ボラカイ島とはフィリピンの中心部、アクラン州マライにある小さな島。なんと島の長さは8キロ以下!島の幅は2キロ前後の場所もあるんです。美しいビーチが特徴的で真っ白な砂浜「ホワイトビーチ」が4キロに渡って続きます。
ボラカイ島には大きく分けて3つの集落があります。
ヤパック(Yapak)、バラバグ(Balabag)、マノック・マノック(Manoc-Manoc)の3つです。この中でも一番人気の観光地、ホワイト・ビーチはバラバグの集落付近にあります。人口は約1万2000万人前後だといわれていて、ほぼ観光業で成り立っている島だといっても過言ではありません。
すでにニュースを見て、閉鎖情報を知っている方も多いでしょう。
そうなんです!実はボラカイ島は、2018年4月末から約1年閉鎖の閉鎖を予定をし、実際に4月末に閉鎖してしまいました。
これまた、かなり急に決まり、旅行や語学留学予定だった人々はキャンセルを余儀なくされました。
その後、政府は島の期間を半年に短縮するとし、2018年の10月末(10月26日)に入島ができることが10月4日に発表され今に至ります。
ボラカイ島は、アメリカの有名雑誌に「世界最高の島」として評価されたこともあり、世界最高の島というのをとても誇りに思っています。もちろんですよね。2012年にこのアメリカの旅行雑誌に取り上げられてから注目度が高まり、もともとは地元民とバックパッカーがキャンプをするような場所だったのが変わっていきました。世界から評価され、おすすめのビーチとして取り上げられたことで、設備はどんどんと近代的なものへ。電気のない暮らしが一変しました。
そして電気のない生活からある生活へ。観光地としてももちろん人気となり、心無い観光客のごみのポイ捨てなどから島の汚染が始まってしまったのです。そして急に栄えた結果、ホテルなどから汚水が海に流れ込んでしまい、4万年かけて作られた美しい砂浜は一瞬にして汚染された藻の張るビーチへと変貌してしまいました。
もちろん観光客だけが原因だとは言えないのが現状ですが、フィリピン政府は、海洋検査を実施し、このままこの状態が続けば海洋生物にも影響が出てくるので、阻止したい。それなら、島を一旦閉鎖してしまおうという決断に至ったのです。
どんなことにもルールは存在するもので、面白半分に破るのはもちろんNG。そういった興味本位の行動も今回のボラカイ島の閉鎖の原因の一つとなりました。ごみは持ち帰るのはもちろんですが、たばこの吸い殻なども分別して所定の場所に捨てましょう。そして、いくら美しい砂浜だといっても記念に砂浜の砂やビーチのものを持ち帰るのは絶対にダメ。ルールは守って気持ちよくビーチを使わせてもらいましょう。
そして10月26日の島の再オープンからはビーチでのたばこは禁止にする、公共の場でのアルコール類も禁止にする予定だと発表されています。今まではカップルや友達とホリデーを楽しむ人々であふれていましたが、これからは子連れにも優しい、フレッシュで明るいビーチにすることを島の目標として掲げています。
ロマンチックな滞在を望むなら、ここに決まりでしょう。美しいビューはもちろんのこと、ホテルにはスパもあり、疲れた体を休めるのにはもってこいです。パートナーへのサプライズにもこのホテルなら喜ばれること間違いなし。
市内へのアクセスも良く、ビーチへのアクセスもいいので言うことなし。もちろんベーシックなダブルルームから用意されていますが、カップルにおすすめはビュールーム。プールに直通の部屋などもあり、カップルで楽しく過ごせます。ボラカイ島では、比較的新しいホテルです。
カップルで滞在するならスイートルームがおすすめ。フィリピン自体の物価が安いので、他の場所でスイートに泊まるのと似た条件なのにとってもお得に泊まれちゃいます。ビューやジャグジー付きの部屋もあり、ゆっくりとプライベートな時間が楽しめます。
人気の高いホテルで、予約サイトでは満室・完売のことがほとんど。静かに休暇を過ごしたいならここがおすすめ。市内から少し距離がありますが、だからこそ!とっても静か。プライベートビーチもあり、ここだけ時間がいつもよりゆっくり流れているかのよう。
敷地内にプールが二つあり、特に「インフィニティプール」は、世界中の旅行者から高く評価されています。サンセットがとてもきれいだと有名で、この夕日は宿泊したら絶対に見たい!新婚旅行で宿泊先として選ぶ人も多いホテルです。
エキストラベッドは有料ですが、基本的に部屋が広く、子連れの滞在でも十分な広さがあります。直前の滞在の場合は、宿泊料金が通常よりかなりお得になっていることが多いのですが、こればかりは自分の好みの部屋が残っているかは運次第。
住所:Tulubhan, Manoc-Manoc, Boracay Island, Boracay, 5608 電話: +63 36 288 4800
ホテルではありませんが、B&Bやアパートメントを借りるのが子連れでは一番気楽に海外旅行を楽しめるでしょう。ビーチの周辺に、子連れ歓迎のアパートも多く、ホテル探して行き詰ってしまったら、アパートメント、B&Bやホストファミリーを探してみるのもおすすめ。
30部屋ほどあり、各部屋は通常のホテルの部屋とは少し違い、アパートメントスタイル。各部屋には自宅で過ごすのと変わらずに設備が整っていて、キッチンも備え付けです。子連れでの旅行中は外食がストレスになることもあるのでキッチンが部屋にあるのは嬉しいですよね。
喧騒から離れた閑静なビーチに位置する小規模なホテルです。約20部屋しか部屋数はなく、子連れの家族旅行にぴったりな広々とした客室が特徴的。ベッドも一般的なホテルより少し大きめのものが用意されています。子供向けのアクティビティもたくさんあるんですよ。
ホテルには、オン・コール・ナニー・サービスがあり、もし何か急な用事などで子供を預けることになった時も安心。ベビーシッターを探す必要はありません。
引用: https://www.instagram.com/p/BNG-ScnA5hw/?taken-at=234838715
ボラカイ島にはチェーンのホテルや大きなホテルが多いですが、ここは家族経営のホテルです。ファミリールームを含めて21部屋の客室があり、各客室は4つ星の評価を受けています。基本的なものは部屋にすべて備わっていますよ。敷地内には、バーやレストランはもちろんのことベビーシッターのサービスがあります。子供も楽しめるビーチアクティビティも準備されていて、滞在中に飽きることがありません。
ボラカイ島に限らず、フィリピンの語学学校やホテルは韓国人オーナーの場所が多く、え?フィリピン人じゃないの・・・?!と思われる方も多いのですが、経営者が他国というのはよくあること。他国の人が経営していてもラグジュアリーで素敵なホテルはたくさんあります。また、最近では家族、子連れの滞在を歓迎しているホテルも多く、子連れで楽しめるように工夫されているホテルも多いんです。10月26日から!またボラカイ島へ入島可能!!世界一美しいビーチをこの目でたしかめましょう。