【おそ松さん】麻雀ネタの1期21話を徹底解説!:アニメ『おそ松さん』
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『おそ松さん』は、赤塚不二夫原作漫画『おそ松くん』の六つ子が大人になった、という設定で制作されたテレビアニメです。個性豊かなキャラクターに成長した六つ子が、『おそ松くん』のリメイクストーリーのみならず、現代の他作品のパロディなどにも果敢に踏み込み、時々物議を醸します。
【おそ松さん】麻雀ネタの1期21話を徹底解説!:アニメ『おそ松さん』六つ子紹介
アニメ『おそ松さん』:松野おそ松
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『おそ松さん』の主人公である六つ子の長男。小学生のままメンタルが成長していません。
アニメ『おそ松さん』:松野カラ松
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『おそ松さん』の主人公である六つ子の次男。常に自分の世界に浸っているナルシストです。不憫体質。
アニメ『おそ松さん』:松野チョロ松
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『おそ松さん』の主人公である六つ子の三男。真面目でツッコミ気質なアイドルオタクです。
アニメ『おそ松さん』:松野一松
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『おそ松さん』の主人公である六つ子の四男。自分への評価が低い、猫好きコミュ障です。
アニメ『おそ松さん』:松野十四松
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『おそ松さん』の主人公である六つ子の五男。何を考えているかわからないけど、とにかく元気です。
アニメ『おそ松さん』:松野トド松
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『おそ松さん』の主人公である六つ子の六男。甘え上手な末っ子。可愛いけどあざといです。
【おそ松さん】麻雀ネタの1期21話を徹底解説!:アニメ『おそ松さん』1期21話『麻雀』
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『おそ松さん』1期21話Aパート『麻雀』。『おそ松さん』に登場する六つ子たちが麻雀をする話です。自宅でやる気軽な麻雀が始まるかと思いきや、なかなかガチで、正直麻雀に詳しい人じゃないと、この回の台詞はほとんど呪文に聞こえます。
麻雀は四人でやるゲームなので、最初はおそ松、チョロ松、十四松、トド松が参加します。松野家の麻雀は「起家(親)」チョロ松で始まりました。
最初にリーチしたのはおそ松。チョロ松、十四松、トド松は、それぞれの捨て牌から、おそ松の手役や自分が取るべき手に考えを巡らせます。麻雀に対する考え方がガチ過ぎて、普段のゆるさはどこに行ったという具合です。特に十四松は、実は頭いいんじゃないの?と一瞬錯覚しそうになるほどでした。
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麻雀中は、見学をしているカラ松が、兄弟たちの麻雀の打ち筋を解説し、最終的に自分の麻雀の打ち筋も解説してくれます。その解説によって、六つ子の麻雀の弱点が次々と明らかになります。
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一巡し、それぞれがそれぞれの弱さを露呈させたところで、卓を離れていたおそ松が麻雀に戻り、真剣勝負を持ちかけます。他の兄弟たちもそれにノリ、再び麻雀開始。ここからおそ松が怒涛の連荘を見せ、他の兄弟は愕然とします。あまりにおそ松ばかりがアガるので、他の兄弟たちのテンションがだんだんおかしくなってきました。
負けすぎたせいか「現物牌(安全だとわかっている牌)」が通っただけで大喜びしたり、白という何も書いていない牌に他の牌を書くというイカサマをしてみたり、ありえない手役を勝手に作ってアガりを宣言してみたり、もはやルールも何もありません。最終的には裸になってしまいます。
おそ松だけを取り残した状態で他五人がぶっ壊れ、麻雀はめちゃくちゃになってしまいました。これにはおそ松も「もうお前らとは二度と麻雀やらないから!」とキレて終わります。
【おそ松さん】麻雀ネタの1期21話を徹底解説!:アニメ『おそ松さん』おそ松の打ち筋
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異名は『オーラス知らずのおそ松』です。
揃いにくい手だろうがリーチできる状態であればがんがんリーチするし、他人がリーチしても逃げに入りません。勝つか負けるかが極端です。ギャンブラーですね。故に「トビ(点数が無くなる)率」100%と言われています。「オーラス(ゲームの終わり)」を待たずに点数が無くなってしまう打ち筋なので、この異名が着きました。
