池上永一のおすすめ書籍を最新作含めご紹介
引用: https://www.instagram.com/p/BjbiICqn3dQ/?tagged=%E6%B1%A0%E4%B8%8A%E6%B0%B8%E4%B8%80
1970年5月24日生まれの池上永一は沖縄県那覇市出身で3才から中学卒業まで石垣島で育った人物です。その後は沖縄の高校を卒業するとともに早稲田大学に入学し、在学中に書いた『バガージマヌパナス』がファンタジーノベル大賞を受賞したことで小説家デビューを果たします。
池上永一の作品はファンタジーが多く、何よりも沖縄を舞台・題材にした作品がたくさん書かれています。それだけ沖縄を愛する心が強いのだと思いますがどれも面白い作品ばかり。
ということで今回は池上永一のおすすめ書籍を最新作『ヒストリア』から『トロイメライ』、『レキオス』、『シャングリラ』などを含めご紹介します。
池上永一のおすすめ書籍最新作【ヒストリア】
ヒストリア:最新作にして構想20年の著者最高傑作
とりあえず本が分厚い、そんな感想を覚えるヒストリアは池上永一の最新作にして構想20年という歳月をかけて生まれた最高傑作です。ヒストリアは最新作ながら続編を希望する声も多く、その厚さは632ページにもなるから納得です。最初の舞台は沖縄、戦争時代の様子が描写されるヒストリアはぜひ読んでおきたいところです。
ストーリー
第二次世界大戦での沖縄戦を生き残った女性が南米ボリビアへと移民して生活する姿を描く壮大な物語。主人公の知花煉は戦争の際にマブイ(魂)を落とします。それでもたくましく生きたものの米軍に終われることになってしまい、そこで色々なことが始まります。
ヒストリア
価格
¥ 2,052
池上永一のおすすめ書籍最新作【テンペスト】
テンペスト:女が男として生きることを決める
琉球王国を舞台に歴史的で怒涛のストーリーが展開される作品です。歴史の事情などを生々しく、独特なワールドとして知れるのが魅力。
ストーリー
ラノベのようにさくさく読めます。
十九世紀の琉球王朝。嵐吹きすさび、龍踊り狂う晩に生まれた神童、真鶴。男として生きることを余儀なくされた真鶴は、名を孫寧温と改め、宦官になって首里城にあがる
テンペスト 第一巻 春雷 (角川文庫)
価格
¥ 637
池上永一のおすすめ書籍最新作【トロイメライ】
引用: https://www.instagram.com/p/Bj0jyhDnOA-/?tagged=%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%82%A4
トロイメライ:テンペストのスピンオフ作品
テンペストのスピンオフのような作品なのでまずはテンペストを読んでから!という作品です。魅力的なキャラクターが出てきて物語が進行していくさまが面白い作品となります。
ストーリー
琉球王国末期の那覇の街は活気に満ち溢れています。そんな中で無職から筑佐事に転身した正義感の強い武太は街を駆け巡っていました。そこには色々な事件があり、色々な体験をしていく武太は青年ながら経験を積んでどんどん大人の怪談を登っていくのでした。
トロイメライ (角川文庫)
価格
¥ 605
関連記事
池上永一のおすすめ書籍最新作【シャングリラ】
引用: https://www.instagram.com/p/Bj4ONNSnzFg/?tagged=%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%A9
シャングリラ:東京が舞台のSFファンタジー
CO2が経済を支配する時代にどのようにしてCO2を削減するかという経済的要素まで含むファンタジー作品です。世界観が良くストーリーもテンポよく展開するため経済やSF、環境に関心のある人には興味深い仕上がりとなっています。
ストーリー
地球温暖化の加速を阻止するため東京は超高層建造物アトラスを建築して地上を森林化していきます。しかし森林化によって東京は難民問題が深刻になり、反政府が動き出して格差社会の打破へと動き始めます。
シャングリ・ラ 上 (角川文庫)
価格
¥ 802
池上永一のおすすめ書籍最新作【レキオス】
レキオス:シャングリラの原点となる作品
シャングリラを読んだ後に読んで欲しいレキオスは伝説や魔法陣、霊、結界、時空や沖縄といった要素を掛け合わせた非常に設定が濃い作品です。ぶっ飛んだ世界観で展開されるストーリーはたんたんと進んでいくもののラストが急激に進んでいくため目が離せません。
ストーリー
西暦2000年の沖縄、米軍から返還された基地の荒野に突如巨大な魔法陣が現れます。そこから1000年の時を経て蘇った伝説の地霊レキオスを巡って狙う者同士が入り乱れその封印は遂に解かれてしまいました。魔法が完成した時果たして何が起こるのでしょうか。
レキオス (角川文庫)
価格
¥ 885
関連記事
池上永一のおすすめ書籍で沖縄に対する関心も高めよう
池上永一のおすすめ書籍を最新作から面白い作品などを含めてご紹介させていただきました。日本の南に位置する沖縄に親近感も沸いてくる作品の数々を読みましょう。