SAOにおける鍛冶屋リズベットとは？
初登場は原作2巻の外伝から登場しており、基本的に赤を基調とした服装をしています。最初から鍛冶屋を営んでいるリズベットは、言葉通り仲間達の武器に関することで全てを通してサポート。本人も戦うこともできて、メイスの扱いは熟練されたものとなっています。
アニメ1話に登場していた時には髪の色が茶色に近かったのですが、現在のようなピンク色へ。そして、キリトが持っている剣はリズベットが作った一振りであったり、親友でもあるアスナの剣もまた彼女の渾身の一振りとなっています。
SAOのゲーム内からリアルへ行くと篠崎里香へ
リズベットがSAOのゲームから抜け出し、リアルに戻ると篠崎里香という少女へ。本編開始時における篠崎里香の年齢は15歳。誕生日は5月18日。デスゲームが終わり、リアルに戻った後は学校は帰還者を集めた学校へ。ダイブ前の事に関しては童顔で真面目だけが取り柄だった普通の中学生だったと語っています。
覚醒後のALO事件後、キリトから連絡をもらいアスナと再会。ゲーム内で親友だったアスナとの再会に喜ぶ様子が見られます。そして、リアルでもゲームで出会った人達とも仲が良いところが見えており、シリカ（綾野珪子）とも仲が良いところが分かります。
SAOにおけるリズベット（篠崎里香）とアスナ（結城明日奈）の関係
リズベットの鍛冶屋へと武器の手入れを依頼していた最強クラスのランカーだったアスナ。実はリズベットがアインクラッドでも有名な鍛冶屋としているのは、彼女のお陰でもあります。アスナと出会ったことで、リズベットのアバターに関してのアドバイスをもらい、髪や衣装などアスナのセンスで選ばれました。それから鍛冶屋の売り上げが倍増したり、アスナへの剣が彼女渾身の作品といったことから2人が非常に仲がよい親友だと分かります。
リズベット（篠崎里香）からキリトへの想い
リズベットが鍛冶屋をしていたのはアインクラッド第48層リンダースです。そこでかなり無茶をしたうえで店を購入して鍛冶屋を営んでいました。キリトが自分の店へとやってきた際に彼の力量を知らずに渡した渾身の武器を破壊されてしまいます。そして、キリトを見返すためにと一緒に素材を取りに行くこととなりますが、自身のミスで危険に陥り、そこをキリトに助けられたことで彼の優しさに触れたことでリズベットは人恋しさを思い出し、キリトへと惹かれて武器の完成後に彼に告白をしようと決めます。そして、キリトの剣「ダークパルサー」を完成させた時にアスナが現れ、2人の関係に気付くとそのまま身を引くことを決めました。
親友であるアスナから好意を持っている人を奪ってはいけないという気持ちが見え隠れするリズベット。しかし、この失恋をした後に「現実に戻ったら第二ラウンド、するからね」と言っており、この失恋を前向きにとらえているところが彼女らしいと言えます。
SAO内の鍛冶屋としてのリズベット
鍛冶屋としての能力はアインクラッドでも折り紙付き
全編通して鍛冶屋としての役割をしていたリズベット。アインクラッド編ではその優秀さがうかがえます。アスナは最強ではないかと言われるほどの上位ランカーであり、しばしばリズベットに武器を見てもらったりしている場面があります。そういった最強プレイヤーと言われるほどのアスナが手入れなどを依頼しているリズベットは、他の上位ランカーたちにも依頼をされているのではないかと考えられ、どれほど優秀な鍛冶屋だったのかというのが想像がつつきます。
リズベット（篠崎里香）のSAOでの名言1
原作2巻のリズベットの言葉に「心を感じること――現実世界でも、この仮想世界でも、それだけが唯一の真実なんだ。」というものがあります。SAOにおけるゲーム内は精神をゲーム世界へ行かせることでなりたっている世界です。そんな中でリズベットはリアルであろうとも、ゲームであろうとも自分が感じるものは真実なんだということを言っています。
リズベットの言葉は必ずしも正解ではないかもしれませんが、間違っていると言い切る事もできません。デスゲームという中に精神だけ取り残された彼女が感じたのは、親友となったアスナへの想いや、キリトへの好意の気持ちなど多く感じたことがあったと思います。リアルに戻った篠崎里香を見てみると、そのように感じたことは、言葉通り真実だったのかもしれません。
リズベット（篠崎里香）のSAOでの名言2
アニメSAOの第7話ではリズベットが「あたしも……あたしもね、ずっと探してたんだ。この世界での、ほんとの何かを。あたしにとっては、あんたの手の温かさがそれだった」とそうキリトへ言っている場面があります。これは鍛冶屋として頑張っているリズベットでしたが、元に戻れない寂しさや人恋しさを忘れていた彼女がキリトの優しさによって、こういった事を思い出させてもらった場面です。
結果としてはキリトとアスナの関係に気づいてしまい、失恋という形になってしまうリズベット。しかし、こういった気持ちを思い出したからこそ、デスゲームに強制参加させられてしまったことに対する不安や寂しさなどをしっかりと克服できるようになったのかもしれません。
SAOのリズベットこと篠崎里香担当の声優は高垣彩陽さん
アニメでのリズベット（篠崎里香）の声を担当しているの声優のは高垣彩陽さんです。1985年10月25日生まれの東京都出身で、「あやひー」などの愛称で親しまれています。2006年声優デビューをして正統派ヒロインや暗殺者などの幅広い役をこなしおり、「TARI TARI」坂井和奏役、声優ユニットスフィア全員で出演した「夏色キセキ」水越紗季役などをしています。
声優ユニットのスフィアのメンバーとして歌もうたっている高垣彩陽さん。声優の世界の中でもその歌唱力には定評があり、出身の武蔵野音楽大学で声楽を専攻していたということからきています。声優ユニットのスフィアとしてではなく、声優高垣彩陽としてソロとしても活動をしていたり、キャラクターソングは声優の特権とインタビューで発言してるところから、歌に対する強い想いが伝わってきます。
声優高垣彩陽さんが歌うSAOリズベット（篠崎里香）のキャラクターソング
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歌唱力が高い高垣彩陽さんが歌うリズベットのキャラクターソングは「Cheer!Tear?Cheer!!」という曲。元気なリズベットのイメージそのままの曲調に、キリトへの想いも出ているかのような歌詞です。そして、キャラクターソングに熱い思いを持っている高垣彩陽さんだからこそ、リズベットや篠崎里香のイメージを全く崩すことなく歌い上げています。
ソロで歌う「Cheer!Tear?Cheer!!」以外にも、愚痴を言いあうような仲のシリカとのデュエット曲「Party-go-round」もありますので、リズベットが好きな方はチェックしてみましょう。
SAOツンデレ鍛冶屋リズベットこと篠崎里香のまとめ
強い少女に見えながらも、やっぱり年相応の弱さを見せつつ恋と失恋をしたリズベットこと篠崎里香。そんな元気で前向きなところが彼女のよさとなっています。時々みせる切ない表情や、キリトとアスナの関係をシリカと愚痴っていたりするところから女の子らしさやかわいいところが見えてくるリズベット。シリカと同じく出番に関してネタにされることもありますが、これから大活躍をする場面が出てくることを期待しています。
