ボールペンは社会人や学生の必須アイテム
文字を書くためのアイテムであるボールペン。現在はメールやSMSなどでのやり取りが主流なため、ボールペンを使ったメッセージのやり取りはあまりしないという人も少なくないです。しかし職場で重要な部分をメモしたり、授業での大事な言葉を書き足すなど、意外にボールペンが必要なシーンが出てきます。このためボールペンは最適1本は買っておいてほしい必須アイテムでもあります。
ボールペンの種類
油性ボールペン
ボールペンの中で一般的に使われることが多い油性ボールペン。染料や顔料などの色を出す原料に、さまざまな素材を混ぜ合わせて作ります。油性ボールペンは水をはじくので、書いた文字が消えないというメリットがあります。にじみにくいのでインクが染みて裏抜けすることもないです。
水性ボールペン
顔料や染料と水などを混ぜ合わせた水性ボールペン。インクが出やすく力を入れなくても、発色の良い文字が書けます。このため長時間使用しても疲れにくいといったメリットがあります。インク自体粘性が低いので、書きやすいボールペンの種類としても人気があります。カラーバリエーションも豊富で、広い世代から評価を集めています。
ゲルインクボールペン
水性のインクに粘性を高くしたものがゲルインクボールペンです。力を入れずにサラサラと書けることや、発色の良さといった水性ボールペンの特性と、にじみにくいなどの油性の特性を持ち合わせています。半面、インクの減りが早いというデメリットもあるのが特徴です。
ボールペンのおすすめメーカーはどこ
パイロット(PILOT)
パイロットは筆記用具を始め、文房具や事務用品を取り扱うメーカーで、日本を中心に世界中に支社を置いています。特に筆記用具は世界的に評価が高く、高級な万年筆からボールペンなどの安いものまで広く取り揃えています。替え芯が別売りされており、中身だけを交換して使えるのも特徴的です。
ゼブラ(ZEBRA)
団結力のある動物であるシマウマが社名の由来になっているゼブラは、日本の文房具メーカーです。海外にも支社を置いており、パイロットなどと並んで国内外でシェアの高いメーカーです。ゼブラの特徴は一本で複数の色が使えるボールペンが有名で、油性マジックの「マッキー」などもあります。ゼブラのボールペンも替え芯があり、長く使えるのが魅力です。
三菱鉛筆
鉛筆からボールペン、消しゴムなどの文房具全般を取り扱う三菱鉛筆。ゼブラやパイロットと並ぶ、日本を代表する文具メーカーです。「uniシリーズ」の鉛筆が特に有名です、海外への製品輸出も積極的に行われてい合います。高級なものもありますが、比較的に安いボールペンを多く取り扱っており、独自技術で滑らかな書きやすさを実現させた「ジェットストリームシリーズ」も人気が高いです。
書きやすいボールペンのポイント
その①芯の太さ
ボールペンは極細の0.3㎜を始めとして、1㎜以上のものまで芯の太さがあります。メーカーによりますが約0.1㎜単位で種類が分別されています。一般的に書きやすいとされているのが0.5㎜~0.7㎜といわれており、好みに合わせて選べるようになっています。
その②持ちやすさ
持ちやすさはボールペンのデザインにも関わっており、書きやすさに大きく影響する部分です。ボールペンのグリップ部分はメーカーによってさまざまな工夫が施されており、素材や形で握りやすくするなどさまざまです。ボールペンの持ち方は千差万別なので、実際に握ってみて使いやすさを確かめてみるのが良いでしょう。
その③インクの粘度
インクの粘度によって、書いたときの文字のにじみやすさや消えやすさが変わります。油性は粘度が高くにじみにくいですが、筆圧が強くなりやすいです。水性は粘度が低く、インクが出やすいのが特徴で、年度の高いゲルインクも発色が良く書きやすいです。その人の筆圧などによってインクを考えたり、お店にあるサンプルで試してみるのがいいでしょう。
その④インクの乾きやすさ
インクの乾きやすさは文字のにじみやすさにも関わってきます。速乾性の低いインクはにじみやすく、高いものはにじみにくくなります。もちろん選ぶのであれば乾きやすいインクを選ぶ方が多いので、水性やゲルインクを選ぶのが良いでしょう。メーカーによっては油性ボールペンでも乾きやすいインクが開発されているので、そちらもチェックしてみるのもおすすめです。
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おすすめの書きやすいボールペン①:パイロット ドクターグリップシリーズ
