【ブラック・ブレット】ガストレアって何?
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ガストレアは正体不明の寄生生物であり、蜘蛛や蛭のような形をしたグロテスクな巨大生物です。人間に寄生したり取り込んで、人間をガストレアにする最悪の生き物ですが、人体を傷つけられただけでもウイルスが一定以上の侵食率を超えればガストレア化させられてしまいます。
ガストレアウイルスの体内侵食率が50パーセントを超えると人間はガストレア化し、人間の姿を留めることなく化け物になってしまいます。人間の形を留めることなく理性も無くなり化け物に変容するその姿は、非常にグロテスクで閲覧注意なレベルですね。
【ブラック・ブレット】ガストレアの性質
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通常、生物は人間台に巨大化したとしても、元の大きさの機能を維持することは出来きません。表面を覆う外殻の厚さや強度などをはじめ、多くの機能は巨大化に伴って強化されることはあり得ませんが、ガストレアに至ってはその常識を覆してしまいます。
巨大化に伴って機能も向上し、例えば蜘蛛なら巨大化しても小さい蜘蛛と同じような機能や生命力などを持つわけです。これは、とても恐ろしい話ですね。また、ガストレアには普通の兵器は通用せず、バラニウムという特殊な金属を使用しなければ駆逐は難しいです。
【ブラック・ブレット】ガストレアの脅威
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ガストレアには普通の兵器は通用せず、警察などが使用している通常の拳銃などでは効果がありません。そのため、通常の兵器で対抗しても、拳銃レベルだったら威嚇にすらならず逆効果です。兵器が通用しないグロテスクな生き物なんて、恐すぎますね。
普通の生物であれば拳銃で十分に威嚇・殺傷は可能でしょうが、ガストレアは分厚い外殻だけでなく驚異的な再生力を持っているため、中途半端な兵器ではダメージを与えることができません。特に強いガストレアになると、爆弾レベルの兵器でも無傷です。
【ブラック・ブレット】ガストレアのステージ
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ガストレアは通常、人間に寄生したり、人体にダメージを与えてガストレア化させることで増殖していきます。この方法で生まれたガストレアはステージ1から始まり、ステージ2・ステージ3を経てステージ4で完成します。ステージ1でも拳銃などが効かないレベルですが、ステージ4になると軍隊でも壊滅させられるレベルです。
しかし、この通常のガストレアとは全く別の経緯で誕生した正体不明のガストレア、ステージ5のガストレアも存在します。ステージ5に関しては正体が不明で、ネタバレ考察しようにも原作も刊行がストップされており情報も曖昧なため、ネタバレ考察しきれない所がありますね。
【ブラック・ブレット】ガストレアの正体を考察
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原作が刊行ストップしていて、情報の少なさからガストレアのステージ5のネタバレ考察は確実なネタバレ考察にはならなそうですが、わかっているだけの情報だけで説明すると、ステージ5のガストレアは10年ほど前に突如ガストレアが出現した時から存在する初期のガストレアで、元々は11体いて世界を滅ぼしていったようです。
そして、そのステージ5のガストレア、アルデバランは、「七星村」という10年ほど前に地図から消えた村と関係があることがわかっています。そのことから考察すると、ステージ5のガストレアやアルデバランは、七星村の人々が何らかの理由で変化した姿なのかもしれません。
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【ブラック・ブレット】ガストレアの弱点
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圧倒的な生体機能により爆発的に増殖してしまったガストレア。もし、人類が絶命して、ガストレアのような巨大でグロテスクな生物だけが地球上に覆いつくされたとしたら恐怖ですね。ガストレアに関しては、作者の神崎先生も少なからずゾンビを意識したような旨を語っていますが、バイオハザードのような世界観で恐すぎます。
そんなガストレアですが、全く弱点が無いわけではありません。先ほど軽く前述した通り、バラニウムという特殊な黒い金属を嫌い、バラニウムには近づこうとしません。そのため、人類はバラニウムで出来た巨大な建造物「モノリス」を都市の周辺に建設し、ガストレアの被害を最小限に留めています。
