キャンプでのガスカートリッジの便利さ
キャンプになると、当然ながら電気はありません。そこで役に立つのが、ガスカートリッジです。私達が普段生活する上で使用するもののほとんどは電気を使用していますが、まだ電気が本格的に普及する前は、そのほとんどをガスで賄っていたのです。
キャンプの場合、基本的にはその電気が普及する前の状態とほぼ一緒になるため、意外にもガスが必要となる場面は多くあるのです。ストーブやバーナーはもちろん、明かりを灯すランタンも、ガスが必要です。しかし使い方や時間、詰替え方法や処分方法などを知らないと、大変なことが起こります。その部分さえ覚えておけば、キャンプではかなり便利なアイテムとなるのです。今回はそんなガスカートリッジの使い方や、ガスカートリッジホルダーの自作アイデアなどを紹介します。
引用: https://asset.hyakkei.me/pages/6c40a82b9379bc5777904a5325095e9e.jpg
引用: https://www.ginkawaya.com/data/ginkawaya/product/20171008_fe99ee.jpg
キャンプでのガスカートリッジの使い方:種類
ガスカートリッジといっても、実はいくつか種類があります。私達が普段スーパーなどで見かけるカセットコンロ用のガスボンベも、実はガスカートリッジの一つなのです。
また、同じガスカートリッジでも、中に入っているガスの割合などが異なります。この割合が異なると、使用時間や火力なども大きく異なるのです。もちろん種類によっては内容量も異なるため、詰め替えるときにも注意が必要です。その他にも、ガスカートリッジの種類によっては、使う場所できちんと火が付くかどうかも違ってきます。キャンプ好きの人というのは、どこでキャンプをするかなどによって種類を使い分けているのです。ガスカートリッジを使いこなすには、まずはその種類についてきちんと知ることが大事です。
引用: https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cdn.kurashi-no.jp/production/affiliates/images/000/044/709/original.?1537936269
引用: https://cdn.kurashi-no.jp/production/imgs/images/000/142/360/medium.?1522328143
キャンプでのガスカートリッジの使い方:時間と処分方法
同じガスカートリッジでも、種類によって使用時間等が異なるということは先程説明しましたが、同じ種類でも、使用する器具によって使用時間が変わってくることも知っておきましょう。
例えばストーブの場合、同じ種類でもガスを消費する量が多い場合、当然ながら使用時間は短くなり、処分感覚は長くなります。逆に消費するガスの量が少なければ、それだけ使用時間も長くなります。これはガスの種類だけでなく、ストーブなどの器具によっても時間は変わってくるのです。処分の仕方については、種類が変わっても変わるということはありません。どんなガスカートリッジでも処分方法は共通しているので、特に心配することはありません。しかし処分方法を誤ってしまうと、状況によっては大爆発を引き起こすことになります。
引用: http://mountain-equipment.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2010/04/18/powerb_6.jpg
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61053lw4z0L._SY450_.jpg
キャンプでのガスカートリッジの使い方:器具
実際にガスカートリッジを選ぶときに、多くの人はどれが良いのか迷ってしまうものです。基本的にガスカートリッジの選び方については、器具にあったものを選ぶのが基本です。これはカセットコンロを使用する際のガスボンベの選び方と一緒です。
バーナーなどの器具に適合したガスカートリッジを選ぶようにすれば、器具が故障したり、怪我をしたりするということもありません。カセットボンベの場合であれば特に問題ありませんが、キャンプ用のガスカートリッジになると、どうしても外国製のものが多いため、なかなか適合する器具がないということになりますが、コールマンなどの有名ブランドのものを選ぶようにすると安心です。
引用: https://asset.hyakkei.me/pages/2fa70e433bfd4c8af5b76e046e078ce1.jpg
引用: https://asset.hyakkei.me/pages/8e2f89148d89442db029a6042bbf14e1.jpg
キャンプでのガスカートリッジの使い方:ストーブ以外
ガスカートリッジの選び方を間違えたことが原因で重大な事故が起こったということは今のところありませんが、ストーブ以外の器具を使うときは、適合しているかどうか確認することを忘れないようにしましょう。
万が一適合していない場合は、ストーブなどの器具が故障してしまうか、ストーブなどの器具が本来の力を発揮することができないということが起こります。ストーブの場合はそのようなことはあまり起こりませんが、バーナーやランタンなどは、適合しているガスカートリッジの種類が多いため、なかなか自分が使うガスカートリッジに適合しているかどうかわからないものです。万が一わからない場合は、早めにメーカーなどに問い合わせて確認することが何よりも大事です。
引用: https://asset.hyakkei.me/pages/817b3e8a8f5bf7232e7c258e366b7fb2.jpg
引用: https://cdn.kurashi-no.jp/production/imgs/images/000/142/407/medium.jpg?1522337555