【おそ松さん】麻雀ネタの1期21話を徹底解説!:アニメ『おそ松さん』カラ松の打ち筋
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異名は『不和了(ノーホーラ)のファンタジスタ、カラ松』です。
点数を取るために揃えやすい手役を作るのではなく、自分が美しいと思う手役を作ろうとします。さすがナルシストですね。「不和了(ノーホーラ)」とは、一度もアガれないままゲームが終わることです。満足のいく手役を作るのに必死で、勝負には勝てないんですね。アガれれば格好いいでしょうが、実際このやり方で打つとなると多分相当しんどいのではないでしょうか。
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【おそ松さん】麻雀ネタの1期21話を徹底解説!:アニメ『おそ松さん』チョロ松の打ち筋
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異名は『ノーリターンなオープンリーチ、チョロ松』です。
運などは信じない理論派です。状況を分析してイケると思えば攻めるし、無理だと思えばせめて直撃されないように手を考えることができます。ですが、自分に必要な牌が目に出てしまうため、作ろうとしている手役が読まれてしまいます。
オープンリーチとは、自分の手役を晒してかけるリーチです。当然誰もアガリ牌を出してくれるわけがありません。状況にもよりますが、大体は自分自身で必要な牌を引く「ツモ」にかける必要がありますね。そのかわり、アガることができれば普通のリーチより点数は高くなります。
ただし、チョロ松は意図してオープンリーチをしているわけではありません。なので上がったとしても点数は通常リーチでの点数。故に「ノーリターンなオープンリーチ」なのです。
【おそ松さん】麻雀ネタの1期21話を徹底解説!:アニメ『おそ松さん』一松の打ち筋
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異名は『卓かえしの一松』です。
一松の麻雀の打ち筋は、とにかく異様です。異様で何を狙っているか読むことが難しいのですが、それでも普通に負けてしまうのが残念ですね。負けて機嫌が悪くなり、キレた結果卓をひっくり返すのは、何をするかわからない一松らしいといえばらしいかもしれません。
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【おそ松さん】麻雀ネタの1期21話を徹底解説!:アニメ『おそ松さん』十四松の打ち筋
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異名は『フリテンの暴君、十四松』です。
安手を積み重ねてツキを引き寄せる打ち筋です。ただし、十四松はツキを呼ぶことはできますが、それによってテンションが上がるとチョンボ、つまりは反則をしてしまいます。「フリテン」とは反則のひとつで、自分でアガリ牌を捨てているのに、それを忘れて他の人が捨てたアガリ牌でアガることを意味します。
【おそ松さん】麻雀ネタの1期21話を徹底解説!:アニメ『おそ松さん』トド松の打ち筋
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異名は『ベタオリの貴公子、トド松』です。
トド松は「鳴き麻雀」というスピード重視の打ち筋です。上手くいけば、相手の勝負手を潰すことができる手なのですが、トド松はメンタルが弱く、自分以外がリーチになると、途端に逃げ腰になってしまいます。
「ベタオリ」という、自分がアガるための手役を揃えることは諦め、とにかく直撃を受けないように逃げる打ち方になってしまうのです。麻雀の戦略のひとつなのですが、トド松はちょっとビビりすぎです。
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【おそ松さん】麻雀ネタの1期21話を徹底解説!弱いのは誰?:まとめ
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『おそ松さん』の六つ子の中で、誰が一番麻雀が弱いかですが……誰が一番というか、皆それぞれ弱いこということがわかりましたね。
ただ弱いだけじゃなく、それぞれの性格がよく出た弱さなのが面白いです。強いて言えば、カラ松の打ち方だと実際の麻雀ではしんどいでしょうね。逆に十四松のような安手で上がっていく打ち方は、本当にツキを呼び込むことが多いので、チョンボさえなければ意外と強いかもしれません。
『おそ松さん』のこの話を見ると、無性に麻雀がやりたくなりますね。このお話をきっかけに、麻雀をはじめてみるのもいいかもしれません。21話がより深く理解できるようになりそうですね!