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【ブラック・ブレット】ガストレアへの対抗手段①
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ガストレアは前述したバラニウムという黒い金属を弱点としていますが、バラニウム製の弾丸で撃たれると外殻の再生力よりダメージの方が上回るため、ダメージを与えられます。主人公の里見蓮太郎(さとみれんたろう)は、このバラニウム製の弾丸を使った銃でガストレアに対抗していますね。
しかし、バラニウム製の弾丸でも拳銃レベルの威力だとステージ1のガストレアを倒すのにも一苦労。遠距離から安全に、体力を使わずに攻撃するには良いですが、絶対的なダメージを与えるにはバラニウム製の弾丸では少々威力に劣ります。
【ブラック・ブレット】ガストレアへの対抗手段②
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ガストレアへの対抗手段はバラニウム製の弾丸だけではなく、「新人類創造計画」という人間を機械化するプロジェクトで生まれた機械化兵士も有効です。主人公の里見蓮太郎は、この新人類創造計画で生まれた機械化兵士の一人で、実際はメチャクチャ強いです。
この機械化兵士は、蛭子影胤(ひるこかげたね)のように全身の殆どを機械化した人間もいますが、蓮太郎のように左目・右腕・右脚だけを機械化した人間もいます。そして、蛭子影胤はガストレアに対する防御力を、蓮太郎はガストレアを倒せる攻撃力を得ました。ステージ4以降の強力なガストレアに対しては、バラニウム製の弾丸より機械化兵士の直接攻撃の方が有効なケースが多いです。
【ブラック・ブレット】ガストレアへの対抗手段③
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ガストレアへの対抗手段で基本的に最も有効なのは、「呪われた子供たち」の力です。呪われた子供たちとは、胎児だった時、母親の口から入ったガストレアウイルスが蓄積した結果誕生した、ガストレアの力を持つ人間のことです。ガストレアは出現してから10年ほどしか経っていないため、呪われた子供たちは一番年齢が高い世代でもまだ10歳くらいです。
呪われた子供たちは高い身体能力、もしくは知能を持っていますが、その存在は大衆には忌み嫌われ、母親に捨てられてしまうことが多いです。捨てられてた子供たちは廃墟で暮らしていくか、民間警備会社に雇われ「イニシエーター」としてガストレアを倒すかに分かれます。
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【ブラック・ブレット】ヒロインの藍原延珠の正体
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ブラック・ブレットのヒロインである藍原延珠(あいはらえんじゅ)も呪われた子供たちの一人ですが、彼女はイニシエーターとして蓮太郎がパートナーに選び、蓮太郎と共に天童民間警備会社で働いています。その戦闘力は高く、イニシエーターとして非常に優秀で、ただの蹴りや突きだけでステージ1クラスのガストレアなら一撃で倒す程です。
他には、金髪碧眼の美少女ティナ・スプラウトも呪われた子供たちの一人で、その戦闘力は延珠を殺しかけたほど高く、作中でもトップクラスのイニシエーターですね。呪われた子供たちはガストレアに対抗する最善の手段なので、大衆は呪われた子供たちに感謝すべきなのですが、呪われた子供たちに好意的なのは一部の良心的な人間だけです。
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【ブラック・ブレット】ガストレアの正体は明かされるのか?
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非常に魅力的なキャラクターと世界観で構成されているブラック・ブレットですが、原作が7刊でストップしているため、この後ガストレアの正体が明かされていくのかは不明ですね。七星村が既にネタバレに近いキーワードで、ガストレアの正体はなんとなく想像はつきますが、完全なネタバレではないので、本当は想像を超えた真実があるのかもしれません。
また、ガストレアウイルスは初期の頃はデビルウイルスと呼ばれていた記録が隠匿されていたため、政府は何か隠していることは間違いありませんね。面白い作品なので、神崎先生には新刊を書いていただき、伏線のネタバレをしていってほしいと心から願います。
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