ローマオペラ座完全攻略①チケット事前購入方法
ローマオペラ座(Teatro dell'Opera di Roma)は、総席数約1,600の歌劇場です。設立された当初の名前から、コスタンツィ劇場とも呼ばれています。出発前に公演チケットを確保しておきたいならば、ネットで予約することをおすすめします。ローマオペラ座の公式サイトから見たい演目を予約してチケットを購入すると、クレジットカード決済になりますので、プリントアウトして劇場に持っていけばよいでしょう。
バレエ公演は比較的チケットが取りやすいですが、オペラ公演はすぐ売り切れる場合があります。座席にはいくつかの種類があります。1階平場(Platea)が最も見やすいですが、高額になります。1階から3階のボックス席は1列目ならば見やすいですが、2列目以降は視界が遮られる場合があります。4階席(Balconata)や天井桟敷(Galleria)は舞台からは遠くなりますが、雰囲気は充分に味わえますので、あとは料金との兼ね合いとなります。
ローマオペラ座完全攻略②当日券の購入方法
よい座席でなくても構わない場合は、劇場で当日券を購入することもできます。チケットが残っていれば、当日の開始30分前でも窓口で購入することが可能です。バレエやオペラはよく分からないけれど、オペラ座の雰囲気が味わえればよいという人には、当日券を買うという手が最適です。どの座席がよいのか分からない時は、窓口の人に相談すれば予算内でチケットを購入することができます。
演目により当日券でも充分購入することができるローマオペラ座ですが、内観が素晴らしいので、できたら余裕を持ってローマオペラ座へ行き、内観を存分に鑑賞してから公演を見ることをおすすめします。またローマオペラ座に併設されたバールにて、スプマンテを飲みながらオシャレなおじいさんたちに交ざって雰囲気を満喫するという方法もあります。
ローマオペラ座完全攻略③服装・ドレスコード
昔のイタリアでは、オペラは貴族の社交場だったそうです。そのため現在もドレスコードがあるといわれますが、どのような服装で行けばよいのでしょうか。現在は、厳格なドレスコードはありませんが、タンクトップや短パンなどのラフすぎる服装でなければ、特に問題はないようです。男性はシャツとネクタイという服装が多く、女性もワンピースなどキレイ目な服装であれば問題はありません。
公演初日と千秋楽は比較的キレイな服装の人が多い印象を受けますが、がっつりドレスやタキシードなどという正装をしている人はほとんどいませんので、あまり神経質になる必要もないようです。ちょっとオシャレなレストランへ行く程度の服装であれば大丈夫ですので、雰囲気を楽しむようにしましょう。
ローマオペラ座完全攻略④ガイド見学ツアー情報
ローマオペラ座の内部見学ツアーは残念ながらありません。バレエの公演かオペラの公演を見ることで内観も見学できますので、ぜひ1度は公演を見てみましょう。11月から6月にかけてのシーズン中には、有名なオペラ公演や人気のバレエ公演があり、オペラ座は活気に溢れています。
イタリアでは夕方から夜にかけてオペラやバレエの公演が開催されることが多いため、日中は観光を満喫して、夜にオペラ座へ行くという日程でも充分に時間を使うことができます。特にローマオペラ座はアクセスがよいため、移動に時間を費やす必要がなく、短い滞在でも訪れることが可能です。
まとめ
いかがでしたか? 今回はローマオペラ座完全攻略についてご紹介しました。オペラやバレエを見たことがない人や、言葉が分からない人でも充分に楽しめるのが、ローマオペラ座の公演です。素晴らしい内観でゴージャスな気分に浸りながら、踊りや歌声、衣装の素晴らしさを感じて雰囲気や歴史を味わえるのがローマオペラ座の魅力です。ローマのテルミニ駅から徒歩で10分ほどですので、ローマを訪れた際にはぜひ足を運んでみてくださいね。