からくりサーカス 21 (少年サンデーコミックススペシャル)
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からくりサーカスのギイ・クリストフ・レッシュは、加藤鳴海をしろがねにした張本人です。
クールな二名目に見えて鳴海の前では度を過ぎたマザコンぶりを披露する掴め見どころのない人物ですが、物語の謎に深くかかわる重要なキャラクターです。
ギャグに見えたマザコンの秘密や鳴海をしろがねにした理由、エレオノールとの関係など全てがからくりサーカスの物語に深く関わってきます。
からくりサーカスのギイ・クリストフ・レッシュについてご紹介します。
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幽☆遊☆白書 25th Anniversary Blu-ray BOX 霊界探偵編
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からくりサーカスのギイ・クリストフ・レッシュの声優をしているのは佐々木望さんです。
広島県出身で1967年1月25日生まれで、現在はフリーランスで声優として活動しています。
「鎧伝サムライトルーパー」の主要キャラクター5人で、結成された声優ユニットNG5として人気になりました。
そのため、男性アイドル声優の先駆者的存在とも呼ばれています。
かつては高い声で知られていましたが、声質がかなり変化しました。
現在では、低音のキャラクターを演じるようになっています。
「幽☆遊☆白書」の浦飯幽助や「OVAうしおととらの蒼月潮」、「21エモン」の21エモン、「カードキャプターさくら」の柊沢エリオルなどの声優をしています。
からくりサーカス (8) (少年サンデーコミックス)
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からくりサーカス (7) (小学館文庫 ふD 29)
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からくりサーカスのギイ・クリストフ・レッシュは作中でもトップクラスの実力者です。
フェイスレスには勝てませんでしたが、自動人形を一度に200体倒した伝説のしろがねとして恐れられています。
自動人形との戦いでは大量の敵を相手にすることが非常に多いです。
しろがねと自動人形の最終決戦には参加しませんでしたが、しろがねの中でも別格の実力者と考えられます。
本格的な強敵との戦いがほとんど描かれていないのが残念ですが。
作中の後半になっても加藤鳴海と互角にやりあっているシーンがあり、その実力の高さを証明しています。
フェイスレスには負けていますが、この時点で度重なるダメージで体が石化し始めていたことも才賀勝に指摘されています。
からくりサーカス (41) (少年サンデーコミックス)
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からくりサーカス (37) (少年サンデーコミックス)
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からくりサーカスのギイ・クリストフ・レッシュは最強クラスのしろがねですが、からくり編の途中で行方不明になりからくり編が終了するまで登場しませんでした。
しろがねと自動人形の最終決戦となったサハラでの戦いに全く関わってこなかったのは、当時の読者にとってはかなりの驚きだったと思います。
実はしろがねが破壊しようとしているフランシーヌ人形がとっくに消滅していることを知っており、自動人形の破壊のために行動している他のしろがねとは別の目的で動いていました。
からくりサーカス (4) (小学館文庫 (4))
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からくりサーカス (10) (小学館文庫 ふD 32)
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爆発によって左腕を失った加藤鳴海にあるるかんの腕と生命の水を与え、しろがねとして復活させたのはギイ・クリストフ・レッシュです。
鳴海に飲ませた生命の水は最後の一滴だったと発言しており、白銀が溶けた生命の水を飲んだしろがねは鳴海より後は登場していません。
鳴海を自動人形との戦いに巻き込んだ張本人ですが、エレオノールが彼に好意を抱いていることを見抜いた上で生命の水を飲ませています。
鳴海からは当初女好きでマザコン、おまけに冷酷とかなりひどい印象を持たれています。
しかし、ギイが自分を犠牲にしても他人を守る熱い性格だと理解してからは、お互い皮肉を言いながらも悪くない関係を築いています。
中国に渡る際に自動人形に襲撃され、旅客機を守るため特攻したギイは行方不明になります。
長い間別行動を取っていましたが、過酷な戦いで変わり果てた鳴海と再会します。
鳴海がエレオノールを本気で殺そうとするつもりなら戦う決意もしていました。
彼の憎しみが本心ではないと悟り、最終的に鳴海にエレオノールを託しています。
