おでこの広さの測り方 ①測る範囲
まず、「おでこ」と呼ばれる部分は顔全体から頭にかけて、どの範囲を指すのでしょうか。一般的に、「おでこ」とは、前髪の生え際から眉毛までの部分を指しますので、おでこの広さを測る際は、前髪の生え際から眉毛までの直線距離を測るのが正しい測り方となります。
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おでこの広さの測り方 ②定規やメジャーで測る場合
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おでこの広さを正確に測りたい場合は、定規やメジャーを使用した測り方がおすすめです。額の形に沿って測るようになるので、定規よりも軟らかいメジャーを用いるとより正確に測れます。
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測る範囲は、眉毛の一番高い部分である眉山から、前髪の生え際までです。この時、メジャーや定規が斜めになっておらず、床に対して垂直になっていることを確認する必要があります。眉山の位置と前髪の生え際を予め鏡でチェックしてから測り始めるようにすると上手くいきます。
おでこの広さの測り方 ③指で測る場合
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指での測り方は、眉山の一番上に小指が来るようにして手のひらをおでこにあて、前髪の生え際まで指が何本入るかで測定します。ただし、人によって指の太さに個人差があるため、定規やメジャーで測る場合に比べてアバウトな結果になりやすくなります。
おでこの広さに基準はあるか
おでこの広さには明確は基準はないと言われています。顔の大きさは人によって違うため、生まれつきおでこが広い人、狭い人が存在します。そのため、何cm以上だと広い、何cm以下だと狭いという基準はないのです。
おでこの広さは顔の比率で決まる?
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顔全体の広さに対して、おでこの広さが三分の一以上だと、おでこが広い、三分の一未満だと、おでこが狭いという判断の目安もあります。割合で判断する方法になるので、より感覚的な測り方になります。
おでこの広さの平均・感覚的な目安
おでこの広さに明確な基準が存在しないのは、生まれつきのおでこの広さに個人差があるという理由の他、ハゲてきておでこが後退していくと、その分だけおでこが広くなるため、測り方が難しくなり、正確なデータが出せない可能性があるという理由があります。その為、おでこの広さは平均値や明確な基準がないのだとされています。
ただ、感覚的なところでは、数値で言えば7cm以上、指の本数では4本以上の広さになると、「おでこが広い」と認識する人が多くなるようです。これに加え、おでこの広さの割合が顔の3分の1以上を占める場合も、「おでこが広い」と考えて良いでしょう。逆に、おでこの広さが7cm以上、指の本数で4本未満、おでこの割合が顔の3分の1未満の場合は、「おでこが狭い」となります。
ハゲの基準とは?おでこの広さだけではない?
おでこの広さに基準はありませんが、ハゲには医学的な基準が存在します。医学的な基準とは、AGA(男性型脱毛症)を診断する際に用いらる基準です。
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AGAでは、おでこの端の剃りこみ部分が後退してハゲていきます。一般的にM字ハゲと呼ばれているものがこれに当たります。測り方は、耳の一番上から頭頂部を線で結び、そのラインとおでこの端の生え際との距離が2cm以下になっているとAGAと診断されます。仮におでこが広くても、この距離が2cm以上あれば、ハゲではないということになります。
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AGA(エージーエー)は抜け毛・うす毛がゆっくりと進行していきます。 また、額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなります。毛包が十分に成長しないため、髪の毛が太く長く育たないうちに抜けてしまいます。 ただし、AGA(エージーエー)では普通、うす毛になっていても、うぶ毛は残っています。毛包が存在している限り、髪の毛は太く長く育つ可能性があります。決してあきらめる必要はありません。
おでこの広さの他にハゲを見極める基準
おでこの広さ以外に、ハゲはじめている人の髪には特徴があります。ハゲが進行してきている人は、髪が太く長く成長する前に抜けてしまうので、髪が細く、短く、柔らかくなっています。抜け毛の毛根も、先が細く尖っていたり弱弱しくなっています。
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また、おでこの他にもつむじの部分が薄くなったりしていくこともあります。つむじハゲ(O字ハゲ)と呼ばれる状態です。これもAGAに認められる特徴ですので、つむじの部分が薄くなってきたと感じたら、やはり医療機関を受診して、AGA対策が必要になる可能性があります。
女性のおでこの広さと薄毛、ハゲ
女性は、男性のように髪の毛の生え際が後退するということはありません。女性でおでこが広いのは、多くの場合遺伝的に、生まれつきおでこが広いという人が多いです。ただし、以前に比べてどんどん生え際が後退したり、おでこが広がっている場合は、薄毛が進行している可能性があります。毎日髪をオールバックにしてポニーテールにしている場合など、髪が常に引っ張られる状態にあると牽引性の薄毛、ハゲになりやすくなります。心当たりがあれば、以前よりもおでこが広くなっていないか注意してみましょう。
おでこが広い人は明るい印象を与えますので、特に生え際が後退しているわけでなければ、あまり気にせず前髪を上げておでこを出したスタイルも良いです。もし、おでこが広いのがコンプレックスになる場合は、前髪を上手く使った髪型にすると気にならなくなります。
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逆に、おでこが狭い人は全体的に小顔に見えやすいという特徴があります。おでこが広い人も、狭い人も、それぞれに魅力があります。
まとめ
AGAの医学的判断基準の他、おでこが広いだけなのか、それともハゲなのかの判断基準は、「以前と比べて生え際が後退しているかどうか」です。おでこが広いけれど、以前と変わらないというのであれば、もともとおでこが広いだけでハゲではない可能性が高いです。逆に、最近おでこが広くなった、生え際が後退してきている、と感じられる場合は、ハゲ始まっている可能性があります。おでこが心配になってきたら、一定期間、毎日おでこの広さを測って、測り始めた頃に比べて変わっていないかを確認すると良いかもしれません。
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もしおでこをチェックしてみて、生え際の後退などが認められた場合には、医療機関を受診してAGAでないか判断してもらうことをおすすめします。ハゲ対策に早すぎるということはありません。今はまだ軽い薄毛だから、と油断せず、早めのハゲ対策をすることが、将来のハゲを予防する上でも肝心です。
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ハゲ・薄毛は医療的な対策や育毛剤による対策の他、生活習慣を改めるとことも改善につながります。普段油っぽいものを多く食べる人は油の少ないバランスの取れた食事に切り替える、喫煙をする人は出来るだけタバコの本数を減らす、出来ればタバコをやめる。大量飲酒も良くありませんので、お酒を飲む人はお酒の量に気を配る事も大切です。
また、ストレスは血行不良を引き起こし、頭への血液の循環を妨げるため、髪の毛が育ちにくくなります。日ごろ何かとストレスをため込み勝ちな人は、こまめにストレスを発散するようにしましょう。特にスポーツは、ストレスの解消にもなり、血行も促進されるのでおすすめです。頭皮マッサージも血行を良くしますので、お風呂上りなどに時々行うと良いでしょう。生え際が後退してきた、薄毛になってきた、というのは大変ショックな事ですが、諦めずに対策していくことで、改善することができます。
AGAの特徴について。AGAは進行性のハゲです。