SAOでの侍クライン
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SAO内にてキリトが正式サービスになってから一番最初に出会ったのがクラインです。女好きなところもありますが、重要な部分では漢気を発揮してくるというかっこいい一面も。しかし、そんな女好きの一面からSAOの女性陣から冷たい目で見られることもあります。こういった場面がSAOで見られることもありますが、嫌われるということがないのはクライン自身が信頼されているからこそなのかもしれません。
SAOでの見た目はバンダナに赤い髪。最初は長髪で髪を下ろし曲刀を装備していましたが、後に髪も上げてメインの武器を刀へと持ち替えて本格的に侍の姿という現在の姿へ。SAOを抜け出してALOに行った際にも刀を装備しており、刀に関することに対してこだわりがあるのかもしれません。
SAOのクラインはリアルで壷井遼太郎
クラインがSAOのゲームから抜け出してリアルへ戻ると、輸入商社に勤めている壷井遼太郎となります。SAOの末期では24歳になっており、帰還した後にその会社へと復職。SAOの作品内で社長のことが嫌いなのか悪口を言うこともありますが、本人は真面目に働いています。SAOのゲーム内でも酒を飲んでいるところがありましたが、リアルでもそれは健在のようです。
ただクラインの本名である壷井遼太郎という名前は電撃文庫版のSAOでは明かされていません。原作のWeb版やゲームではその名前をつけられていることから、文庫版の原作を読んでいる人から名前をしばらく忘れられたこともあったそうです。しかし、18巻のキャラクター紹介では「壷井遼太郎」という名前が出ており、しっかり紹介されています。
SAOギルド『風林火山』のリーダークライン
フルダイブのネットゲームがSAOで初めてのクラインは、キリトの指南してもらい別れた後にギルドを立ち上げます。そのギルド名は『風林火山』。ここもまた侍の風貌をしているクラインらしい戦国時代の武田信玄にちなんだ名前です。このギルドも弱小というわけでもなく、SAOにおける大手のギルドと渡り合えるほどのギルドとなっています。
クラインはこのギルドのリーダーをしており、ここでも仲間思いの部分を見ることができます。現にギルドのメンバーをSAOクリアまで1人も死ぬことなく、75層の決戦まで守り抜き生還。こういったところはキリトからも尊敬されており、彼自身のゲーム内での強さや人間性が伝わってきます。
SAOにおけるクラインの強さと装備
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SAOでクラインの使っている武器は刀であり、防具もまたギルド名の『風林火山』とつけたように赤備えの防具を身に纏っています。ギルドメンバーを1人も欠くことなく前線で戦い続けてきたことを考えると、上位ランカーだったのかもしれないということが考えられます。攻略組最高クラスのギルド『聖竜連合』とも対等に渡り合ったりと、ゲーム内でも重要な人物と言えるかもしれません。
SAOのゲーム開始時からクラインはずっと生き残っていることで、パーティーの指揮官としても優秀です。年長者からの経験なのか、それらを生かして指揮をしている様子が見られます。そして、本人は最初キリトに指南を仰いでいたりと頼りない部分が最初はありましたが、その後にキリトの援護としてギルド『聖竜連合』のメンバーとデュエルをしたときにはそれを撃退。確実に成長をし続け、クライン自身も強いということがわかります。
SAOの中でも女好きのクライン
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本人自身も強く、仲間達を守り抜く漢気のあるクライン。しかし、SAOではコメディーチックな場面も多く三枚目の女好きが目立つクライン。アスナと出会った時には「クライン24歳独身、恋人募集」と言ってキリトに殴られるシーンも。アイドルという人たちにめっぽう弱い様子。しかし、実はマイナス面だけではなく、SAOからALOに移ったさいにクエスト成功へ導いたことがあります。
エクスキャリバーを獲得するクエストを受けたクラインたち。牢獄に女性がおり皆はそれが罠だと言っていましたが、「女性を見捨てることは信条に反する!」という漢気(?)を見せたクラインはそれを無視して牢獄から出してしまいます。しかし、クラインが牢獄から出したことでクエストをクリアーすることに成功。こんなところで女好きが役に立ちました。
SAOから帰還後のALOで刀を持つサラマンダークライン
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SAOから帰還後もキリトたちの仲間として登場するクライン。サラマンダーという種族となって、再び刀を持って戦っています。侍たるもの、魔の一文字ついたスキルは取らないというこだわりを持って完全に「脳筋」と言われるスタイルです。しかし、ステータスは力寄りのキリトとは違って刀の切れ味を考えて敏捷に振っているなど流石侍といったところです。
ファントム・バレット編でのクライン
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このファントム・バレット編に関してクラインは大きく動いているという場面がありません。しかし、クラインがBoB本戦を中継で見ているときにラフコフの生き残りということに気付きます。死銃の雰囲気や口調だけで気付くクラインは観察力もあり、元々の壷井遼太郎という人物が頭の回転も速いということが簡単に想像できます。SAOやALOでは力一辺倒に見えるクラインもこういった頭の回転のよさを考えると、文武両道なのかもしれません。
SAOクライン担当の声優は平田広明さん
平田広明、人気声優の仕事観「とことん夢を見させてあげたい」 | ニコニコ ... - ニコニコニュース: ニコニコニュース 平田広明、人気声優の仕事観「とことん夢を見させてあげたい」 | ニコニコ ... ニコニコニュース アニメ『ONE PIECE』のサンジ役や『TIGER &… https://t.co/Haw9JLz0Bb pic.twitter.com/TNsYkUfMVy
— 攻殻機動隊報道部 (@kokakuproject) March 9, 2018
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アニメSAOでクラインの担当声優は平田広明さんです。平田広明さんは他にも「ワンピース」サンジ役、「TIGER & BUNNY」ワイルドタイガー及び鏑木・T・虎徹役をしています。この他にも「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのジャック・スパロウ役などアニメ以外でも吹き替えをしているベテランの声優です。
元々は舞台俳優だった平田広明さん。舞台俳優をしているときに声優に興味がないかと誘われたことがきっかけで声優の世界へ飛び込んだそうです。声優として非常に人気のある平田広明さんですが、多くの賞を獲得していたり、2017年に放映されたテレビ番組「人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP」では25位に選ばれるなど、本職のかたからも演技力を認められているのが分かります。
クライン好感度トロフィー
クラインも他のキャラクターと同じくSAOのゲームに登場しています。インフィニティ・モーメントではアニメや原作のような侍の姿をしており、ヒロインたちよりも扱いは悪いですが、能力が高くなっています。そして、唯一のサラマンダーというポジンションでもあります。
この他にもSAOのゲームであるホロウ・リアリゼーションやフェイタル・バレットにも登場しているクライン。しかし、ホロウ・リアリゼーションではクラインの好感度を上げることでもらえるトロフィーが存在します。添い寝をすることができたり、添い寝をしながら会話ができたりと、クラインファンならば1度は見ておいて損はないかもしれません。
SAOにおける侍クラインのまとめ
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SAOでのクラインはただの女好きの三枚目、というイメージの人も多かったのではないでしょうか。実はやるときはやる男であり、皆に信頼されている男、それがクラインこと壷井遼太郎。SAOからずっとゲーム内で侍を貫き通す心意気やギルドリーダーとして仲間達を引っ張り、メンバーを守り切る強さもあります。そしてファントム・バレット編でのラフコフの生き残りだということに真っ先に気付く頭の回転のよさ。クラインという名脇役がいるからこそ、SAOにおけるメインキャラクターたちが引き立っているのかもしれません。