手荒れにはどんな薬が効く?
冬の乾燥はもちろんのこと、夏でも刺激を受けることにより、手荒れをすることがあります。特に手荒れをしているときは、普段の生活にも支障が出て、イライラしてしまうこともありますよね。そんな手荒れには、どのような薬が効くのでしょうか。まず、手荒れに効くと言われている成分について見ていきましょう。
手荒れに効く成分とは?
手荒れには様々な原因がありますが、手荒れによってできてしまった傷などを癒したり、予防するためには、主に以下の成分が有効的です。
手荒れに効く成分⑴ビタミン
体にかかる刺激により、あかぎれやヒビ割れができてしまっている人は、ビタミンが配合されている薬やクリームがおすすめです。有効的なビタミン類が配合されているので、お肌の血行を促進し、健康的な肌へと導きます。特にあかぎれにはビタミンE誘導体が良いでしょう。ビタミンEで血行促進し、肌の再生能力を高めてくれるためです。
手荒れに効く成分⑵尿素
手荒れがひどくて、皮膚がごわつき硬くなっている人は、尿素が入った薬やクリームを使うのがオススメです。尿素は、硬くなった角質を柔らかくしてガサガサを抑える働きがあります。ただし注意いただきたい人は、さらに肌荒れが悪化してあかぎれやヒビ割れができてしまっている人です。敏感肌の人も、逆に刺激となって手荒れが悪化してしまう恐れがあるので、尿素入りには注意しましょう。
手荒れに効く成分⑶ヒアルロン酸
乾燥等による軽い手荒れ、かさつきが気になる程度の人であれば、高保湿成分のヒアルロン酸やセラミドの入った薬やクリームがオススメです。有効成分がお肌の角質層まで染み渡り、外側だけでなく内側からもアプローチします。
手荒れに効く?ステロイドによる効果
手荒れに「ステロイド」を使っても良いのかどうか、悩んでる人もいるかと思います。まずステロイドがどのような効果があるのかと、副作用をしっかりと確認して、使用するときは充分注意しましょう。
ステロイドによる効果
ステロイドとは、もともと人間の体内の腎臓の上部にある「副腎」という臓器より作られたホルモンの1種なんです。これを治療薬として人工的に作ったものが、ご存知のステロイド薬。これは、荒れている肌の部分の症状を強力に抑えるため、即効性があるのが特徴的。免疫力を制御してお肌にできてしまった炎症などを抑える働きがあります。
なお、注意いただきたいのが、ステロイドはアレルギーによる炎症やかゆみを抑えるための外用薬品ということです。そのため、その他の皮膚トラブルには使えないため注意しましょう。
ステロイドによる副作用
ステロイドは、特にアトピーやアレルギー等による手荒れに効く事は分かりましたが、副作用があるため使いすぎには充分注意しましょう。主な副作用は、皮膚が薄くなってしまうことと、お肌のバリア機能が低下することです。
さらには、お肌に薄く見えている「毛細血管」が拡張してしまうことで、ヒリヒリしたり熱を感じやすくなるなどの副作用もあります。免疫力を制御するため、もちろん体の抵抗力が低下してしまいます。
【2019最新】手荒れの市販薬おすすめランキング7選
手荒れに効く薬の成分や、ステロイドについて解説してきました。次に、手荒れの市販薬でおすすめのランキングを7選ご紹介しましょう。実際に使った人の口コミも併せて参考にしてください。
手荒れの市販薬おすすめランキング⑦ピアソンHPクリーム
ピアソンHPクリームは、お肌の保湿と血行促進をしてくれる乾燥肌におすすめの薬品です。クリームタイプで伸びが良く、べたつきがないのがポイント。こちらには尿素やステロイド成分は入っていません。
気持ちが上がらないパッケージですが、水しか使えなかった肌にやっといつものコンディションが戻りつつあるので、感謝です。
