伊月俊は【黒子のバスケ】に登場するキャラクターです。主人公の黒子テツヤと同じ誠凛高校バスケットボール部に所属しており、副主将を務めています。学年は2年生で、身長174㎝、体重64kg、誕生日は10月23日の天秤座で、血液型はA型です。
好きな食べ物はコーヒーゼリー、得意科目は数学で風紀委員をしています。オフの日は飼い犬である"まるお"の散歩をしています。料理はそこそこ出来るようです。座右の銘は「常に柔軟に」です。
誠凛高校バスケットボール部での背番号は5番で、ポジションはポイントガードです。得意プレイはスティールで、注目している選手は秀徳高校の高尾和成です。
サラサラな黒髪が特徴で、監督の相田リコの父である相田景虎からは「キューティクルサラ男」と呼ばれました
。
野島裕史(のじまひろふみ)は東京都出身の男性声優、ナレーターです。1973年4月16日生まれで、父の野島昭生と弟の野島健児もともに声優をしています。2018年5月1日から青二プロダクションに所属しています。
2000年に「ブギ―ポップは笑わない」の菅沼洋次役でデビューし、2002年「OVERMANキングゲイナー」のゲイナー・サンガ役で初主演を務めました。自身が主役を演じた「スケアクロウマン」では、父と弟と共演しています。
【黒子のバスケ】では伊月俊の他にテツヤ2号の声も担当しています。その他のアニメ作品では「灼眼のシャナ」の池速人、「メジャー」の沢村涼太、「弱虫ペダル」の石垣光太郎などを演じています。
どんなときも冷静沈着で、部内の悪ノリにも冷静にツッコみます。自分の不器用さも自覚しており、新しい技を取得するために人の何倍も練習を重ねています。努力家で向上心がとても高い人物です。状況の悪い試合でも勝機を見出す冷静さと高い分析力を持つなど、頭脳派な選手でもあります。
口調も穏やかな伊月俊ですが、試合中は相手を毒舌で挑発することもあります。
伊月俊は視界を頭の中であらゆる視点に切り替えて見ることができます。そのため試合中は常にコート全体の動きを把握しており、的確なパス回しが可能になります。主にパス回しを行っている黒子テツヤとは連携することが多いため、アイコンタクトを取ることも特に多いようです。
ドライブ直後の無防備な瞬間に体制を変えず、後ろ向きのまま片手でバックチップするという技です。ウインターカップ準決勝の海常戦では笠松幸男のドライブを封じることに成功しています。「鷲の目(イーグルアイ)」に向いた技で、後ろを振り返る必要がないためフルドライブにも追いつく速さが可能となります。
伊月俊は身長174㎝とバスケ選手としては決して高くはなく、身体能力やスタミナ、技術力も平均的な能力値です。しかしバスケを始めたのが小学2年生と誠凛高校の中では誰よりもキャリアが長く、冷静さと優れた状況判断力を持っています。
伊月俊は広い視野と頭脳プレーによって、司令塔としてチームを動かします。
伊月俊はかっこいい見た目と冷静な性格をしていますが、実は無類のダジャレ好きです。いつでもどこでも、試合中でも、思いついたらすぐに言ってしまいます。ダジャレを思いつくと「キタコレ!」と言います。そして思いついたらすぐにメモに書き残しているので、ネタ帳の数は100冊を超えています。部室のロッカーにもネタ帳を完備するほどです。
チームのメンバーをイライラさせることもあり、日向順平からは「伊月黙れ」と言われていますが、本人は改善するつもりはないようです。母親、姉、妹とは仲が良く、家族もまたダジャレ好きです。怖い話も好きで、日向順平を怖い話恐怖症にした張本人です。
ドラマCDでもダジャレを連発していますが、秀徳高校の緑間真太郎にはダジャレが通用しませんでした。いつも周囲を困惑させるダジャレですが、相手によってはウケることもたまにあります。
"このステーキ…ステキ"、"サロンパスでナイスパス"、"おけ持ってオーケー!!"、"くせに苦戦!!"などなどたくさんのダジャレを生み出しています。
伊月俊はバスケ部では一番モテていますが、大抵の人はダジャレのネタ帳を見て去っていきます。そのため"残念なイケメン"の一人に数えられていますが、本人は何がダメなのか分かっていないようです。"黙っていれば"一番モテるタイプです。
ファンレターもたまにもらうとファンブックで明かしています。デートに誘われることもあるようですが、バスケの練習を優先させているので、今は恋愛よりバスケを一番大事にしているようですね。
"オレは不器用だから一つ技を覚えるにも人の何倍も練習しなきゃならない だったらできるまで何倍でもやるしかないだろ…!!"
"性能で劣るポイントガードは頭つかってナンボだろーが!!"
"いくら精神的にゆとりができたからって実力差がひっくり返ったりはしないさ オレはお前には敵わない けどそれと止められるかどうかは別の話だ お前がオレより賢くなくてよかったよ"
【黒子のバスケ】の公式人気投票結果は、第一回5位→第二回7位→第三回13位となっています。「キセキの世代」などの主要キャラが出てきたためか少しずつ順位が下がっていますが、多くのキャラがいるなかでこの順位はとても人気があるといえます。
またファンブックのポイントガード部門では、赤司征十郎、高尾和成に次いで3位にランクインしており、黒バス大賞部門でも12位になっています。
TVアニメ 黒子のバスケ キャラクターソング SOLO SERIES Vol.7
Single, Maxi
価格
¥ 1,039
ソロ曲は"KI・TA・KO・RE"、"セイシュンTIP-OFF!!~MVP伊月ver."、"たったひとつの日々"の3曲があります。前の2曲はダジャレがふんだんに盛り込まれていて、聞いていて楽しい気持ちになります。"たったひとつの日々"はゆったりとした曲調で、伊月俊のバスケと仲間に対する想いが優しい声で歌われています。
"Challenger Spirit"は日向順平とのデュエット曲になっています。中学から一緒にバスケをしている2人だからこそ歌える曲になっていると思います。
伊月俊は誠凛高校バスケットボール部の司令塔として活躍しています。冷静な分析力と状況判断力でチームの勝機を見出し、反撃の口火を切ることもあります。普段のチームのツッコみ役としても活躍する伊月俊ですが、自身が大のダジャレ好きでもあります。
試合中に見せるかっこいい真剣な姿と、安直なダジャレが好きというギャップが人気の理由だと思います。イケメンなのにダジャレ好きということで"残念なイケメン"としても評判です。また平均的である基礎能力をカバーするために、ただひたすらに練習を重ね努力する姿に応援したくなった人も多いのではないでしょうか。
伊月俊は誠凛高校バスケットボール部にとってなくてはならない存在ですし、たくさんの魅力を持っていますね。伊月俊のダジャレが気になった方や、面白いと思った方はぜひキャラソンなども聞いてみてください。