気になる宮城の県民性とは
東北の中で最も人口が多い宮城県は、美しい自然や数多くの観光スポットが点在している魅力たっぷりなエリア。そんな宮城に住む人々は東北地方特有の穏やかさを持っており、男女ともに人当たりの良い人が多いです。また、寒い地域でじっと耐えてきたからか、我慢強い人が多いともいわれています。
一方で、プライドが高いとの声もチラホラ。本記事では、そんな宮城の気になる県民性をご紹介。なぜプライドが高いのかや、恋愛傾向、県民のあるあるなどを詳しく解説していきます。
宮城の県民性|性格の特徴【男性】①のんびりマイペース
宮城の男性は、とてもマイペースでのんびりとした性格です。周りに流されないという良い面もありますが、一方で時間にルーズな一面も。集合時間きっちりに現れることはほとんどなく、遅刻が当たり前といっても過言ではないほどです。
また、このルーズさを「仙台時間」といって表現することもあります。仙台時間とは、本来集合すべき時間に家を出ることです。この言葉からも分かるように、宮城の男性は時間にとらわれず自分本位で行動する人が多いのです。
宮城の県民性|性格の特徴【男性】②派手なものが好き
宮城の男性は派手なものが好きです。周りの目を気にせず、奇抜なファッションをすることもしばしば。ちなみに、その昔仙台を作り上げた伊達政宗も奇抜なファッションを好んでいたようです。宮城の男性が派手好きなのは歴史が関係しているのかもしれませんね。また、派手な身なりをしている男性のことを宮城では「伊達男」と呼ぶそうです。
宮城の県民性|性格の特徴【男性】③明るくポジティブ
東北地方は無口な人が多いといわれていますが、宮城の男性は真逆。おしゃべり好きで明るく、誰からも好かれるタイプの人が多いです。また、ポジティブなため、何でも前向きに捉えようとします。ネガティブでどんよりとした空気をまとうことが少ないため、一緒にいて楽しい相手といえるでしょう。さらに、宮城の男性は目立つことが大好きで、公の場ではしゃぐことも珍しくありません。
宮城の県民性|性格の特徴【女性】①負けず嫌い
宮城の女性はプライドはさほど高くないものの、負けず嫌いな人が多いです。また、好奇心旺盛でもあるため、自分の気になったことには次々チャレンジ。そして、誰かに負けないよう努力を続けます。
宮城の県民性|性格の特徴【女性】②ポジティブ
東北地方の女性は静かで一歩下がったような性格が多いのですが、宮城の女性は違います。ポジティブで明るく、積極的な人が多いです。ポジティブゆえに、上手くいかないことがあったとしても「仕方ない」「まあいいか」と楽観的に捉えることができます。変に肩の力を入れていないため、男性からすると一緒にいて楽なタイプでしょう。
宮城の県民性|性格の特徴【女性】③おしゃれに敏感で綺麗好き
東北地方の中でも特にオシャレに敏感なのが、宮城の女性です。常に可愛くありたいとの思いが強く、身なりに気を使う人が多いです。また、綺麗好きなのも宮城女性の特徴。こまめに掃除を行うため、自宅が綺麗に片付いている人が多いといいます。
宮城の県民性|男性の恋愛傾向
宮城の男性は、恋愛に対して積極的な人が多いです。好きな相手にはどんどんアプローチをかけ、自分のしっかりと好意を伝えます。しかしながら、宮城の男性は楽しいことが大好きでサービス精神が強いため、パートナーとのデートや記念日などで散財してしまうこともしばしば。そのため、女性側でお金をコントロールすることが大切です。
宮城の県民性|女性の恋愛傾向
宮城の女性は恋愛に積極的な人が多く、自分からアプローチすることも珍しくありません。また、楽しいことが大好きなため、自分を楽しませてくれる男性に惹かれるようです。さらに、小さなことを気にしない性格なため、男性からすると一緒にいて楽に感じるでしょう。
宮城の県民性|モテるって本当?
宮城の男性・女性ともに明るくポジティブで、誰からも好かれやすい性格をしています。ゆえに、モテる人が多いです。特に女性の場合は愛嬌があるため、他県民からも好かれやすい傾向にあります。また、おしゃべり上手で場を盛り上げることが得意なのも、宮城の人が魅力的に見える理由の1つでしょう。
宮城の県民性|あるある①誰でも「八木ベニーランド」の歌を歌える
「八木ベニーランド」とは、1968年に開園した仙台市の遊園地。この八木ベニーランドには開園を記念して作られたテーマソングがあるのですが、宮城の人なら誰でも歌えるそうです!ちなみに、このテーマソングは宮城だけでなく、東北地方全体で流されていました。ゆえに、東方地方出身の方であれば八木ベニーランドのテーマソングを口ずさむことができるそうです。
八木ベニーランドのテーマソング
宮城の県民性|あるある②レゲエパンチが全国共通だと思っている
ピーチリキュールにウーロン茶を合わせたカクテル「レゲエパンチ」は、宮崎県仙台市発祥のお酒です。そのため、宮城の人はレゲエパンチを全国共通のものとして認識しているようです。しかし、関東方面ではレゲエパンチではなく「ピーチウーロン」と呼びます。ゆえに、関東に行った際にレゲエパンチを注文したけど意味が通じなかった、というあるあるが定番なようです。
宮城の県民性|あるある③「戦国BASARA」の伊達政宗が色んな場所にいる
宮城では「戦国BASARA」というゲーム内に登場する伊達政宗のキャラクターが広告塔として使用されています。そのため、食品のパッケージからCM、知事選のポスターなど、幅広いジャンルで使われているのです。宮城県民にとっては、馴染み深いキャラクターといえるでしょう。
宮城の県民性|あるある④七夕が8月
七夕といえば、7月のイメージですよね?しかし、宮城では8月6日~8月8日の3日間を七夕と呼びます。なぜ宮城では8月に七夕を行うのかというと、旧暦に従って行事を行っているからです。そして、七夕になると高さ10mもの笹飾りが商店街に飾られたり、笹に短冊、紙衣、折鶴、巾着など全部で7種類もの飾り物が付けられたりと、派手な催し物が開催されるのも宮城の特徴です。
宮城の県民性|プライドの高い人が多い地域とは
宮城県民は、とてもプライドが高いといわれています。特に仙台市の人々はプライドが高く、他エリアの人々を蔑む傾向にあります。しかし、逆を言えば自分の地域に誇りを持っていて、地元愛が強いということです。そのため、地元仙台のことを褒めてあげると、仙台市の人と仲良くなれるでしょう。
また、性別でいうと女性よりも男性の方がプライドが高いです。男性は自分の意思を持っている人が多く、相手に干渉されることを嫌います。ゆえに、他人から冷たいとのイメージを持たれることも。しかし、基本的には明るく人当たりの良い方が多いため、接しにくいと感じることは少ないでしょう。
まとめ
宮城は東北特有の無口さや静かさがなく、人当たりの良い性格をしています。明るくてポジティブな県民性ゆえ、他県民もとっつきやすい人が多いといえるでしょう。しかし、プライドの高い人が多く、他人から見下されたような態度を取られると癇に障るようです。そのため、宮城の人を小馬鹿にするような言葉や態度は厳禁!逆に、地元宮城のことや相手の長所を褒めてあげると一気に距離を縮められますよ。