ハーブ一覧!種類ごとの特徴、効能は?◆ハーブの種類は?
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ハーブには実に様々な種類があります。知られているところではペパーミントやアップルミントなどのミント類、セージやローリエなどを思い浮かべる方が多いでしょう。
ハーブと言えば西洋の植物と思いがちですが、日本の在来種「紫蘇(シソ)」も立派なハーブです。また、煎じて飲むドクダミもハーブと言えなくもありません。数多くあるため、香りの特徴や使い方・リラックス効果の程度などは千差万別です。今回はハーブ一覧として、定着しているハーブ・身近にある意外なハーブについてご案内します。
ハーブ一覧!種類ごとの特徴、効能は? ❶ハーブの主な役割
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ただ、冒頭でも申し上げたように種類があまりにも多すぎるので、次の6つの基準で分類し、その中で主だったものを取り上げます。
1.花を楽しむハーブ
2.香りを楽しむハーブ
3.料理にそのままで使えるハーブ
4.調味料・香辛料として使えるハーブ
5.飲料として人気のあるハーブ
6.害虫予防として使えるハーブ
この6基準の中で、それぞれ3、4種類ずつ取り上げて特徴についてまとめました。
ハーブ一覧!種類ごとの特徴、効能は? ①花を楽しむハーブ
ジャーマン・カモミール
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ジャーマン・カモミールの使い方はポピュラーで、古くからリラックス効果や発汗作用のある薬用ハーブとして使用されてきました。リンゴのような甘い香りが特徴です。夏期に開く花をティーや入浴剤、化粧水などに用います。妊娠中の服用はNGですが、それ以外は多用できます。風邪や消化不良、女性疾患などに効果が期待できます。
ナスタチウム
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ナスタチウムの夏期に色鮮やかな花を咲かせるハーブです。葉っぱの形も丸くて可愛いので、ガーデニングでも人気です。見ているだけで、リラックス効果というよりも元気が出てきます。実は、葉や花にはワサビのような辛みがあるので、サラダに添えるなどの使い方ができます。
ホリホック
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ホリホックは、和名をタチアオイ(立葵)と言います。夏期によく道路際に植えられたのを見かけます。アジア中央から南西部にかけて60種類ほどが自生しています。使い方は、花はお茶として利用できます。効果は、のどの痛みを抑えることが期待できるのでリラックス効果があると言えます。栽培は難しくはないのですが、高温多湿は苦手で、日当たりの良い場所で良く育ちます。
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ハーブ一覧!種類ごとの特徴、効能は? ②香りを楽しむハーブ
ラベンダー
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北海道の富田ファームで有名になったラベンダーは、すっかりおなじみのハーブです。100種類ほどあると言われています。使い方は多岐にわたっています。薬用、化粧水として古代ギリシャ・ローマなどで使用されてきましたし、お茶や砂糖の香り付けなどにも使えます。優れた鎮静作用があるので、リラックス効果はかなり期待できます。
ユーカリ
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ユーカリと言えば、オーストラリアの固有動物、コアラを連想させます。常緑高木で、観葉植物や庭木としても人気があります。600種類ほどあり、爽やかな香りのレモンユーカリが特に人気です。使い方は、風邪や気管支炎等の治療薬としておすすめです。
アップルミント
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リンゴとスペア民都をミックスしたような香りのアップルミントも、リラックス効果のあるハーブとして人気です。使い方は、ハーブティーやサラダに、または入浴剤としてもおすすめです。
ハーブ一覧!種類ごとの特徴、効能は? ③料理にそのまま使えるハーブ
ガーリック
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何となくガーリック、ニンニクも立派なハーブです。そう、強い辛みと独特の臭いが、さまざまな使い方をさせてくれます。あらゆる料理の下味のほか、栄養価が高くて滋養強壮に優れているので栄養食としてもおすすめです。
パプリカ
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南アメリカが原産の、ピーマンよりも肉厚のパプリカ。和名を甘唐辛子と言いますが、まさに甘いので美味しいですね。一番の使い方はやはり、お料理です。
チャイブス
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ヨーロッパからアジアにかけて幅広く分布しいているチャイブスも、お花として飾るのも素敵です。でも優れた使い方ができます。ネギに似た香りがあり、シチューやポトフなどのいろいろなお料理に利用されています。収穫適期は、固くなる前の開花期です。でも生け花用に、かわいいお花も少し残して置きましょう!
