込む理由を考察します。

まず考察できるのは、ただ単に伏黒恵がまだ強さを隠しているかもしれないことです。伏黒恵と宿儺が初めて対戦したときは、伏黒恵の強さは発揮されていませんでした。結果的に、生き残った伏黒恵は領域展開まで取得し、宿儺と出会った当初より圧倒的な強さを会得します。そのため、ただ単にこれから強くなる可能性を見出したから生かしたと考察できるのです。

そしてもう1つの考察は、伏黒恵が使用する布瑠部由良由良で「死返玉」を手に入れたいという考えがあると考察できます。死返玉は、十種神宝の1つで死者を蘇らせる能力を持っていると言われています。そのため、1000年以上前に死んで指だけしか残っていない宿儺が、当時の強さを復活させるために、伏黒恵を利用したいと思っているとも考察できるのです。

布瑠部由良由良の見た目が呪術廻戦に登場したのは、呪術廻戦117話です。歴代の十種影法術の使い手でさえ、調伏できた者はいないと言われている最強の術式でもあります。見た目は、筋肉質の巨大な人型をした術式で、身長は伏黒恵の2倍以上ありました。伏黒恵も調伏できているわけではなく、呪術廻戦117話で登場した時は、調伏の義の特徴を利用して呼び起こしたのです。

調伏の義は「複数人で開始できる」「調伏のために行う戦闘はいつでも可能」という特徴があります。伏黒恵は、この特徴を活かし、呪詛師である重面春太を巻き込んで調伏の義を発動しました。しかし、調伏の義は発動した本人も攻撃対象になるため、呼び起こした直後に伏黒恵も攻撃され、瀕死状態になった術式です。

調伏できていない状態で魔虚羅を呼び起こすのは、五条曰く「死んで勝つ奥の手」だと言われていました。魔虚羅の固有能力は「あらゆる事変への適応」です。背中にある法輪が回る度にダメージがリセットされます。さらに、直前に受けた攻撃に対して完璧に対応できるという強さを持っています。戦闘能力も高く、宿儺をパンチ1発でビル3棟分吹き飛ばすほどの強さなのです。

最後に、呪術廻戦アニメで伏黒恵の声優を務めている人物を紹介します。呪術廻戦アニメ開始時から登場しており、呪術廻戦に深く関わる伏黒恵の声優は誰が務めているのでしょうか。声優に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

伏黒恵の声優は内田雄馬

伏黒恵の声優を務めているのは、内田雄馬です。東京都出身の声優で、アイムエンタープライズに所属しています。内田雄馬は、一家そろってゲーム好きだったのをきっかけに、声優を志しました。2012年から声優として活動を始め、2014年に初めてテレビアニメの声優としてデビューした人物です。その後は声優として活躍し、2019年3月9日に第13回声優アワード主演男優賞を受賞しました。

内田雄馬の出演作品

内田雄馬が声優を務めている呪術廻戦以外の作品は、あひるの空の「花園百春」や東京喰種の「不知吟士」です。その他にも多数のテレビアニメや劇場版アニメの声優を務めています。

今回は、呪術廻戦に登場する伏黒恵の声優を紹介しました。以下の記事では、アニメ進撃の巨人で声優を務めているキャラを紹介しているので、声優が好きな方はぜひ参考にしてください。

呪術廻戦に登場する伏黒恵は、登場時から二級呪術師の資格を持つ強いキャラでした。呪術廻戦が進む中で、領域展開も取得し、今後もさらに強くなっていくでしょう。主人公である虎杖悠仁の成長も気になりますが、伏黒恵の成長にも期待して呪術廻戦を楽しみましょう。

サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51MY7RMEYoL._AC_SL1000_.jpg