からくりサーカス 23 (少年サンデーコミックス)
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からくりサーカス (12) (小学館文庫 ふD 34)
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からくりサーカスに登場した時点でマザコンであることが強調されていたギイ・クリストフ・レッシュですが、彼がママンと呼ぶのは実の母のことではありません。
ギイはゾナハ病になってすぐに実の母に捨てられてしまい、母親のことは嫌っています。
彼がママンと呼ぶのは、自分を受け入れてくれたルシールの娘アンジェリーナです。
アンジェリーナの体内には柔らかい石が入っていました。
産まれてくるアンジェリーナの子供を柔らかい石の容れものするため、若き日のギイは彼女を襲撃します。
しかし、母としての強さを持つ彼女の前にあっさり返り討ちにあいます。
その後、自分を受け入れてくれたアンジェリーナに反発しながらも慕うようになります。
しばらくは穏やかな時を過ごしますが、自動人形の襲撃を受けアンジェリーナは致命傷を負います。
この時、初めてアンジェリーナのことをママンと呼んでいます。
アンジェリーナの娘のエレオノールを守るため、自動人形を倒し続けたギイの周りには無数の残骸が溢れ「二百体破壊者」の異名を持つことになります。
アンジェリーナが息を引き取る前に「エレオノールをひとりぼっちにしないで。」と言われたため人生の全てをかけて彼女を守ろうとします。
からくりサーカス (13) (小学館文庫 ふD 35)
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からくりサーカスのヒロインのエレオノールは、ギイ・クリストフ・レッシュにとって特別な存在です。
彼がママンと慕うアンジェリーナの実の娘で妹のような存在であり、生まれた時からずっと見守ってきたため父親のような感情を抱いています。
フランシーヌ人形に連れられて自動人形から逃げた際に井戸に落ち、フランシーヌ人形が溶けた生命の水を飲んだことでフランシーヌ人形の記憶を持ったしろがねになっています。
ゾナハ病にならずしろがねとなった数少ない存在です。
ギイはしろがねとなってしまったエレオノールがアンジェリーナの娘であることを隠し、ルシール達に預けています。
からくりサーカスの初期の遺産争いの戦いが起こっている時から、エレオノールを見守っていたというのだから驚きです。
エレオノールからは親代わりとして慕われています。
からくりサーカス (14) (小学館文庫 ふD 36)
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¥ 864
からくりサーカス 19 (少年サンデーコミックススペシャル)
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¥ 802
からくりサーカスの主人公才賀勝にとってもギイ・クリストフ・レッシュは重要な存在になりました。
勝が黒幕の人格をダウンロードするために用意された子供であることを知っており、最初は勝のことを疑い殺そうとします。
誤解が解けてからは勝を鍛え人形繰りなどの師匠となっています。
勝を鍛えるギイは厳しい態度をとりつつも、鳴海の前で見せたようなコミカルな姿も見せていました。
旅客機を守るために単身大量の自動人形と戦いに向かうギイに対して鳴海は「帰ってきな、ギイ。殴ってやる。」と送り出します。
そんな鳴海に返したギイ・クリストフ・レッシュの名言です。
無骨なセリフで送り出す鳴海と言い直すギイのやりとりが実に彼ららしいです。
その後、2人は最後の別れになるシーンでもほとんど同じやりとりをしており、二人の儀式のようになっています。
ほとんど表情を変えないギイ・クリストフ・レッシュを感情を持たない同類とみなして、仲間に誘った自動人形クピディアーへの返答の中の一言です。
ギイは感情がないわけでも、自動人形への怒りがないわけでもありません。
ちなみに炎は赤よりも青の方が温度が高く、海の青い色は太陽の色が反射して青く見えるのだそうです。
3000体の自動人形相手にたった一人で戦い、自爆する直前のギイ・クリストフ・レッシュのセリフの名言です。
この直前に初めて鳴海をしろがねにした理由が語られています。
最後ギイの脳裏に浮かぶのは、ヴァージンロードを歩くエレオノールの姿でした。
からくりサーカス 23 (少年サンデーコミックススペシャル)
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¥ 885
からくりサーカスのギイ・クリストフ・レッシュはからくり編で自動人形と戦うしろがねとして登場しましたが、その目的はアンジェリーナから託されたエレオノールを見守り続けるというものでした。
しろがねとして自動人形への怒りを持っていましたが、最後まで彼はエレオノールの味方であり続けました。
彼にはママンに託されたエレオノールのことが何よりも大切だったのでしょう。