キャンプでのガスカートリッジの使い方:詰め替え
ガスカートリッジというのは、当然ながら使用するとなくなってしまいます。しかし同じ種類のものを買うのも少々面倒だと感じる人も多いはずです。そんなときは詰め替えましょう。
シャンプーなどの詰め替えと同じような感じで詰め替えができるのかと驚いた人も多いですが、詰め替え用の器具さえあれば、簡単に詰め替えができます。これなら種類の異なるガスカートリッジでも、器具との適合が合わなくなるということなくガスカートリッジを使うことができるので、詰め替えの方法を覚えておくとかなり便利です。詰め替えの際は、ガスがもれないように注意しながら行いましょう。最悪の場合、大爆発が起きることもあります。
引用: https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/6c/4eae26de56b40f758a69285a6a9c4050.jpg
引用: https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-43-09/cub1962ohv/folder/1814102/69/68168169/img_1?1369388199
キャンプ用ガスカートリッジホルダーの自作:靴下
おしゃれなキャンプ好きは、ガスカートリッジホルダーというものを持っています。これはドレスアップパーツのようなものですが、寒い場所でのキャンプなどのときでも、ガスカートリッジが冷えて固まることを防ぐ効果があるなど、意外にも役に立つ効果があるのです。
そんなガスカートリッジホルダーも、実は自作することができるのです。簡単なものだと、もう履かなくなった靴下をそのままガスカートリッジホルダーにするという場合です。キャンプ用のガスカートリッジはもちろん、スーパーなどで売られているカセットボンベでも使うことができ、履き口のゴムをうまく使えば、最小限の加工でガスカートリッジホルダーを作ることができます。
引用: https://617mi5y4.user.webaccel.jp/wp-content/uploads/2016/11/IMG_6013-695x460.jpg
引用: https://617mi5y4.user.webaccel.jp/wp-content/uploads/2016/11/IMG_6008-1-695x443.jpg
キャンプ用ガスカートリッジホルダーの自作:ダクトテープ
よりおしゃれなガスカートリッジホルダーを作るのであれば、ダクトテープがおすすめです。ダクトテープというのは、排水管やホースなどに使用する強力なテープであり、様々な用途に使うことができるため、アメリカ等海外でかなり人気のアイテムです。
様々な柄が用意されており、巻きつけるように貼るだけでガスカートリッジを模様替えすることができます。靴下と比べると保温性はかなり低くなってしまいますが、ガスカートリッジをおしゃれにアレンジしたいという人にとっては、簡単にできます。しかしガスカートリッジに直接貼ることになるため、処分するときは一緒に捨ててしまうということになってしまいます。
引用: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51jWcaiVvdL.jpg
引用: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61CbWEXCozL.jpg
キャンプ用ガスカートリッジホルダーの自作:お椀
ガスカートリッジといっても、中にはキャンプ用のガスカートリッジを使用するという人もいるはずです。アマゾンなどではガスカートリッジホルダーというものが売られていますが、せっかくなら自作でオリジナルのガスカートリッジホルダーを作りたいものです。
キャンプ用ガスカートリッジホルダー専用となりますが、お椀がかなり使えます。お椀の底の中心部分に、器具などを取り付けるための穴などを開けておけば、キャンプ用のガスカートリッジ専用のホルダーの感性です。お椀のデザインをそのまま活かしてもよし、さらにアレンジを加えたい場合は、ダクトテープなどを用いることで、より派手にアレンジすることができます。ただしカセットボンベには使うことができないので注意しましょう。
引用: https://r.r10s.jp/ran/img/1001/0004/955/959/130/710/10010004955959130710_1.jpg?fitin=200:200&composite-to=*,*|200:200
引用: http://i0.wp.com/camphack.nap-camp.com/wp-content/uploads/2016/11/1dfba8479b90a92c270025647998d2b80e695d54.54.2.9.2.jpeg?resize=340%2C453
ガスカートリッジはキャンプに必須
いかがでしたか。今回はガスカートリッジの基本的な知識や便利な使い方、さらにはガスカートリッジホルダーの自作アイデアなども紹介しました。スーパーなどで売られているカセットボンベのようなタイプのガスカートリッジは、夏のキャンプでは問題なく使用できますが、今の冬の時期では火が付きにくいなどの欠点があります。
一方でキャンプ用として売られているガスカートリッジであれば、種類によっては北海道のような極寒の地でも使うことができるので、これからガスカートリッジを購入するときは、なるべくキャンプ用のものを選ぶと良いでしょう。当然ながらガスであるため、使用するときは最新の注意を払い、くれぐれも事故を起こさないようにしましょう。
引用: https://www.andes-k.co.jp/images/hanbai-gas.jpg
引用: http://sat.x0.com/camp/equipment/alva3.jpg