【ブラック・ブレット】蛭子影胤は仮面が特徴的
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見ればわかる話ですが、蛭子影胤(ひるこかげたね)は仮面が特徴的なキャラクターです。明らかに不気味な印象がありますが、蛭子影胤はその印象を裏切らない得体の知れない人物ですね。全体的に奇術師のような恰好をしていて、確かに色々トリッキーな人物です。
蛭子影胤は作中で仮面の下の素顔を見せたことがなく、その素顔を見た者はいません。仮面の下の素顔は娘の小比奈ですら見たことがあるのか疑問なくらい、仮面がハマっていますね。仮面の下に見える不気味な眼差しからは、素顔も人を畏怖させる不気味な表情をしているのでしょう。
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【ブラック・ブレット】蛭子影胤のキャラクター性
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蛭子影胤のキャラクター性は基本的に外見通りで、素顔を仮面で隠しているキャラクター性通り、かなり行動がミステリアスです。発言も謎を投げかけるようなものが多く、直情的な主人公、里見蓮太郎(さとみれんたろう)は、蛭子影胤の意味があるわからない言動にイライラすることが多いです。
また、蓮太郎のことは気に入っているようですが、その上で殺しにかかったり、その後はステージ5のガストレア「アルデバラン」との戦いでは仲間として良い働きをしたりと、行動が気まぐれで破綻しています。そういう意味でも、ハンターハンターのヒソカに似たキャラクターかもしれません。
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【ブラック・ブレット】蛭子影胤の娘「蛭子小比奈」
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蛭子影胤には娘がいて、名前は蛭子小比奈(ひるここひな)です。ガストレア因子を体内に宿した「呪われた子供たち」の一人で、元はイニシエーターでした。その戦闘力はヒロインの藍原延寿(あいはらえんじゅ)ですら「勝てるかわからない」と言った程。影胤の娘だけあり戦闘狂で、二刀の小太刀を武器にして接近戦を得意とします。
「斬ってイイ?」が口癖で、影胤に了承を得れば相手を殺しにかかります。手練れである延珠のことを非常に気に入ったようで、延珠を見れば斬りたがっています。
【ブラック・ブレット】蛭子影胤の戦闘力
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蛭子影胤は「新人類創造計画」というガストレアに対抗するための機械化兵士で、全身の殆どを機械にしています。主人公の里見蓮太郎(さとみれんたろう)も左目・右腕・右脚を機械化していますが、蛭子影胤の場合は内臓まで機械化しているので人間やめているレベルです。
特に蛭子影胤の強さは「斥力フィールド」と呼ばれる防御壁が強力で、このフィールドにより銃弾は一切届きません。もともと機械化して並の攻撃が通用しない上に、斥力フィールドまであるので、まさに鉄壁の防御です。
【ブラック・ブレット】蛭子影胤の戦闘力:続
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圧倒的に硬い防御力を誇る蛭子影胤ですが、徒手格闘でも天童式格闘術を修得した蓮太郎が手も足も出ないくらい強いです。また、背後に現れた警官を視認することなく射殺する銃の腕前もあり、作中でも高い戦闘力を誇っていますね。
一流のプロモーターとイニシエーターが集まっている集会にも小比奈と共に姿を現しましたが、誰にも気づかれないで侵入した強者です。元はIP序列970位の上位0.5パーセント以内に入る一流のプロモーターでしたが、強さだけで言えばもっと上かもしれません。
【ブラック・ブレット】蛭子影胤の娘の小比奈の戦闘力
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蛭子影胤が強いのはもちろんのことですが、小比奈も蛭子に匹敵する程の強さで、戦闘力で言えば延珠と同等クラスです。作中において延珠と小比奈は完全に互角であり、どちらかが有効打を与えたことはありませんでした。しかし、小比奈は二刀の小太刀で戦うため、刀が折れたりすれば延珠に分があるでしょう。
【ブラック・ブレット】蛭子影胤の目的は?
