フランスへの一人旅のリスク
日本人は安全に関してはとても心配症な国民です。フランスに一人旅をしたい本人やご両親や家族まで『大丈夫なの』と言います。危険なリスクを整理してみました。
1、まず命にかかわる様な犯罪ではなくスリや置き引き窃盗などです。観光地ではスキの多い日本人はカモにされます。
2、犯罪者や不良少年が多い地域があります。郊外の低所得者が住む地域で、ジプシーや移民も多い地域です。
3、テロリストの犯罪。2017年のシャンゼリゼ通りの銃撃戦などまだ、記憶に新しいです。
フランスへの一人旅リスクへ対策1スリや窃盗犯対策
引用: https://matome.naver.jp/odai/2141128432225839501/2143428499272645703
スリや窃盗犯に狙われないような対策を取りましょう。特に貴重品が入っていると一目でわかる様なバッグをふらふら持ち歩くことはやめましょう。貴重品は身に付けて、お化粧品などはバッグを袈裟懸けにし、スキを見せないような行動を取りましょう。携帯スマホの写真撮影も周りの危険度を察知して、安全な場所で取りましょう。地下鉄に乗っていて発車間際にバッグをひったくられドアーが閉まって窃盗集団はニコニコ笑っていた現場を見ました。危険を察知し、狙われないことが一番。
フランスへの一人旅リスクへ対策2危険な地域対策
引用: http://sakaotoko.com/wp-content/uploads/2017/01/paris-map-20170114-small-min.png
危険な地域には近づかないことが一番です。特に周辺部の18区、19区、20区。できれば10区も避けたい。安いツアーのホテルは郊外の危険地域にある場合があります。ホテル位置は必ずチェックしましょう。また安心な地域でも人通りの少ない通りを夜間女性一人で歩くことは危険でとても心配です。やめましょう。一人旅とはいえ仲間やガイドのいるツアーを選択するのが賢明です。もし私の娘がどうしてもパリに行きたいと言ったら予算がかかっても安心なツアーを選ぶよう勧めます。
フランスへの一人旅リスクへ対策3テロ対策
テロへの対策は万全と言えるものはありません。唯一対策としてはしっかりとした現地に精通したガイドが付くツアーに参加することです。また、予約もギリギリまで待って、キャンセル条件の確認をしましょう。旅行の保険にもテロ対策がオプションであります。テロにあった場合のトラブルに対し、帰国のチケットを保障してくれるようです。対策2と同様予算の課題はありますが、現地の危険な情報に精通している日本の旅行会社を選ぶことを勧めます。なお、フランスなどヨーロッパの人はテロなどの危険な犯罪と毎日背中合わせで暮らしています。特に気にして暮らしている風には見えません。しかし、いろんな情報は入ってきますので、現地に精通した人が案内してくれる事と、情報をいつも取ることが対策です。
フランスへの一人旅ツアー予算
予算の概要は季節にもよりますが、渡航費用と宿泊費用とガイドなどの費用、そして食費や買い物、最後に保険費用です。宿泊日数にもよりますが、ツアーの予算で、危険のリスク対策で影響を受けるのは宿泊費とガイドの費用です。予算額は4月のゴールデンウィーク前、旅行のスケジュールはパリからロワールとモンサンミッシェルをめぐる6泊8日(機中泊1日)でエコノミークラスの飛行機で46万円程度、ゴールデンウィーク中4月28日出発では65万円程度が目安です。(JTBツアーより、一人部屋の割り増し込み)シーズンにもよりますがフランスを安心して楽しむ一人旅は食費やショッピングは別として予算は50万円は必要かと思います。
フランスへの一人旅まとめ
ヨーロッパの中でもフランスパリは昔からジプシーも多く、治安は良くない国でした。特に最近は移民の問題やテロの発生など、まだ記憶に新しい事件が起こりました。一方パリを中心としたフランスは魅力的な国でもあります。しかしそれは安心安全な日本との比較の話です。海外では自分の身は自分で守るが常識です。電車を待つ地下鉄のホームでも列車が近づく注意のアナウンスなどありません。危険を察知する、危険な場所に近づかない、現地の情報に詳しい人に案内してもらう。この三つはヨーロッパ旅行の初心者には必要で、まして一人旅には安心なツアーを割高でも選ぶべきです。