キャップは縮む?
どんな素材のキャップでも基本的には極端に伸び縮むことはありませんが、購入直後のサイズ感をそのまま保ちつづけるには難しいようです。
基本的にキャップは1cm前後縮むと言われておりますので購入する場合は頭にピッタリなジャストサイズではなく、1cmから2cm程度大きめのサイズを選ぶと良いでしょう。
また、洗濯方法や生地によっては全く縮むことのないキャップもあると思いますので、裏地についてるタグの確認をしてみてくださいね。
こんなキャップの洗濯方法は縮む!①
洗濯機で洋服と一緒に丸洗いしている
帽子を今まで洗濯機にいれて洋服と一緒に洗っていた方・洋服と同じ様な方法で選択している方はいらっしゃいませんか?
洗濯機で洋服と同じ方法で洗濯すると型崩れの大きな原因となるだけでなく、大切にしているキャップが縮み、頭のサイズに合わなくなってしまったり、最悪形が歪み、キャップが使い物にならなくなってしまう場合があります。
キャップを洗濯する場合は少し面倒かもしれませんが、洋服とは別に洗濯するようにしましょう。
こんなキャップの洗濯方法は縮む!②
洗濯後の干し方が間違っている
生地が傷まないように丁寧に洗濯しても、洗濯後の干し方に問題があれば型崩れの原因に繋がってしまったり、帽子が日焼けし、色落ちの原因に繋がってしまいます。
キャップは値段に関わらず、正しい洗濯・干し方ができれば、長い間使用できるアイテムなので後述する正しい洗濯方法を実践してみてくださいね!
キャップの洗濯前にやること
ホコリやゴミを取り除く
せっかくキャップを洗濯しても、ホコリやゴミがついたまま洗うと、ゴミなどがついた部分はしっかりと汚れが落ちませんよね。
キャップを洗う前には専用のブラシなどでキャップの縁部分・生地の間に挟まってしまった細かなホコリやゴミなどを取り除いてあげると良いでしょう。
ゴミを取り除くには、キャップ専用のブラシや使い古した歯ブラシを使いましょう。面倒な方はガムテープを使ってゴミやホコリを取り除いてもOKです♪
キャップの正しい洗濯方法①
衣類用中性洗剤を使った洗濯方法
衣類用中性洗剤はドラックストアや量販店に売っている【エマール】【アクロン】【ボールド】などがありますのでご自身の好きな衣類用中性洗剤を選んでみてくださいね!
1. ぬるま湯を張った桶やバケツに、衣類用中性洗剤をいれます。
2. その中にキャップをいれ、優しく押し洗いをします。
3. 特に汚れがひどい部分や目立つ部分はつかみ洗いをします。
4. キャップについた洗剤を新しく入れ替えたぬるま湯で、すすぎ落とします。
汚れが酷い場合には漂白剤につけてもOKですが、色落ちなどに注意しながら使用してくださいね。
色がついたキャップに漂白剤を長くつけてしまうとお気に入りのキャップが台無しになって可能性がありますので、なるべく白い生地のキャップに漂白剤を使用するのが良いでしょう。
漂白剤につける場合は一度キャップを洗濯した後にぬるま湯と共に漂白剤を漬け置きします。
間違っても中性洗剤と一緒に漬け置きしないでくださいね!間違って混ぜてしまうと有毒ガスが発生してしまう恐れがあり、とても危険です。
キャップの正しい洗濯方法②
ぬるま湯と中性洗剤を使った洗濯方法
衣類用中性洗剤が手元にない場合はぬるま湯と中性洗剤を使えば同じようにキャップを洗濯することができます。
1. 洗面器に中性洗剤とぬるま湯をいれます。
2. 洗濯液にキャップを漬け、優しく押し洗いをします。
3. 押し洗いしたキャップを一度取り出し、新しく出したぬるま湯で洗濯液をすすぎ落とします。
ぬるま湯の温度は38℃程度にしておくのがオススメです♪
洗う時には強い力で押し付けてしまうとキャップの型崩れの大きな原因に繋がってしまうので、注意が必要です。
すすぎ落とす時はしっかりと泡切れを確認してから脱水を行ってくださいね!
