はちみつに含まれている栄養素って?
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はちみつは80%の糖分と20%の水分でできており、味や色は蜜源植物によって様々なものがあります。植物によって含まれている成分や含有量は変わりますが、約40%がブドウ糖、約50%が果糖からできており、その他は以下の成分が配合されています。
糖
グルコース、フルクトース、マルトース
アミノ酸
バリン、ロイシン、イソロイシン、アラニン、アルギニン、リジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、プロリン、スレオニン、メチオニン、ヒスチジン、フェニルアラニン、チロシン、グリシン、セリン
ビタミン
ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンK、ナイアシン、葉酸、ビオチン
ミネラル
カリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、亜鉛、鉄、銅、マンガン
上記以外にも、豊富なアミノ酸やポリフェノールなど多くの成分が含まれています。
はちみつにの健康効果
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分解に時間がかからないブドウ糖と果糖には、吸収率が良くエネルギー源になる安いので代謝を高める効果があります。体に吸収されるのが早いため胃腸に負担がかからないことも特徴です。
その他にも体にもたらす健康効果は様々あります。
疲労回復効果
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ブドウ糖と果糖は吸収率が高いので、疲れている際もすぐエネルギー源になることができます。また胃腸に負担が少ないので、体が弱まっていたり疲労が溜まっている際にも効率よく栄養を吸収できることが期待できます。
高血圧予防
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はちみつに含まれているミネラルの中で多く配合されているのがカリウムです。カリウムには高血圧の予防に効果的だと言われており、余分な塩分を排出して血圧を安定させる効果が期待されています。
整腸作用
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はちみつには慢性的な便秘や下痢の緩和にもつながり、日頃から腸内環境が芳しくない方は日頃から摂取することで症状の改善に期待できます。
せき止め効果
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はちみつには殺菌効果と保湿効果があります。乾燥している時期や風邪で喉を痛めている際など、はちみつを水やぬるま湯にうすめてうがいしたり、直接喉に塗ることで症状の緩和が期待できます。
二日酔いの予防と解消
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はちみつに含まれている糖のうちの果糖は、肝臓のアルコール分解を補助し血中のアルコール濃度を下げる効果があります。また、コリンやパントテン酸が肝臓を強化する効果があるので、二日酔いの予防・改善につながります。
はちみつの美容効果
ヘアケア
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はちみつの保湿効果は髪にも効果があります。シャンプーやトリートメントに少し加えれて洗えば髪にツヤとコシが出るので美髪につながります。また、シャンプー前に濡らした髪にはちみつをつけ優しくマッサージをすれば、毛穴の汚れが取れやすくなりシャンプーの際に効率よく洗い流すことができます。
洗顔
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特に乾燥肌の方には、はちみつの保湿効果が役に立ちます。洗顔の際に少量加えるだけで、保湿力が増し洗い上がりも潤いが続きます。また、はちみつは小さい分子でできているので、細かい角質の汚れも落としやすくしてくれるのでおすすめです。
スキンケア
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お使いの化粧水や美容液の数滴加えて肌にパッティングすると更に保湿に期待でき、美容成分の浸透率もあがります。
また、お肌にはちみつを直に塗り、パックすることで更に保湿と浸透力の効果があります。
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同様に、リップパックにも効果があります。乾燥でカサカサになっている肌や唇にぜひ試してみてくださいね。
はちみつは太る?カロリー比較してみよう!
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健康や美容に効果があり、栄養成分も豊富に配合されていることがわかったはちみつですが、カロリーはどうなのでしょうか?
そもそもはちみつは、砂糖に比べて少量でも十分な甘さを実感することができます。
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目安としては、砂糖大さじ3に対して、はちみつでは大さじ1で代用できます。
砂糖大さじ3のカロリーは、約105Kcal。はちみつ大さじ1のカロリーは、約65Kcalです。
この時点でカロリーを40%ほど抑えられているのがわかりますね。
はちみつの適正摂取量って?
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健康に良いからといって、摂取し過ぎはよくありません。摂り過ぎは太る原因になります。
一日の摂取目安としては、大さじ2〜3杯程度。料理や飲み物で代用するくらいにはちょうどいい量だと思います。
はちみつのダイエット効果は本当?
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砂糖と比べて見るかぎりカロリーの削減ができるので、たしかにダイエットの効果は期待できそうです。
しかし、摂り過ぎは逆に太ってしますので、しっかりカロリー管理をすることが必要です。
最近話題になっている「寝る前はちみつダイエット」も油断すると太る危険性があります。
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寝る前はちみつダイエットは、就寝中の脂肪燃焼効果を利用するものです。就寝中は、成長ホルモンが分泌され、この成長ホルモンによって脂肪燃焼効果が出ます。はちみつには、十分な睡眠を促し成長ホルモンをしっかり分泌できるように助ける働きがあります。なので、就寝中のダイエット効果を狙うためにはちみつを食べることをオススメしているのです。
はちみつダイエットの際に気をつける点は?
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先程もお伝えしたとおり、はちみつダイエットにはしっかりとし食生活とカロリーの管理が必要になります。
ダイエットのルールとしては、寝る2〜3時間前には食事を済ませること。夜の炭水化物は控え、終身の1時間前にはちみつを大さじ1杯程度食べるということです。食べ方には好みがあるかと思うので、そのままが苦手な方は紅茶やコーヒーに加えるのもオススメです。
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このはちみつダイエットの際に、炭水化物を抜いてほしいというのはカロリー制限も目的ですが、糖質制限も含まれています。
はちみつは糖質が高い食べ物なので、炭水化物とはちみつを一緒に摂取してしまうと、体内の糖質が高くなってしまうので逆に太ってしまいます。胃を活発にして睡眠を妨げてしまう可能性もあるので、寝る前はちみつダイエットの際は炭水化物を我慢するようにしましょう。
オススメのはちみつの摂り入れ方
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はちみつは、食べやすいものもあれば少しクセがあるものもあります。植物によって変わりますが、苦手な方はいますよね。そのまま食べるのは少しむずかしいという方は、砂糖の代わりに飲み物や料理に使ってみることから始めてみましょう。
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飲み物なら、紅茶やコーヒーはもちろん就寝前ならホットミルクにいれるのもオススメです。寝る前のリラックス効果にもなります。
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料理なら、照り焼きや豚の生姜焼き、煮物など砂糖を使う料理に加えてみましょう。料理に加えることではちみつのクセを感じることもないですし、はちみつのツヤが料理の「照り」になります。見栄えも良くなるので一石二鳥ですね。
撮り過ぎに注意?太らないためには
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ここまでのお話で、ダイエットの効果がある可能性をお伝えしました。しかし、やはり糖質が高い食べ物ではあるので、炭水化物との折り合いとしっかり付けて食べる必要があります。
夜に炭水化物を抜くのはなかなか我慢が辛いかと思いますが、もし夜にはちみつを食べる際には炭水化物とカロリーに気をつけましょう。
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そして、はちみつの頼るだけでなく、正しい食生活と適度な運動をすることも忘れないで下さいね。
はちみつに関するまとめ
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いかがでしたか?なかなか知らないはちみつの効果と活用法までまとめさせていただきました。こちら以外のも様々なものが紹介されていますが、何を試す際にも我慢が必要なこと、長期間続けないと効果は目に見えてこないことを忘れないようにしてくださいね。