1:フィリピンの物価について
ペソと消費者物価指数から検証してみよう
フィリピンの物価を総合的に判断するときにいい材料になるのが通貨の推移と消費者物価指数の推移です。消費者物価指数って聞いたことがありますか?消費者物価指数というのは世界共通で使われている指標です。消費者物価指数とは消費者が物やサービスを購入する際の価格の変動を示すものです。それでは通貨の推移からみてみましょう。フィリピンの通貨はペソです。1ペソは2018年8月現在で約2.07円です。よって大体2円、ペソで表示されている金額は割る2をすれば円に換算できます。ペソの推移を見てみましょう。2010年のペソの平均は約2円でした。2015年は2.7円まであがりましたが、現在は約2円です。乱高下はありますが、10年前と一緒ということを見れば物価は安定、普通と言えます。それでは消費者物価指数はどうでしょうか?2010年の数値は約120でした。2015年は141、2018年は154と年々上昇しています。このことから通貨は安定していますが、消費者物価指数は毎年上がっていることから数値でみる物価は高いと言えます。
2:フィリピンの物価について ホテル編
ホテルの物価について
続いては各分野の価格を日本と比較してみましょう。旅行に行く際に必ず必要なのがホテルですね。ホテルの価格は日本にもある有名ホテルで比較してみます。まずはThe Peninsula Manilaです。価格は時期によって変動はありますが大体15,000円程度で宿泊することができます。これが日本だとどうでしょうか?有楽町にあるペニンシュラホテルは一泊50,000円以上します。これだけみると日本ではなかなか止まれませんがフィリピン旅行に行った際は旅行の醍醐味の1つで高級ホテルに泊まりたくなりますね。もう1つはConrad Manilaです。Conrad Manilaも15,000円ほどで宿泊することができます。一方で東新橋にあるコンラッドはやはり1泊50,000以上します。このことからホテルの物価は安いと言えますね。同じことがフィリピンのリゾート地でもあるセブ島でも言えます。マニラやセブ島に旅行で訪れる際はぜひ高級ホテルに泊まってください!
The Peninsula Manila
Conrad Manila
3:フィリピンの物価について タクシー編
タクシー物価について
タクシーはマニラでもセブ島でも旅行で欠かすことができない移動手段です。タクシーの金額はどうでしょうか?一般的なタクシーの初乗り料金はマニラでもセブ島でも約100円です。そこから300mごとに約8円追加されて行きます。日本の場合は初乗りがで700円近くかかるので比較した結果、タクシーの料金もフィリピンのほうが安いと言えます。旅行に行った際は、タクシーでの移動がおすすめです。
4:フィリピンの物価について ラーメン編
ラーメンの物価について
フィリピンでは年々日本食がブームになってきているので毎年たくさんの日本食やフィリピンに進出しています。その中でも特にラーメンは地元の方達も好んで食べるのでたくさんのラーメン店が進出してきています。日本でも有名な一風堂がマニラにあります。一風堂の定番のメニュー白丸元味はマニラの一風堂にもあります。価格は375ペソなので約750円です。一方日本の価格は790円です。よって比較すると若干ですがフィリピンのラーメンの方が安いと言えます。もう1つ赤丸新味も比較してみると、フィリピンは780円、日本は850円なのでやはり安いですね。なおセブ島にも博多一幸舎や優勝軒などラーメン店があるのでお得に食べることができます。
5:フィリピンの物価について しゃぶしゃぶ編
しゃぶしゃぶの物価について
つづいてはしゃぶしゃぶについてです。フィリピンにはまだ日本のしゃぶしゃぶ店の進出はありませんが、日本人がオーナーでフィリピンをはじめシンガポール、インドネシアなど東南アジアに展開しておるしゃぶ里というしゃぶしゃぶの食べ放題のお店があります。このお店と日本のしゃぶしゃぶ食べ放題チェーン店の温野菜と比べてみましょう。しゃぶ里のいちばん安い食べ放題コースは499ペソなので約1000円です。一方温野菜の一番安いコースは2980円なので約3倍違います。両方のお店とも野菜&ジュースが食べ飲み放題です。1000円で堪能できるフィリピンはかなり安いということが分かります。このような大体日本食は比較するとフィリピンのほうが断然安いので旅行で訪れた時はお得に食べることができます。
6:フィリピンの物価について 映画館編
映画の物価について
フィリピンの映画館の価格はどうでしょうか?フィリピンの映画館の2Dは250ペソ、3Dは450ペソなのでそれぞれ500円、900円ということになります。日本の場合大人の一般価格は1800円で3Dになると2000円を超えます。よって映画鑑賞代金を比較してみると半額以下なので相当安いことがお分かりいただけると思います。これはセブ島も同じなので旅行で訪れて時間がある際は映画観賞もいいですね。ただし日本語字幕は当然ないのでご注意を。
7:フィリピンの物価について 遊園地編
遊園地の物価について
続いてはフィリピンの遊園地の価格についてです。フィリピンには世界展開されているディスニーランドやユニバーサルスタジオはありませんが、Enchanted Kingdomという巨大テーマパークがあります。ここでは入場料について比較してみます。Enchanted Kingdomの入場料は週末の大人で900ペソなので約1800円です。一方ディズニーランドは7400円、ユニバーサルスタジオは7900円です。テーマパークも比較してみると4倍も価格が違うので、フィリピン旅行で訪れた際はセブ島のようなリゾート地ももちろんおすすめですが、テーマパークも安く堪能できるのでおすすめです。
8:フィリピンの物価について バスケット観戦編
バスケット観戦の物価について
日本で人気のスポーツといえばプロ野球やサッカーが人気ですが、フィリピンで一番人気のスポーツはバスケットボールです。フィリピンではプロバスケットボールリーグありテレビで放映もされています。フィリピンのバスケットボールの観戦料金は席の種類によって違いますが、一番安い席は約300円からみることができます。一方日本のプロバスケットボールの観戦料金は一番安い席で2000円から3000円なのでフィリピンと比較すると最大10倍も違うことになります。
9:フィリピンの物価について ゴルフ編
ゴルフの物価について
最後に比較してみるのはフィリピンのゴルフ場についてです。フィリピンではマニラをはじめセブ島でもゴルフが盛んでたくさんのゴルフ場があります。フィリピンのゴルフ場の相場は6,000円から10,000円です。東京近郊で休日ごゴルフをしようと思うと20,000円以上はかかかるので半額もしくはそれ以下でプレーできるフィリピンゴルフの物価は安いといえます。
最後に
ここまでフィリピンの物価を日本のいろいろなものと比較してきましたがいかがでしたでしょうか?消費者物価指数という指標でみると、フィリピンの物価指数は年々上がっているので物価は高いといえます。しかしホテルや飲食、遊園地、ゴルフの金額を日本と比べるとどれも安いということがわかりました。よって私たち日本人にとってはまだまだフィリピンの物価はやすいといえます。フィリピン旅行はお得にできることがわかったのでぜひ次回の旅に計画してみてくださいね!