キャップの正しい洗濯方法③
洗濯機で洗いたい場合は設定を見直して
洗濯機でキャップを洗うのはあまりオススメできませんが「どうしても時間がない」「手洗いはめんどくさい」という方は洗濯機のコース設定をシッカリと設定すればOKです!
洗濯機で洗う場合には【手洗いコース】などの生地を傷つけなくい・優しく洗い上げてくれるようなコース設定にすると、キャップの型崩れ防止にも繋がりますので必ず設定しましょう。
コース設定後に【洗濯ネット】にいれたキャップを洗濯機にいれ、スタートボタンを押し後は洗い上がるまで待つだけです。
間違っても洋服と一緒に洗わずに、キャップだけで洗濯するようにしてくださいね!
キャップの正しい脱水方法は?
脱水は短時間で済ませて
キャップの洗濯後は必ず脱水をしましょう。脱水は洗濯機を使用して行うか、タオルで水気をシッカリと取り除く方法の二種類があります。
洗濯機で脱水する場合は、大きめのタオルでしっかりとキャップを包みましょう。洗濯機の脱水設定時間は1分に設定して行います。
あまり長い時間脱水をすると、せっかくタオルで保護しているキャップがタオルから飛び出してしまい、洗濯機とぶつかって生地を傷つけてしまったり型崩れの原因となってしまいます。
脱水後は時間を置かず、すぐにキャップを干しましょう!
タオルでシッカリと水気を取り除く場合は軽く押さえるように水気を拭き取ると良いでしょう。
あまり強すぎる力でグイグイと拭き取ってしまうと型崩れの原因や生地を傷つけてしまう原因になってしまいますので注意してくださいね。
キャップの洗濯後にピッタリな干し方は?
風通しの良い日陰げでOK
キャップは風通しの良い日陰げで平干ししましょう。
日向で干すのは日光の殺菌効果を期待しますが、キャップにとっては直射日光に当てることでキャップ自体が日焼けしてしまったり、生地が傷んでしまう可能性がありますので逆効果です。
直射日光に当てないことでキャップに雑菌が湧いてしまうと心配になる方もいると思いますが、雑菌は生乾きの衣類に発生するので、日陰げでもシッカリとキャップを乾かしてあげれば全く問題はありません。
平干しすることにより、キャップの型崩れ防止にもなりますのでオススメです♪
今までキャップを干す時に洗濯物と同じく太陽がサンサンと降り注ぐ日向の中、干していた方は今すぐに干し方を変えましょう!
洗濯バサミはNG
キャップを日陰げで干す際にも、洗濯バサミを使って吊るすように干すのではなくザルなどのキャップの形が保てるような物を使い平干しするのが良いですよ。
洗濯バサミを使用して干してしまうと洗濯バサミの後がついてしまうだけでなく、乾いた時に形が歪んでしまう場合もあるので注意が必要です。
平干しするスペースがない、という方は洗濯バサミで直接キャップを挟まずに薄めのタオルを噛ませると洗濯バサミの後がつきませんので、こちらの方法を試してみてくださいね!
まとめ
今回はキャップの型崩れしない洗濯方法や干し方についてご紹介していきました。
今までは正しいと思ってきた洗濯方法も、キャップとなると洋服と同じように洗濯・干してしまうと間違った洗濯方法になってしまうのがわかりましたね。
特に干し方は日光にあててシッカリと干した方が良いと思っている方も沢山いると思うので、キャップの干し方については見直しが必要だと思いました!
キャップの洗濯方法や干し方が間違っていた方、知らなかった方は、是非この記事を参考にしながら洗ってみてくださいね♡