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蛭子影胤の目的は、簡単に言えば戦うことです。「新人類創造計画」により身体を機械化し、ガストレアを殲滅することことを宿命づけられた蛭子影胤は、戦うことでしか存在価値を証明できないと考えているわけですね。その戦闘狂ぶりは、外見も相まって尚更ハンターハンターのヒソカと被りますね。
目的を果たすためには蛭子影胤は人類がどうなっても構わないようで、ステージ5のガストレア「スコーピオン」の召喚のために必要な「七星の遺産」を強奪し、それで東京エリアを壊滅させようとしました。10年前に起こったガストレア戦争を再開させることで、戦闘が目的につくられた自分の存在意義を満たしたい、という超利己的な人物ですね。
【ブラック・ブレット】蛭子影胤が仲間に?!
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蓮太郎を何度も殺そうとした蛭子影胤ですが、スコーピオンの一件で蓮太郎に敗北した後は海底に沈んで死亡したかと思われていました。しかし、ステージ5のガストレア「アルデバラン」が東京エリアに侵攻してきた時、単独行動を余儀なくされた蓮太郎の命を救い、一時的に仲間になりました。
それ所か、アルデバランと共に強力なガストレアとして蓮太郎たちを苦しめていた、ステージ4のガストレア「プレアデス」を、蓮太郎と共に倒してくれるなど、かなり太っ腹な活躍をしてくれましたね。敵だと厄介な相手ですが、味方になると心強いです。
【ブラック・ブレット】蛭子影胤の素顔について
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蛭子影胤は、作中で一度だけ仮面を外したことがありました。しかし、蓮太郎に背を向けていたので、素顔がどうなっているかはわかりませんね。
「素顔を見たいか?」と尋ねる蛭子影胤でしたが、蓮太郎は「いや」っと一言。それに対して蛭子影胤は「正解だ。見たらきっと後悔する」と言った後に、「この仮面の下にあるのは、君の顔だよ」とつぶやきました。これは、本当に蓮太郎と同じ顔だという意味なのか、君と私は同類だと言いたかったのかはわかりません。しかし、素直に考えたら後者ではないかと思いますね。
【ブラック・ブレット】蛭子影胤の名言はこれしかない!
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ステージ5のガストレア「スコーピオン」の進行で壊滅の危機に瀕した東京エリアで、再び蛭子影胤と対峙した蓮太郎。過去に二回、蛭子影胤に敗北している蓮太郎でしたが、今度は本気度が違い蛭子影胤の斥力フィールドを破って顔面にダメージを与えました(なんで初戦ではダメージを与えられなかったんだ笑)。
その力に驚愕する蛭子影胤でしたが、あまりのダメージに嬉し笑いをしないがら名言を吐きます。「私は痛い! 私は生きてる! 素晴らしきかな人生!! ハレルーヤ!!」。これは、蛭子影胤の最大の名言ですね。アニメでこの名言を聞いたらインパクトのある名言で、自分も怪我をした時に使ってみようかなと思えた名言ですね(笑)。
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【ブラック・ブレット】蛭子影胤の声優は小山力也さん
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蛭子影胤の声優は小山力也(こやまりきや)さんです。小山さんはもともとは海外映画の吹き替えを中心にやっていた声優でしたが、2000年以降はアニメの声優も務めるようになりました。小山さんは特徴的な声優なので、多くの名脇役の声優を演じていますね。
『名探偵コナン』の二代目の毛利小五郎(もうりこごろう)の声優もやっておられ、キャリアの長いベテラン声優です。蛭子影胤の名言「ハレルーヤ!!」はクセになる名言ですが、このセリフが名言になりえたのも小山さんの力によるものでしょう。
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【ブラック・ブレット】蛭子影胤まとめ
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非常に印象的なキャラクターの蛭子影胤ですが、原作が7巻でストップしているため続きが気になります。そして、蛭子影胤も良いですが、やはり娘の小比奈が可愛いですね。原作の新刊が発売されることを期待して、蛭子親子の更なる活躍をみたいです。