電動自転車は雨に濡れても大丈夫?
電動自転車は普通の自転車と違ってバッテリーやモーターなどの機械部分が付いているので、雨に濡れるのはNGなのではないかと思いがちですが、電動自転車は雨に濡れても心配ありません。電動自転車の多くは「日常防水性能」を備えているので、通常の雨の日に使用しても故障することはありません。
ただ、通常の雨ではなく大雨などの大量の雨には注意が必要です。集中的に大量の雨に濡れてしまうと、防水性能を超えてしまい故障の原因になる可能性が高まります。もちろん、浸水させてしまうのも故障の原因になるので注意しましょう。
電動自転車の雨対策には屋内保管がおすすめ?
電動自転車の雨対策では、「屋内保管」が1番良い保管方法と言えます。暴風雨の場合、外で保管していると電動自転車が転倒し、大量の雨に浸水してしまう恐れがあります。屋内保管であれば転倒による浸水を防ぐことができます。また、雨風による「サビ」を防止することが可能です。
屋内保管は雨対策の他、「盗難対策」にも効果的です。電動自転車は高価なものなので、盗難に遭いやすいので気をつけなければなりません。雨対策にも盗難対策にもなるので、屋内にスペースの余裕があれば屋内保管をおすすめします。
電動自転車のバッテリーを雨から守るにはカバーがおすすめ?
電動自転車は大きく重量もあるので、屋内保管が難しい場合が多く、外での保管という方も少なくありません。電動自転車のバッテリーにも防水性能が備わっていますが、そのまま雨ざらしにするのは心配ですよね。大切なバッテリーを雨から守るためには、「自転車カバー」を使用するのがおすすめです。
自転車カバーは、バッテリーが濡れるのを防ぐだけではなく、日焼けやサビなどを防止し、電動自転車全体の劣化を防ぐことができます。カバーを使用すればサドルが濡れる心配もないので、お出かけ前にサドルを拭く手間も省けます。
メーカー別電動自転車専用のカバーは?
引用: http://cycle.panasonic.jp/accessories/cover/nar146/img/img_accessories_01_1.jpg
電動自転車の3大メーカーである「パナソニック」「ヤマハ」「ブリヂストン」では、電動自転車に適したカバーを販売しています。シリーズやモデル別でサイズが異なる場合があるので、持っている電動自転車に適したサイズなのか確認して購入しましょう。
パナソニック クイックサイクルカバー ロング
引用: http://cycle.panasonic.jp/accessories/cover/nsar152/img/img_accessories_01_1.jpg
26・27型シティモデルの前後バスケット付きに対応した自転車カバーです。前後なしなのでラクに取付が可能。折れ線付きなのでコンパクトにたためます。メーカー希望小売価格は3,800円(税抜)です。
ヤマハ PAS サイクルカバー2 全被りタイプ
引用: https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/lineup/shared/img/accessory/cyclecover2_full.jpg
アクセサリー装備無しのCタイプ、リヤバスケット使用時のDタイプ、リヤチャイルドシート使用時のEタイプがあります。カバー天面に縫い目がないので濡れにくいのが特徴です。メーカー希望小売価格は3,800円(税抜)です。
ブリヂストン ロイヤルサイクルカバー
引用: http://www.bscycle.co.jp/products/img/masta/option/66_pa_1.jpg
シティ車、軽快車、スポーツ車用。24~27サイズに対応し、1部20サイズにも対応しています。丈夫な生地を使用し、ばたつきを防ぐベンチレーションを追加しています。メーカー希望小売価格は4,500円(税抜)です。
まとめ:雨対策にはカバーを使用して電動自転車を守ろう!
今回は、電動自転車の雨対策についてご紹介してきました。いかがでしたか?基本的には、多くの電動自転車には防水性能が備わっているので雨の日でも使用することが可能です。バッテリーが通常の雨によって濡れることがあっても、故障の原因にはならないので安心しましょう。
しかし、長時間雨に濡れ続けたり浸水してしまうと、防水性能を超えてしまう可能性があるので、外で保管する場合には必ずカバーをかけてバッテリーや本体を守りましょう。