相場英雄の書籍&新作おすすめ!Kid/ガラパゴス/震える牛/不発弾など!
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経済ジャーナリストでありながら、小説家でもある相場英雄。経済ジャーナリストらしく社会問題に切り込んだ『震える牛』はあまりにも有名です。またそれ以外にも警察官を主人公にした迫力ある作品も手がけています。純文学のように身構え(純文学も身構え必要はありませんが…)る必要もないので、ぜひ1冊読んでみてください。
Kid?ガラパゴス?震える牛?不発弾?ナンバー?相場英雄のおすすめ書籍①:『震える牛』、2012(小学館)
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早速、相場英雄のおすすめ書籍を紹介していきましょう。1つめは『震える牛』。この作品はBSE問題、食品偽造問題を扱った社会派サスペンス小説。累計28万部のベストセラー作品で相場英雄書籍の1冊目にはこちらをおすすめします。なお『震える牛』の続編のあたる作品として『ガラパゴス』という作品があり、2冊とも主人公が同一人物のため「警視庁捜査一課継続捜査班・田川信一シリーズ」と言われています。
Kid?ガラパゴス?震える牛?不発弾?ナンバー?相場英雄のおすすめ書籍②:『ナンバー』、2012(双葉社)
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2つめは『ナンバー』です。こちらも主人公が警察官であり、『震える牛』『ガラパゴス』のようなシリーズ化がされています。続編には『ナンバー』に続いて『トラップ』『リバース』の順で出版されていますので1冊目の『ナンバー』が気にいった方はぜひ2冊目・3冊目も読んでみてください。
警視庁捜査二課。殺人などの凶悪事件を担当する捜査一課とは違い、横領や詐欺といった狡猾な知能犯と対峙する。その二課に所轄署から配属された西澤警部補は、独特の捜査方法や同僚をライバル視する捜査員に戸惑いながらも眼前の犯罪に立ち向かっていく。人はどんな時に人を騙し、裏切り、真実を隠蔽するのか。細かく作り上げられた事件と、人間の奥深い心理を圧倒的なリアリティーで描くこれまでにない警察小説。
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Kid?ガラパゴス?震える牛?不発弾?ナンバー?相場英雄のおすすめ書籍③:『不発弾』、2017(新潮社)
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3つめは2017年に出版された相場英雄の単行本としては最新作となる『不発弾』です。第30回山本周五郎賞候補作でも「金融」「不正会計」など経済ジャーナリストらしい経済サスペンスになっています。上記2冊とは違った作風ですので気分転換の1冊にいかがでしょうか?
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Kid?ガラパゴス?震える牛?不発弾?ナンバー?相場英雄のおすすめ書籍④:『Kid』(2018年~産経新聞にて連載)
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4つめは『Kid』です。こちらは2018年5月8日に産経新聞にて連載がスタートしたばかりの正真正銘の新作。相場英雄本人がアクション映画のファンのようで、この小説では映画からインスピレーションを受けノンストップのアクションシーンを繰り広げていくのが見どころのひとつ。新たな相場英雄の作風ともなる今作お見逃しなく。
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Kid?ガラパゴス?震える牛?不発弾?ナンバー?相場英雄のおすすめ書籍⑤:『ガラパゴス』
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1つめに紹介した『震える牛』の続編にあたる『ガラパゴス』。『震える牛』の続編ということは、もちろん『ガラパゴス』は「警視庁捜査一課継続捜査班・田川信一シリーズ」であります。『震える牛』が当時のBSEや食品偽造問題という社会問題を物語に組み込んだ作品でした。この『ガラパゴス』も作品名のとおり現在の日本の「ガラパゴス化」を取り扱った作品です。「ガラケー」などに代表して使用されることが多い「ガラパゴス化」、ハイブリッドカーは果たしてエコカーといえるのか?など『震える牛』とともに現在の日本の問題に切り込んだ「現代の黙示録」ともいわれる今シリーズ、『震える牛』読者にはもちろん、そうでない方にもおすすめです。
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Kid?ガラパゴス?震える牛?不発弾?ナンバー?相場英雄のおすすめ書籍 まとめ
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相場英雄作品いかがでしょうか?さすがは経済ジャーナリスト、われわれの身近で起きている出来事を上手に作品に落とし込んでいます。どれもとっつきやすいものばかりですので、あらすじや作品名などでピンっとくるものがありましたら、ぜひ読んでみてください。