手荒れの市販薬おすすめランキング⑥HPクリーム
HPクリームは、保湿や血行促進はもちろんのこと、炎症を鎮める働きもあります。そのため、軽いものだけでなく慢性的な乾燥による手荒れに効果的。こちらも尿素やステロイド成分は含まれていません。
保湿にこのクリームを使ってみたらとりあえず症状はおさまりつつあります。 このクリームが原因かはまだわからないのですが、使っている間は良くなっているのでほっとしています。
手荒れの市販薬おすすめランキング⑤フルコートF軟膏
フルコートF軟膏は、かきむしって炎症を起こした患部にも効く、ステロイド成分配合の市販薬です。ただの手荒れだけでなく、感染を起こす細菌にも有効的なのがメリット。
ステロイド成分は副作用が恐いという概念があり あまり使いたくないのですが、用法を知ると 充分な効果が得られる強さの治療薬をはじめから 使用して短期間で治す方が良いとのこと。 薄く幹部につけて1日数回塗り、数日経過。 最初は痒みがありましたが徐々に収まり 後も残らず完治しました。
手荒れの市販薬おすすめランキング④メンソレータム メディクイック クリームS
メンソレータムのメディクイッククリームSは、パッケージにもある通り手湿疹に効くと人気の市販薬です。痒くて眠れない時や、水仕事などでなかなか治らないときにおすすめ。
プツプツが痒くて痒くてたまらなかったのが、一晩で引きました! 使用して現在1週間、ほとんど治ってきました。 毎年冬になるとよく使う指や関節が赤く荒れて、 やがて手の甲全体にプツプツが広がって出てきます。
手荒れの市販薬おすすめランキング③ベルクリーンS軟膏
ベルクリーンS軟膏は、しもやけやヒビ割れ、あかぎれなど、すでに悪化している手荒れにおすすめの市販薬です。辛い痒みや痛みを抑える成分を配合。チューブタイプで、患部にも塗りやすい設計です。
本当にひどいあかぎれとしもやけにはこれが一番効きます!ハンドクリームでどうしても手に負えない場合はこれを塗れば一発で効果があります。 我が家では夜につけて手袋してそのまま寝ます。 軟膏なので、かなりベタつくため日中は不向きのため、必ず夜の方が絶対いいと思う!
手荒れの市販薬おすすめランキング②ヒビケア軟膏a
CMでもお馴染みのヒビケア軟膏aは、名前の通りひび、あかぎれのなどでできるパックリ割れにも効果的です。お肌の細胞に働きかけ、ヒビの修復促進成分パンテノールを配合。保湿成分の高いグリセリンで、お肌を保湿しながら割れた皮膚組織に働きかけます。
春なのに....なぜかパックリ割れが3ヶ所手の甲に出来て困ってました。 で、テレビで見てヒビケア軟膏を購入し、塗ってみると3日目でパックリ割れが目立たないようになってきててビックリ。
手荒れの市販薬おすすめランキング①ケラチナミンコーワ20%尿素配合クリーム
ケラチナミンコーワ20%尿素配合クリームは、商品名の通り要素が約20%配合されている、保湿効果の高いクリームです。水仕事でカサつく手や、硬くなったかかとにも効果的。尿素がお肌の角質を柔らかくするため、手荒れが悪化する前の、かさついているお肌にもオススメです。
尿素成分がかなり濃く、普段使いは皮膚が弱くなる印象。 あくまでレスキュー的に使用するのがおすすめです。 それと、あまりにもあかぎれとかひび割れの部分に使用すると、かなり成分がしみて痛いです。
薬で進行中の手荒れもしっかり対策!
手荒れに効く有効成分や、手荒れにステロイドを使っても良いのかどうか?そして、手荒れにおすすめの市販薬のランキングをご紹介してきました。手荒れやお肌の保湿を高める効果や、有効成分を配合した薬ばかりですので、症状に応じて試してみてください。