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手紙(V)

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【手紙の宛名】正しい書き方まとめ!住所や横書きは?相手別の敬称についても解説!

2024.02.25

意外と分かっていないのが、手紙の宛名の正しい書き方です。敬称など表面の書き方だけでなく裏面の住所など。縦書きと横書きの違いや、ビジネスシーンの常識に友達関係での書き方まで。今回は、手紙の宛名における正しい書き方のご案内です。

  1. 最近手紙を書きましたか?
  2. 手紙における正しい宛名の書き方:①「個人宛の【様】の使い方」
  3. 手紙における正しい宛名の書き方:②「【様】と【殿】の違い」
  4. 手紙における正しい宛名の書き方:③「特定の職種の人に宛てる【先生】」
  5. 手紙における正しい宛名の書き方:④「組織や団体宛の敬称【御中】の使用法」
  6. 手紙における正しい宛名の書き方:⑤「複数の人用【各位】の使い方」
  7. 手紙における正しい宛名の書き方:⑥「仕事上の宛名の書き方(和封筒)郵便番号枠なし」
  8. 手紙における正しい宛名の書き方:⑦「仕事上の宛名の書き方(和封筒)郵便番号枠あり」
  9. 手紙における正しい宛名の書き方:⑧「仕事上の宛名の書き方(洋封筒)郵便番号枠なし」
  10. 手紙における正しい宛名の書き方:⑨「仕事上の宛名の書き方(洋封筒)郵便番号枠あり」
  11. 相手によって、敬称や宛名の書き方が異なるんです
手紙や文書を取引先などに送る際、正しい敬称になっているでしょうか? 敬称というのは、送信相手や第三者に対して、名前や肩書きの後ろにつける、敬意を表した接尾語のことを言います。それ故、敬称を間違えてしまうことによって、失礼な手紙になるだけでなく、送り主本人や会社・組織の見識を疑われてしまうことになりかねません。今回は、手紙の宛名の正しい書き方をまとめてみました。
宛名書きは、自社の第一印象を左右する大切なところです。上下左右1cmほどの余裕を持ち、文字のバランスや大きさを考えながら、楷書で丁寧に書きましょう。また、相手に失礼が無いよう会社名や部署名も全て略さず書くことがポイントです。

【表面の敬称・裏面の住所や横書き、ビジネスレターや友達関係への違いも解説】手紙を書く際に、名前の宛名に付ける敬称として、最も多くの場面で使用されているのが「様」でしょう。お相手の地位・年齢・性別などにも関係しないで使用できますので、とても便利な言葉と言えますね。氏名などの下に付けることで、尊敬の念を示すことができます。
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引用: https://www.instagram.com/p/Bf5GeESBJJE/
書き言葉・話し言葉の制限ない点も、広く一般的に普及している要因です。ただし、手紙や文書において仮名で「さま」や「サマ」と記載すると敬意がかなり薄らぐので、親しい間柄を除いて、とくにビジネスシーンでは漢字で「様」と書きましょう。

【表面の敬称・裏面の住所や横書き、ビジネスレターや友達関係への違いも解説】個人のお名前に使われる敬称、様以外としては「殿」があります。「殿」という言葉は、殿様と言われるように、一見「様」よりも敬意がこもっているように思えます。かつての文書においては、官公庁や企業などの公的文書や表彰状の受賞者名などで、よく使われていましたよね。しかし、近年においては、格下及び同格の相手に使用する言葉と判断されています。外部に向けの文書において、使用する言葉としては、ふさわしいとはいえませんね。
「殿」は一般的に宛名が役職名の際に用いられます。外部に向けの文書には適さないと紹介した「殿」ですが、担当者がわからない場合など、宛名を「社長」や「部長」などの肩書きや役職名にする際には現在でも使用されています。ただし、手紙の宛先を明確にするために使う場合以外は一般的ではありません。文章中などには使用しないようにしましょう。

【表面の敬称・裏面の住所や横書き、ビジネスレターや友達関係への違いも解説】教育者や特定の職種の個人に宛てる言葉として「先生」があります。教師・講師などの教育関係者や医師・弁護士・会計士・牧師・議員・作家などの特定の職業の方への敬称に使われます。「様」よりも「先生」の方が使用されるケースも多いようです。
「先生」に「様」や「殿」を重ねると二重敬称になってしまうので、使い方には注意が必要です。

【表面の敬称・裏面の住所や横書き、ビジネスレターや友達関係への違いも解説】手紙の差し出し先が個人名ではなく、会社・学校・病院・役所などの組織や団体になる場合は、敬称を「御中」としましょう。本来は、役所とかその部署の内部の方に出す時に使われます。そこの組織に属する全ての人を示す敬称で、「組織内の人宛」という意味合いとなります。
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引用: https://www.instagram.com/p/BXVBlfJl_wV/
「○○株式会社 人事部御中」という使い方をします。もし宛先に部署名や課名を書く場合は、「社名→部・課名→御中」の順に書きます。

【表面の敬称・裏面の住所や横書き、ビジネスレターや友達関係への違いも解説】複数の個人に発送する文書の場合、敬称に「各位」という言葉が使われます。メインとしては、ビジネス文書や案内状などで良く使われ、見たことあるという皆さんも多いでしょう。手紙本文の冒頭に使われる敬称で、はがきや封書の宛名書きとしては適しませんので、使用には充分注意が必要です。
「各位」は皆様、皆様方という意味があるので、「○○会員各位様」のように「各位」のあとにさらに敬称として「様」を入れるのは間違った使い方となります。

