イタリア・遺跡情報 その１ コロッセオ
イタリア・ローマでの観光に欠かせない場所が、このコロッセオ。遠くからでもすぐにそれと分かる遺跡です。近くで見上げると、その大きさに圧倒されます。ちなみに、この近くには観光客と写真をとってお小遣い稼ぎをする、剣闘士の格好をしたお兄ちゃんたちがうろうろしておりますので、コロッセオの外から写真を取るときにはご注意ください。
中を見学しても、その古代ローマにつくられた、この建物の大きさに圧倒されるでしょう。実はこのコロッセオ、ローマが大火災や内戦の被害で疲弊しているときに、人民の心を慰めようと建てられたものでした。入場料は12ユーロ。コロッセオのほかにパラティーノの丘、フォロロマーノにも入ることができる共通チケットです。
https://www.coopculture.it/colosseo-e-shop.cfm
イタリア・遺跡情報 その２ フォロ・ロマーノ
こちらも、ローマでの観光に欠かせな古代遺跡、フォロ・ロマーノです。古代ローマの中心地として、文化的・経済的・政治的な中心地となった場所です。現在には基礎や柱の一部しか残っていませんが、それらから十分にこの都市の影響力の大きさを感じることができます。
ちなみに、フォロ・ロマーノの敷地は想像以上に大きく、隅から隅まで見て歩くには、かなりの時間が必要です。また、足元は古代からの荒れた石畳みなので、歩きやすい靴で見学するのが良いでしょう。また、隣には考古学博物館もありますので、外の見学に疲れたときには、ぜひ訪れてみてください。
入場料は12ユーロ。フォロロマーノのほかにパラティーノの丘、コロッセオにも入ることができる共通チケットです。
https://www.coopculture.it/colosseo-e-shop.cfm
イタリア・遺跡情報 その３ パンテオン
ここもローマ観光にかかせない古代遺跡、パンテオン。ローマ市内のナボーナ広場に面する遺跡です。ナボーナ広場近辺にはお土産探しによいお店やおしゃれなカフェも多いので、ローマの中でも特におとずれやすい遺跡でしょう。2000年ほど前に建設された、巨大な建物です。
もともとは、ローマの神々をまとめて一か所に祀る万神殿であったようなのですが。キリスト教が盛んになるにつれ、この建物は見捨てられれてしまいます。しかし、ハドリアヌス帝が火事の後、再建した以降は、キリスト教の教会として利用されています。ちなみに、画家ラファエロの墓も、このパンテオン内部にあります。
ここへの入場料は無料。でも、教会でのミサの最中は、入場できないのでご注意を。
http://www.pantheonroma.com/it/
イタリア・遺跡情報 その４ コンスタンティヌスの凱旋門
ローマ帝国唯一の皇帝となったコンスタンティヌスの勝利を記念して建設されたのが、このコンスタンティヌスの凱旋門。ローマにはいくつもの凱旋門がありますが、そん中でも特別に美しく優雅な古代の遺跡として、人気があります。コロッセオのすぐ近くにる門です。
凱旋門といえば、パリのものが有名ですが、その見本になったのがこのコンスタンティヌスの凱旋門であると言われています。
入場料は無料。パリの凱旋門とは違い、建物の上からローマの街を見下ろすことはできないので、ご注意ください。
イタリア・遺跡情報 その５ ポンペイ遺跡
ローマの移籍が続いたので、このあたりで、南イタリアの古代遺跡を訪れてみましょう。有名なポンペイの遺跡です。ナポリの近くにあるこの遺跡は、2000年前の火山の爆発により埋もれてしまった町が、発見されたものです。
当時のローマ人の生活を非常に生々しく感じることができる様々な遺跡があります。実はこのポンペイ遺跡、名前が非常に有名な割には、決して大きな遺跡ではないので、3・4時間あれば、ゆっくり遺跡を見て回ることができます。その後はナポリで、おいしいピザでも食べましょう。
入場料は15ユーロ。ちなみに毎月第1日曜日は入場無料です。
http://pompeiisites.org/index.jsp?idProgetto=2
最後に
とにかく、古代遺跡には事欠かないイタリアという国。考古学ファンは1日中、イタリアのどこに行っても楽しめること間違いないでしょう。イタリアで時空を飛び越えて、旅をしましょう。