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ハーブ一覧!種類ごとの特徴、効能は? ④調味料・香辛料として使えるハーブ
ワサビ
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日本人にはおなじみのワサビ。やはりハーブなのです。使い方は、言わずもがな。和食に欠かせないハーブですね。
サフラン
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春になるといち早く土から顔をのぞかせる「サフラン」(アヤメ科)。1つの花から、着色料に利用される雌蕊が3つしか取れないため、とても貴重なハーブです。食材のほかに化粧品にも使用されており、高級品なのです。気を付けてほしいのが、秋に咲く毒草の「イヌサフラン」(イヌサフラン科)と間違えないでほしいこと。くれぐれもご注意ください。
バジル
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バジルも、ジェノベーゼとしてパスタに大活躍のハーブです。品種は150種以上あると言われています。育てやすく、光沢があってちょっと肉厚な葉っぱは、観賞用としても人気があります。
ローズマリー
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ローズマリーの使い方はもちろんお料理です。お肉や魚の風味づけに欠かせません。栽培は簡単で、香りが強いため病害虫の発生が少ないという特徴があります。栽培初心者におすすめです。
ハーブ一覧!種類ごとの特徴、効能は? ⑤飲料として使えるハーブ
ダンデライオン
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ダンデライオン、松任谷由実さんの名曲にもなっていますが、そう、タンポポです。使い方は、乾燥させた根をお茶にするのが一般的です。利尿作用や肝機能の向上に効果があります。葉はサラダにもなります。タンポポコーヒーはノンカフェインなので、妊娠中の女性も飲用できます。
ローズヒップ
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ちょっと酸味がありリラックス効果も期待できる、野生のバラの実を乾燥させたローズヒップ。女性の肌荒れに効果を期待できるビタミンCの豊富さで知られています。ハーブティーやジャム、ビネガー、オイルと多岐にわたった使い方ができます。
レモングラス
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一見すると「すすき?」と思えてしまいますが、とても優秀なハーブのレモングラス。名前の通り、爽やかな香りがします。疲労回復や消化促進に効果があるとされていることから、使い方は、虫よけスプレーやバスの原料にぴったりです。
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ハーブ一覧!種類ごとの特徴、効能は? ⑥害虫駆除に使えるハーブ
ローズゼラニウム
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この独特な香り、少し苦手な方もいるかもしれません。ということは虫も苦手なのです。しかしローズと名の付く通り、フランスでは香水にも使用されています。
モスキートブロッカー
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こちらのハーブも名の通り、蚊が嫌がる成分「シトロネラ」を多く含んでいます。消臭効果であるデオドラント効果があります。使い方は、葉を煮出して足湯に使用します。消臭だけではなく、リフレッシュ効果も期待できます。
アニスヒソップ
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ガーデニングでもおなじみですが、夏から秋まで穂状の花を咲かせる、遠目にはラベンダーに似ているハーブです。花期が長く、鑑賞用として楽しめます。
ハーブ一覧!種類ごとの特徴、効能は? ❷スパイス=ハーブ
日本では古くから「スパイスとは辛いものである」と意識されてきましたが、世界で数多く使われているスパイスで辛さを伴っているものはわずかです。「スパイスとは辛いもの」という先入観を捨て、「スパイスは、すべて香りを持っている」と理解しましょう。
ハーブの考え方は西洋と日本では違っていましたが、最近のガーデニング(ハーブ)人気でかなりイメージが変わってきたようです。S&B食品さんのサイトにあるように、日本では辛い物をハーブ(ワサビや山椒など)と認識してきたようですが、冒頭でもご案内したようにドクダミも含まれます。このように身近にあるもので香りのある有益なものはハーブと言えそうです。
ハーブ一覧!種類ごとの特徴、効能は?◆ハーブは優秀な植物です
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主だったハーブの効能などの特徴について、ハーブ一覧としてまとめました。ハーブは、その特徴によって、主に6分類されます。①花を楽しむ ②香りを楽しむ ③料理として楽しむ ④香りを楽しむ ⑤飲料として楽しむ ⑥害虫駆除に使う、です。毎日の生活にいろいろなハーブを活用しましょう。