パイロットのドクターグリップシリーズは、握りやすさに特化したボールペンです。2011年に誕生した同シリーズは人間工学をもとにデザインされており、グリップ部分にシリコン素材を採用し太目にデザインされていのが特徴です。
インクは油性ですが、従来よりもスムーズに書けるものを採用しているのが魅力の一つ。学生や事務職に人気の高いシリーズです。ボールペンとしては高級な部類に入りますが、替え芯で交換できるので長く愛用できるのもポイントです。
パイロット 油性ボールペン ドクターグリップ Gスペック 0.7 フラッシュブルー BDGS-60R-FL
価格
¥ 468
おすすめの書きやすいボールペン②:パイロット ハイテックC
パイロットのハイテックCシリーズは、水性ボールペンの中で最もシェアが高いです。特徴は国内で最も細い0.25㎜の芯があるところ。発色が良く筆圧が弱い人でもはっきりとした文字がかける上に、にじみにくい性質を持っているので書きやすいと評判が高いです。
カラーバリエーションがとにかく豊富なのも魅力で、アーティストもこぞって揃えています。価格も安いので好きな色をまとめて購入するのもおすすめです。
ハイテックC04【黒】 LH20C4B
価格
¥ 334
おすすめの書きやすいボールペン③:三菱鉛筆 uniパワータンク
三菱鉛筆で最も人気の高い油性ボールペン、uniパワータンク。空気の力でインクを押し出す加圧式ボールペンで、力を入れずにはっきりとした文字が書けるのがポイントです。従来のインクは気温で出が悪かったり、インクが逆流して文字がかすれるなどのさまざまな難点がありました。そんなインクのデメリット部分をカバーした加圧式は、ボールペン界に新たな風を吹き込んだ製品として高い注目を集めています。
ワンタッチ式であったりグリップ部分が太目に設計されていることから、書きやすいボールペンとして愛用者も多いです。
三菱鉛筆 油性ボールペン パワータンク SN-200PT-07 黒24
価格
¥ 216
おすすめの書きやすいボールペン④:パイロット フリクションボール
パイロットのフリクションは「消せるボールペン」とした話題になった製品。ボールペンのデメリットである「ミスができない」部分を解消した一品です。フリクションのインクは発色が良いことが特徴で、筆圧が弱い人でもしっかり文字が書けます。
-20℃でもインクの色が変化しないなどの安定感もあり、書きやすさも良いことでヒット商品にもなっています。フリクションは比較的安いボールペンですが、名前を入れることができる高級なものも存在します。
パイロット フリクションボール ノック 0.5mm ブラック LFBK-23EF-B
価格
¥ 233
おすすめの書きやすいボールペン⑤:ゼブラ サラサ
数あるボールペンの中で、最もインクの出が良いと定評のあるゼブラのサラサシリーズ。インクがあるにもかかわらず使用中に出なくなるなどの、ボールペンにありがちなトラブルがほぼ起きないのがサラサシリーズの特徴です。
乾きが若干遅いのが難点ですが、発色も良く書きやすいので万人受けしやすいボールペンです。カラーバリエーションも豊富で、安いものから高級なものもあるので用途に合わせて選べるのも魅力です。
ゼブラ ジェルボールペン サラサグランド 0.5 ネイビー P-JJ55-NV
価格
¥ 492
おすすめの書きやすいボールペン⑤:モンブラン スターウォーカー
モンブラン スターウォーカーは万年筆やボールペンなどを取り扱う筆記用具の高級ブランド。シンプルなデザインと上質なデザインが特徴で。ビジネスマン向けのボールペンが多いです。
モンブラン MONTBLANC スターウォーカー STARWALKER プラチナレジン ボールペン ブラック 25606 8486 [並行輸入品]
価格
¥ 32,500
ボールペンは書きやすいものは?高級ブランドからなのも安いおすすめまで!のまとめ
ボールペンは各メーカーによって独自の技術を開発しており、安いものから高級までそれぞれの製品に魅力があります。このため日本の文房具は安価で質が高いこともあり、世界で認められているのも事実です。お店ではさまざまなボールペンがサンプルで試し書きができるので、実際に握ってみて何が自分に合っているのがしっかり吟味していきましょう。
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