【表面の敬称・裏面の住所や横書き、ビジネスレターや友達関係への違いも解説】ビジネス関係の手紙は、なるべく縦書きの封書を使用しましょう。日本語の文字が美しく見えますし、礼儀正しい印象が感じられます。
切手は左上に貼りましょう。住所→会社名→所属部署名→(肩書)相手の名前の順で書きます。 住所は郵便番号枠の右端のラインに揃え、上から一文字下げたところから書き始めます。番地などの数字は、漢数字で書くのがエチケットです。ビル名や階数を省略しないように気をつけましょう。所属部署名は、会社名の下に一文字下げて書く、または、行を変えて書きます。役職名は、4文字までは名前の上に書きますが、5文字以上のときには、名前の右に小さめの文字で書きます。

裏書きは、自分の住所と会社名・部署名・名前を封筒の中央に書きます。封じ目には「〆」「封」「緘」がありますが、「〆」が使われることが多いです。お祝い事には、「寿」「賀」の字にします。封かん日を入れる場合は、左側に書きます。便せんの後付けに日付を入れるとともに、封筒に封かん日を書いた方がより丁寧です。

【表面の敬称・裏面の住所や横書き、ビジネスレターや友達関係への違いも解説】ビジネス関係の手紙は、日本語がきれいに見える縦書きにすると、礼儀正しい印象もアップするので、縦書の封筒を使用しましょう。
切手は左上に貼りましょう。住所→会社名→所属部署名→(肩書)相手の名前の順で書きます。 住所は郵便番号枠の右端のラインに揃え、上から一文字下げたところから書き始めます。番地などの数字は、漢数字で書くのがエチケットです。ビル名や階数を省略しないように気をつけましょう。所属部署名は、会社名の下に一文字下げて書く、または、行を変えて書きます。役職名は、4文字までは名前の上に書きますが、5文字以上のときには、名前の右に小さめの文字で書きます。

裏書きは、自分の住所と会社名・部署名・名前を封筒の左側に書きます(中央に書くのが正式ですが、最近は左側に郵便番号の箱が印刷されていることが多いため左が一般的です)。封じ目には「〆」「封」「緘」がありますが、「〆」が使われることが多いです。お祝い事には、「寿」「賀」の字にします。 封かん日を入れる場合は、左側に書きます。便せんの後付けに日付を入れるとともに、封筒に封かん日を書いた方がより丁寧です。

【表面の敬称・裏面の住所や横書き、ビジネスレターや友達関係への違いも解説】お得意様や取引先に発送する場合、堅苦しくならない文章にしたい時や、連絡事項を伝達するような際には、横書きでも大丈夫です。
切手は右上に貼ります(間違える方が多いので気をつけましょう)。住所→会社名→所属部署名→(肩書)相手の名前という順番で書きます。住所の書き始めが端により過ぎないよう、左端から2文字くらいのスペースを空けたところから書き始めましょう。横書きの場合、数字は算用数字を使うのがエチケットです。所属部署名は、会社名の後に一文字空けて書く、または、行を変えて書きます。役職名は、4文字までは名前の前に書きますが、5文字以上のときには、名前の上に小さめの文字で書きます。

裏書きは、封じ口の下中央または右寄りに書きます。住所の下に会社名・部署名・名前を書きます。 洋封筒に封締めは不要ですが、書いても失礼ではありません。封かん日を入れる場合は左側に書きます。便せんの後付けに日付を入れるとともに、封筒に封かん日を書いた方がより丁寧です。

【表面の敬称・裏面の住所や横書き、ビジネスレターや友達関係への違いも解説】上記と同様に、堅苦しくならない文章などで、連絡事項の伝達などの場合は、横書きでもOK。郵便番号枠がある場合は、きとんと枠の中に書きましょう。
切手は右上に貼ります(間違える方が多いので気をつけましょう)。住所→会社名→所属部署名→(肩書)相手の名前という順番で書きます。住所の書き始めが端により過ぎないよう、左端から2文字くらいのスペースを空けたところから書き始めましょう。横書きの場合、数字は算用数字を使うのがエチケットです。所属部署名は、会社名の後に一文字空けて書く、または、行を変えて書きます。役職名は、4文字までは名前の前に書きますが、5文字以上のときには、名前の上に小さめの文字で書きます。

裏書きは、封じ口の下に、郵便番号の左端に揃えて書きます。住所の下に会社名・部署名・名前を書きます。洋封筒に封締めは不要ですが、書いても失礼ではありません。封かん日を入れる場合は左側に書きます。便せんの後付けに日付を入れるとともに、封筒に封かん日を書いた方がより丁寧です。

手紙のマナーが気になる方はこちら!

今回は、「【手紙の宛名】正しい書き方まとめ!住所や横書きは?相手別の敬称についても解説!」をテーマにして、正しい手紙の宛名の書き方をご紹介させていただきました。参考になりましたでしょうか。たかが手紙とは入っても、表書き1つで書いた方の常識度や人間性が露見してしてしまいます。正しい書き方を理解して、素敵な手紙をお相手に差し上げられるようにしましょう。